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*GUITARFREAKS 11thMIX & drummania 10thMIX 【ぎたーふりーくす いれぶんすみっくす あんど どらむまにあ てんすみっくす】 |ジャンル|音楽ゲーム|~| |対応機種|アーケード|~| |販売・開発元|コナミ|~| |稼動開始日|2004年4月22日|~| |判定|BGCOLOR(lightsteelblue):''賛否両論''|~| |ポイント|ライセンス収録過去最高&br()''ENCORE到達条件の激難化''&br()EXTRA STAGEの仕様変更&br()''ギタドランド''&br()イメージコンセプトは良好&br()''ギタドラ第一次暗黒時代の兆候''|~| |>|>|CENTER:''[[GuitarFreaks & DrumManiaシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -「GUITARFREAKS & drummania」シリーズ(旧シリーズ)の最終作品。''公式''通称は「おっさん」。理由は後述。 -ロケテ時点ではSTANDARDモードの成績により、EXTRA STAGEに出現する曲数が変わる仕様に変更。 -e-AMUSEMENT機能の強化のためか、ギタドランドというグループ制の競合企画が存在。期待を抱くプレイヤーは多かったのだが… -稼働してから、EXTRA STAGEの仕様変更、ENCOREの進出条件が厳しくなり、戸惑うプレイヤーも少なくなかった。極めつけは今作の企画であるギタドランドが暗黒時代の象徴を告げる企画となってしまう。 ---- **問題点 -EXTRA STAGEの仕様 --今作はEXTRA STAGEに行くまでの平均ランクでEXTRA STAGEの出現曲数が変わる。 --平均S以上で2曲常駐、それより上で最大4曲になるが… --当時のこの仕様変更で喜ぶ人はまず少ないだろう。知らない人にとっては残りの2曲をプレイできないまま終わる可能性が高い。 ---平均ランクS以上で3曲常駐し、SSランク以上で4曲常駐するならまだ話はわかるが… -''ENCORE進出条件が激難化'' --これまではEXTRA専用曲でもSランク以上取ればENCOREに出現したが、今作からは''PERFECT率95%''でENCORE到達に変更された。 --今まで以上にENCORE曲が出しにくくなり、当時の人から見れば批判した人は少なくない。 ---さらに今作はなぜかPREIUM ENCORE STAGEが見当たらない。この存在は前回が10作目だからという特別な理由に基づく可能性もあるが… --いかんせんこの変更は初心者、中級者にとっては痛い仕様となった。 ---ちなみにENCORE曲の「鬼姫」は楽曲の質、ボリューム共に高く、今作のラスボスにふさわしい曲となっていることが救い。 -''ギタドランド'' --陣取りゲーム式の隠し要素企画。カードの絵柄により5つのチームのいずれかに所属し、ゲーム終了時に出現するルーレットとMAXコンボ数により自分のチームにポイントが加算され、一定のポイントが蓄積されると次のエリアを取得できる。エリアによっては隠し曲が出現する場合もある。 --…が、運要素と実力要素があまりにも強く、運が悪いと自分のエリアが消滅し、隠し曲がプレイできないだけでなく、''次回のDIVISIONまで参加できない''という仕打ちを受けてしまう。 --隠し曲に関してもエリアが取られると、取った隠し曲が消えてしまう''罰ゲームの要素がある。'' --その隠し曲もたった5曲しか無く、同じイベントの繰り返しもあり、早期にマンネリを招いてしまった((一部では『隠し曲が少ない分、競争が激しくならない(=隠し曲が埋まっている陣地を取られるリスクが少なくなる)』や『長期スパンの企画で隠し曲5つはさすがに少ない』と言われたり、曲数に関しては賛否両論分かれる所である。)) ---この企画に対しての更新も遅いことから、稼働当初からファンの人気は低かった。 ---この運要素の兼ねた企画はV2まで続き、今作がまさに悪質な企画の始まりと言える。