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バトルフィールド ベトナム - (2013/12/03 (火) 00:29:36) の最新版との変更点

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//仕分け議論を経て、カタログ行きが決まりました *バトルフィールドベトナム 【ばとるふぃーるどべとなむ】 |ジャンル|ファーストパーソン・シューティングゲーム|&amazon(B000FOTJSA)| |対応機種|Windows|~| |発売元|エレクトロニック・アーツ|~| |開発元|Digital Illusions CE|~| |発売日|2004年3月18日|~| |定価|7,980円|~| //|分類|''クソゲー扱いされやすい良作''|~| |ポイント|ひたすら重い事が全てをダメにした&br()周囲の環境も追いつかなかった側面もある|~| |>|>|CENTER:''[[バトルフィールドシリーズ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/963.html]]''| #contents(fromhere) ----- **概要 戦場アクションの代表作バトルフィールドシリーズの2作目。舞台を第二次世界大戦からベトナム戦争に移してアメリカ軍、南ベトナム、北ベトナム、ベトコンと4陣営の兵器などが登場。ケサンの戦い、テト攻勢等の主だった戦場がプレイできる。 **問題点 -一部の戦場は密林などが舞台のため草や木の膨大なオブジェクトを描写するため非常に重くなってしまった。もし、性能の良いグラフィックエンジンか1942程度の軽さであればまた評価が大きく変わったかもしれない。当時としては高いマシン性能を要求されたのも要因の一つだろう。 -ネットコードの処理も良くなくマルチプレイはかなり重かった。後にパッチなどで改善された。しかし当時はブロードバンド回線の性能も今ほど高くないためやむを得ない側面もある。 -日本サーバーが少なかった。1942の知名度が圧倒的で国内での宣伝は殆ど無いのでプレイヤーが少なかった。何よりバトルフィールド2の販売が間近であったことも影響がなかったとは否めない。 -バランス面 --武装したヘリコプターが非常に強力で戦闘機の爆撃以上に強力であり、登場マップは猛威を振るいヘリレイプ状態となる場合があった。 --アメリカの対戦車兵が強かった。LAWの使い勝手良すぎるので対車両だけでなく、銃より対人ロケランを使ってくるプレイヤーも少なくなかった(似たような点は後続作品でもあるが)。 --ベトコン側の特徴である設置用トラップが余り使いどころがない。普通に銃撃ってるほうが良い。下手に使えば味方を殺すことに…。 **評価点 -グラフィックがかなり美麗になっており、ジャングルだけあって下草や木等もかなり書き込まれている。その分重くなっているのだが -前作の1942よりパッチも含めればシリーズでも一、二の多さの兵器が登場する。 -前作での不便な点も改良されており、グラフィックに関しても向上している。問題点さえなければ…。 -登場兵器などのボリュームやできる事で言えば1942と同等か後続作品以上の幅の広さ。 --アメリカ軍はヘリを中心とした機動戦術がフューチャリングされている。兵員輸送や地上攻撃のみならず、操作が難しいものの船舶や装甲車をワイヤーで吊り下げてヘリボーンを行えると言った自由度の高さは後の作品にも無い要素である。 -今いち使いにくかったラジオコマンドも使いやすくまとめられている。 -シングルのAIの性能が向上したが、あくまでシングルはマルチのオマケ程度のもの。 -乗り物にはラジオが付いており、当時の流行曲や地獄の黙示録でお馴染みの『ワルキューレの騎行』までもが流せるので雰囲気はバッチリ。 **総評 大ヒット作の2作目ということで決してできは悪いわけではないものの重い事が足を引っ張ってファンから避けられてしまった。~ それさえなければ名作・良作であると評価する層も居なくはない。~ 公式側からもパッチは多く出されてテコ入れされたのだが振るず、毛並は良いはずなのに親元からも認知してもらえない忌み子のような存在となってしまった。 **備考 -スタッフの記事やインタビューではPCシリーズ作品を語る際はBFVが飛ばされてしまう。(BF1942→BF2→BF2142→BFBC2)※本来1942の次にBFVが来る -しかしシリーズ最新作の&bold(){BattleField BadCompany 2}のDLC &bold(){BadCompany 2 Vietnam}が発表された時、PVにはOPにも使用された『Fortunate Son』が使われ、タイトルに近作のロゴが使用され多くのファンを驚かせた。完全に無視されていた訳ではなく積年の無念も多少は晴れたであろう。
