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//こちらもMVc2同様、否定的過ぎる大幅改修なので一度復元。 こちらについても一度話し合った上で編集してください。 //UMVC3部分の賛否両論点であるキャラバランスを好意的に書いたものをCOで作成。平気そうであればこちらと入れ替えてください。 *MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds 【まーぶる ばーさす かぷこん すりー ふぇいと おぶ とぅ わーるど】 |ジャンル|ファイティングアクション|&amazon(B003T9VDEG)|&amazon(B003T9VDF0)| |対応機種|プレイステーション3&br()Xbox360|~|~| |発売元|カプコン|~|~| |開発元|カプコン、エイティング|~|~| |発売日|2011年2月17日|~|~| |定価|6,990円|~|~| |判定|なし|~|~| |>|>|>|CENTER:''[[CAPCOMクロスオーバー関連作品シリーズリンク>CAPCOMクロスオーバー関連作品シリーズ]]''| |>|>|>|CENTER:''[[Marvel Comics関連作品シリーズ>Marvel Comics関連作品シリーズ]]''| ---- #contents ---- **概要 前作『[[MARVEL VS. CAPCOM 2>MARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES]]』の後、格闘ゲームブームも去り、続編は絶望的だと言われていた。~ ''それから11年…。長きに渡る沈黙を破りあのコラボレーションがついに帰ってきた!''~ 前作からキャラをほぼ一新し、システムも調整された本作は、『[[ストリートファイターIV]]』『[[タツノコ VS. CAPCOM>タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES]]』同様2.5D(3Dキャラが2Dのように戦う)仕様となった。 -本作はCAPCOM側は「動かして面白いキャラクター」、MARVEL側は「格ゲーに出しても良いキャラクター」を中心に選出されている。%%(カプコンのゴリ押しで登場したキャラクターも結構いるが…。)%% -また、本作ではMARVEL勢も女性キャラが比較的多い。 --総集編的な作品だった『MVC2』を除くと、過去作で女性キャラが一番多かったのは『[[X-MEN CHILDREN OF THE ATOM]]』の3人で、『MARVEL VS.~』の2作品はMARVEL側のプレイアブルキャラに女性はいなかった。 -初のお祭り作品となった『MVC1』では「ヴィラン(悪役)が少ない、というか不在」と言われていたが、今作は続投キャラ・新規キャラ含め双方にヴィランキャラは多い。 --特にMARVELサイドはド定番のマグニートーとDr.ドゥーム、本シリーズでカルトな人気を持つシュマゴラスに加え、新規のモードック、タスクマスター、ドーマムゥと日本ではあまり知られないキャラも登場。 --CAPCOMサイドはベガこそ不在だが、豪鬼とウェスカー、そして洗脳されたジルが参戦している。 #region(今回の登場キャラクター) ''MARVELサイド'' -ウルヴァリン(X-MEN) --「MARVEL」コラボ唯一の全作皆勤を果たしたお馴染みのミュータント。 --前作での不遇が嘘のような調整がかかり、飛び道具相手でも戦いやすくなった。が、相変わらずサポート面だけは微妙。 ---性能の高さだけでなく安定性も高く、プロは結構メンバー入りさせている。今作の強キャラの一角。 --DLC衣装はウェポンXの強化兵士実験体。 -アイアンマン --スーツのデザインが原作や映画に近くなり、スリムになった社長。 --%%ポンコツ%%プロトンキャノンが対空に打てるようになった。しかしさすがにそればかりでは芸が無いと思ったのか、新兵器HCも登場。高機動型の射撃タイプに近い。 --DLC衣装はアイアンパトリオット。%%これ確かに社長が作った同系統スーツでも中の人社長じゃないんだけど…。%% --ちなみに本作のアイアンマンのテーマは『MVC1』のウォーマシン(さらに元を辿れば『[[MARVEL SUPER HEROES]]』のアイアンマンBGM)のアレンジ。 -ハルク(超人ハルク) --いつも通りスピードもあるパワータイプ。地上で追い討ちのできるHCが便利。 ---一部の技にアーマーが付いているため相手の攻撃を無視して反撃できるなど、とにかく一発の火力が高い高火力キャラだが、そういったネタがばれるとちょっと涙目。 ---もともと「理性が飛ぶほど強い」と言う設定らしく、原作の展開に準拠し本作も「ハルク強い!ハルク殴る!」と、こんな調子の片言。 -デッドプール(X-MEN) --本作のイロモノ枠その1。''「『第四の壁』を破っている((演劇用語で「舞台役者が観客に見られていることを自覚している」ことを意味する。つまり、デッドプールは「自分がコミック/ゲーム世界の住人であることを認識している」のだ。))」''という設定を生かし、本作でもメタ発言満載。 ---「&color(,yellow){挑発ボタン!}」と言いながら挑発したり、コナミ版『X-MEN』(AC/1992)の英誤ネタがあったり、交代リアクションが妙に長かったり、''エリアルで昇龍拳かましたり((「上げた膝が逆で普通のアッパーカットになってる」という間違い含めて原作コミックの再現。ちなみにあちらではウルヴァリンを挑発するために使っており、シカトされたのを見て煽ってきた一般女性が餌食になっていた。))、当て身投げ系Lv3HCを決めると上下のゲージを引っこ抜いて振り回したり、負けたら「&color(,yellow){そのボタンじゃねえだろおおおおお!}」と文句を言ったり、勝ってもこっちに寄って文句を言って来たり''。 //シャドーキャットというのは間違いだったのか ---テーマBGMにボーカルが付いているが、その歌詞は彼のキャラクター性と同様に意味不明の電波ロック。 --性能的には必要なものは全て揃っているバランス型。アシストが居ればやりたい放題だが、逆にアシストが居ないとちょっと心細い程度の基本形。シュマちゃんとの相性がとても良い。 --DLC衣装はケーブル風。&color(,yellow){今回ケーブルは出ないと思ってただろ……} -キャプテン・アメリカ --ブレないMARVEL古参。使い勝手もいつも通りだが、本作ではシールドを落とさなくなった。 ---しかし基本性能は全体的に低めで2段ジャンプも削除されてしまい下位キャラ止まり。永パを持っている事が発覚したがそれでもやっぱり下位脱出ならず。 ---ただ「(MVC3の他キャラと比べて)性能が低い」だけであって、性能自体はごく普通で使いやすい部類。盾を持っているだけあって飛び道具を無効化しつつ突っ込めるのは唯一無二のデカイ長所。 ---『ULTIMATE』では2段ジャンプが復活するなど、大幅に強化された。 --DLC衣装は初代バッキーにキャプテン・アメリカの称号を譲った後のスティーブ・ロジャーズ。 -ドクター・ドゥーム(ファンタスティック・フォー) --ご存じ悪魔博士。今作はボイスのテンションが異様に高く、やたら空耳が多い。ダダッボンダダッダダッフッ''フッダーイ'' ''ハイシンダー''!ディスゲイムイズオウヴァ!! --射撃重視キャラだが、近接戦でも急降下技「フットダイブ」(フッダーイ)の暴れ潰し性能が極めて強力。Lv3HC「ドゥームズタイム」(ハイシンダー)のおかげで爆発力もバッチリ。 ---崩しもそこそこできてコンボも超出来るが、逃げる相手を追うのは苦手で、逆転力には欠ける。だがアシストのひとつ「ヒドゥンミサイル」は最強クラスの性能を誇る。 -スーパースクラル(ファンタスティック・フォー) --マーベルユニバースのスーパーヒーローチーム「ファンタスティック・フォー((アメコミでは最古参・大人気・超重要な四人組のヒーロー達。))」の能力全てを持った男。スクラルとは部族のことで、本名はクラート。((有り体に言ってしまえば「スーパーサイヤ人」のようなものである。)) ---四人一組が前提のファンタスティック・フォーは格闘ゲームに参戦させるのが難しいという事から、MARVELから代替として紹介されることによって参戦が叶った。 --攻撃面は高いが防御面は脆い速攻タイプ。 -ソー(マイティ・ソー) --何故今まで出なかった(『MVC1』でサポート出演のみ)のか分からないぐらい、本場アメコミ界では定番の雷神。最近映画化もし、MVCも今回から本格参戦。 --攻撃力はあるが動作が重い重戦車タイプで、体力は単独トップ。…しかしあんまりにも鈍重で使いづらく、HCもコンボに組み込まないと使いにくい。しかも''挑発伝説じみた技まで持っているため「ンーさん」と呼ばれる始末''。 ---一応ブチ当たった時の火力は高く補正切りバグ要員として活躍もできるためワンチャンはある。決して弱いわけじゃないんだからね… --DLC衣装はコミック初登場時の衣装。映画を見た人は勘違いしがちだが、デフォ版が最新。 -ドーマムゥ(ドクター・ストレンジ) --このゲームに出るまで、日本での知名度がすさまじく低かったダークディメンジョンの王。 --HCの削り能力が高いゲージ依存型キャラ。通常の戦闘もこなせるっちゃこなせるが、ガチの遠距離タイプなのでゲージが無い時に近寄られると辛いものがある。 -X-23(NEW X-MEN) --バタ臭さ薄めの美少女キャラ。信じられないがこう見えてウルヴァリンのクローン。口語だと名前が呼びにくいので本名の「ローラ」とも呼ばれる。 --プレイ感としてはウルヴァリンのスピードをさらに強化して体力と火力を削った感じ。 ---手数は多く、コンボ火力も上々。相手の交代出現時ガー不ネタはかなり強いがHCゲージが3本要る。 -スパイダーマン --おなじみにしていつも通りのスピード型波動昇龍系蜘蛛男。 ---ウェブグライドという移動技を手に入れ、空中ダッシュと合わせて映画版さながらの高機動も可能になったが、今まで通りの器用貧乏。 -モードック(キャプテン・アメリカ) --イロモノ枠その2。&font(b,24){顔}。%%よくこんなの出したな。%% --バリアーからの中・遠距離の戦闘が中心となる。ジャンプが特殊で常に飛行状態なため、低空高速中段も可能だったりと近距離戦でも結構いける。 ---見た目通り癖は大変に強いが使いこなせれば結構ネタも豊富。''KILL! KILL!!'' -マグニートー(X-MEN) --前作4強の一人。相変わらず小足の出が早く、コンボ・めくりの鬼に変わりはない。 ---それどころか''どこにいようとサーチして当たる''擬似全画面のLv3HC「グラヴィティスクイーズ」追加でさらに強くなったような…。 ---もちろん最強キャラなんじゃないかとも言われる強キャラの一角―――と思われたが、オンライン対戦での最大の敵・''ラグの前に屈する''。とにかくマグニートーはオンラインでのラグが酷いのだ。 --マグニートーのDLC衣装は、後述する都合上で配信中止となった。%%エリック・ザ・レッドで良かったのに。%% -シーハルク --マヴカプ初の非ミュータント女性キャラ。ハルクの従妹。 --ハルクよりも軽快な動きで場を圧倒できるが、凄まじくHCに癖が強い。 ---読み合いネタが豊富。マブカプ全米トッププレイヤー曰く「相手の心折りたかったらシーハルクだね」。 --DLC衣装は弁護士らしくスーツ。 ---エンディングでは、『UMVC3』に先駆けてCAPCOM代表の弁護士ナルホドくん(と御剣検事)と法廷で顔を会わしている。 -ストーム(X-MEN) --これまた前作4強の一人。本作は最新の衣装で登場。 ---ダブルタイフーンが出るのが遅くなったが、使い勝手は前作とほぼ同じ。さすがに前作の謎の攻撃判定は修正されたが。 ---性能は前作より落ちたものの全画面HCもあり、変わらず「安心と信頼の二番手」ポジションとして活躍できる。 -フェニックス(X-MEN) --本作唯一の故人、ジーン・グレイさん…&u(){と良く似た他人。} --必要な物は揃っており、高性能飛び道具の数々と移動技で場を荒らしまわることが可能だが、''体力がソーの1/3''と言う超絶紙耐久。しかし…(後述) -タスクマスター(アベンジャーズ) --デッドプールと腐れ縁の傭兵兼凄腕プロ教官だが、正義だ悪だの前に金が全ての銭ゲバヴィラン。 ---実在する才能『&ruby(フォトグラフィック・リフレックス){写真的反射}』(一度見た技を完璧に模倣するスキル)の持ち主であるため、何だかどこかで見た技が多い。 ---何故か本作では「我輩」「である」口調という翻案がされている。そのためなんかギャグキャラっぽくなっているが、実際はシリアスなキャラなので賛否両論。 --攻めに回った際の使い勝手が良く、コンボ性能が非常に高いため火力も優秀。いざとなったら当身技もある。 ---ところがLv3HCがないので爆発力は少し物足りない。安定感の高さとアシストの万能性から1番手または2番目が適している。 -センチネル(X-MEN) --今回も来てしまった前作最強。今回はよく喋る。 --相変わらず通常攻撃で体力を削り、非常に有能な飛び道具やHCを持つ。しかも一部技にアーマーが付いていたりコンボもお手軽高火力だったりの旧1強。 ---しかしアップデートで体力が約3割も減らされウルヴァリン以下になってしまった。それに今回は相性不利の付く相手がやけに多い。 -シュマゴラス(ドクター・ストレンジ)(DLC) --イロモノ枠その3。''カプコンのゴリ押しによりDLCで滑りこみ参戦し、今回もやはり日本語限定で「でシュ」「まシュ」口調。'' ---アシスト絡みで良相性の誰か同様に第四の壁を認識できる事が明かされた。でもタブー視してるのであえてそう見せないあたりはやはりカオスディメンションの神というべきか。 --ようやく目からビーム系の飛び道具をゲット。ダウン追い討ちも可能なので便利。でもやっぱり癖があるので使う人を選ぶ。 ---アシストの性能が高いので一部キャラとの相性がとても良い。 --DLC衣装はクォゴス。''キモい…'' -ギャラクタス(ファンタスティック・フォー)(ラスボス) --&font(b,red){惑星を主食}とするコズミック・ビーイング(宇宙規格生命体)の一体であり、マーヴルコミック最強クラスのヴィラン。VS.CAPCOMシリーズ恒例の巨大ボスだが、そのスケールはアポカリプス、オンスロート、アビスなどの倍を超える。 ---まずライフゲージを共有しているヘラルド((ギャラクタスの従者の呼称。ゼロのエンディングで登場するシルバーサーファーはその1人。))となったドーマムゥ、ドゥーム、ウェスカー、豪鬼の内いずれか2人と戦い、倒すとギャラクタスとの戦いになる2部構成。 ---超巨体を生かしての叩きつけやビーム、そして初見殺しの全画面即死等、攻撃の強烈さも前作までとは一線を画する。しかもいつも通り被ダメージと時間制限がヘラルド戦から引き継がれるので思った以上にシビア。 --以前『MVC1』でもボス候補に上がっていたが「奴は宇宙の神に等しい存在で、格闘家なんぞに殴られて負けるキャラじゃない」と言う理由でMARVELに却下された経緯を持つ。~ ただし近年はヒーロー側のパワーインフレが進んできたことによって追い詰められ瀕死になる・1対1で善戦されるなど、かつてほどの絶対的な威厳の描写が薄れたこともあり、ついに登場と相成った。 ''CAPCOMサイド'' -リュウ([[ストリートファイター]]) --やはりカプコンサイドもいつものお馴染み。…のバランス型と思いきや、本作ではついに''真空波動拳が軌道まで変えられるようになった''。 ---飛び道具もほとんど打ち消せるおかげで、真空波動拳による遠距離でのプレッシャーが半端無く重い。付いたあだ名が''真空おじさん''。 ---しかし『タツカプ』で使えた2段ジャンプや空中ダッシュが使えなくなってしまっており、基本性能は低め。それも相まって『普通に格ゲー''してしまっている''』事を最大の弱点として挙げられる。 ---『ULTIMATE』ではどういうわけか''強化HC『波動覚醒』を筆頭に、『連波動拳』『爆波動拳』『波動昇龍拳』『真・波動拳』『真・竜巻旋風脚』といった新技が大量に登場''。 --DLC衣装はまさかのストI衣装。 -モリガン([[ヴァンパイア>ヴァンパイアセイヴァー]]) --こちらも『VS.』