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ケツイ デスレーベル - (2016/03/17 (木) 18:39:56) の1つ前との変更点

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*ケツイ デスレーベル 【けつい ですれーべる】 |ジャンル|弾幕シューティング|&image(http://ecx.images-amazon.com/images/I/51tY7rycJwL.jpg,width=200)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |発売元|アリカ|~| |開発元|ケイブ&br()アリカ|~| |発売日|2008年10月23日|~| |定価|5,800円(税5%込)|~| |プレイ人数|1~8人|~| //|セーブデータ|個|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| //|ポイント||~| |>|>|CENTER:''[[ケイブ弾幕系STGリンク>ケイブ弾幕系STGシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 ケイブの人気弾幕STG『[[ケツイ~絆地獄たち~]]』初の家庭用タイトル。 当時、アリカは『ケツイ』をPS2へ移植しようと考えていたが、完全再現できない部分があるため不可能と判断されお蔵入り状態だった。~ そこで''ボス戦だけに的を絞ってDSに移植''というまさかの方法で発売されたのが本作である。 **特徴 -前述の通り、本作では『ケツイ』における中ボス、ボス戦のみに的を絞って移植されている。 -複数の難易度が用意されており、各難易度で登場するボスを全て撃破する事でその難易度はクリア、新たな難易度が解放されるという構成。 --登場するボスは原作の登場順とは関係なく、終盤のボスの後に1面のボスが登場するなどの変則的編成にアレンジされている。1度戦ったボスはトレーニングで何度でも再戦可能。 --クリアまたはゲームオーバーでプレイを終えると初期残機が追加され、その周回で満たした条件により後述する「EVACリポート」のパネルが解放される。 --難易度とは別に、ACの真ボス「光翼型近接支援残酷戦闘機エヴァッカニア・ドゥーム」およびそのバリエーションと連戦する「DOOM MODE」がある。 -ゲームにはシングルプレイと多人数でプレイ出来るマルチプレイ、リプレイを残せるリプレイモードが用意されている。 --マルチプレイは倍率チップの数を競う「VSモード」と最大8人で協力プレイする「絆モード」の2つが用意されている。 ---「絆モード」では画面下部にゲージが表示され、このゲージがなくなるとランダムで選ばれた次のプレイヤーに交代していく、というリレー形式のシステムになる。 -内容がACと大幅に違う事もあり、基本システムも変更されている。 --ACでは道中で稼いだ倍率チップを保った状態でボスを速攻するのが重要だったが、今作では道中がないためボスにショットを当てると倍率チップが出現する。~ 近づくほど高いチップが出現する点はAC同様だが所謂「着火」((ACでは取った倍率チップが固定され、一定カウント以内はその倍率チップのみが出るようになるシステムだった。この倍率チップを固定する作業をプレイヤーの間では「着火」と呼ぶ。))はないため、いかにしてボスの近くをキープするかが重要となる。 --オートボムが搭載された。発動すると所持しているボムを全て消費する代わりに1度だけ撃墜を回避出来、一定時間敵弾にスローがかかる。オプションからON/OFFの切り替えも可能。 --ボムの効果が「敵弾を消して倍率チップに変換する」という稼ぎ用のシステムになった。これに伴いボムはステージごとに最大まで補充される。ノーミスでクリアするとボーナスでもう1発追加される。 --ACではAタイプとBタイプで当たり判定の大きさが若干違ったが、今作では同じ大きさになっている。 -おまけ要素が搭載された。 --「おしえて! IKDさん!!」はメインプログラマーの池田恒基氏本人によるゲームの解説やACのプレイ動画を参照できる。主人公たちとの会話シーンも組まれており、アリスたちの貴重な掛け合いを見る事が出来る。 --「EVACリポート」は前述の通り、ゲームプレイで条件を満たすとパネルが解放されていく。パネルを全て揃えると各ボスのデザイン画が完成し「おしえて! IKDさん!!」の内容が解禁されていく。 **評価点 -ボス戦のみに的を絞ったおかげで弾幕は若干アレンジされつつも再現されている。 --難易度が低いとさほど弾も出ないが、最終的にはやっぱりAC相当の弾幕が展開される。 --最高難易度クリアで登場する((もう1つの条件として、シングルとトレーニングの合計プレイ回数が240回以上且つEVACリポート106個以上解除でも解禁される。))「EXTRA」では、まさかの''AC版のSTAGE5がまるごとプレイ可能''。敵配置が別物になっているものの、AC版の雰囲気を味わうには十分な内容に仕上がっている。 -ハード性能のせいもあり、難易度は全体的に下方修正がかかっており初心者でも手軽にプレイ可能。 --オートボムなどの救済も多いので弾幕STG初心者にもかなり優しい。入門としても良いと思われる。 --とは言っても難易度曲線などを考慮すれば十分バランスは取れており、中・上級者でも楽しめる内容に仕上がっている。 -「おしえて! IKDさん!!」がなかなか面白い。 --今作だけでなく、AC原作版の攻略情報も教えてもらえるため意外とためになる。&br()文章だけでなく、イラストや実際のプレイムービーも見せてくれるため非常に分かりやすい。 -地味に笑えるネタ要素。 --今作はファンアイテム的な立ち位置もあってか、バカゲー的な要素も含む。例えば…… ---「おしえて! IKDさん!!」で登場する池田氏が''実写取り込み''。地味にポーズのパターンも多いので爆笑必至。 ---「アリスを愛している」という裏設定通り、アリスを狙うロイド(知らない人に解説すると…アリスとはパッケージやポスターにも登場している主人公の''男キャラ''であり''つまりそういう事である'')。 --やたら多いエヴァッカニア・ドゥームのバリエーション。 ---「光翼試作型」「光翼型試作支援機」「光翼型近接支援残酷戦闘機」「光翼重装迎撃型残酷戦闘機」他。もちろん本作限定。 ---本作のコンセプトの1つに「気軽にドゥーム様と戦える」というものがあり、実際''ゲーム開始直後にバトルへ直行できる''。それでいいのか真ボス。 **問題点 -やはりDSの画面では弾が見づらく、無駄に難易度が上がっている。 --画面の大きさの問題で画面外にパーツが出ていたりする事が多いため、全パーツを剥がして撃破などが困難なケースがよくある。 --現在ならLLシリーズを使用する事で多少は改善可能。 -ボムの仕様が変更されたため、AC版とは違った感覚でのプレイを要求される点はやや不評。 --緊急回避用ではなくスコア稼ぎ用なので、ACとは逆に積極的に使っていった方が得になっている。 -トレーニングでは唯一エヴァッカニア・ドゥームと戦えない。 --かなり手軽に実戦を挑めるとはいえ、この点は惜しまれている。 **総評 数少ない、というかほぼ唯一のDSで遊べる弾幕STG。~ 家庭で『ケツイ』を遊べる最初のタイトルでもあり好評を博した。 **余談 -需要に反して生産数が少なかった。 --ソフト全てにスペシャル攻略DVDが付属するためと思われる。現在はプレミアがついており中古でも定価以上、新品だと1万越えという状況(2014年1月現在)。 //ゲーム内容自体の問題点ではないようなのでこちらに移動。 -後にXbox360とPS3向けに移植版が発売された。 --収録されている資料や「おしえて! IKDさん!!」の存在から本作は現在はファンアイテム的な位置になっている。
*ケツイ デスレーベル 【けつい ですれーべる】 |ジャンル|弾幕シューティング|&image(http://ecx.images-amazon.com/images/I/51tY7rycJwL.jpg,width=200)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |発売元|アリカ|~| |開発元|ケイブ&br()アリカ|~| |発売日|2008年10月23日|~| |定価|5,800円(税5%込)|~| |プレイ人数|1~8人|~| //|セーブデータ|個|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| //|ポイント||~| |>|>|CENTER:''[[ケイブ弾幕系STGリンク>ケイブ弾幕系STGシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 ケイブの人気弾幕STG『[[ケツイ~絆地獄たち~]]』初の家庭用タイトル。 当時、アリカは『ケツイ』をPS2へ移植しようと考えていたが、完全再現できない部分があるため不可能と判断されお蔵入り状態だった。~ そこで''ボス戦だけに的を絞ってDSに移植''というまさかの方法で発売されたのが本作である。 **特徴 前述の通り、本作は『ケツイ』における中ボス、ボス戦のみに的を絞って移植されている。 -複数の難易度が用意されており、各難易度で登場するボスを全て撃破する事でその難易度はクリア、新たな難易度が解放されるという構成。 --登場するボスは原作の登場順とは関係なく、終盤のボスの後に1面のボスが登場するなどの変則的編成にアレンジされている。1度戦ったボスはトレーニングで何度でも再戦可能。 --クリアまたはゲームオーバーでプレイを終えると初期残機が追加され、その周回で満たした条件により後述する「EVACリポート」のパネルが解放される。 --難易度とは別に、ACの真ボス「光翼型近接支援残酷戦闘機エヴァッカニア・ドゥーム」およびそのバリエーションと連戦する「DOOM MODE」がある。 -ゲームにはシングルプレイと多人数でプレイ出来るマルチプレイ、リプレイを残せるリプレイモードが用意されている。 --マルチプレイは倍率チップの数を競う「VSモード」と最大8人で協力プレイする「絆モード」の2つが用意されている。 ---「絆モード」では画面下部にゲージが表示され、このゲージがなくなるとランダムで選ばれた次のプレイヤーに交代していく、というリレー形式のシステムになる。 -内容がACと大幅に違う事もあり、基本システムも変更されている。 --ACでは道中で稼いだ倍率チップを保った状態でボスを速攻するのが重要だったが、今作では道中がないためボスにショットを当てると倍率チップが出現する。~ 近づくほど高いチップが出現する点はAC同様だが所謂「着火」((ACでは取った倍率チップが固定され、一定カウント以内はその倍率チップのみが出るようになるシステムだった。この倍率チップを固定する作業をプレイヤーの間では「着火」と呼ぶ。))はないため、いかにしてボスの近くをキープするかが重要となる。 --オートボムが搭載された。発動すると所持しているボムを全て消費する代わりに1度だけ撃墜を回避出来、一定時間敵弾にスローがかかる。オプションからON/OFFの切り替えも可能。 --ボムの効果が「敵弾を消して倍率チップに変換する」という稼ぎ用のシステムになった。これに伴いボムはステージごとに最大まで補充される。ノーミスでクリアするとボーナスでもう1発追加される。 --ACではAタイプとBタイプで当たり判定の大きさが若干違ったが、今作では同じ大きさになっている。 -おまけ要素が搭載された。 --「おしえて! IKDさん!!」はメインプログラマーの池田恒基氏本人によるゲームの解説やACのプレイ動画を参照できる。主人公たちとの会話シーンも組まれており、アリスたちの貴重な掛け合いを見る事が出来る。 --「EVACリポート」は前述の通り、ゲームプレイで条件を満たすとパネルが解放されていく。パネルを全て揃えると各ボスのデザイン画が完成し「おしえて! IKDさん!!」の内容が解禁されていく。 **評価点 -ボス戦のみに的を絞ったおかげで弾幕は若干アレンジされつつも再現されている。 --難易度が低いとさほど弾も出ないが、最終的にはやっぱりAC相当の弾幕が展開される。 --最高難易度クリアで登場する((もう1つの条件として、シングルとトレーニングの合計プレイ回数が240回以上且つEVACリポート106個以上解除でも解禁される。))「EXTRA」では、まさかの''AC版のSTAGE5がまるごとプレイ可能''。敵配置が別物になっているものの、AC版の雰囲気を味わうには十分な内容に仕上がっている。 -ハード性能のせいもあり、難易度は全体的に下方修正がかかっており初心者でも手軽にプレイ可能。 --オートボムなどの救済も多いので弾幕STG初心者にもかなり優しい。入門としても良いと思われる。 --とは言っても難易度曲線などを考慮すれば十分バランスは取れており、中・上級者でも楽しめる内容に仕上がっている。 -「おしえて! IKDさん!!」がなかなか面白い。 --今作だけでなく、AC原作版の攻略情報も教えてもらえるため意外とためになる。&br()文章だけでなく、イラストや実際のプレイムービーも見せてくれるため非常に分かりやすい。 -地味に笑えるネタ要素。 --今作はファンアイテム的な立ち位置もあってか、バカゲー的な要素も含む。例えば…… ---「おしえて! IKDさん!!」で登場する池田氏が''実写取り込み''。地味にポーズのパターンも多いので爆笑必至。 ---「アリスを愛している」という裏設定通り、アリスを狙うロイド(知らない人に解説すると…アリスとはパッケージやポスターにも登場している主人公の''男キャラ''であり''つまりそういう事である'')。 --やたら多いエヴァッカニア・ドゥームのバリエーション。 ---「光翼試作型」「光翼型試作支援機」「光翼型近接支援残酷戦闘機」「光翼重装迎撃型残酷戦闘機」他。もちろん本作限定。 ---本作のコンセプトの1つに「気軽にドゥーム様と戦える」というものがあり、実際''ゲーム開始直後にバトルへ直行できる''。それでいいのか真ボス。 **問題点 -やはりDSの画面では弾が見づらく、無駄に難易度が上がっている。 --画面の大きさの問題で画面外にパーツが出ていたりする事が多いため、全パーツを剥がして撃破などが困難なケースがよくある。 --現在ならLLシリーズを使用する事で多少は改善可能。 -ボムの仕様が変更されたため、AC版とは違った感覚でのプレイを要求される点はやや不評。 --緊急回避用ではなくスコア稼ぎ用なので、ACとは逆に積極的に使っていった方が得になっている。 -トレーニングでは唯一エヴァッカニア・ドゥームと戦えない。 --かなり手軽に実戦を挑めるとはいえ、この点は惜しまれている。 **総評 数少ない、というかほぼ唯一のDSで遊べる弾幕STG。~ 家庭で『ケツイ』を遊べる最初のタイトルでもあり好評を博した。 **余談 -需要に反して生産数が少なかった。 --ソフト全てにスペシャル攻略DVDが付属するためと思われる。現在はプレミアがついており中古でも定価以上、新品だと1万越えという状況(2014年1月現在)。 //ゲーム内容自体の問題点ではないようなのでこちらに移動。 -後にXbox360とPS3向けに移植版が発売された。 --収録されている資料や「おしえて! IKDさん!!」の存在から本作は現在はファンアイテム的な位置になっている。

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