//仕分け議論を経て、カタログ行きが決まりました *バトルフィールド ベトナム 【ばとるふぃーるどべとなむ】 |ジャンル|FPS|#amazon(B000FOTJSA)| |対応機種|Windows|~| |発売元|エレクトロニック・アーツ|~| |開発元|Digital Illusions CE Canada|~| |発売日|2004年3月18日|~| |定価|7,980円|~| |プレイ人数|1~64人|~| |判定|なし|~| |ポイント|ひたすら重い事が全てをダメにした&br()周囲の環境も追いつかなかった側面も|~| |>|>|CENTER:''[[バトルフィールドシリーズ]]''| #contents(fromhere) ----- **概要 戦場アクションの代表作『バトルフィールド』シリーズの2作目。~ 1作目の『[[バトルフィールド1942]]』は第二次世界大戦が舞台だったが、本作は舞台をベトナム戦争に移してアメリカ軍、南ベトナム、北ベトナム、ベトコンと4陣営の兵器などが登場。ケサンの戦い、テト攻勢等の主だった戦闘がプレイできる。 今作の開発はDigital Illusions本家ではなく、当時カナダのオンタリオにあったDICEカナダスタジオが担当している((尚、カナダスタジオはDICEがEAの完全子会社となった2006年に解散した。))。 ---- **問題点 -処理の重さ --一部の戦場は密林などが舞台のため、草や木の膨大なオブジェクトを描写するため非常に重くなってしまった。もし、性能の良いグラフィックエンジンか『1942』程度の軽さであればまた評価が大きく変わったかもしれない。当時としては高いマシン性能を要求されたのも要因の一つだろう。 --ネットコードの処理も良くなくマルチプレイはかなり重かった。後にパッチなどで改善された。しかし当時はブロードバンド回線の性能も今ほど高くないためやむを得ない側面もある。 -日本サーバーが少なかった。『BF1942』の知名度が圧倒的で国内での宣伝は殆ど無いのでプレイヤーが少なかった。何より『[[バトルフィールド2]]』の販売が間近であったことも影響がなかったとは否めない。 -バランス面 --武装したヘリコプターが非常に強力で戦闘機の爆撃以上に強力であり、登場マップは猛威を振るいヘリレイプ状態となる場合があった。 --アメリカの対戦車兵が強かった。LAWの使い勝手良すぎるので対車両だけでなく、銃より対人ロケランを使ってくるプレイヤーも少なくなかった(似たような点は後続作品でもあるが)。 --ベトコン側の特徴である設置用トラップが余り使いどころがない。普通に銃撃ってるほうが良い。通常ルールだと味方に対しても作動や危害を加える上に、仕掛けられてるものがUIに表示されないので下手に使えば味方を殺すことに…。 ---- **評価点 -グラフィックがかなり美麗になっており、ジャングルだけあって下草や木等もかなり書き込まれている。その分重くなっているのだが -前作の『1942』よりパッチも含めればシリーズでも一、二の多さの兵器が登場する。 -前作での不便な点も改良されており、グラフィックに関しても向上している。問題点さえなければ…。 -登場兵器などのボリュームやできる事で言えば『1942』と同等か後続作品以上の幅の広さ。 --アメリカ軍はヘリを中心とした機動戦術がフィーチャリングされている。兵員輸送や地上攻撃のみならず、操作が難しいものの船舶や装甲車をワイヤーで吊り下げてヘリボーンを行えると言った自由度の高さは後の作品にも無い要素である。 -今いち使いにくかったラジオコマンドも使いやすくまとめられている。 -シングルのAIの性能が向上したが、あくまでシングルはマルチのオマケ程度のもの。 -乗り物にはラジオが付いており、当時の流行曲や地獄の黙示録でお馴染みの『ワルキューレの騎行』までもが流せるので雰囲気はバッチリ。 ---- **総評 大ヒット作の2作目ということで出来は悪くなかったが、処理の重さが足を引っ張ってファンから避けられてしまった。~ それさえなければ名作・良作であると評価する層も居なくはない。~ 公式側からもパッチは多く出されてテコ入れされたのだが振るわず、毛並は良いはずなのに親元からも認知してもらえない忌み子のような存在となってしまった。 ---- **備考 -スタッフの記事やインタビューでは、PCシリーズ作品を語る際は本作が飛ばされてしまう。 --シリーズの発売順は『BF1942』→『BF2』→『BF2142』→『BFBC2』なので、本来『BF1942』の次に本作が来るはずである。 -しかし『''BattleField BadCompany 2''』のDLC 「''BadCompany 2 Vietnam''」が発表された時、PVにはOPにも使用された『Fortunate Son』が使われ、タイトルに近作のロゴが使用され多くのファンを驚かせた。完全に無視されていた訳ではなかった訳で、積年の無念も多少は晴れたであろう。

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