特に次回作であるVの企画、ギタドタワーはギタドラ史上最悪な企画となってしまった。 -NONSTOPモードの扱い --前作では初級・中級・上級の3部門に分かれており、各プレイヤーの実力に合わせて選択できるようになっていたが、今作は9th&8th以来のオフィシャルコースという仕様に戻った。 --しかし今作ではNONSTOPモードで選べるのがオフィシャルコースだけになってしまい、自由度が低い仕様となってしまった。 ---Vでは自由選曲、ランダム選曲が復活。更にスキルポイントの対象に仕様変更が行われた。 --インターネットランキングも前作まではNONSTOPモードを使用していたのが今作は「規定曲」、「全曲」に特化したものとなってしまい、NON STOPモードの価値が極端に減ってしまった。 --次回作のV以降はインターネットランキングからギタドキングと名称を変えたが、NONSTOPを使用することはなく、「規定曲」で争うものとなった。 ---- **評価点 -非常に良質な版権曲 --カバー曲であるものの、sailing day(BUMP OF CHICKEN)、花火(aiko)、本日は晴天ナリ(Do As Infnity)、涙の海で抱かれたい(サザンオールスターズ)…などといった有名な曲がカバーされている。 --これは当時の背景であるものの、ライセンスのラインナップは充実していた。 ---更に初の隠し版権曲とマキシマム・ザ・ホルモンの提供などといったライセンスの収録もあり、更に充実した。 --以上から、今作に収録されたライセンス曲は過去最高の出来と評される事になった。 -システムBGMとキャッチフレーズが抜群に合っている --システムBGMは小野秀幸。キャッチフレーズはGET IT ALLのおじさん。イメージとマッチしていて、ここまでBGMとキャッチフレーズが合っている作品は数少ないところは評価できる。((ちなみにGET IT ALLの作曲者は小野秀幸ではなく妹尾和浩。)) --システムBGMは後に同氏が所属する亜熱帯マジSka爆弾によりアレンジされ、Ska Skaシリーズの『Ska Ska Na.4』(ジャンル名:ショータイム)として『Pop'n Music 12 いろは』に収録された。 ---ちなみにこの曲の担当キャラは以前『Pop'n Music 6』で同じくSka Skaシリーズの『Ska Ska Na.3』を担当していたホーン(トランペット奏者のガイコツ)だが、おじさんと合体したデザインでの登場。((当初は本当におじさんを担当キャラにしたかったらしい。)) --デザイナーのあまもん氏は、今作そのもののことを「おっさん」と称していた。今まではズレていたのを「きゅうはち」「はちなな」などと呼んでいたが、11と10で非常に略しにくくなったことと、おじさんのイメージがあまりにも強すぎたからとのこと。 -相変わらずコナミオリジナル曲も好評 --シリアス路線ではくにたけみゆきの「My Friend」、Kozo Nakamuraの「Dragon Blade」、あさきの「赤い鈴」など。 --DDRやIIDX、pop'nで人気を博していたNAOKI&junのユニットTЁЯRAが「WE ARE」でギタドラに参戦。 --なおロング曲は先程のsailing day以外ではニカコ提供の「カナリア」が良曲かつ今作のイメージにマッチングする程明るい曲。 --pop'n musicからは「明鏡止水」が移植。同曲は他機種からの移植ではあるが同時にEXTRA曲担当という破格の待遇を受けている。 ---同時にpop'nでは非常に聴き取りづらかったあさきのギターがゲームのコンセプトに合わせて前面に出された。((pop'nの音源ではギターの音量が非常に小さかったために「名義詐欺」「feat.あさきではなくfeat.亜熱帯マジ-SKA爆弾にするべき」など言われていた。)) -削除曲が非常に少ない --今作はたったの4曲とGF7thから比較すると、削除数は少なくなった。 --この背景にはe-AMUSEMENTの普及率が上がったことが考えられる。 ---ただし前作と同じくe-AMUSEMENT利用前提の為、オンラインサービスが終わった今日では、たとえ旧作を見つけたとしても一部の旧曲(前作の隠し曲とギタドランド解禁曲含む)がプレイ出来なくなっている。 //削除曲が少ないこととは話が変わってるのでCO 必要ならeAmuによるプレイ曲数の変更を単独項目で問題点などに書いてください。 -インターネットランキングの変更 --以前まではNONSTOPモードを主体にインターネットランキングを展開していたが、当時はNONSTOPモードがスキルポイントの対象になっていなかったため、やる人は限られていた。 --今作からスタンダードでも選べるようになり、「規定曲」および「全曲」から競いあえるようになった。 ---次回作のVからギタドキングに名称を変更し、隠し曲までもらえる仕様に変更された。 ---- **総評 今作のキャッチコピー「IT'S A SHOWTIME!!」が示す通り、豪華な版権曲や良質なコナミオリジナル楽曲が目玉となったバージョン。 しかしながら、運要素の強いイベントやボス曲の出現条件の難化といったマイナスポイントも非常に多く、旧ナンバリングシリーズにおける有終の美を飾ったとは言いがたい。~ 良くも悪くも「賛否両論」という結論に落ち付いたバージョンと言えよう。 //皮肉にもこの企画の存在がギタドラ第一次暗黒時代を告げる象徴的なものとなってしまう・・・ //-本作で取り沙汰されていた運要素の強い企画はV2まで続いてしまった。 //--特に新シリーズの始まりとなるVのギタドタワーはギタドラ史上最悪な企画となってしまった。 ---- **その後の展開 -その後新シリーズとして『V』が稼働開始。 --同作では本作で取り沙汰されていた運要素の強いイベントが続投。しかも大した改善の兆しすら見られず、結局更なる次回作の『V2』まで続く事になった。 --同作から『V2』までの2作はファンからも評価が低く、結果的に''ギタドラ第一次暗黒時代''と称されている。 ---- **余談 //これだけだといいとも悪いとも取れないただの事実なので余談へ -稼働期間が過去最長を記録 --当時の背景であるが、半年ごとに新作が出ていたギタドラシリーズだが、今作はV移行のために時間がかかったという理由もあるが、異例の10カ月も稼働が続いていた。 -現在のEXTRA・ENCORE仕様について --EXTRAの仕様変更(今作のみ)、ENCOREの到達条件の難化は前作のプレイヤーから違和感が生じたものの、今にしてみれば、この仕様変更は良かったのかもしれない。 --昔と違い、現在は実力の高いプレイヤーが続出している。何よりSランクでのアンコール到達では達成感が薄れることも考えると、当時のプレイヤーレベルを踏まえれば思い切った改革かもしれない。 -「Dragon Blade」のクリップに登場するお姉さんの設定がツッコミどころ満載。 --名前からして「''桃色 凛呼''(モモイロ リンコ)」、「22歳のヤンママ探偵」「冷静でドSだが子供には優しい」等。 --カナリヤのクリップに出てくる女子高生にも名前が付いていたり、他の曲にも名前と設定が付いているキャラがある事から、今作におけるイメージクリップ及びビジュアル面に対する力の入れ具合が伺える。
*GUITARFREAKS 11thMIX & drummania 10thMIX 【ぎたーふりーくす いれぶんすみっくす あんど どらむまにあ てんすみっくす】 |ジャンル|音楽ゲーム|~| |対応機種|アーケード|~| |販売・開発元|コナミ|~| |稼動開始日|2004年4月22日|~| |判定|BGCOLOR(lightsteelblue):''賛否両論''|~| |ポイント|過去最高ラインナップの版権曲&br()''ENCORE到達条件の激難化''&br()EXTRA STAGEの仕様変更&br()''ギタドランド''&br()イメージコンセプトは良好&br()''ギタドラ第一次暗黒時代の兆候''|~| |>|>|CENTER:''[[GuitarFreaks & DrumManiaシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- //一部日本語がおかしい部分、明らかな主観に基づく解説を修正 **概要 -「GUITARFREAKS & drummania」シリーズ(旧シリーズ)の最終作品。''