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P-47 - (2011/03/10 (木) 07:09:08) の1つ前との変更点

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*P-47 【ぴーふぉーてぃせぶん】 |ジャンル|シューティング|~| |対応機種|アーケード|~| |発売元|ジャレコ|~| |開発元|NMK|~| |稼動開始日|1988年|~| |ポイント|名戦闘機が自機のシューティング&br()ひたすらに地味だが丁寧な作り|~| **概要 -1988年にジャレコ発売、NMK製作にてリリースされた横シューティングゲーム。 -実在の戦闘機「P-47」を操り、第二次世界大戦を彷彿とさせる戦場が舞台となっている。 -一人~二人同時プレイ可能、全8ステージ構成。 **主なルール -使用コントローラーはレバー+2ボタン。レバーにて自機の操作、ボタンは各自、メインショットとサブウエポンボタンに使用する。メインとサブの双方とも一切の使用制限はなく、連射しても特にデメリットはない、いわばダライアス方式。 --メインショットは前方に直進的なショットを撃つ攻撃。メインには一切のパワーアップ要因はなく、終始同じショットでプレイする事となる。 --サブウエポンはゲーム開始時には一切撃てないが、専用のアイテムを取得する事により撃てるようになる。サブウエポンは4種類あり、取得アイテムによって切り替わる仕掛けとなっている。また、取得アイテムを連続で取ると最大三段階までパワーアップができる(所持しているサブとは別のサブアイテムを取得してもパワーアップする)。 --自機がミスするとサブウエポンとスピードのランクが1つ下がってしまうペナルティがある。 //↑これは自信がないので間違っているかも by執筆者 -ときおり登場するヘリ型の敵を破壊すると、様々なアイテムが出現する。以下その詳細。 --サブウエポン系 ---T(ターレット)…レバーニュートラル時では自機の前斜め下にニ方向のターレットを放つ。レバーとの組み合わせにより、レバー方向とは間逆の位置にニ方向ターレットを放つ(一例としては、レバー上だと下に発射される)。 ---M(ミサイル)…自機の前方に最大八方向のミサイルを放つ。 ---B(ボンバー)…自機の前斜め下部に放物線状に落下する形でボンバーを放つ。自機下の敵に対して絶大な威力を発揮する。 ---E(エクスプロージョン)…自機の前方にエクスプロージョンを放つ。エクスは前方発射してすぐに破裂して複数の炸裂弾に変換する性質を持ち、レバーニュートラル時だと全方向、レバー前側だと前方向、レバー後ろ側だと後方向に弾が炸裂する。連射が効きにくいのが難だが、炸裂前のエクスの攻撃力はサブウエポン中トップクラスの威力を誇る。 --その他アイテム ---S(スピードアップ)…自機のスピードを上げる。 //↑何ランクまで上がるかは不明 by執筆者 ---1UP…そのまんまの1UP -ステージによっては、旗のついた敵戦車(偵察機)が走行している場面があり、そいつを倒さずに画面外に逃がしてしまうと、一時的に敵の猛攻が激しくなるというペナルティがある。 -残機制の途中復活で、すべてなくなるとゲームオーバーとなる。 **批評点 -ぶっちゃけいうと、当時のアーケード作の中でも存在が非常に地味で、一般的な知名度は低く、特別に評されている声も聞かれない。逆に評判が悪いという声もほとんどなく、良くも悪くも空気にされがちな一作であろう。 --かといって、作りがやっつけ臭いのかといえばそんな事はない。シューティングとしては普通に遊べるし、グラフィックに関しても地味ではあるが繊細に描かれており、BGMの評価も隠れた名曲として評価されている。 --そして何より、ゲームバランスが不安定な作品で人を選ぶ趣旨の強いNMK開発としては比較的難易度が大人しい部類で、ちょっとやり込めば1コインクリアも不可能ではない適度加減であった。その為、ごく一部ではあるが、本作を「地味な良作」と評するプレイヤーも存在する模様。本wikiの他の執筆でいえば『[[大旋風]]』と同じ系統のゲームというべきか。 --4つあるサブウエポンの性能も一長一短があり、どの武器を使い分けるかという面白さが堪能できる点も見逃せない評価点であろう。どのサブにも極端な外れウエポンがなく、どれを所持していても使い方次第で有効に使用できるのが嬉しいところ。 --難点を挙げるならば、ステージによっては背景と敵弾が同化して判別し辛い場面がある(ステージ2の夕日背景など)のと、いざという場面の緊急回避となるような行動がとれないので、戦況によってはミスが避けられない状況に陥りやすい点が多々ある事だろうか。 **総評 -特にこれといったネタがあるわけでもない''割と平凡な''シューティングではあるが出来はしっかりしている、それ以上でもそれ以下でもない無難なる佳作といった存在。NMK製としては特にバランス不安定と取れるような問題点も見当たらない。 -しかし、続編の『[[P-47 ACES>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/1202.html]]』は超絶的なバランス不安定作であり、悪い意味で地味では済まされない問題作となってしまった。やっぱりNMKの作るゲームは難易度調整が不安定な方向にあるようだ。 -マイナーながら家庭用移植は実はされており、一応は需要(?)があった模様。…といっても、移植先が初期のPCエンジンであり、その存在感はアーケード同様マイナーである。 ---- **家庭用移植 -PCエンジン Huカード版(1989年3月20日発売 日本エイコム) --AC版のデモ画面やニ人同時プレイの削除、ステージ構造の変化など、当時の事情的に致し方ない程度の劣化はあるが、シューティングとしての出来は良く、AC版の雰囲気は十分に再現できている。