系作品ではお馴染みのサキュバス。初めて声優が変更され、田中理恵女史が担当。 ---性能的には今までに出たコラボ作品を全部足して作品数で割った平均的な感じ。ただし防御力は平均レベルにまで上昇。~ 今作では主に分身技アストラルヴィジョンを使った弾幕戦法で相手を封殺する事を得意とする。 ---下記のバージョンアップ版『UMVC3』にて上方強化され、キャラランクトップに躍り出た。 --DLC衣装は勝利ポーズの私服。 -クリス・レッドフィールド([[BIOHAZARD 5]]) --%%ゴリス呼ばわりされている%%『5』仕様で登場。 ---様々な武器を使った戦闘でどんな距離でもこなせるが、近接技の性能はあまり高くない。 ---しかし多様かつ優秀な銃火器のおかげで遠距離戦のスキルはなかなかのもの。 --DLC衣装は初代『[[BIOHAZARD]]』の物。 -ダンテ([[デビルメイクライ3]]) --『デビルメイクライ』シリーズからようやく登場のスタイリッシュデビルハンター。『3』準拠。日本語CVはアニメ準拠の森川智之氏。 --とにかく必殺技の数が非常に多く、殆どがつながる。何でも揃っているため適当に暴れていても強い。 ---しかも無印は補正もかかりづらく、コンボも火力もガンガン伸びる。それを抜きにしても強キャラの1人。 ---『ULTIMATE』ではクレイジーなコンボ火力こそ落とされたものの、繋ぎ易さは向上。更にアシストの1つ「ジャムセッション」がかつてのコレダーのような対空能力を持っているため、まだまだ強キャラ一角。 --DLC衣装は父スパーダの衣装。HCでデビルトリガーするとちゃんと魔族版のスパーダに変身! -フェリシア(ヴァンパイア) --スピードタイプのキャットウーマン。その代わり飛び道具の技がほとんど無いのでとことん接近戦しなければならないインファイトキャラ。 ---しかし接近さえしてしまえば、怒涛の攻めを可能とするHC「キティ・ザ・ヘルパー」で相手を封殺することも可能。 --ヴァンパイアキャラの例に漏れずCVが変更され、阿澄佳奈女史が担当。「体表の模様は彼女の地毛(つまり'''実質全裸''')」という設定のせいでアメリカのサイトでは規制がかかっている。 ---PVでも同様で、無印版では始終ハガーの背中に張り付き胴体前面部は見せられず、『ULTIMATE』でもやはりシュマゴラスに張り付いていて顔と手しか見えないように工夫されているなどかなりの徹底振りである。 --DLC衣装は『[[バトルサーキット]]』よりイエロービースト。 -春麗([[ストリートファイターII]]) --お馴染みその2。スピード型。 ---前作同様空中HCを持たないが、代わりに百裂脚がやたら強く、コンボに立ち回りにと大活躍で、空中戦も問題無い。~ しかし防御力が『ストIV』時よりもさらに下げられ、モリガン以下になってしまった。 --DLC衣装はストZEROのスポーツウェア衣装。 -トリッシュ([[デビルメイクライ2]]) --ダンテの相棒。『DMC2』の仕様なのか、魔剣スパーダを背負って登場。日本語CVはダンテと同じくアニメ準拠の田中敦子女史。 ---余談だが、ダンテ・トリッシュの日本語声優は過去にリュウ・春麗をそれぞれ担当していたりする。 --トラップの設置技を駆使したトリッキーな攻めが中心となる。魔剣スパーダを飛ばすHC「ラウンドトリップ」も固めに大活躍。 ---単身火力がいまいち伸び悩むのが難点か。 -アマテラス([[大神]]) --『大神』から登場の犬(狼)。ついに4足動物が参戦(神様だけど)。筆調べやカウンターのイズナ落とし等、こっちもスタイリッシュわんこアクションで戦う。 --超スピードと器の使い方が鍵となる小型・少体力のテクニカルタイプ。使いこなすことさえ出来ればかなりの高性能を発揮できる上位ちびキャラ。 ---センチネルの天敵。加えて全画面攻撃HCも持ち、問題児・ダークフェニックス相手にも何とかなったりするなど、尖った性能のキャラに対する相性が良い。 --DLC衣装はヴァンパイアのガロンのコスプレ。 --全体的にデジロック・ハードコア調の攻めたBGMが多い中で、アマテラスのテーマ「太陽は昇る」は和風トランスとも言える美しいサウンドに仕上がっている。 -ビューティフルジョー([[ビューティフルジョー]]) --『タツノコ VS. CAPCOM』から引き続き、原作通りの3頭身そのまんまで登場。今回はヒーロー達と共演してご満悦の様子。 --機動力が高い波動昇龍型なので、癖は無い。しかし他のキャラに比べてちっこいため、リーチに不安あり。 --タツカプと違い、CVがアニメ準拠の関智一氏に変更された。 -トロン・ボーン([[ロックマンDASH]]) --『ロックマンDASH』代表。『[[MVC2>MARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES]]』から続投。 --アシストでのグスタフファイアが特に強いが、突進技なども優秀で自力でもかなり攻められる。 -アルバート・ウェスカー(BIOHAZARD 5) --こちらも『5』仕様の猛スピードアタッカー。外して得にはならんがグラサンも外せるという細かい仕様(ULTIMATEでは能力が上昇するように)。 ---コンボ性能・追い討ち性能が秀逸。アシストとしても活躍できる。 --DLC衣装は初代『BIOHAZARD』で着ていたS.T.A.R.Sの戦闘服。 -ネイサン・スペンサー(バイオニックコマンドー/[[ヒットラーの復活 TOP SECRET]]) --バイオニックアームを伸ばしたり叩き付けたりして戦うパワフル&トリッキーキャラ。~ 火力は抜群、立ち回りに使える技も一通り揃っては居るが、癖が強かったりコンボが難しかったり。アシストで使いづらいのも難点。 ---HC「バイオニックランサー」は無敵が長い上に突進スピードも速く、割り込みにコンボにと大活躍の主力技。 --ゲーム内ギャラリーでは初出作品が「トップシークレット」表記だが、これは避けられない大人の事情にかけたもの。タイトルから察して頂けると思うが。 --DLC衣装は「マスターD復活計画」ないし3D版でリンク要素として選択出来る衣装。 -アーサー([[超魔界村]]) --『魔界村』のアクションそのままに参戦。癖のあるジャンプ。鎧も脱げます。武器は『超魔界村』準拠。 --優秀な飛び道具が多く揃っているカプコン側の飛び道具ファイター。ただし機動力に関しては2段ジャンプ以外は軒並み平均以下。近づかれたら…頑張れ。 --DLC衣装は極魔界村の魔の鎧。 -ゼロ([[ロックマンX]]) --ジョーと同じく『タツカプ』から継続参戦。SVC出演と違い、すっかり『ロックマンX』シリーズ代表扱いのイレギュラーハンター。 --波動昇龍突進技、牽制に迎撃、崩しと一通り揃っている初心者にも扱いやすいキャラ。息もつかせぬ連撃で敵を圧倒する。HC「幻夢零」はLv3なだけあってほぼ全ての飛び道具をかき消す超強力飛び道具。 ---HCは日本語技名だが、''英語版のCVジョニー・ヨング・ボッシュ((DMC4主人公のネロと同じ声優が演じている。ちなみに日本語CVは置鮎龍太郎。))による発音がとてもうまい''と好評。 --BGMは『[[ロックマンX2]]』よりゼロのテーマ。 --エックスが陰で泣いている…と思ったが、なんとDLCコスチュームとして間接的に登場を果たした。((余談だが海外からもエックスの登場を希望する声が多かった。今回のDLCはエックスを出すことができなかったお詫びなのかもしれない。残念ながらボイスなどは変わらない。))ちなみにカラーチェンジでフォルテ、ロクゼロ、X1のエックス等を意識したカラーも。 -クリムゾン・ヴァイパー([[ストリートファイターIV]]) --『ストIV』から参戦。海外向けに作られたキャラ((しかし海外『ストIV』ではさほど人気が出なかったらしい。))だけに「『ストIV』の時よりイキイキしている」と評判。 ---原作仕込みのシステム・セービングアタックも使いこなす。ガチンコのインファイターで、一度近づいてしまえばこちらのもの。 ---しかし原作さながらに飛び道具やミドルレンジ以上の牽制はほぼ皆無で、どうやって近づくかが鍵。 -マイク・ハガー([[ファイナルファイト]]) --ザンギエフを抑えいよいよ格ゲー再登場の市長。((ハガーは一度、参戦予定だった企画が没になったことがある。)) --[[マッスルボマー>マッスルボマー (SFC)]]の活躍から投げキャラのイメージが強いが、本作ではファイナルファイトよろしく打撃が要点。 ---パイプも健在どころかメイン技。ダブラリすると体力が減るが、ヴァイタルソースが100%残る上無敵なのでアシで使えば全く問題無い。 --DLC衣装はファイナルファイトタフ版のオールバックロン毛ポニテ&スパッツ。 -豪鬼([[スーパーストリートファイターIIX>スーパーストリートファイターII#id_84402a78]]) --拳を極めし者。リュウよりも積極的に攻めるキャラ。 --立ち回り全般が強く、火力も高い。またそのためXファクターとの相性も抜群。 --前作の不遇が嘘のよう。特に操作時・アシスト時共に竜巻斬空脚が強すぎるため、アシスト竜巻で飛んで来ては帰って行く…という光景が非常に多く、付いたあだ名が''竜巻おじさん''。代名詞の瞬獄殺も結構簡単に出る。 --HC『滅殺豪波動』『天魔豪斬空』は''弾幕とビームの使い分けが可能。''%%奇しくも[[ゲーメストで誤植されたことがあるゲーム>怒首領蜂]]に似た仕様。%% --DLC衣装はなつかしのメカ豪鬼。 -レイレイ([[ヴァンパイアハンター]]) --これまた声が変わったキョンシー。CVが早見沙織女史に変更され、ついでに突然一人称が変わりボクっ娘に。何があった。 //((歴代レイレイは全員別人なので、今回のレイレイの口調が従来と違うのも不思議ではないが。)) //↑『セイヴァー』のレイレイは『ハンター』の転生後のため、魂自体は同一人物 --離猛魂後のアシストが止まらない。HCが全部追い討ち可。しかしそれ以外の性能はかなり低い。 -ジル・バレンタイン(BIOHAZARD 5)(DLC) --案の定『5』仕様となり、本作では格闘重視で参戦。 --彼女のミッション10は''やばすぎるくらい鬼畜な難易度''で有名。 --DLC衣装はファンには馴染み深い『[[BIOHAZARD 3>BIOHAZARD 3 LAST ESCAPE]]』のカジュアルコスチューム。ただし洗脳装置はそのまま。 #endregion **ゲームモード -シングルモード --従来の対CPU戦モード。本作は従来から1戦減り、6戦後にラスボス(ギャラクタス)と対戦する。そのため、1プレイで38人中18人と戦うことになる。 --難易度は5段階に調整可。また、通信対戦の設定も可能で、待っている間CPU戦…と言ったアーケードライクなプレイも可能。 --最大難易度でしか入手できない称号もある。 -ミッション --キャラクターにそれぞれ10種類ずつミッションが用意されている。最初は必殺技を出すだけだが、後の方になる度に複雑なコンボが要求される。 --半分及び全てクリアすれば称号がもらえる。但しジルの最終ミッションは地獄を見る。 -トレーニング --読んで字の如く。ここでもCPUと疑似対戦可能だが、低難易度設定でも結構的確に、そして熾烈に攻めてくる。 -ネットワークモード --いわゆる通信対戦。ロビーを作る以外でこのモードにはあまりお世話にならないだろう。 -ギャラリーモード --ムービー・キャラ紹介・モデル・ED・イラスト・音楽等を鑑賞するモード。 --キャラ紹介では能力まで見れる。お気に入りキャラの意外な一面が見れるかも? **本作の新要素・変更点 -操作方法 --『[[タツカプ>タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES]]』+αといった感じで、弱・中・強とS(スペシャルアタック)の攻撃ボタン4つ+控えメンバーを呼び出すためのパートナーボタンが2つの計6ボタン制。 --スペシャルアタックは主にエリアルレイヴに関するボタン。地上で使えば相手を空中に浮かせるエリアル始動技・空中で使えば相手を地面に叩きつけるエリアル終了技をワンタッチで繰り出せる。 --パートナーボタンに関する「ヴァリアブルアシスト」「ヴァリアブルアタック(交代)」「ヴァリアブルカウンター(ガードキャンセル交代)」「ヴァリアブルコンビネーション(合体攻撃)」「スナップバック」などといったシステムはほぼ前作と同じ。 ---交代はボタン同時押しからボタン長押しに変更されている。 -チームエリアルコンボ --エリアルレイヴ中にレバー+Sボタンと入力すると、控えのキャラクターと交代しつつ空中コンボをさらに続ける事ができるシステム。~ 前作からのディレイドハイバーコンボとは異なり、攻勢のままゲージ消費せず交代できる。叩き付けた方向によってダメージが大きいorハイパーコンボゲージが一気に増えるといった特殊な効果も発生する。 ---ただしエリアルに持ち込まなければ発動できないという前提条件がある。また発動時に相手に対応する方向と同じコマンドを入力された場合、チームエリアルカウンターが発生し、交代できずに小ダメージを受けて弾き返される。 -Xファクター --本作を象徴するシステム。弱+中+強+S同時押しで試合中に1回だけ使えるパワーアップ技。~ 技のダメージや動作スピードが上がり、操作中キャラのヴァイタルソース(減った体力ゲージが赤く残った部分。通常は控え中のみ回復し、次に出撃すると消滅)を復元する効果がある。 --''ロック技以外の全行動をキャンセルして発動可''という特性もあり、連続技の繋ぎに使って致命的なダメージも狙える。 --また、''ダウンしている仲間の数が多いほど強くなる''(強化倍率と効果時間が上昇)ため、最後の1人になったあとのXファクターは逆転の可能性が十二分にある。 -その他 --ヴァリアブルアシスト中の被ダメージが1.5倍に増加。分かりやすく言えば''アシストが2ゲージ分ハイパーコンボを食らえばほぼ間違いなく死ぬ''。 ---このため、前作のように適当に強いアシストを呼ぶとそこを狙われて屠られるという結果にもなるため、アシストを呼ぶために状況を読む必要性が上がった。 --一部の能力強化系のハイパーコンボは、使ってから交代してもその効果が残るようになった。 ---さらに控えにいる間は効果時間タイマーが止まったままのため、通常より強力なアシストとして呼び出すことが可能。前作のサイトラックバグをそのまま採用したような仕様。 **評価点 ***操作面 -エリアルレイヴに関するボタンを独立させたことで、連続技・必殺技が非常にやりやすくなっている。 -さらに操作面を簡略したシンプルモードがあり、難しい操作は嫌だけどキャラを動かしたいという人にも遊べる。 --必殺技入力対応時間そのものも前作より広めになっている。 ***バランス面 -「全体的にどのキャラもどこかしらおかしい長所がある」「Xファクターでどのキャラもチャンスが掴める」等のピーキー調整のおかげか詰んでいる組み合わせは無く、「弱キャラでも結構何とかなる」と言われる。%%[[デジャヴとか言わない。>北斗の拳 (AC)]]%% --これまで(後のストライダー飛竜や一部のアシスト専門を除き)非常に弱かったCAPCOM勢が大幅に強化されたのも評価点と言える。MARVEL上位陣はそのへんを叩き潰さんばかりに更に強かったりもするのだが、今回はCAPCOM勢にもダンテやアマテラスといった強キャラはいる。 ***演出面 前作で削られた様々な要素の復活・新たな要素の追加。 -最初の掛け合い・勝利台詞・個別EDが復活した。 --意外な組み合わせもあるため、全部の組み合わせを試してみてもいい。 --台詞自体もそのキャラクターの性格が端的に表されている。%%社長うぜえと思ったら負けである。%% -戦闘中の掛け合いも非常に豊富。 --本作は前作から声優の大半を一新しており、さらに非常に戦闘中の台詞が多い。 ---MARVELキャラは基本的に、前作が出てから放映されたアニメ(海外限定)での声優が当てられている。 ---また、MARVELコラボでは珍しく、声優被りが日本語・英語共に非常に少ない。被っているのはウルヴァリンとタスクマスター・Dr.ドゥームとシュマゴラスの2組のみ。 --CAPCOM側キャラもヴァンパイアのキャラが3人とも新たな声優になったり、原作ゲームに日本語ボイスが無いキャラにもしっかり日本語の声優が担当している。 ---うちDMCのダンテとトリッシュ、ビューティフルジョーはアニメ版からのCVとなった。 ---元から変わっていないのはストIV組とゼロ、トロンくらい。 -交代時は、基本的には交代する相手の''本名''を呼んでくれるが、特別な呼び方も非常に多い。 --キャプテンアメリカは大概のキャラから「キャップ」と呼ばれるが、センチネルはAIに愛称が登録されていないのか全キャラフルネームで呼ぶ、~ 逆に''豪鬼だけはどのキャラクターの名前も呼んでくれず''「小童!」「小娘!」「怪(あやかし)!」「木偶!」「傀儡!」といった感じ…などなど。 -CAPCOMキャラに限り、音声を日本語と英語の2種類から''キャラクターごとに変更可能''。『バイオハザード』や『デビルメイクライ』シリーズなど、原作に合わせて一部キャラは英語設定がデフォルトとなる。 ***音楽 -音楽も好評なアレンジが多い。 --MARVEL側は過去の『VS.』シリーズからの楽曲が中心だが新曲も多い。一方CAPCOM側は登場キャラの出展作品の楽曲のアレンジが中心となっている。 --方向性としては『ストIV』を更に攻撃的・激しくしたデジロック・ハードコア系のサウンド。 ---一方でアマテラスのような別方向のジャンル、トロンのテーマのように原曲に忠実な曲も存在する。 **賛否両論点 -コンボゲー --本作はどのキャラも先行入力が利きやすかったり拾い直しやすかったりと連続技が非常に繋がりやすくなっており、前作以上に全体的なコンボゲー寄りに。 --コンボゲー特有の快感をもたらす一方で、弱攻撃を当ててそこからのコンボで体力が6割以上、場合によっては10割まで持って行かれるという具合の調整のため、全体的にゲーム内容が大味になっている原因ともなっている。 --但しコンボ補正は威力以外でも((例えばHIT数が増加すると威力減少のみならず、受け身やダウン回避がされやすくなり、ダウン復帰も早くなる等のデメリットが発生する。))多く設けられている。 ---従来の格闘ゲームで良くあるHIT数補正を始め、コンボ中で2度以上使用した技にきつい威力補正がかかる((この辺りは極端に技の種類が多いダンテのコンボダメージが突出している要因にもなっているが。))・2度以上ダウン追撃するとすぐに受身を取られる・バウンド効果はコンボ中に1度までしか発揮されないなどの同技補正システム等も健在。 --また、ラグに基本コンボが左右されやすいキャラも何人か居る。例としてはマグニートー、デッドプール、X-23等。 -あまりに強すぎるラス1Xファクター --強化具合が非常に大きく、持続時間も''45秒''。何か引っかかったら確実に一人倒せるレベル。それが3回も続くだけで試合がひっくり返ってしまうため、これでは事故ゲーだという意見もある。 --そのためか『ULTIMATE』では大幅に弱体化され、20秒しか持続しなくなった。 -キャラ選出の評判はクロスオーバーものには付き物であるため割愛。 --カプコン側は『ストリートファイター』から4人(その内『II』シリーズ登場が3人)、『ヴァンパイア』『バイオハザード』からそれぞれ3人ずつ(『ULTIMATE』ではバイオが4人、『デビルメイクライ』から3人)、~ マーヴル側も『X-MEN』から7人、『アベンジャーズ』系から6人(『ULTIMATE』では8人)、『ファンタスティック・フォー』の敵キャラがボス含め3人と作品が偏っていたりするのが若干賛否アリか。 --選出されたキャラの他にも検討されていたキャラは居たようだ。その一部は『ULTIMATE』にて登場している。 -MARVEL側のキャラクターが英語音声固定 --イメージが壊れないという声もある反面、カプコンキャラクターのように日本語音声も選択可能にして欲しかったという意見も。 --これまでのカプコン製MARVEL格闘ゲームでもMARVEL側のキャラは全て英語音声限定だった。 **問題点 -通信対戦は観戦なし。 --そのため、ルームに入った場合、自分の対戦まで延々と待たされることに…。 --パッチでの実装も告知されていたが、結局パッチが来る事は無く、調整版の『ULTIMATE』で実装される事に。 ---なお、パッチ実装が出来なかったのは、「PSNの情報流出問題でネットワーク機能が制限されていたためと東日本大震災が起こってしまったのが大きな理由」と本シリーズのプロデューサーを務める新妻プロデューサーが語っている。DLCが2キャラで終わってしまったのもそれが理由。 -フェニックスの事故ゲーぶり --本作は何度かのバランス調整が行われ、当初問題だったセンチネルと他キャラの差は小さくなったのだが、フェニックスは極端に賛否の多いキャラであった。 --彼女の体力は前述したとおり異常に低い。が、彼女には''作中唯一のLV5HCである「ダークフェニックス覚醒」''が存在し、~ HCゲージが5本満タンで体力が0になった際に自動発動し、周囲を吹き飛ばしつつ「スピードアップ」「一部必殺技の性能向上」「''通常攻撃で飛び道具発生''」という大幅強化状態で復活する。 --発動後のデメリットは体力が徐々に減り、投げなどのロック技の被ダメージが1.2倍になるなど。ところが減った体力はヴァイタルソースとして残るので、X-ファクターと併用するとこのスリップダメージが打ち消されてしまう。~ しかもXファクターの強化倍率も他キャラより50%大きい(最大でそれぞれ攻撃力200%/スピード150%)ため、持ち前の異常な攻撃力と画面制圧力で''全盛期のセンチネルすら一瞬で灰と化す''・''残り一人の状態からそのまま3タテ''なんて事にも…。 --当時の対策方法は弾幕を縫って隙を突き1コンボで殺す、覚醒直後の隙にLV3HCを直にぶち込む、ダークフェニックス覚醒をさせずに殺す、HCゲージが溜まってしまったらフェニックスを殺さずスナップバックするか逃げ回る、など。~ しかしどの対処法もかなり困難で、よっぽど対策が取られていない限りは相手の事故を待つしかないのが現状だった。 ---EVO2011での優勝者もフェニックス使いだった。 ---この状況は『ULTIMATE』にて「相手が覚醒した瞬間、Xファクターを絡めた無敵技を差し込んで吹き飛ばしを回避しつつ、対空投げのHCで即死させる」という対策連携が確立されるまで続いた。 -バグ --やはりいくつかバグがある。 --代表的かつ実践的なのが「補正切り」バグ。ディレイドハイパーコンボ((操作キャラのHC発動中、控えキャラのHCコマンドを入力することで控えキャラがHC発動と共に交代として現れるシステム。))を空振りしてから通常攻撃を当てると何故かコンボ補正が切れるというバグ。可能なキャラは限られるものの容易に糞火力を生み出せるバグであり、全世界で猛威を振るう事となる。 ---ただ「このぐらいのクソバランスのほうがMVCらしい」といった意見も多かったり、当初最弱キャラ候補だったソーは「ハイパーコンボの一つが投げなのでどんな状況でも空振れる」(=確実に補正切りコンボに繋げられる)おかげで株が上がったりもしている。 ---しかし当然ながらバグなので次回作『ULTIMATE』では修正された。 ---- *ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3 【あるてぃめっと まーぶる ばーさす かぷこん すりー】 |ジャンル|ファイティングアクション|&amazon(B005HN1QVM)|&amazon(B005HN1QZS)|&amazon(B005N4K6SY)| |対応機種|プレイステーション3&br()Xbox360&br()プレイステーション・ヴィータ|~|~|~| |発売元|カプコン|~|~|~| |開発元|カプコン、エイティング|~|~|~| |発売日|【PS3/360】2011年11月17日&br()【PSV】2011年12月17日|~|~|~| |定価|【PS3/360】4,990円&br()【PSV】Vitaカード版:4,800円 / ダウンロード版:4,300円|~|~|~| |判定|なし|~|~|~| |>|>|>|>|CENTER:''[[CAPCOMクロスオーバー関連作品シリーズリンク>CAPCOMクロスオーバー関連作品シリーズ]]''| |>|>|>|>|CENTER:''[[Marvel Comics関連作品シリーズ>Marvel Comics関連作品シリーズ]]''| **概要(UMVC3)  12人のキャラクター、新しいゲームモードを追加しバランスを調整した調整版。 **変更点・評価点(UMVC3) -キャラクターの追加。 #region(追加キャラクター) ''MARVELサイド'' -ホークアイ(アベンジャーズ) --タスクマスターに技だけ受け継がれていた弓の名手。実はソーの映画にも少しだけ出ている。 --アクロバティックな機動力と様々な弓矢で差し込みや牽制に長ける。1ゲージHC『ギムレット』も相手をサーチし一瞬で端まで届く非常に優秀な性能。 ---火力の低さ、切り返し手段の乏しさなどの弱点も少なからずあり、器用ではあるが万能ではない。しかしクセも無く使いやすさの点では結構優秀なので、貧乏ではない。 --Lv3HCでは世界最小のヒーロー・アントマンも登場。 -ゴーストライダー --『MVC2』のブラックハートに代わって参戦。 --異常なリーチの長さを誇る鎖を使った打撃攻撃で独特な立ち回りを形成するが、この手の長距離打撃キャラ(いわゆるダルシムタイプ)のお約束として機動力は高くなく、近寄られると厳しい性能を持つ。 ---しかしゴーストライダーの代表技でもあり、リーチの長い高性能Lv.3投げHC『贖罪の目』のおかげで、近距離でもゲージがあるとかなりの脅威となる。 -ドクター・ストレンジ --シュマゴラスとドーマムゥに遅れ、無印版ではカメオ出演だったが晴れて参戦決定。 --様々な飛び道具を持つ遠距離戦向けキャラクター。特に1ゲージHC『ヴィシャンティの秘術』の性能は抜群。アシストとしても非常に優秀なので、ゲージを溜めてからの2,3番手としてはうってつけのキャラクター。 ---しかし近距離戦はかなり苦手で、下段技もしゃがみ大攻撃のみと崩し手段も乏しい。また遠距離攻撃も相手の飛び道具を打ち消すのには向いていないものが多く、シューティング合戦にもあまり向いておらず、ワープや飛行を上手く用いた立ち回りが要求される。~ 但し一発でも入ってしまえばコンボ能力・運び能力はかなりのもので、MvC2時代のアイアンマンを思い出させる永パの鬼。通称「''インパッパおじさん''」。 -アイアンフィスト(アベンジャーズ) --こちらも無印版ではカメオ出演だったニューアベンジャーズの一人。 --見た目通りのガッチガチの近接戦キャラで、相手に接近できたときの攻撃性能は凄まじい。 ---反面やはり遠距離や逃げ戦法に対しては弱いインファイタータイプ。 -ノヴァ --宇宙を股に掛けて戦うヒーロー。その正体は宇宙のパワーを手に入れた高校生。 ---ボイスのテンションが高く、一部で[[アーイ>アカツキ電光戦記 Ausf.Achse]]のような人気を得ている。 --高い機動力と攻撃性能を武器に攻める攻撃型のキャラ。突進性能も非常に高いため扱いやすく、コンボ火力も申し分ない。ヴァイタルソースを消費して一部の技を強化するという、『タツカプ』の「バロック」のような事も出来る。 ---ただし大振りな技がほとんどで、技の出のスピードで負けたり確定反撃をもらったりしがちなのには注意。 -ロケットラクーン(スターロード/ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー) --マーヴル古株ながら相当に知名度の低かった%%タヌキ%%アライグマ。外見とは裏腹にかなり荒っぽい性格。 ---2014年に原作コミック「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」の映画版国内放映で一躍人気者に。そちらでは「ロケット」と呼ばれる。 --高い機動力に加え、豊富な設置技・飛び道具で立ち回る、ジョー・アマテラスとは違ったタイプのトリッキー&クレバーなちびキャラ。ちなみにその2名との相性は良い模様。 ---各種トラップを使ったセットプレイは非常に嫌らしく強力だが、その一つの「丸太」こと「ペントゥラム」が特にアシストとして優秀。世界大会で優勝した選手もこの「丸太アシ」を使いこなしていた。 ---ゲージを使えば見た目によらず火力も高く、Lv3HCの%%液キャベ%%「ザ・ロッキーラクーン」も高性能。アシスト+大将としての運用がハマり役。 ---しかし体力は75万、全キャラ中ワースト2位(1位は特例のフェニックスなので実質のブービー)の脆さで防御面は不安が多い。ちびキャラなので食らい判定がだいぶ小さいのが救いか。 ''CAPCOMサイド'' -レッドアリーマー([[魔界村]]) --魔界村でお馴染み最強の雑魚。とあるクロスオーバーでのラスボス出演のみならず主役を務めるACTスピンオフを3タイトルも持っていたりする人気者。 --挙動は原作再現のものが多く、変則的な機動の突進や飛行にやっかいな飛び道具で立ち回る、テクニカルな挙動のキャラ。 ---機動力の高さやアシストを絡めたガー不のおかげで立ち回りは強いが、コンボ火力はぼちぼちで防御性能も低め。~ 変則性故に使い手にも強いクセを感じられるため、扱いこなすにはある程度の練習が不可欠となるテクニカルキャラ。 -ストライダー飛竜([[ストライダー飛竜]]) --高いキャラ人気に応じて参戦。追加キャラの中では唯一『MVC2』からの復活キャラ。 --相変わらずのラッシュ力と機動力や変幻自在の移動手段、そして相変わらずのLv.3HC『ウロボロス』で凶悪な攻めを可能とするラッシュキャラ。 ---崩し性能とアシストは強力だが、ワンコンボの火力が最底辺になった割に操作が忙しく、また体力が低めなため安定感が無い。~ アシストとラス1Xファクター+ウロボロスは非常に強力だがそれ以上を求められると途端に要求される技量が上がることになる。 ---過去作で強さを支えてきたチェーンコンボの火力が落ちたことやウロボロスが3ゲージ技になったこと、相対的に各種必殺技の性能が上がったことで「先鋒向け荒らしキャラ」から「大将向けテクニカルキャラ」へと変化した。 --CVは『MVC1』『MVC2』までと同じくうえだゆうじ氏が担当。 --DLC衣装はマフラーのない「飛竜1」時代の再現。 -ネメシスT-型(BIOHAZARD 3) --まさかの『バイオ』枠4人目。通称「追跡者」。 --見た目通りの重火力キャラ。しかしダッシュの移動距離が長くスピードも速いため見た目に反した高い機動力を持つ。コマ投げを絡めた補正切りが強力で1発刺されば大きく体力を持っていける。 ---ただ大振りな攻撃が多く、適当にアーマー技を振り回していると確定反撃を貰う事も多い。HCも尽くが使いづらく、至近距離での差し合いに負けたりもする。その辺りは小回りの効かないキャラ。 -バージル(デビルメイクライ3) --『DMC』枠3人目。高いキャラ人気を獲得し参戦。ダンテと同じく『3』準拠。 --ダンテほどの手数の多さは無いながらも、負けず劣らずのハイスペックな技達を持つ。個々でまとまっているだけに操作も非常に簡単で、しかも見切りにくい崩し手段によって暴力的な攻撃性能と爆発力を誇る。 ---ゲージ依存度は高いが、ゲージが溜まった状態だと固め・崩し・コンボと何でもござれでまさに脅威。ゲージとファクターを残したラス1バージルに大逆転された事なんざ良くあること。 ---体力が85万と低めな事や出現攻めに対処しづらい事、ゲージかXFが無いとフォローの利かない大振りな攻撃が多い事、ノーゲージ時のゲージ稼ぎに向かない上にやる事も少ないといった点が、数少ないながらも大きな弱点か。 -成歩堂龍一([[逆転裁判>逆転裁判シリーズ]]) --『逆転裁判』の主人公・弁護士ナルホドくん。圧倒的なキャラ人気と参戦要望に応え、まさかの出演を果たしたサプライズ枠。 ---元々が非戦闘員なので''ほぼ全ての近接攻撃が日常動作''という綺麗な[[''憲麻呂''>MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER]]。単純性能は滅茶苦茶に弱く、しゃがみ弱攻撃なんかは完全に密着していないと当たらないほど。 ---しかし運良く「証拠品」を拾う事が出来て、「異議あり!」を当てることが出来れば一発逆転可能な「逆転モード」に移行が可能。ここでゲージとXFがあれば近接遠距離何でもこなす最強キャラと化す。