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*ドラゴンボール改 アルティメット武闘伝 【どらごんぼーるかい あるてぃめっとぶとうでん】 |ジャンル|格闘アクション|&amazon(B004DZO8HE)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |メディア|512MbitDSカード|~| |発売元|バンダイナムコゲームス|~| |開発元|ゲームリパブリック|~| |発売日|2011年2月3日|~| |定価|5,040円|~| |プレイ人数|1~2人|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[ドラゴンボールゲームリンク>ドラゴンボールシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 DSで発売したドラゴンボールの格闘ゲーム。~ 近年のドラゴンボールの格闘ゲームは3D格闘が中心だが、本作は『[[ストリートファイターIV]]』のように3Dポリゴンを用いたサイドビュー視点となっている。 **評価点 -タッチパネルで簡単に必殺技が出せるので、初心者でもスピード感ある本格的な戦いができる。 --もちろん通常の対戦格闘同様にコマンド入力も用意されている。 ---本作の必殺技システムはDSの対戦格闘の基本を守っていると言える。 -演出が長めの超必殺技中に簡単なミニゲームを入れている。 --本作での超必殺技に当たる『究極技』は、見るだけでもかなりの迫力だが、やはり何度も見ていると冗長に感じられてくる。 ---そんな演出にミニゲームを挟むことにより、『長い』という思いを緩和している。 -DSソフトの中でも良質なグラフィックと音声。 --少し離れて見ればPS~PS2あたりのレベルに達している。 --爆発のSEやキャラクターボイスも迫力があり、真武闘伝~スパーキングのあたりのレベルに達している。 -音楽も良質。 --『改』本編では音楽の盗作があったが、こちらは『改』オープニング『DRAGON SOUL』以外は全て新規に書き下ろしており、いずれもドラゴンボールの世界観にしっかりマッチしている。 -ストーリーもサイヤ人編から、当時『改』で未放映だった魔人ブウ編((ドラゴンボール改にて魔神ブウ編が放送されたのは2009-2011年の「サイヤ人-セル編」から約3年後の第2期になってからで、1期と2期の間ではトリコが3年間放送されていた。))まで見ることができる。 --ドラゴンボールゲームではお馴染みのIFストーリーもシリアスものから完全はちゃらけギャグまでカバーしている。 ---特にヤムチャのIFストーリーは、いい意味で同人臭がにじみ出ており、必見である。 -豊富なやりこみ要素。 --本作では、アイテムによるキャラの着せ替え、原作の名台詞等をセットしてのキャラのパワーアップなど、やりこみ要素が豊富。 ---そうした要素を解禁させるには戦闘をして『ポイント』を入手しなくてはならないが、1試合が早く終わるためアイテム購入のポイントが手に入り易く、ダレることなく長く遊び続けられる。 -セーブが若干遅いが、ロードの待ち時間はほぼない。 **問題点 -キャラクターごとに違いがあまり多くない。 --必殺技は全員違うが、モーションを使いまわしている技や似た性能の技などが多く、誰がどう戦っても同じ戦いになりやすい。 -容量の都合からか、キャラクターが若干少ない。 --あくまで『ドラゴンボール』としてみれば、だが。 ---とはいえ、ザーボンの変化形態がカットされていたりフリーザやセルも最終形態以外プレイアブルではないので寂しい。 -ところどころ展開がカットされている。 --フリーザに貫かれ瀕死になるピッコロや、ベジータの『俺のギャリック砲は絶対に食い止められんぞ~』のセリフなど。 -アクセサリーで戦闘服もなど、ファンが『欲しい!』と思っているものに限って『無い』。アクセサリーにはあまり意味がない。 -全体的に隠し衣装にセンスがない。あるものといえば、伝説の普段着ピッコロ程度。 -ドラゴンボールゲームでは数多い、『追撃』がほぼ無い。 --できないわけではないが、したとしてもあまり意味はない。 -一部の数字グラフィックなどは『ドラゴンボールDS』シリーズから流用されているものもある。 -人造人間16号、17号、18号が''チート級'' --なんと''気力無制限。''そのため必殺技の連発で勝てる。 --確かに原作では「エネルギー永久式のため消耗がない」という設定だったが、もう少し調整はできなかったのか。 --ネット対戦がないのが救いと言える。あったら人造人間だらけになっていたことだろう --ただ、この性能のおかげでストーリーモードやチャレンジモードで簡単にSランクを取得できるので、ドラゴンボールは好きだけど格ゲーは苦手という人でも簡単に隠し要素開放ができる救済処置とも言える。 --なお、18号はDB格ゲー処女作の『[[超武闘伝>ドラゴンボールZ 超武闘伝]]』でもバランスブレイカー級の性能であったが、何故当時の教訓を学ばなかったのか・・・ **賛否両論点 -戦闘中に変身できない。逆にいえば、戦闘中に変身が解けることも無い。これは初代『[[Sparking!>ドラゴンボールZ Sparking!]]』と同様、どころか初期DB格ゲーと同様の仕様に先祖返りしてしまっている。 **総評 近年のドラゴンボールゲームの中ではとても良い部類だが、それでもまだ改善点は見当たるので、煮詰めればもっと良くなったであろうゲームだろう。 **余談 -実は''隠しコマンド''が存在する。~ 昔のDBゲームをやっていた人間なら思わずニヤリとしてしまうものなので、ぜひ身に覚えのあるコマンドを入力してもらいたいものである。 -2015年6月に続編『ドラゴンボールZ超究極武闘伝(エクストリームぶとうでん)』が発売された。 --同作は制作が2D格ゲーの雄のアークシステムワークスが開発を担当している事や、同じく3DSのジャンプ格ゲー『ONE PIECE 大海賊闘技場』と通信で作品の垣根を越えたクロスオーバー対戦が出来る事がウリ。
*ドラゴンボール改 アルティメット武闘伝 【どらごんぼーるかい あるてぃめっとぶとうでん】 |ジャンル|格闘アクション|&amazon(B004DZO8HE)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |メディア|512MbitDSカード|~| |発売元|バンダイナムコゲームス|~| |開発元|ゲームリパブリック|~| |発売日|2011年2月3日|~| |定価|5,040円|~| |プレイ人数|1~2人|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[ドラゴンボールゲームリンク>ドラゴンボールシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 DSで発売したドラゴンボールの格闘ゲーム。~ 近年のドラゴンボールの格闘ゲームは3D格闘が中心だが、本作は『[[ストリートファイターIV]]』のように3Dポリゴンを用いたサイドビュー視点となっている。 **評価点 -タッチパネルで簡単に必殺技が出せるので、初心者でもスピード感ある本格的な戦いができる。 --もちろん通常の対戦格闘同様にコマンド入力も用意されている。 ---本作の必殺技システムはDSの対戦格闘の基本を守っていると言える。 -演出が長めの超必殺技中に簡単なミニゲームを入れている。 --本作での超必殺技に当たる『究極技』は、見るだけでもかなりの迫力だが、やはり何度も見ていると冗長に感じられてくる。 ---そんな演出にミニゲームを挟むことにより、『長い』という思いを緩和している。 -DSソフトの中でも良質なグラフィックと音声。 --少し離れて見ればPS~PS2あたりのレベルに達している。 --爆発のSEやキャラクターボイスも迫力があり、真武闘伝~スパーキングのあたりのレベルに達している。 -音楽も良質。 --『改』本編では音楽の盗作があったが、こちらは『改』オープニング『DRAGON SOUL』以外は全て新規に書き下ろしており、いずれもドラゴンボールの世界観にしっかりマッチしている。 -ストーリーもサイヤ人編から、当時『改』で未放映だった魔人ブウ編((ドラゴンボール改にて魔神ブウ編が放送されたのは2009-2011年の「サイヤ人-セル編」から約3年後の第2期になってからで、1期と2期の間ではトリコが3年間放送されていた。))まで見ることができる。 --ドラゴンボールゲームではお馴染みのIFストーリーもシリアスものから完全はちゃらけギャグまでカバーしている。 ---特にヤムチャのIFストーリーは、いい意味で同人臭がにじみ出ており、必見である。 -豊富なやりこみ要素。 --本作では、アイテムによるキャラの着せ替え、原作の名台詞等をセットしてのキャラのパワーアップなど、やりこみ要素が豊富。 ---そうした要素を解禁させるには戦闘をして『ポイント』を入手しなくてはならないが、1試合が早く終わるためアイテム購入のポイントが手に入り易く、ダレることなく長く遊び続けられる。 -セーブが若干遅いが、ロードの待ち時間はほぼない。 **問題点 -キャラクターごとに違いがあまり多くない。 --必殺技は全員違うが、モーションを使いまわしている技や似た性能の技などが多く、誰がどう戦っても同じ戦いになりやすい。 -容量の都合からか、キャラクターが若干少ない。 --あくまで『ドラゴンボール』としてみれば、だが。 ---とはいえ、ザーボンの変化形態がカットされていたりフリーザやセルも最終形態以外プレイアブルではないので寂しい。 -ところどころ展開がカットされている。 --フリーザに貫かれ瀕死になるピッコロや、ベジータの『俺のギャリック砲は絶対に食い止められんぞ~』のセリフなど。 -アクセサリーで戦闘服もなど、ファンが『欲しい!』と思っているものに限って『無い』。アクセサリーにはあまり意味がない。 -全体的に隠し衣装にセンスがない。あるものといえば、伝説の普段着ピッコロ程度。 -ドラゴンボールゲームでは数多い、『追撃』がほぼ無い。 --できないわけではないが、したとしてもあまり意味はない。 -一部の数字グラフィックなどは『ドラゴンボールDS』シリーズから流用されているものもある。 -人造人間16号、17号、18号が''チート級'' --なんと''気力無制限。''そのため必殺技の連発で勝てる。 --確かに原作では「エネルギー永久式のため消耗がない」という設定だったが、もう少し調整はできなかったのか。 --ネット対戦がないのが救いと言える。あったら人造人間だらけになっていたことだろう --ただ、この性能のおかげでストーリーモードやチャレンジモードで簡単にSランクを取得できるので、ドラゴンボールは好きだけど格ゲーは苦手という人でも簡単に隠し要素開放ができる救済処置とも言える。 --なお、18号はDB格ゲー処女作の『[[超武闘伝>ドラゴンボールZ 超武闘伝]]』でもバランスブレイカー級の性能であったが、何故当時の教訓を学ばなかったのか・・・ **賛否両論点 -戦闘中に変身できない。逆にいえば、戦闘中に変身が解けることも無い。これは初代『[[Sparking!>ドラゴンボールZ Sparking!]]』と同様、どころか初期DB格ゲーと同様の仕様に先祖返りしてしまっている。 **総評 近年のドラゴンボールゲームの中ではとても良い部類だが、それでもまだ改善点は見当たるので、煮詰めればもっと良くなったであろうゲームだろう。 **余談 -実は''隠しコマンド''が存在する。~ 昔のDBゲームをやっていた人間なら思わずニヤリとしてしまうものなので、ぜひ身に覚えのあるコマンドを入力してもらいたいものである。 -2015年6月に続編『ドラゴンボールZ超究極武闘伝(エクストリームぶとうでん)』が発売された。 --同作は制作が2D格ゲーの雄のアークシステムワークスが開発を担当している事や、同じく3DSのジャンプ格ゲー『ONE PIECE 大海賊闘技場』と通信で作品の垣根を越えたクロスオーバー対戦が出来る事がウリ。

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