*P-47 【ぴーふぉーてぃせぶん】 |ジャンル|シューティング|~| |対応機種|アーケード|~| |発売元|ジャレコ|~| |開発元|NMK|~| |稼動開始日|1988年|~| |ポイント|名戦闘機が自機のシューティング&br()ひたすらに地味だが丁寧な作り|~| **概要 -1988年にジャレコ発売、NMK製作にてリリースされた横シューティングゲーム。 -実在の戦闘機「P-47」を操り、第二次世界大戦を彷彿とさせる戦場を舞台に戦いを繰り広げる。 -一人~二人同時プレイ可能、全8ステージ構成。 **主なルール -使用コントローラーはレバー+2ボタン。レバーにて自機の操作、ボタンは各自、メインショットとサブウエポンボタンに使用する。メインとサブの双方とも一切の使用制限はなく、連射しても特にデメリットはない、いわばダライアス方式。 --メインショットは前方に直進的なショットを撃つ攻撃。メインには一切のパワーアップ要因はなく、終始同じショットでプレイする事となる。 --サブウエポンはゲーム開始時には一切撃てないが、専用のアイテムを取得する事により撃てるようになる。サブウエポンは4種類あり、取得アイテムによって切り替わる仕掛けとなっている。また、取得アイテムを連続で取ると最大三段階までパワーアップができる(所持しているサブとは別のサブアイテムを取得してもパワーアップする)。 --自機がミスするとサブウエポンとスピードのランクが1つ下がってしまうペナルティがある。 //↑これは自信がないので間違っているかも by執筆者 -ときおり登場するヘリ型の敵を破壊すると、様々なアイテムが出現する。以下その詳細。 --サブウエポン系 ---T(ターレット)…レバーニュートラル時では自機の前斜め下にニ方向のターレットを放つ。レバーとの組み合わせにより、レバー方向とは間逆の位置にニ方向ターレットを放つ(一例としては、レバー上だと下に発射される)。 ---M(ミサイル)…自機の前方に最大八方向のミサイルを放つ。 ---B(ボンバー)…自機の前斜め下部に放物線状に落下する形でボンバーを放つ。自機下の敵に対して絶大な威力を発揮する。 ---E(エクスプロージョン)…自機の前方にエクスプロージョンを放つ。エクスは前方発射してすぐに破裂して複数の炸裂弾に変換する性質を持ち、レバーニュートラル時だと全方向、レバー前側だと前方向、レバー後ろ側だと後方向に弾が炸裂する。連射が効きにくいのが難だが、炸裂前のエクスの攻撃力はサブウエポン中トップクラスの威力を誇る。 --その他アイテム ---S(スピードアップ)…自機のスピードを上げる。 //↑何ランクまで上がるかは不明 by執筆者 ---1UP…そのまんまの1UP -ステージによっては、旗のついた敵戦車(偵察機)が走行している場面があり、そいつを倒さずに画面外に逃がしてしまうと、一時的に敵の猛攻が激しくなるというペナルティがある。 -残機制の途中復活で、すべてなくなるとゲームオーバーとなる。 **批評点 -ぶっちゃけいうと、当時のアーケード作の中でも存在が非常に地味で、一般的な知名度は低く、特別に評されている声も聞かれない。逆に評判が悪いという声もほとんどなく、良くも悪くも空気にされがちな一作であろう。 --かといって、作りがやっつけ臭いのかといえばそんな事はない。シューティングとしては普通に遊べるし、グラフィックに関しても地味ではあるが繊細に描かれており、BGMの評価も隠れた名曲として評価されている。 --そして何より、ゲームバランスが不安定な作品で人を選ぶ趣旨の強いNMK開発としては比較的難易度が大人しい部類で、ちょっとやり込めば1コインクリアも不可能ではない適度加減であった。その為、ごく一部ではあるが、本作を「地味な良作」と評するプレイヤーも存在する模様。本wikiの他の執筆でいえば『[[大旋風]]』と同じ系統のゲームというべきか。 --4つあるサブウエポンの性能も一長一短があり、どの武器を使い分けるかという面白さが堪能できる点も見逃せない評価点であろう。どのサブにも極端な外れウエポンがなく、どれを所持していても使い方次第で有効に使用できるのが嬉しいところ。 --難点を挙げるならば、ステージによっては背景と敵弾が同化して判別し辛い場面がある(ステージ2の夕日背景など)のと、いざという場面の緊急回避となるような行動がとれないので、戦況によってはミスが避けられない状況に陥りやすい点が多々ある事だろうか。 **総評 -特にこれといったネタがあるわけでもない''割と平凡な''シューティングではあるが出来はしっかりしている、それ以上でもそれ以下でもない無難なる佳作といった存在。NMK製としては特にバランス不安定と取れるような問題点も見当たらない。 -しかし、続編の『[[P-47 ACES>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/1202.html]]』は超絶的なバランス不安定作であり、悪い意味で地味では済まされない問題作となってしまった。やっぱりNMKの作るゲームは難易度調整が不安定な方向にあるようだ。 -マイナーながら家庭用移植は実はされており、一応は需要(?)があった模様。…といっても、移植先が初期のPCエンジンであり、その存在感はアーケード同様マイナーである。 ---- **家庭用移植 -PCエンジン Huカード版(1989年3月20日発売 日本エイコム) --AC版のデモ画面やニ人同時プレイの削除、ステージ構造の変化など、当時の事情的に致し方ない程度の劣化はあるが、シューティングとしての出来は良く、AC版の雰囲気は十分に再現できている。

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