特定の証拠品もあれば最早ダークフェニックスなど比ではない。%%又の名をダークフェニックスライト%% ---この状態でのみ使えるLv.3HC『逆転裁判』に至っては''全画面に発生0F((コマンド入力が完成した瞬間=暗転と同時に攻撃がヒットする。餓狼MOWよろしく、相手はその瞬間に無敵かガード状態でない限り必中。))・ダウン追い討ち可能・非XF時でも威力60万''というとんでもない性能を持つ。 ---ただし「効果的な証拠品」を拾うことが出来るかどうかには運が絡み、2秒で3つ揃うこともあれば10回探しても全部外れという事もザラ。~ そのうえ「異議あり!」も発生が遅く当てるには工夫が要るため極めて強いアドリブ性・ロマン要素が前提にあるキャラである。 ---一部の技ではマヨイちゃん(助手の霊媒師の少女)や裁判長、ミサイル(警察犬)も登場。全キャラ中BGMを2曲持っている。((通常時は「成歩堂龍一~異議あり!」だが、逆転モード変化時に「追求~追い詰められて」に変化する。))逆転ファン感涙物。~ ---[[モンスターハンター]]のネタも混じっており、「偽の証拠品にアイルーが混ざっている」「低確率で肉を引いてモンハンの回復音が鳴る」等のファンサービスが。 --CVはそれまで演じてきた巧舟氏、近藤孝行氏ではなく、鳥海浩輔氏が担当(『[[ストライダー飛竜2]]』『[[NAMCOxCAPCOM]]』の飛竜と同じ)。マヨイちゃんは残念ながらボイス無し。 --DLC衣装はまさかのリュウちゃんセーター。真宵ちゃんは『蘇る逆転』に登場するヒロイン・宝月茜''風のカラー''。%%どうせなら制服にしてあげればいいのに。%% ---通常のカラバリもナルホドくんとマヨイちゃんで逆転キャラやゴーストトリックの再現となっている。(ついでにミサイルは「大神」の八犬士+アマ公+ガロン) -フランク・ウェスト([[DEAD RISING]]) --国内初の18禁CSゲームにてゾンビゲームの雰囲気を覆した、戦うカメラマン・フランクさんが『タツカプ』に引き続き待望の参戦。BGMは何故かアダム(ピエロのサイコパス)の戦闘BGM。 --以前『タツカプ』に参戦した時は「フランクにしては大人しすぎる」という意見が多かったためか、今作では性能を一新。 ---特定必殺ワザ「スナップショット」でコンボヒット数を経験値に変換し、スキルレベルを上げて必殺技・ハイパーコンボの性能を上げられるという特性を持つ。~ レベルが低いうちはかなり器用貧乏な気があるが、コンボを写真に収められれば攻撃面・防御面共に超強化。~ ただ効率よくレベルを上げるにはヴァリアブルコンビネーションなどの積極的な使用も視野に入れ、チーム編成も踏まえて考える必要があるのが悩みどころ。 ---残念ながらイチモツ潰しと小型チェーンソー((BGMの元の持ち主であるピエロ・アダムの使っていた武器。原作ではお手軽かつ最強武器といわれている。))はないが、代わりに「2」に登場するパドルソーを使える。原作のおまけ要素よろしくコブンをハイパーコンボで持ち出してくるお茶目さも。 --日本語版CVはジャック・バウアーの吹き替えや二代目毛利のおっちゃんでお馴染みの小山力也氏が担当。さながらパニック映画吹き替えの雰囲気そのもの。 --DLC衣装はタツカプでも披露したメガマンコス。 #endregion --出場希望の多かったストライダー飛竜の復活や、アメコミのド定番キャラであったDr.ストレンジ、ゴーストライダー等の参戦は多くのファンを喜ばせた。 ---ゴーストライダーとフランク・ウェストは無印版でも出場が検討されていたが、それぞれ「原作再現の点で納得できるキャラに仕上げるのが難しい・手間がかかる」との事でボツになった経緯がある。 ---海外からの参戦希望の声が強く『タツノコvsカプコン』でも参戦が検討されていたナルホドくんも、「明確に動作を見せる原作法廷パートの再現だけでは格闘ゲームとして難がある」という理由で没だった。 -全体的なバランスの調整。 --一応調整する気は有るのか一部キャラを除いて性能の均衡化が図られており、補正切りバグの修正なども含めキャラバランスは前作よりもさらに良くなっていると思われる。 --横チームエリアルを決めた際、相手のハイパーコンボゲージを減らすようになった。 -オンライン対戦での『観戦モード』の追加。 --無印版でパッチによる実装が告知されていたが結局無しになってしまった観戦システム。 --もともと(意図的に)滅茶苦茶に片足を突っ込んだようなバランスのゲームであり、他人の事故ゲーぶりや破天荒な試合展開を見る楽しみもあるため、観戦モードは熱望されていた。 -一部キャラクターへの技の追加。 --スペンサーの『降り注ぐ死』など原作ファンに嬉しいものから、サイクロップスの代表技『オプティックブラスト』が何故かヴァイパーに追加されたりと様々。 -キャラクターカラーも増加。また既存のカラーが調整しなおされたものもある。 --ただコスチューム追加やキャラ追加の都合で中には削除されたものも。 -戦闘前後の台詞にも字幕が付くようになった。 ***ゲームバランス(UMVC3) 突出したキャラはいるものの、過去作に比べればキャラ・チーム単位での選択肢は多い。 -先鋒向けキャラで特に強力なのはゼロ、モリガンの2キャラ。 --ゼロは攻撃性能やゲージ回収等を始めあらゆる要素が強いハイスペックなキャラクター。HC「双幻夢」による理不尽なまでの弾幕やコンボ、壁際に追い詰めてしまえば「雷光閃」のループコンボ…と自分から攻めることに関してはトップクラス。 --モリガンは逆に無印ではパッとしないキャラだったのだが、「''アストラルヴィジョン中にゲージが溜まる''」という仕様に加えソウルフィスト→飛行→ソウルフィスト→飛行解除…のループで弾幕を貼るキャラに変貌。トッププレイヤー曰く「''立ち回りのみで相手を完封できる''」と言われる。 ---但しこの2キャラはどちらも変則的ながらスタンダードな波動昇竜タイプではあるものの、性能を完全に引き出すためにはそれなりにループコンボやレバテクが必要になり「初心者が適当に使っただけで強い」というわけではないので注意。(特にモリガン) -中堅・大将、及びアシストとして評価が高いキャラはDr.ドゥーム、バージルの2キャラ。いわゆるドゥーバーコンビ。 --Dr.ドゥームはβアシスト「ヒドゥンミサイル」が非常に強力。相手を追尾する複数のミサイルを発射する技だが発生が保障されているため、出すだけで相手にガードさせて拘束することが可能。ドゥーム本人も逃げる相手を追うのが苦手なこと以外は立ち回り・撃ち合い・コンボと総合力が非常に高い。ちなみにα「プラズマビーム」とγ「モレキュラーシールド」も強力と言われており、チーム構成や相手との兼ね合い次第ではこれらも選択肢に入る。 --バージルはゲージ回収力こそほとんど持たないが、HCの性能がトップクラスに暴力的なので、主に大将として運用される。アシストもそれなりに強力。元々のキャラ人気に加えて魅力的な爆発力や使い易さもあり、やはり使用率も高い。 ---ゼロ・モリガンと違い操作難易度も低く、初心者から上級者・トッププレイヤーまで使用率がダントツに高い。%%両者とも原作時点で大人気キャラなので「昔から好きでした」が通用し易いというネタ要素も。%% ---トッププレイヤーですら「''勝ちたければDrドゥームとバージルを使え''」と発言していたほど。ゲームの解答としては「ゼロかモリガン(もしくはその他先鋒向けキャラ)、Dr.ドゥーム、バージル」というチームが定石か。 -その他マグニート、ノヴァ、スペンサー、ウェスカー、Dr.ストレンジ、ストライダー飛竜等の評価が高く、ガチ戦での使用率も高い。また、無印版で大暴れしたフェニックス、ダンテ、アマテラスも下方修正こそされているが、それぞれの強みは健在で上位キャラに入るという声も多い。 --とある日本のトッププレイヤーは「ノヴァ・Drストレンジ・スペンサー」というチームを起用。また「ゼロ・ダンテ・バージル(通称''ゼロメイクライ'')」等、上記ドゥーバーを使わないチームも多く開発されており、選択肢はそれなりに広い。バージルをあえて先鋒に置くプレイヤーも存在。 -下位キャラのソーやスパイダーマン、リュウなどに上方修正が入るなどまともな部分はあるが、下位キャラだったレイレイがそのままだったり、中位のトリッシュや下位のアイアンマンがさらに弱体化されている。 -ナルホドくんは''キャラランク最底辺の公式ネタキャラ''扱い。過去作でいうダンやロールちゃんのような「意図的に弱くされたキャラ」に近いながらギャンブル的な強みはある。 -なお、2012年のアトランタ世界大会「FINAL ROUND XV」では日本のクソル選手が''ビューティフルジョー・フランク・ロケットラクーン''((3キャラとも中堅~準強ほどの実力。2012年当時はまだフランクの性能やロケットラクーンのアシスト性能は認知されていなかった。ただし件のプレイヤーはあの『戦国BASARA X』の筋金入りの愛好家として国内で知られていた方だが。))という地雷チームで優勝していたり、EVO2014においてもジャスティン・ウォン選手がウルヴァリン・''ストーム''・豪鬼((準強キャラクラスのウルヴァリンと強アシストの豪鬼はともかく、MVC2元最強キャラだったストームは中堅に抑えられている。本人曰く「ストームが好きだから」「僕のプレイスタイルに一番しっくり来る」とのこと。))という最上位キャラ不在チームで優勝、EVO2015においてもKane BlueRiver選手が''ハルク・センチネル・ハガー''という脳筋チーム((3人とも尖った長所のある中堅レベルで、打撃特化のパワータイプしかいないため得手不得手がハッキリ出る、安定しづらいチームである。ちなみに同大会ではベスト4にバージル、ゼロ、モリガンが一人もいなかったが、ドゥームは残りの3人が使用))で優勝。ドゥーバーが絡まないチームもしっかり結果を残している。 -全体的に各キャラの強みがはっきりしており、Xファクターなど強力な共通システムもあるため大なり小なり「''やりこめば勝てる''」というゲーム性になっているといえる。 //最上位キャラを抜き出してピックアップしつつ、選択肢の広さを好意的にアピールしてみた。ゼロメイクライに関しては文面的にインパクトが強かったので書いてみたかっただけです。 **追加ゲームモード(UMVC3) -HEROES & HERALDSモード --マーヴル、カプコンのキャラクターが描かれた「サポードカード」により様々な能力を付与できる新しいゲームモード。無料アップデートにより追加。 ---多種多様な能力付与によりただでさえぶっ飛び気味なこのゲームを更にクソゲー(もちろん褒め言葉)にする事が出来る。オンライン対戦も可。 ---サポートカードも、両側共に今作参戦が叶わなかった人気キャラが揃っており、特性を再現したものもちらほら。~ ゲームの特性的にメインメンバーとして参加しにくい『[[モンスターハンターシリーズ]]』や『[[ブレスオブファイアシリーズ]]』のキャラもカードとして参戦。「ブロディア」の出展が『[[パワードギア>パワードギア STRATEGIC VARIANT ARMOR EQUIPMENT]]』だったり、ファンならニヤリとくること間違いなし。 --ヒーロー陣営かヘラルド陣営かを選択し、オフでは全領地の制圧、オンでは敵陣営と対戦してポイントを稼ぎ勝利を目指す。 ---オンの戦況は一週間ごとに区切られており、一度陣営を決定したらその週は変更できない。 ---前の週が参加した陣営が優勢で終わった場合は、報酬に全身銀色のヘラルドカラーをもらえる。 **賛否両論点(UMVC3) -やっぱりキャラ選出の賛否はあるがいつもの事なので割愛。余談だがもう少しキャラを追加してから出す予定もあったそうな。 **問題点(UMVC3) -''無印版発売から一年と経たずに完全版ともいえる本作が発売されてしまった点。'' --値段その物が無印版と比べ安くなっているが、やはり一年も経たず(発表時期で考えるともっと短い)かなりの要素を追加した新作として売り出した事などに不満が集まっている。 --目ぼしい追加要素は新キャラクターや新モード、それと観戦機能の追加であり、「アップデート/DLCじゃダメだったのか」といった声は多い。ただ、前述のようにPSNの問題と震災が起こった影響でデータの手直しを出来なかったという事情もある。 -''どういうわけか一部キャラのエンディングが簡略化されている。''無印版では多くのセリフを割いてプレイヤーを楽しませてくれていたものが、たった一言二言になってしまっていたりと、かなり意味不明な削減がされている。 --トロンあたりは、マーブルキャラのセンチネルをコブン42号呼ばわりしていたため、マーブル側の逆鱗に触れた可能性もなくはない。が、それならば別のエンディングを用意するなどできなかったのだろうか? --クリスに至ってはもはやエンディングと呼べるのかどうかさえわからない。このバージョンだけ見た場合完全に意味不明なエンディングになってしまっている。 -オン対戦しにくいHEROES & HERALDSモード --トレーニングモード中に対戦待ち受けできない。対戦したいときはマッチングするまでひたすら待つのみ。 --これのせいで早くから過疎が始まっていた。発売から時間が経った2016年現在、対戦できたプレイヤーは両陣営合わせても週に10人程度ということも。 --悪いことにオン対戦の勝利報酬でしか手に入らないサポートカードがある。今では入手は絶望的。 --実績・トロフィーには関わらないが、カード収集率とオンで獲得したポイントはゲーム内称号に関わる。 -マグニートーのアレンジコスチュームが無い --正確にはデータ上は存在するが、諸事情で使用不可。 --この衣装は原作で出てきた時点で問題が発生していて、無印でも使用不可。『ULTIMATE』でも別のアレコスが用意されたりせず、結局マグニートーのアレコスは無いまま。 --なお、ある操作をすることで選択できるバグがあったが発覚してすぐに修正されている。 *総評 -格ゲーには実績のあるエイティング製だけあって、キャラゲーとしての質は非常に高い。適当に技を出すだけでもド派手な動きが展開されていくシリーズの長所はしっかり受け継いでいる。過去シリーズの「カプコンキャラは(飛竜を除いて)弱い」という、一種の問題点もクリアしている。%%但し強いと言われるキャラの殆どはアクションゲー出身であるが。%% -一方、ガチの対戦ゲームとして見るとコンボで瞬殺上等と言わんばかりの癖の強いバランスであり、オンライン対戦の敷居は非常に高い。~ しかしながら前作のようなキャラ性能の大きな偏りは無く、それを活かしたチーム単位での戦略の多彩さは一部のプレイヤーからは好評。かの『北斗の拳』や『[[戦国BASARA X]]』をちょっと丸めたような世界が展開されていると見て相違なく、賛否両論の分かれやすいゲームと言えるだろう。 -初期版にはバランスに難があり、それを事情があったとはいえDLCとして対応せず短期間での完全版商法に踏み切ったことには批判が大きく、ファンの継続的な獲得には成功できたとは言い難い。~ 無論、現在買うなら完全版である『ULTIMATE』一択である。 --ただし前述のようにエンディングに違いがあるため、本来の形のエンディングを見たい場合に限って言えば、無印側を選択する余地はある。 *その後の展開 -MARVELとの契約終了に伴い、2014年6月に本体ダウンロード版の配信は両機種共に終了となった。(19日のインサイドで発表) -さらに2015年、同様の理由で''DLCの販売が終了してしまい、シュマゴラスとジルを新規で購入することが不可能''になってしまった。 //配信終了直前の値下げセールで買ったんだけど、ジルもシュマゴラスもDLできたけど? //2016年現在では完全にDLC終了なので、追記。 -- *余談 -「FINAL ROUND XV」でロケットラクーン・ジョー・フランクのチームで優勝した日本人プレイヤー「クソル」氏は、その後ロケットラクーンのグッズを製造・販売しているメーカーの広報から謝辞をもらったという。「ガーディアンオブザギャラクシー」映画化もあり、ロケットラクーンは有名キャラの仲間入りを果たした。 --スパイダーマンでダークフェニックスを瞬殺するパターンは前に動画サイトにアップされてはいたが、大会でのダークフェニックス瞬殺初達成は氏のフランクによるものだった。
//こちらもMVc2同様、否定的過ぎる大幅改修なので一度復元。 こちらについても一度話し合った上で編集してください。 //UMVC3部分の賛否両論点であるキャラバランスを好意的に書いたものをCOで作成。平気そうであればこちらと入れ替えてください。 *MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds 【まーぶる ばーさす かぷこん すりー ふぇいと おぶ とぅ わーるど】 |ジャンル|ファイティングアクション|&amazon(B003T9VDEG)|&amazon(B003T9VDF0)| |対応機種|プレイステーション3&br()Xbox360|~|~| |発売元|カプコン|~|~| |開発元|カプコン、エイティング|~|~| |発売日|2011年2月17日|~|~| |定価|6,990円|~|~| |判定|なし|~|~| |>|>|>|CENTER:''[[CAPCOMクロスオーバー関連作品シリーズリンク>CAPCOMクロスオーバー関連作品シリーズ]]''| |>|>|>|CENTER:''[[Marvel Comics関連作品シリーズ>Marvel Comics関連作品シリーズ]]''| ---- #contents ---- **概要 前作『[[MARVEL VS. CAPCOM 2>MARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES]]』の後、格闘ゲームブームも去り、続編は絶望的だと言われていた。~ ''それから11年…。長きに渡る沈黙を破りあのコラボレーションがついに帰ってきた!''~ 前作からキャラをほぼ一新し、システムも調整された本作は、『[[ストリートファイターIV]]』『[[タツノコ VS. CAPCOM>タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES]]』同様2.5D(3Dキャラが2Dのように戦う)仕様となった。 -本作はCAPCOM側は「動かして面白いキャラクター」、MARVEL側は「格ゲーに出しても良いキャラクター」を中心に選出されている。%%(カプコンのゴリ押しで登場したキャラクターも結構いるが…。)%% -また、本作ではMARVEL勢も女性キャラが比較的多い。 --総集編的な作品だった『MVC2』を除くと、過去作で女性キャラが一番多かったのは『[[X-MEN CHILDREN OF THE ATOM]]』の3人で、『MARVEL VS.~』の2作品はMARVEL側のプレイアブルキャラに女性はいなかった。 -初のお祭り作品となった『MVC1』では「ヴィラン(悪役)が少ない、というか不在」と言われていたが、今作は続投キャラ・新規キャラ含め双方にヴィランキャラは多い。 --特にMARVELサイドはド定番のマグニートーとDr.ドゥーム、本シリーズでカルトな人気を持つシュマゴラスに加え、新規のモードック、タスクマスター、ドーマムゥと日本ではあまり知られないキャラも登場。 --CAPCOMサイドはベガこそ不在だが、豪鬼とウェスカー、そして洗脳されたジルが参戦している。 #region(今回の登場キャラクター) ''MARVELサイド'' -ウルヴァリン(X-MEN) --「MARVEL」コラボ唯一の全作皆勤を果たしたお馴染みのミュータント。 --前作での不遇が嘘のような調整がかかり、飛び道具相手でも戦いやすくなった。が、相変わらずサポート面だけは微妙。 ---性能の高さだけでなく安定性も高く、プロは結構メンバー入りさせている。今作の強キャラの一角。 --DLC衣装はウェポンXの強化兵士実験体。 -アイアンマン --スーツのデザインが原作や映画に近くなり、スリムになった社長。 --%%ポンコツ%%プロトンキャノンが対空に打てるようになった。しかしさすがにそればかりでは芸が無いと思ったのか、新兵器HCも登場。高機動型の射撃タイプに近い。 --DLC衣装はアイアンパトリオット。%%これ確かに社長が作った同系統スーツでも中の人社長じゃないんだけど…。%% --ちなみに本作のアイアンマンのテーマは『MVC1』のウォーマシン(さらに元を辿れば『[[MARVEL SUPER HEROES]]』のアイアンマンBGM)のアレンジ。 -ハルク(超人ハルク) --いつも通りスピードもあるパワータイプ。地上で追い討ちのできるHCが便利。 ---一部の技にアーマーが付いているため相手の攻撃を無視して反撃できるなど、とにかく一発の火力が高い高火力キャラだが、そういったネタがばれるとちょっと涙目。 ---もともと「理性が飛ぶほど強い」と言う設定らしく、原作の展開に準拠し本作も「ハルク強い!ハルク殴る!」と、こんな調子の片言。 -デッドプール(X-MEN) --本作のイロモノ枠その1。''「『第四の壁』を破っている((演劇用語で「舞台役者が観客に見られていることを自覚している」ことを意味する。つまり、デッドプールは「自分がコミック/ゲーム世界の住人であることを認識している」のだ。))」''という設定を生かし、本作でもメタ発言満載。 ---「&color(,yellow){挑発ボタン!}」と言いながら挑発したり、コナミ版『X-MEN』(AC/1992)の英誤ネタがあったり、交代リアクションが妙に長かったり、''エリアルで昇龍拳かましたり((「上げた膝が逆で普通のアッパーカットになってる」という間違い含めて原作コミックの再現。ちなみにあちらではウルヴァリンを挑発するために使っており、シカトされたのを見て煽ってきた一般女性が餌食になっていた。))、当て身投げ系Lv3HCを決めると上下のゲージを引っこ抜いて振り回したり、負けたら「&color(,yellow){そのボタンじゃねえだろおおおおお!}」と文句を言ったり、勝ってもこっちに寄って文句を言って来たり''。 //シャドーキャットというのは間違いだったのか ---テーマBGMにボーカルが付いているが、その歌詞は彼のキャラクター性と同様に意味不明の電波ロック。 --性能的には必要なものは全て揃っているバランス型。アシストが居ればやりたい放題だが、逆にアシストが居ないとちょっと心細い程度の基本形。シュマちゃんとの相性がとても良い。 --DLC衣装はケーブル風。&color(,yellow){今回ケーブルは出ないと思ってただろ……} -キャプテン・アメリカ --ブレないMARVEL古参。使い勝手もいつも通りだが、本作ではシールドを落とさなくなった。 ---しかし基本性能は全体的に低めで2段ジャンプも削除されてしまい下位キャラ止まり。永パを持っている事が発覚したがそれでもやっぱり下位脱出ならず。 ---ただ「(MVC3の他キャラと比べて)性能が低い」だけであって、性能自体はごく普通で使いやすい部類。盾を持っているだけあって飛び道具を無効化しつつ突っ込めるのは唯一無二のデカイ長所。 ---『ULTIMATE』では2段ジャンプが復活するなど、大幅に強化された。 --DLC衣装は初代バッキーにキャプテン・アメリカの称号を譲った後のスティーブ・ロジャーズ。 -ドクター・ドゥーム(ファンタスティック・フォー) --ご存じ悪魔博士。今作はボイスのテンションが異様に高く、やたら空耳が多い。ダダッボンダダッダダッフッ''フッダーイ'' ''ハイシンダー''!ディスゲイムイズオウヴァ!! --射撃重視キャラだが、近接戦でも急降下技「フットダイブ」(フッダーイ)の暴れ潰し性能が極めて強力。Lv3HC「ドゥームズタイム」(ハイシンダー)のおかげで爆発力もバッチリ。 ---崩しもそこそこできてコンボも超出来るが、逃げる相手を追うのは苦手で、逆転力には欠ける。だがアシストのひとつ「ヒドゥンミサイル」は最強クラスの性能を誇る。 -スーパースクラル(ファンタスティック・フォー) --マーベルユニバースのスーパーヒーローチーム「ファンタスティック・フォー((アメコミでは最古参・大人気・超重要な四人組のヒーロー達。))」の能力全てを持った男。スクラルとは部族のことで、本名はクラート。((有り体に言ってしまえば「スーパーサイヤ人」のようなものである。)) ---四人一組が前提のファンタスティック・フォーは格闘ゲームに参戦させるのが難しいという事から、MARVELから代替として紹介されることによって参戦が叶った。 --攻撃面は高いが防御面は脆い速攻タイプ。 -ソー(マイティ・ソー) --何故今まで出なかった(『MVC1』でサポート出演のみ)のか分からないぐらい、本場アメコミ界では定番の雷神。最近映画化もし、MVCも今回から本格参戦。 --攻撃力はあるが動作が重い重戦車タイプで、体力は単独トップ。…しかしあんまりにも鈍重で使いづらく、HCもコンボに組み込まないと使いにくい。しかも''挑発伝説じみた技まで持っているため「ンーさん」と呼ばれる始末''。 ---一応ブチ当たった時の火力は高く補正切りバグ要員として活躍もできるためワンチャンはある。決して弱いわけじゃないんだからね… --DLC衣装はコミック初登場時の衣装。映画を見た人は勘違いしがちだが、デフォ版が最新。 -ドーマムゥ(ドクター・ストレンジ) --このゲームに出るまで、日本での知名度がすさまじく低かったダークディメンジョンの王。 --HCの削り能力が高いゲージ依存型キャラ。通常の戦闘もこなせるっちゃこなせるが、ガチの遠距離タイプなのでゲージが無い時に近寄られると辛いものがある。 -X-23(NEW X-MEN) --バタ臭さ薄めの美少女キャラ。信じられないがこう見えてウルヴァリンのクローン。口語だと名前が呼びにくいので本名の「ローラ」とも呼ばれる。 --プレイ感としてはウルヴァリンのスピードをさらに強化して体力と火力を削った感じ。 ---手数は多く、コンボ火力も上々。相手の交代出現時ガー不ネタはかなり強いがHCゲージが3本要る。 -スパイダーマン --おなじみにしていつも通りのスピード型波動昇龍系蜘蛛男。 ---ウェブグライドという移動技を手に入れ、空中ダッシュと合わせて映画版さながらの高機動も可能になったが、今まで通りの器用貧乏。 -モードック(キャプテン・アメリカ) --イロモノ枠その2。&font(b,24){顔}。%%よくこんなの出したな。%% --バリアーからの中・遠距離の戦闘が中心となる。ジャンプが特殊で常に飛行状態なため、低空高速中段も可能だったりと近距離戦でも結構いける。 ---見た目通り癖は大変に強いが使いこなせれば結構ネタも豊富。''KILL! KILL!!'' -マグニートー(X-MEN) --前作4強の一人。相変わらず小足の出が早く、コンボ・めくりの鬼に変わりはない。 ---それどころか''どこにいようとサーチして当たる''擬似全画面のLv3HC「グラヴィティスクイーズ」追加でさらに強くなったような…。 ---もちろん最強キャラなんじゃないかとも言われる強キャラの一角―――と思われたが、オンライン対戦での最大の敵・''ラグの前に屈する''。とにかくマグニートーはオンラインでのラグが酷いのだ。 --マグニートーのDLC衣装は、後述する都合上で配信中止となった。%%エリック・ザ・レッドで良かったのに。%% -シーハルク --マヴカプ初の非ミュータント女性キャラ。ハルクの従妹。 --ハルクよりも軽快な動きで場を圧倒できるが、凄まじくHCに癖が強い。 ---読み合いネタが豊富。マブカプ全米トッププレイヤー曰く「相手の心折りたかったらシーハルクだね」。 --DLC衣装は弁護士らしくスーツ。 ---エンディングでは、『UMVC3』に先駆けてCAPCOM代表の弁護士ナルホドくん(と御剣検事)と法廷で顔を会わしている。 -ストーム(X-MEN) --これまた前作4強の一人。本作は最新の衣装で登場。 ---ダブルタイフーンが出るのが遅くなったが、使い勝手は前作とほぼ同じ。さすがに前作の謎の攻撃判定は修正されたが。 ---性能は前作より落ちたものの全画面HCもあり、変わらず「安心と信頼の二番手」ポジションとして活躍できる。 -フェニックス(X-MEN) --本作唯一の故人、ジーン・グレイさん…&u(){と良く似た他人。} --必要な物は揃っており、高性能飛び道具の数々と移動技で場を荒らしまわることが可能だが、''体力がソーの1/3''と言う超絶紙耐久。しかし…(後述) -タスクマスター(アベンジャーズ) --デッドプールと腐れ縁の傭兵兼凄腕プロ教官だが、正義だ悪だの前に金が全ての銭ゲバヴィラン。 ---実在する才能『&ruby(フォトグラフィック・リフレックス){写真的反射}』(一度見た技を完璧に模倣するスキル)の持ち主であるため、何だかどこかで見た技が多い。 ---何故か本作では「我輩」「である」口調という翻案がされている。そのためなんかギャグキャラっぽくなっているが、実際はシリアスなキャラなので賛否両論。 --攻めに回った際の使い勝手が良く、コンボ性能が非常に高いため火力も優秀。いざとなったら当身技もある。 ---ところがLv3HCがないので爆発力は少し物足りない。安定感の高さとアシストの万能性から1番手または2番目が適している。 -センチネル(X-MEN) --今回も来てしまった前作最強。今回はよく喋る。 --相変わらず通常攻撃で体力を削り、非常に有能な飛び道具やHCを持つ。しかも一部技にアーマーが付いていたりコンボもお手軽高火力だったりの旧1強。 ---しかしアップデートで体力が約3割も減らされウルヴァリン以下になってしまった。それに今回は相性不利の付く相手がやけに多い。 -シュマゴラス(ドクター・ストレンジ)(DLC) --イロモノ枠その3。''カプコンのゴリ押しによりDLCで滑りこみ参戦し、今回もやはり日本語限定で「でシュ」「まシュ」口調。'' ---アシスト絡みで良相性の誰か同様に第四の壁を認識できる事が明かされた。でもタブー視してるのであえてそう見せないあたりはやはりカオスディメンションの神というべきか。 --ようやく目からビーム系の飛び道具をゲット。ダウン追い討ちも可能なので便利。でもやっぱり癖があるので使う人を選ぶ。 ---アシストの性能が高いので一部キャラとの相性がとても良い。 --DLC衣装はクォゴス。''キモい…'' -ギャラクタス(ファンタスティック・フォー)(ラスボス) --&font(b,red){惑星を主食}とするコズミック・ビーイング(宇宙規格生命体)の一体であり、マーヴルコミック最強クラスのヴィラン。VS.CAPCOMシリーズ恒例の巨大ボスだが、そのスケールはアポカリプス、オンスロート、アビスなどの倍を超える。 ---まずライフゲージを共有しているヘラルド((ギャラクタスの従者の呼称。ゼロのエンディングで登場するシルバーサーファーはその1人。))となったドーマムゥ、ドゥーム、ウェスカー、豪鬼の内いずれか2人と戦い、倒すとギャラクタスとの戦いになる2部構成。 ---超巨体を生かしての叩きつけやビーム、そして初見殺しの全画面即死等、攻撃の強烈さも前作までとは一線を画する。しかもいつも通り被ダメージと時間制限がヘラルド戦から引き継がれるので思った以上にシビア。 --以前『MVC1』でもボス候補に上がっていたが「奴は宇宙の神に等しい存在で、格闘家なんぞに殴られて負けるキャラじゃない」と言う理由でMARVELに却下された経緯を持つ。~ ただし近年はヒーロー側のパワーインフレが進んできたことによって追い詰められ瀕死になる・1対1で善戦されるなど、かつてほどの絶対的な威厳の描写が薄れたこともあり、ついに登場と相成った。 ''CAPCOMサイド'' -リュウ([[ストリートファイター]]) --やはりカプコンサイドもいつものお馴染み。…のバランス型と思いきや、本作ではついに''真空波動拳が軌道まで変えられるようになった''。 ---飛び道具もほとんど打ち消せるおかげで、真空波動拳による遠距離でのプレッシャーが半端無く重い。付いたあだ名が''真空おじさん''。 ---しかし『タツカプ』で使えた2段ジャンプや空中ダッシュが使えなくなってしまっており、基本性能は低め。それも相まって『普通に格ゲー''してしまっている''』事を最大の弱点として挙げられる。 ---『ULTIMATE』ではどういうわけか''強化HC『波動覚醒』を筆頭に、『連波動拳』『爆波動拳』『波動昇龍拳』『真・波動拳』『真・竜巻旋風脚』といった新技が大量に登場''。 --DLC衣装はまさかのストI衣装。 -モリガン([[ヴァンパイア>ヴァンパイアセイヴァー]]) --こちらも『VS.』系作品ではお馴染みのサキュバス。初めて声優が変更され、田中理恵女史が担当。 ---性能的には今までに出たコラボ作品を全部足して作品数で割った平均的な感じ。ただし防御力は平均レベルにまで上昇。~ 今作では主に分身技アストラルヴィジョンを使った弾幕戦法で相手を封殺する事を得意とする。 ---下記のバージョンアップ版『UMVC3』にて上方強化され、キャラランクトップに躍り出た。 --DLC衣装は勝利ポーズの私服。 -クリス・レッドフィールド([[BIOHAZARD 5]]) --%%ゴリス呼ばわりされている%%『5』仕様で登場。 ---様々な武器を使った戦闘でどんな距離でもこなせるが、近接技の性能はあまり高くない。 ---しかし多様かつ優秀な銃火器のおかげで遠距離戦のスキルはなかなかのもの。 --DLC衣装は初代『[[BIOHAZARD]]』の物。 -ダンテ([[デビルメイクライ3]]) --『デビルメイクライ』シリーズからようやく登場のスタイリッシュデビルハンター。『3』準拠。日本語CVはアニメ準拠の森川智之氏。 --とにかく必殺技の数が非常に多く、殆どがつながる。何でも揃っているため適当に暴れていても強い。 ---しかも無印は補正もかかりづらく、コンボも火力もガンガン伸びる。それを抜きにしても強キャラの1人。 ---『ULTIMATE』ではクレイジーなコンボ火力こそ落とされたものの、繋ぎ易さは向上。更にアシストの1つ「ジャムセッション」がかつてのコレダーのような対空能力を持っているため、まだまだ強キャラ一角。 --DLC衣装は父スパーダの衣装。HCでデビルトリガーするとちゃんと魔族版のスパーダに変身! -フェリシア(ヴァンパイア) --スピードタイプのキャットウーマン。その代わり飛び道具の技がほとんど無いのでとことん接近戦しなければならないインファイトキャラ。 ---しかし接近さえしてしまえば、怒涛の攻めを可能とするHC「キティ・ザ・ヘルパー」で相手を封殺することも可能。 --ヴァンパイアキャラの例に漏れずCVが変更され、阿澄佳奈女史が担当。「体表の模様は彼女の地毛(つまり'''実質全裸''')」という設定のせいでアメリカのサイトでは規制がかかっている。 ---PVでも同様で、無印版では始終ハガーの背中に張り付き胴体前面部は見せられず、『ULTIMATE』でもやはりシュマゴラスに張り付いていて顔と手しか見えないように工夫されているなどかなりの徹底振りである。 --DLC衣装は『[[バトルサーキット]]』よりイエロービースト。 -春麗([[ストリートファイターII]]) --お馴染みその2。スピード型。 ---前作同様空中HCを持たないが、代わりに百裂脚がやたら強く、コンボに立ち回りにと大活躍で、空中戦も問題無い。~ しかし防御力が『ストIV』時よりもさらに下げられ、モリガン以下になってしまった。 --DLC衣装はストZEROのスポーツウェア衣装。 -トリッシュ([[デビルメイクライ2]]) --ダンテの相棒。『DMC2』の仕様なのか、魔剣スパーダを背負って登場。日本語CVはダンテと同じくアニメ準拠の田中敦子女史。 ---余談だが、ダンテ・トリッシュの日本語声優は過去にリュウ・春麗をそれぞれ担当していたりする。 --トラップの設置技を駆使したトリッキーな攻めが中心となる。魔剣スパーダを飛ばすHC「ラウンドトリップ」も固めに大活躍。 ---単身火力がいまいち伸び悩むのが難点か。 -アマテラス([[大神]]) --『大神』から登場の犬(狼)。ついに4足動物が参戦(神様だけど)。筆調べやカウンターのイズナ落とし等、こっちもスタイリッシュわんこアクションで戦う。 --超スピードと器の使い方が鍵となる小型・少体力のテクニカルタイプ。使いこなすことさえ出来ればかなりの高性能を発揮できる上位ちびキャラ。 ---センチネルの天敵。加えて全画面攻撃HCも持ち、問題児・ダークフェニックス相手にも何とかなったりするなど、尖った性能のキャラに対する相性が良い。 --DLC衣装はヴァンパイアのガロンのコスプレ。 --全体的にデジロック・ハードコア調の攻めたBGMが多い中で、アマテラスのテーマ「太陽は昇る」は和風トランスとも言える美しいサウンドに仕上がっている。 -ビューティフルジョー([[ビューティフルジョー]]) --『タツノコ VS. CAPCOM』から引き続き、原作通りの3頭身そのまんまで登場。今回はヒーロー達と共演してご満悦の様子。 --機動力が高い波動昇龍型なので、癖は無い。しかし他のキャラに比べてちっこいため、リーチに不安あり。 --タツカプと違い、CVがアニメ準拠の関智一氏に変更された。 -トロン・ボーン([[ロックマンDASH]]) --『ロックマンDASH』代表。『[[MVC2>MARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES]]』から続投。 --アシストでのグスタフファイアが特に強いが、突進技なども優秀で自力でもかなり攻められる。 -アルバート・ウェスカー(BIOHAZARD 5) --こちらも『5』仕様の猛スピードアタッカー。外して得にはならんがグラサンも外せるという細かい仕様(ULTIMATEでは能力が上昇するように)。 ---コンボ性能・追い討ち性能が秀逸。アシストとしても活躍できる。 --DLC衣装は初代『BIOHAZARD』で着ていたS.T.A.R.Sの戦闘服。 -ネイサン・スペンサー(バイオニックコマンドー/[[ヒットラーの復活 TOP SECRET]]) --バイオニックアームを伸ばしたり叩き付けたりして戦うパワフル&トリッキーキャラ。~ 火力は抜群、立ち回りに使える技も一通り揃っては居るが、癖が強かったりコンボが難しかったり。アシストで使いづらいのも難点。 ---HC「バイオニックランサー」は無敵が長い上に突進スピードも速く、割り込みにコンボにと大活躍の主力技。 --ゲーム内ギャラリーでは初出作品が「トップシークレット」表記だが、これは避けられない大人の事情にかけたもの。タイトルから察して頂けると思うが。 --DLC衣装は「マスターD復活計画」ないし3D版でリンク要素として選択出来る衣装。 -アーサー([[超魔界村]]) --『魔界村』のアクションそのままに参戦。癖のあるジャンプ。鎧も脱げます。武器は『超魔界村』準拠。 --優秀な飛び道具が多く揃っているカプコン側の飛び道具ファイター。ただし機動力に関しては2段ジャンプ以外は軒並み平均以下。近づかれたら…頑張れ。 --DLC衣装は極魔界村の魔の鎧。 -ゼロ([[ロックマンX]]) --ジョーと同じく『タツカプ』から継続参戦。SVC出演と違い、すっかり『ロックマンX』シリーズ代表扱いのイレギュラーハンター。 --波動昇龍突進技、牽制に迎撃、崩しと一通り揃っている初心者にも扱いやすいキャラ。息もつかせぬ連撃で敵を圧倒する。HC「幻夢零」はLv3なだけあってほぼ全ての飛び道具をかき消す超強力飛び道具。 ---HCは日本語技名だが、''英語版のCVジョニー・ヨング・ボッシュ((DMC4主人公のネロと同じ声優が演じている。ちなみに日本語CVは置鮎龍太郎。))による発音がとてもうまい''と好評。 --BGMは『[[ロックマンX2]]』よりゼロのテーマ。 --エックスが陰で泣いている…と思ったが、なんとDLCコスチュームとして間接的に登場を果たした。((余談だが海外からもエックスの登場を希望する声が多かった。今回のDLCはエックスを出すことができなかったお詫びなのかもしれない。残念ながらボイスなどは変わらない。))ちなみにカラーチェンジでフォルテ、ロクゼロ、X1のエックス等を意識したカラーも。 -クリムゾン・ヴァイパー([[ストリートファイターIV]]) --『ストIV』から参戦。海外向けに作られたキャラ((しかし海外『ストIV』ではさほど人気が出なかったらしい。))だけに「『ストIV』の時よりイキイキしている」と評判。 ---原作仕込みのシステム・セービングアタックも使いこなす。ガチンコのインファイターで、一度近づいてしまえばこちらのもの。 ---しかし原作さながらに飛び道具やミドルレンジ以上の牽制はほぼ皆無で、どうやって近づくかが鍵。 -マイク・ハガー([[ファイナルファイト]]) --ザンギエフを抑えいよいよ格ゲー再登場の市長。((ハガーは一度、参戦予定だった企画が没になったことがある。)) --[[マッスルボマー>マッスルボマー (SFC)]]の活躍から投げキャラのイメージが強いが、本作ではファイナルファイトよろしく打撃が要点。 ---パイプも健在どころかメイン技。ダブラリすると体力が減るが、ヴァイタルソースが100%残る上無敵なのでアシで使えば全く問題無い。 --DLC衣装はファイナルファイトタフ版のオールバックロン毛ポニテ&スパッツ。 -豪鬼([[スーパーストリートファイターIIX>スーパーストリートファイターII#id_84402a78]]) --拳を極めし者。リュウよりも積極的に攻めるキャラ。 --立ち回り全般が強く、火力も高い。またそのためXファクターとの相性も抜群。 --前作の不遇が嘘のよう。特に操作時・アシスト時共に竜巻斬空脚が強すぎるため、アシスト竜巻で飛んで来ては帰って行く…という光景が非常に多く、付いたあだ名が''竜巻おじさん''。代名詞の瞬獄殺も結構簡単に出る。 --HC『滅殺豪波動』『天魔豪斬空』は''弾幕とビームの使い分けが可能。''%%奇しくも[[ゲーメストで誤植されたことがあるゲーム>怒首領蜂]]に似た仕様。%% --DLC衣装はなつかしのメカ豪鬼。 -レイレイ([[ヴァンパイアハンター]]) --これまた声が変わったキョンシー。CVが早見沙織女史に変更され、ついでに突然一人称が変わりボクっ娘に。何があった。 //((歴代レイレイは全員別人なので、今回のレイレイの口調が従来と違うのも不思議ではないが。)) //↑『セイヴァー』のレイレイは『ハンター』の転生後のため、魂自体は同一人物 --離猛魂後のアシストが止まらない。HCが全部追い討ち可。しかしそれ以外の性能はかなり低い。 -ジル・バレンタイン(BIOHAZARD 5)(DLC) --案の定『5』仕様となり、本作では格闘重視で参戦。 --彼女のミッション10は''やばすぎるくらい鬼畜な難易度''で有名。 --DLC衣装はファンには馴染み深い『[[BIOHAZARD 3>BIOHAZARD 3 LAST ESCAPE]]』のカジュアルコスチューム。ただし洗脳装置はそのまま。 #endregion **ゲームモード -シングルモード --従来の対CPU戦モード。本作は従来から1戦減り、6戦後にラスボス(ギャラクタス)と対戦する。そのため、1プレイで38人中18人と戦うことになる。 --難易度は5段階に調整可。また、通信対戦の設定も可能で、待っている間CPU戦…と言ったアーケードライクなプレイも可能。 --最大難易度でしか入手できない称号もある。 -ミッション --キャラクターにそれぞれ10種類ずつミッションが用意されている。最初は必殺技を出すだけだが、後の方になる度に複雑なコンボが要求される。 --半分及び全てクリアすれば称号がもらえる。但しジルの最終ミッションは地獄を見る。 -トレーニング --読んで字の如く。ここでもCPUと疑似対戦可能だが、低難易度設定でも結構的確に、そして熾烈に攻めてくる。 -ネットワークモード --いわゆる通信対戦。ロビーを作る以外でこのモードにはあまりお世話にならないだろう。 -ギャラリーモード --ムービー・キャラ紹介・モデル・ED・イラスト・音楽等を鑑賞するモード。 --キャラ紹介では能力まで見れる。お気に入りキャラの意外な一面が見れるかも? **本作の新要素・変更点 -操作方法 --『[[タツカプ>タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES]]』+αといった感じで、弱・中・強とS(スペシャルアタック)の攻撃ボタン4つ+控えメンバーを呼び出すためのパートナーボタンが2つの計6ボタン制。 --スペシャルアタックは主にエリアルレイヴに関するボタン。地上で使えば相手を空中に浮かせるエリアル始動技・空中で使えば相手を地面に叩きつけるエリアル終了技をワンタッチで繰り出せる。 --パートナーボタンに関する「ヴァリアブルアシスト」「ヴァリアブルアタック(交代)」「ヴァリアブルカウンター(ガードキャンセル交代)」「ヴァリアブルコンビネーション(合体攻撃)」「スナップバック」などといったシステムはほぼ前作と同じ。 ---交代はボタン同時押しからボタン長押しに変更されている。 -チームエリアルコンボ --エリアルレイヴ中にレバー+Sボタンと入力すると、控えのキャラクターと交代しつつ空中コンボをさらに続ける事ができるシステム。~ 前作からのディレイドハイバーコンボとは異なり、攻勢のままゲージ消費せず交代できる。叩き付けた方向によってダメージが大きいorハイパーコンボゲージが一気に増えるといった特殊な効果も発生する。 ---ただしエリアルに持ち込まなければ発動できないという前提条件がある。また発動時に相手に対応する方向と同じコマンドを入力された場合、チームエリアルカウンターが発生し、交代できずに小ダメージを受けて弾き返される。 -Xファクター --本作を象徴するシステム。弱+中+強+S同時押しで試合中に1回だけ使えるパワーアップ技。~ 技のダメージや動作スピードが上がり、操作中キャラのヴァイタルソース(減った体力ゲージが赤く残った部分。通常は控え中のみ回復し、次に出撃すると消滅)を復元する効果がある。 --''ロック技以外の全行動をキャンセルして発動可''という特性もあり、連続技の繋ぎに使って致命的なダメージも狙える。 --また、''ダウンしている仲間の数が多いほど強くなる''(強化倍率と効果時間が上昇)ため、最後の1人になったあとのXファクターは逆転の可能性が十二分にある。 -その他 --ヴァリアブルアシスト中の被ダメージが1.5倍に増加。分かりやすく言えば''アシストが2ゲージ分ハイパーコンボを食らえばほぼ間違いなく死ぬ''。 ---このため、前作のように適当に強いアシストを呼ぶとそこを狙われて屠られるという結果にもなるため、アシストを呼ぶために状況を読む必要性が上がった。 --一部の能力強化系のハイパーコンボは、使ってから交代してもその効果が残るようになった。 ---さらに控えにいる間は効果時間タイマーが止まったままのため、通常より強力なアシストとして呼び出すことが可能。前作のサイトラックバグをそのまま採用したような仕様。 **評価点 ***操作面 -エリアルレイヴに関するボタンを独立させたことで、連続技・必殺技が非常にやりやすくなっている。 -さらに操作面を簡略したシンプルモードがあり、難しい操作は嫌だけどキャラを動かしたいという人にも遊べる。 --必殺技入力対応時間そのものも前作より広めになっている。 ***バランス面 -「全体的にどのキャラもどこかしらおかしい長所がある」「Xファクターでどのキャラもチャンスが掴める」等のピーキー調整のおかげか詰んでいる組み合わせは無く、「弱キャラでも結構何とかなる」と言われる。%%[[デジャヴとか言わない。>北斗の拳 (AC)]]%% --これまで(後のストライダー飛竜や一部のアシスト専門を除き)非常に弱かったCAPCOM勢が大幅に強化されたのも評価点と言える。MARVEL上位陣はそのへんを叩き潰さんばかりに更に強かったりもするのだが、今回はCAPCOM勢にもダンテやアマテラスといった強キャラはいる。 ***演出面 前作で削られた様々な要素の復活・新たな要素の追加。 -最初の掛け合い・勝利台詞・個別EDが復活した。 --意外な組み合わせもあるため、全部の組み合わせを試してみてもいい。 --台詞自体もそのキャラクターの性格が端的に表されている。%%社長うぜえと思ったら負けである。%% -戦闘中の掛け合いも非常に豊富。 --本作は前作から声優の大半を一新しており、さらに非常に戦闘中の台詞が多い。 ---MARVELキャラは基本的に、前作が出てから放映されたアニメ(海外限定)での声優が当てられている。 ---また、MARVELコラボでは珍しく、声優被りが日本語・英語共に非常に少ない。被っているのはウルヴァリンとタスクマスター・Dr.ドゥームとシュマゴラスの2組のみ。 --CAPCOM側キャラもヴァンパイアのキャラが3人とも新たな声優になったり、原作ゲームに日本語ボイスが無いキャラにもしっかり日本語の声優が担当している。 ---うちDMCのダンテとトリッシュ、ビューティフルジョーはアニメ版からのCVとなった。 ---元から変わっていないのはストIV組とゼロ、トロンくらい。 -交代時は、基本的には交代する相手の''本名''を呼んでくれるが、特別な呼び方も非常に多い。 --キャプテンアメリカは大概のキャラから「キャップ」と呼ばれるが、センチネルはAIに愛称が登録されていないのか全キャラフルネームで呼ぶ、~ 逆に''豪鬼だけはどのキャラクターの名前も呼んでくれず''「小童!」「小娘!」「怪(あやかし)!」「木偶!」「傀儡!」といった感じ…などなど。 -CAPCOMキャラに限り、音声を日本語と英語の2種類から''キャラクターごとに変更可能''。『バイオハザード』や『デビルメイクライ』シリーズなど、原作に合わせて一部キャラは英語設定がデフォルトとなる。 ***音楽 -音楽も好評なアレンジが多い。 --MARVEL側は過去の『VS.』シリーズからの楽曲が中心だが新曲も多い。一方CAPCOM側は登場キャラの出展作品の楽曲のアレンジが中心となっている。 --方向性としては『ストIV』を更に攻撃的・激しくしたデジロック・ハードコア系のサウンド。 ---一方でアマテラスのような別方向のジャンル、トロンのテーマのように原曲に忠実な曲も存在する。 **賛否両論点 -コンボゲー --本作はどのキャラも先行入力が利きやすかったり拾い直しやすかったりと連続技が非常に繋がりやすくなっており、前作以上に全体的なコンボゲー寄りに。 --コンボゲー特有の快感をもたらす一方で、弱攻撃を当ててそこからのコンボで体力が6割以上、場合によっては10割まで持って行かれるという具合の調整のため、全体的にゲーム内容が大味になっている原因ともなっている。 --但しコンボ補正は威力以外でも((例えばHIT数が増加すると威力減少のみならず、受け身やダウン回避がされやすくなり、ダウン復帰も早くなる等のデメリットが発生する。))多く設けられている。 ---従来の格闘ゲームで良くあるHIT数補正を始め、コンボ中で2度以上使用した技にきつい威力補正がかかる((この辺りは極端に技の種類が多いダンテのコンボダメージが突出している要因にもなっているが。))・2度以上ダウン追撃するとすぐに受身を取られる・バウンド効果はコンボ中に1度までしか発揮されないなどの同技補正システム等も健在。 --また、ラグに基本コンボが左右されやすいキャラも何人か居る。例としてはマグニートー、デッドプール、X-23等。 -あまりに強すぎるラス1Xファクター --強化具合が非常に大きく、持続時間も''45秒''。何か引っかかったら確実に一人倒せるレベル。それが3回も続くだけで試合がひっくり返ってしまうため、これでは事故ゲーだという意見もある。 --そのためか『ULTIMATE』では大幅に弱体化され、20秒しか持続しなくなった。 -キャラ選出の評判はクロスオーバーものには付き物であるため割愛。 --カプコン側は『ストリートファイター』から4人(その内『II』シリーズ登場が3人)、『ヴァンパイア』『バイオハザード』からそれぞれ3人ずつ(『ULTIMATE』ではバイオが4人、『デビルメイクライ』から3人)、~ マーヴル側も『X-MEN』から7人、『アベンジャーズ』系から6人(『ULTIMATE』では8人)、『ファンタスティック・フォー』の敵キャラがボス含め3人と作品が偏っていたりするのが若干賛否アリか。 --選出されたキャラの他にも検討されていたキャラは居たようだ。その一部は『ULTIMATE』にて登場している。 -MARVEL側のキャラクターが英語音声固定 --イメージが壊れないという声もある反面、カプコンキャラクターのように日本語音声も選択可能にして欲しかったという意見も。 --これまでのカプコン製MARVEL格闘ゲームでもMARVEL側のキャラは全て英語音声限定だった。 **問題点 -通信対戦は観戦なし。 --そのため、ルームに入った場合、自分の対戦まで延々と待たされることに…。 --パッチでの実装も告知されていたが、結局パッチが来る事は無く、調整版の『ULTIMATE』で実装される事に。 ---なお、パッチ実装が出来なかったのは、「PSNの情報流出問題でネットワーク機能が制限されていたためと東日本大震災が起こってしまったのが大きな理由」と本シリーズのプロデューサーを務める新妻プロデューサーが語っている。DLCが2キャラで終わってしまったのもそれが理由。 -フェニックスの事故ゲーぶり --本作は何度かのバランス調整が行われ、当初問題だったセンチネルと他キャラの差は小さくなったのだが、フェニックスは極端に賛否の多いキャラであった。 --彼女の体力は前述したとおり異常に低い。が、彼女には''作中唯一のLV5HCである「ダークフェニックス覚醒」''が存在し、~ HCゲージが5本満タンで体力が0になった際に自動発動し、周囲を吹き飛ばしつつ「スピードアップ」「一部必殺技の性能向上」「''通常攻撃で飛び道具発生''」という大幅強化状態で復活する。 --発動後のデメリットは体力が徐々に減り、投げなどのロック技の被ダメージが1.2倍になるなど。ところが減った体力はヴァイタルソースとして残るので、X-ファクターと併用するとこのスリップダメージが打ち消されてしまう。~ しかもXファクターの強化倍率も他キャラより50%大きい(最大でそれぞれ攻撃力200%/スピード150%)ため、持ち前の異常な攻撃力と画面制圧力で''全盛期のセンチネルすら一瞬で灰と化す''・''残り一人の状態からそのまま3タテ''なんて事にも…。 --当時の対策方法は弾幕を縫って隙を突き1コンボで殺す、覚醒直後の隙にLV3HCを直にぶち込む、ダークフェニックス覚醒をさせずに殺す、HCゲージが溜まってしまったらフェニックスを殺さずスナップバックするか逃げ回る、など。~ しかしどの対処法もかなり困難で、よっぽど対策が取られていない限りは相手の事故を待つしかないのが現状だった。 ---EVO2011での優勝者もフェニックス使いだった。 ---この状況は『ULTIMATE』にて「相手が覚醒した瞬間、Xファクターを絡めた無敵技を差し込んで吹き飛ばしを回避しつつ、対空投げのHCで即死させる」という対策連携が確立されるまで続いた。 -バグ --やはりいくつかバグがある。 --代表的かつ実践的なのが「補正切り」バグ。ディレイドハイパーコンボ((操作キャラのHC発動中、控えキャラのHCコマンドを入力することで控えキャラがHC発動と共に交代として現れるシステム。))を空振りしてから通常攻撃を当てると何故かコンボ補正が切れるというバグ。可能なキャラは限られるものの容易に糞火力を生み出せるバグであり、全世界で猛威を振るう事となる。 ---ただ「このぐらいのクソバランスのほうがMVCらしい」といった意見も多かったり、当初最弱キャラ候補だったソーは「ハイパーコンボの一つが投げなのでどんな状況でも空振れる」(=確実に補正切りコンボに繋げられる)おかげで株が上がったりもしている。 ---しかし当然ながらバグなので次回作『ULTIMATE』では修正された。 ---- *ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3 【あるてぃめっと まーぶる ばーさす かぷこん すりー】 |ジャンル|ファイティングアクション|&amazon(B005HN1QVM)|&amazon(B005HN1QZS)|&amazon(B005N4K6SY)| |対応機種|プレイステーション3&br()Xbox360&br()プレイステーション・ヴィータ|~|~|~| |発売元|カプコン|~|~|~| |開発元|カプコン、エイティング|~|~|~| |発売日|【PS3/360】2011年11月17日&br()【PSV】2011年12月17日|~|~|~| |定価|【PS3/360】4,990円&br()【PSV】Vitaカード版:4,800円 / ダウンロード版:4,300円|~|~|~| |判定|なし|~|~|~| |>|>|>|>|CENTER:''[[CAPCOMクロスオーバー関連作品シリーズリンク>CAPCOMクロスオーバー関連作品シリーズ]]''| |>|>|>|>|CENTER:''[[Marvel Comics関連作品シリーズ>Marvel Comics関連作品シリーズ]]''| **概要(UMVC3)  12人のキャラクター、新しいゲームモードを追加しバランスを調整した調整版。 **変更点・評価点(UMVC3) -キャラクターの追加。 #region(追加キャラクター) ''MARVELサイド'' -ホークアイ(アベンジャーズ) --タスクマスターに技だけ受け継がれていた弓の名手。実はソーの映画にも少しだけ出ている。 --アクロバティックな機動力と様々な弓矢で差し込みや牽制に長ける。1ゲージHC『ギムレット』も相手をサーチし一瞬で端まで届く非常に優秀な性能。 ---火力の低さ、切り返し手段の乏しさなどの弱点も少なからずあり、器用ではあるが万能ではない。しかしクセも無く使いやすさの点では結構優秀なので、貧乏ではない。 --Lv3HCでは世界最小のヒーロー・アントマンも登場。 -ゴーストライダー --『MVC2』のブラックハートに代わって参戦。 --異常なリーチの長さを誇る鎖を使った打撃攻撃で独特な立ち回りを形成するが、この手の長距離打撃キャラ(いわゆるダルシムタイプ)のお約束として機動力は高くなく、近寄られると厳しい性能を持つ。 ---しかしゴーストライダーの代表技でもあり、リーチの長い高性能Lv.3投げHC『贖罪の目』のおかげで、近距離でもゲージがあるとかなりの脅威となる。 -ドクター・ストレンジ --シュマゴラスとドーマムゥに遅れ、無印版ではカメオ出演だったが晴れて参戦決定。 --様々な飛び道具を持つ遠距離戦向けキャラクター。特に1ゲージHC『ヴィシャンティの秘術』の性能は抜群。アシストとしても非常に優秀なので、ゲージを溜めてからの2,3番手としてはうってつけのキャラクター。 ---しかし近距離戦はかなり苦手で、下段技もしゃがみ大攻撃のみと崩し手段も乏しい。また遠距離攻撃も相手の飛び道具を打ち消すのには向いていないものが多く、シューティング合戦にもあまり向いておらず、ワープや飛行を上手く用いた立ち回りが要求される。~ 但し一発でも入ってしまえばコンボ能力・運び能力はかなりのもので、MvC2時代のアイアンマンを思い出させる永パの鬼。通称「''インパッパおじさん''」。 -アイアンフィスト(アベンジャーズ) --こちらも無印版ではカメオ出演だったニューアベンジャーズの一人。 --見た目通りのガッチガチの近接戦キャラで、相手に接近できたときの攻撃性能は凄まじい。 ---反面やはり遠距離や逃げ戦法に対しては弱いインファイタータイプ。 -ノヴァ --宇宙を股に掛けて戦うヒーロー。その正体は宇宙のパワーを手に入れた高校生。 ---ボイスのテンションが高く、一部で[[アーイ>アカツキ電光戦記 Ausf.Achse]]のような人気を得ている。 --高い機動力と攻撃性能を武器に攻める攻撃型のキャラ。突進性能も非常に高いため扱いやすく、コンボ火力も申し分ない。ヴァイタルソースを消費して一部の技を強化するという、『タツカプ』の「バロック」のような事も出来る。 ---ただし大振りな技がほとんどで、技の出のスピードで負けたり確定反撃をもらったりしがちなのには注意。 -ロケットラクーン(スターロード/ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー) --マーヴル古株ながら相当に知名度の低かった%%タヌキ%%アライグマ。外見とは裏腹にかなり荒っぽい性格。 ---2014年に原作コミック「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」の映画版国内放映で一躍人気者に。そちらでは「ロケット」と呼ばれる。 --高い機動力に加え、豊富な設置技・飛び道具で立ち回る、ジョー・アマテラスとは違ったタイプのトリッキー&クレバーなちびキャラ。ちなみにその2名との相性は良い模様。 ---各種トラップを使ったセットプレイは非常に嫌らしく強力だが、その一つの「丸太」こと「ペントゥラム」が特にアシストとして優秀。世界大会で優勝した選手もこの「丸太アシ」を使いこなしていた。 ---ゲージを使えば見た目によらず火力も高く、Lv3HCの%%液キャベ%%「ザ・ロッキーラクーン」も高性能。アシスト+大将としての運用がハマり役。 ---しかし体力は75万、全キャラ中ワースト2位(1位は特例のフェニックスなので実質のブービー)の脆さで防御面は不安が多い。ちびキャラなので食らい判定がだいぶ小さいのが救いか。 ''CAPCOMサイド'' -レッドアリーマー([[魔界村]]) --魔界村でお馴染み最強の雑魚。とあるクロスオーバーでのラスボス出演のみならず主役を務めるACTスピンオフを3タイトルも持っていたりする人気者。 --挙動は原作再現のものが多く、変則的な機動の突進や飛行にやっかいな飛び道具で立ち回る、テクニカルな挙動のキャラ。 ---機動力の高さやアシストを絡めたガー不のおかげで立ち回りは強いが、コンボ火力はぼちぼちで防御性能も低め。~ 変則性故に使い手にも強いクセを感じられるため、扱いこなすにはある程度の練習が不可欠となるテクニカルキャラ。 -ストライダー飛竜([[ストライダー飛竜]]) --高いキャラ人気に応じて参戦。追加キャラの中では唯一『MVC2』からの復活キャラ。 --相変わらずのラッシュ力と機動力や変幻自在の移動手段、そして相変わらずのLv.3HC『ウロボロス』で凶悪な攻めを可能とするラッシュキャラ。 ---崩し性能とアシストは強力だが、ワンコンボの火力が最底辺になった割に操作が忙しく、また体力が低めなため安定感が無い。~ アシストとラス1Xファクター+ウロボロスは非常に強力だがそれ以上を求められると途端に要求される技量が上がることになる。 ---過去作で強さを支えてきたチェーンコンボの火力が落ちたことやウロボロスが3ゲージ技になったこと、相対的に各種必殺技の性能が上がったことで「先鋒向け荒らしキャラ」から「大将向けテクニカルキャラ」へと変化した。 --CVは『MVC1』『MVC2』までと同じくうえだゆうじ氏が担当。 --DLC衣装はマフラーのない「飛竜1」時代の再現。 -ネメシスT-型(BIOHAZARD 3) --まさかの『バイオ』枠4人目。通称「追跡者」。 --見た目通りの重火力キャラ。しかしダッシュの移動距離が長くスピードも速いため見た目に反した高い機動力を持つ。コマ投げを絡めた補正切りが強力で1発刺されば大きく体力を持っていける。 ---ただ大振りな攻撃が多く、適当にアーマー技を振り回していると確定反撃を貰う事も多い。HCも尽くが使いづらく、至近距離での差し合いに負けたりもする。その辺りは小回りの効かないキャラ。 -バージル(デビルメイクライ3) --『DMC』枠3人目。高いキャラ人気を獲得し参戦。ダンテと同じく『3』準拠。 --ダンテほどの手数の多さは無いながらも、負けず劣らずのハイスペックな技達を持つ。個々でまとまっているだけに操作も非常に簡単で、しかも見切りにくい崩し手段によって暴力的な攻撃性能と爆発力を誇る。 ---ゲージ依存度は高いが、ゲージが溜まった状態だと固め・崩し・コンボと何でもござれでまさに脅威。ゲージとファクターを残したラス1バージルに大逆転された事なんざ良くあること。 ---体力が85万と低めな事や出現攻めに対処しづらい事、ゲージかXFが無いとフォローの利かない大振りな攻撃が多い事、ノーゲージ時のゲージ稼ぎに向かない上にやる事も少ないといった点が、数少ないながらも大きな弱点か。 -成歩堂龍一([[逆転裁判>逆転裁判シリーズ]]) --『逆転裁判』の主人公・弁護士ナルホドくん。圧倒的なキャラ人気と参戦要望に応え、まさかの出演を果たしたサプライズ枠。 ---元々が非戦闘員なので''ほぼ全ての近接攻撃が日常動作''という綺麗な[[''憲麻呂''>MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER]]。単純性能は滅茶苦茶に弱く、しゃがみ弱攻撃なんかは完全に密着していないと当たらないほど。 ---しかし運良く「証拠品」を拾う事が出来て、「異議あり!」を当てることが出来れば一発逆転可能な「逆転モード」に移行が可能。ここでゲージとXFがあれば近接遠距離何でもこなす最強キャラと化す。特定の証拠品もあれば最早ダークフェニックスなど比ではない。%%又の名をダークフェニックスライト%% ---この状態でのみ使えるLv.3HC『逆転裁判』に至っては''全画面に発生0F((コマンド入力が完成した瞬間=暗転と同時に攻撃がヒットする。餓狼MOWよろしく、相手はその瞬間に無敵かガード状態でない限り必中。))・ダウン追い討ち可能・非XF時でも威力60万''というとんでもない性能を持つ。 ---ただし「効果的な証拠品」を拾うことが出来るかどうかには運が絡み、2秒で3つ揃うこともあれば10回探しても全部外れという事もザラ。~ そのうえ「異議あり!」も発生が遅く当てるには工夫が要るため極めて強いアドリブ性・ロマン要素が前提にあるキャラである。 ---一部の技ではマヨイちゃん(助手の霊媒師の少女)や裁判長、ミサイル(警察犬)も登場。全キャラ中BGMを2曲持っている。((通常時は「成歩堂龍一~異議あり!」だが、逆転モード変化時に「追求~追い詰められて」に変化する。))逆転ファン感涙物。~ ---[[モンスターハンター]]のネタも混じっており、「偽の証拠品にアイルーが混ざっている」「低確率で肉を引いてモンハンの回復音が鳴る」等のファンサービスが。 --CVはそれまで演じてきた巧舟氏、近藤孝行氏ではなく、鳥海浩輔氏が担当(『[[ストライダー飛竜2]]』『[[NAMCOxCAPCOM]]』の飛竜と同じ)。マヨイちゃんは残念ながらボイス無し。 --DLC衣装はまさかのリュウちゃんセーター。真宵ちゃんは『蘇る逆転』に登場するヒロイン・宝月茜''風のカラー''。%%どうせなら制服にしてあげればいいのに。%% ---通常のカラバリもナルホドくんとマヨイちゃんで逆転キャラやゴーストトリックの再現となっている。(ついでにミサイルは「大神」の八犬士+アマ公+ガロン) -フランク・ウェスト([[DEAD RISING]]) --国内初の18禁CSゲームにてゾンビゲームの雰囲気を覆した、戦うカメラマン・フランクさんが『タツカプ』に引き続き待望の参戦。BGMは何故かアダム(ピエロのサイコパス)の戦闘BGM。 --以前『タツカプ』に参戦した時は「フランクにしては大人しすぎる」という意見が多かったためか、今作では性能を一新。 ---特定必殺ワザ「スナップショット」でコンボヒット数を経験値に変換し、スキルレベルを上げて必殺技・ハイパーコンボの性能を上げられるという特性を持つ。~ レベルが低いうちはかなり器用貧乏な気があるが、コンボを写真に収められれば攻撃面・防御面共に超強化。~ ただ効率よくレベルを上げるにはヴァリアブルコンビネーションなどの積極的な使用も視野に入れ、チーム編成も踏まえて考える必要があるのが悩みどころ。 ---残念ながらイチモツ潰しと小型チェーンソー((BGMの元の持ち主であるピエロ・アダムの使っていた武器。原作ではお手軽かつ最強武器といわれている。))はないが、代わりに「2」に登場するパドルソーを使える。原作のおまけ要素よろしくコブンをハイパーコンボで持ち出してくるお茶目さも。 --日本語版CVはジャック・バウアーの吹き替えや二代目毛利のおっちゃんでお馴染みの小山力也氏が担当。さながらパニック映画吹き替えの雰囲気そのもの。 --DLC衣装はタツカプでも披露したメガマンコス。 #endregion --出場希望の多かったストライダー飛竜の復活や、アメコミのド定番キャラであったDr.ストレンジ、ゴーストライダー等の参戦は多くのファンを喜ばせた。 ---ゴーストライダーとフランク・ウェストは無印版でも出場が検討されていたが、それぞれ「原作再現の点で納得できるキャラに仕上げるのが難しい・手間がかかる」との事でボツになった経緯がある。 ---海外からの参戦希望の声が強く『タツノコvsカプコン』でも参戦が検討されていたナルホドくんも、「明確に動作を見せる原作法廷パートの再現だけでは格闘ゲームとして難がある」という理由で没だった。 -全体的なバランスの調整。 --一応調整する気は有るのか一部キャラを除いて性能の均衡化が図られており、補正切りバグの修正なども含めキャラバランスは前作よりもさらに良くなっていると思われる。 --横チームエリアルを決めた際、相手のハイパーコンボゲージを減らすようになった。 -オンライン対戦での『観戦モード』の追加。 --無印版でパッチによる実装が告知されていたが結局無しになってしまった観戦システム。 --もともと(意図的に)滅茶苦茶に片足を突っ込んだようなバランスのゲームであり、他人の事故ゲーぶりや破天荒な試合展開を見る楽しみもあるため、観戦モードは熱望されていた。 -一部キャラクターへの技の追加。 --スペンサーの『降り注ぐ死』など原作ファンに嬉しいものから、サイクロップスの代表技『オプティックブラスト』が何故かヴァイパーに追加されたりと様々。 -キャラクターカラーも増加。また既存のカラーが調整しなおされたものもある。 --ただコスチューム追加やキャラ追加の都合で中には削除されたものも。 -戦闘前後の台詞にも字幕が付くようになった。 ***ゲームバランス(UMVC3) 突出したキャラはいるものの、過去作に比べればキャラ・チーム単位での選択肢は多い。 -先鋒向けキャラで特に強力なのはゼロ、モリガンの2キャラ。 --ゼロは攻撃性能やゲージ回収等を始めあらゆる要素が強いハイスペックなキャラクター。HC「双幻夢」による理不尽なまでの弾幕やコンボ、壁際に追い詰めてしまえば「雷光閃」のループコンボ…と自分から攻めることに関してはトップクラス。 --モリガンは逆に無印ではパッとしないキャラだったのだが、「''アストラルヴィジョン中にゲージが溜まる''」という仕様に加えソウルフィスト→飛行→ソウルフィスト→飛行解除…のループで弾幕を貼るキャラに変貌。トッププレイヤー曰く「''立ち回りのみで相手を完封できる''」と言われる。 ---但しこの2キャラはどちらも変則的ながらスタンダードな波動昇竜タイプではあるものの、性能を完全に引き出すためにはそれなりにループコンボやレバテクが必要になり「初心者が適当に使っただけで強い」というわけではないので注意。(特にモリガン) -中堅・大将、及びアシストとして評価が高いキャラはDr.ドゥーム、バージルの2キャラ。いわゆるドゥーバーコンビ。 --Dr.ドゥームはβアシスト「ヒドゥンミサイル」が非常に強力。相手を追尾する複数のミサイルを発射する技だが発生が保障されているため、出すだけで相手にガードさせて拘束することが可能。ドゥーム本人も逃げる相手を追うのが苦手なこと以外は立ち回り・撃ち合い・コンボと総合力が非常に高い。ちなみにα「プラズマビーム」とγ「モレキュラーシールド」も強力と言われており、チーム構成や相手との兼ね合い次第ではこれらも選択肢に入る。 --バージルはゲージ回収力こそほとんど持たないが、HCの性能がトップクラスに暴力的なので、主に大将として運用される。アシストもそれなりに強力。元々のキャラ人気に加えて魅力的な爆発力や使い易さもあり、やはり使用率も高い。 ---ゼロ・モリガンと違い操作難易度も低く、初心者から上級者・トッププレイヤーまで使用率がダントツに高い。%%両者とも原作時点で大人気キャラなので「昔から好きでした」が通用し易いというネタ要素も。%% ---トッププレイヤーですら「''勝ちたければDrドゥームとバージルを使え''」と発言していたほど。ゲームの解答としては「ゼロかモリガン(もしくはその他先鋒向けキャラ)、Dr.ドゥーム、バージル」というチームが定石か。 -その他マグニート、ノヴァ、スペンサー、ウェスカー、Dr.ストレンジ、ストライダー飛竜等の評価が高く、ガチ戦での使用率も高い。また、無印版で大暴れしたフェニックス、ダンテ、アマテラスも下方修正こそされているが、それぞれの強みは健在で上位キャラに入るという声も多い。 --とある日本のトッププレイヤーは「ノヴァ・Drストレンジ・スペンサー」というチームを起用。また「ゼロ・ダンテ・バージル(通称''ゼロメイクライ'')」等、上記ドゥーバーを使わないチームも多く開発されており、選択肢はそれなりに広い。バージルをあえて先鋒に置くプレイヤーも存在。 -下位キャラのソーやスパイダーマン、リュウなどに上方修正が入るなどまともな部分はあるが、下位キャラだったレイレイがそのままだったり、中位のトリッシュや下位のアイアンマンがさらに弱体化されている。 -ナルホドくんは''キャラランク最底辺の公式ネタキャラ''扱い。過去作でいうダンやロールちゃんのような「意図的に弱くされたキャラ」に近いながらギャンブル的な強みはある。 -なお、2012年のアトランタ世界大会「FINAL ROUND XV」では日本のクソル選手が''ビューティフルジョー・フランク・ロケットラクーン''((3キャラとも中堅~準強ほどの実力。2012年当時はまだフランクの性能やロケットラクーンのアシスト性能は認知されていなかった。ただし件のプレイヤーはあの『戦国BASARA X』の筋金入りの愛好家として国内で知られていた方だが。))という地雷チームで優勝していたり、EVO2014においてもジャスティン・ウォン選手がウルヴァリン・''ストーム''・豪鬼((準強キャラクラスのウルヴァリンと強アシストの豪鬼はともかく、MVC2元最強キャラだったストームは中堅に抑えられている。本人曰く「ストームが好きだから」「僕のプレイスタイルに一番しっくり来る」とのこと。))という最上位キャラ不在チームで優勝、EVO2015においてもKane BlueRiver選手が''ハルク・センチネル・ハガー''という脳筋チーム((3人とも尖った長所のある中堅レベルで、打撃特化のパワータイプしかいないため得手不得手がハッキリ出る、安定しづらいチームである。ちなみに同大会ではベスト4にバージル、ゼロ、モリガンが一人もいなかったが、ドゥームは残りの3人が使用))で優勝。ドゥーバーが絡まないチームもしっかり結果を残している。 -全体的に各キャラの強みがはっきりしており、Xファクターなど強力な共通システムもあるため大なり小なり「''やりこめば勝てる''」というゲーム性になっているといえる。 //最上位キャラを抜き出してピックアップしつつ、選択肢の広さを好意的にアピールしてみた。ゼロメイクライに関しては文面的にインパクトが強かったので書いてみたかっただけです。 **追加ゲームモード(UMVC3) -HEROES & HERALDSモード --マーヴル、カプコンのキャラクターが描かれた「サポードカード」により様々な能力を付与できる新しいゲームモード。無料アップデートにより追加。 ---多種多様な能力付与によりただでさえぶっ飛び気味なこのゲームを更にクソゲー(もちろん褒め言葉)にする事が出来る。オンライン対戦も可。 ---サポートカードも、両側共に今作参戦が叶わなかった人気キャラが揃っており、特性を再現したものもちらほら。~ ゲームの特性的にメインメンバーとして参加しにくい『[[モンスターハンターシリーズ]]』や『[[ブレスオブファイアシリーズ]]』のキャラもカードとして参戦。「ブロディア」の出展が『[[パワードギア>パワードギア STRATEGIC VARIANT ARMOR EQUIPMENT]]』だったり、ファンならニヤリとくること間違いなし。 --ヒーロー陣営かヘラルド陣営かを選択し、オフでは全領地の制圧、オンでは敵陣営と対戦してポイントを稼ぎ勝利を目指す。 ---オンの戦況は一週間ごとに区切られており、一度陣営を決定したらその週は変更できない。 ---前の週が参加した陣営が優勢で終わった場合は、報酬に全身銀色のヘラルドカラーをもらえる。 **賛否両論点(UMVC3) -やっぱりキャラ選出の賛否はあるがいつもの事なので割愛。余談だがもう少しキャラを追加してから出す予定もあったそうな。 **問題点(UMVC3) -''無印版発売から一年と経たずに完全版ともいえる本作が発売されてしまった点。'' --値段その物が無印版と比べ安くなっているが、やはり一年も経たず(発表時期で考えるともっと短い)かなりの要素を追加した新作として売り出した事などに不満が集まっている。 --目ぼしい追加要素は新キャラクターや新モード、それと観戦機能の追加であり、「アップデート/DLCじゃダメだったのか」といった声は多い。ただ、前述のようにPSNの問題と震災が起こった影響でデータの手直しを出来なかったという事情もある。 -''どういうわけか一部キャラのエンディングが簡略化されている。''無印版では多くのセリフを割いてプレイヤーを楽しませてくれていたものが、たった一言二言になってしまっていたりと、かなり意味不明な削減がされている。 --トロンあたりは、マーブルキャラのセンチネルをコブン42号呼ばわりしていたため、マーブル側の逆鱗に触れた可能性もなくはない。が、それならば別のエンディングを用意するなどできなかったのだろうか? --クリスに至ってはもはやエンディングと呼べるのかどうかさえわからない。このバージョンだけ見た場合完全に意味不明なエンディングになってしまっている。 -オン対戦しにくいHEROES & HERALDSモード --トレーニングモード中に対戦待ち受けできない。対戦したいときはマッチングするまでひたすら待つのみ。 --これのせいで早くから過疎が始まっていた。発売から時間が経った2016年現在、対戦できたプレイヤーは両陣営合わせても週に10人程度ということも。 --悪いことにオン対戦の勝利報酬でしか手に入らないサポートカードがある。今では入手は絶望的。 --実績・トロフィーには関わらないが、カード収集率とオンで獲得したポイントはゲーム内称号に関わる。 -マグニートーのアレンジコスチュームが無い --正確にはデータ上は存在するが、諸事情で使用不可。 --この衣装は原作で出てきた時点で問題が発生していて、無印でも使用不可。『ULTIMATE』でも別のアレコスが用意されたりせず、結局マグニートーのアレコスは無いまま。 --なお、ある操作をすることで選択できるバグがあったが発覚してすぐに修正されている。 *総評 -格ゲーには実績のあるエイティング製だけあって、キャラゲーとしての質は非常に高い。適当に技を出すだけでもド派手な動きが展開されていくシリーズの長所はしっかり受け継いでいる。過去シリーズの「カプコンキャラは(飛竜を除いて)弱い」という、一種の問題点もクリアしている。%%但し強いと言われるキャラの殆どはアクションゲー出身であるが。%% -一方、ガチの対戦ゲームとして見るとコンボで瞬殺上等と言わんばかりの癖の強いバランスであり、オンライン対戦の敷居は非常に高い。~ しかしながら前作のようなキャラ性能の大きな偏りは無く、それを活かしたチーム単位での戦略の多彩さは一部のプレイヤーからは好評。かの『北斗の拳』や『[[戦国BASARA X]]』をちょっと丸めたような世界が展開されていると見て相違なく、賛否両論の分かれやすいゲームと言えるだろう。 -初期版にはバランスに難があり、それを事情があったとはいえDLCとして対応せず短期間での完全版商法に踏み切ったことには批判が大きく、ファンの継続的な獲得には成功できたとは言い難い。~ 無論、現在買うなら完全版である『ULTIMATE』一択である。 --ただし前述のようにエンディングに違いがあるため、本来の形のエンディングを見たい場合に限って言えば、無印側を選択する余地はある。 *その後の展開 -MARVELとの契約終了に伴い、2014年6月に本体ダウンロード版の配信はPS3、Vita共に終了となった。 -さらに2015年、同様の理由で''DLCの販売が終了してしまい、シュマゴラスとジルを新規で購入することが不可能''になってしまった。 -2016年12月3日にシリーズ新作『MARVEL VS. CAPCOM INFINITE』がPS4とXboxOne、PCで発売されることが発表された。 --それに伴う再契約により、新たに本作のPS4版が2016年12月5日にダウンロード専用で配信開始され、XboxOne版、PC版も2017年3月に配信予定。全てのDLCを最初から収録しており、現行機種に合わせ高解像度化している。 -- *余談 -「FINAL ROUND XV」でロケットラクーン・ジョー・フランクのチームで優勝した日本人プレイヤー「クソル」氏は、その後ロケットラクーンのグッズを製造・販売しているメーカーの広報から謝辞をもらったという。「ガーディアンオブザギャラクシー」映画化もあり、ロケットラクーンは有名キャラの仲間入りを果たした。 --スパイダーマンでダークフェニックスを瞬殺するパターンは前に動画サイトにアップされてはいたが、大会でのダークフェニックス瞬殺初達成は氏のフランクによるものだった。

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