公式''通称は「おっさん」。理由は後述。 -ロケテ時点ではSTANDARDモードの成績により、EXTRA STAGEに出現する曲数が変わる仕様に変更。 -e-AMUSEMENT機能の強化のためか、ギタドランドというグループ制の競合企画が存在。期待を抱くプレーヤーは多かったのだが… --- **評価点 -非常に良質な版権曲 --カバー曲は「花火(aiko)」、「そばかす(JUDY AND MARY)」、「本日は晴天ナリ(Do As Infnity)」、「涙の海で抱かれたい(サザンオールスターズ)」、「ルージュの伝言(荒井由実)」と有名所が出揃っている。その中でも「sailing day(BUMP OF CHICKEN)」は第2のロング版権として収録された。 --本人歌唱の提供曲ではDONOTSからは「GET GOING」、マキシマム・ザ・ホルモンは「ROLLING1000tOON」を提供。後者はエアマスターという深夜アニメの主題歌としてリリースされており、版権曲の中でも特に人気が高かった。 ---また、ギタドランドで登場した「サークルコースター」は、ギタドラでは初となる隠し版権曲((当作品より前に出たBEMANIシリーズでも版権曲が隠し曲になっているパターンはある。))((近い時期に稼働してたpop'n music 11でもアニメロシリーズに入ってた版権曲や、「ジャイアンリサイタル/おれはジャイアンさまだ!(当時ジャイアンの声優を務めていたたてかべ和也氏本人が歌唱)」がイベントの隠し曲となっていた。))になっている。 //--これは当時の背景であるものの、ライセンスのラインナップは充実していた。 //--以上から、今作に収録されたライセンス曲は過去最高の出来と評される事になった。 -相変わらず好評のコナミオリジナル曲 --レギュラーアーティストからはHandsome JET Projectの「二人はラブラブ(仮)」、くにたけみゆきの「My Friend」、Kozo Nakamuraの「Dragon Blade」など様々なジャンルの楽曲が揃っている。 ---特に「Dragon Blade」は絶大な支持を受けており、クリップを含めて印象に残っているユーザーも計り知れない。 --DDRやIIDX、pop'nで人気を博していたNAOKI&junのユニットであるTЁЯRAは「WE ARE」でギタドラに初参戦した。 --ロング曲は前述の「Sailing day」を含め、戦時中をテーマにしたあさきの「赤い鈴」、ニカコ提供曲である「カナリヤ」、GF初期の名曲であるMAGIC MUSIC MAGICをアレンジした「LET ME BELIEVE」と、いずれも評価が高い。 --pop'n musicからは「☆shining☆」と「明鏡止水」が移植。特に明鏡止水は他機種からの移植でありながらEXTRA曲に抜擢される高待遇を受けていた。 ---同時にpop'nでは非常に聴き取りづらかったあさきのギターがゲームのコンセプトに合わせて強調された。((pop'nではギターの音量が非常に小さかった為、「名義詐欺」「feat.あさきではなくfeat.亜熱帯マジ-SKA爆弾にするべき」など言われていた。)) --ENCORE曲は鬼の子合唱団ことあさきが担当した「鬼姫」。楽曲の質、難易度共に高く、今作のラスボスに相応しいものとなっている。 -システムBGMとキャッチフレーズが抜群に合っている --今作のシステムBGMは小野秀幸が担当している。ブラスセクションが主体となっており、今作のテーマ及びビジュアルに非常にマッチしている。 --後に同氏が所属する亜熱帯マジ-SKA爆弾によりアレンジされ、Ska Skaシリーズの『Ska Ska Na.4』(ジャンル名:ショータイム)としてポップン12に収録された。 ---ちなみにこの曲の担当キャラはポップン6のスカ(Ska Ska No.3)を担当していたホーン((トランペット奏者のガイコツ))だが、おっさんと合体したデザインでの登場となっている((当初はおっさんを担当キャラにしたかったらしい。))。 -削除曲が非常に少ない --今作の削除曲はたった4曲のみ。この背景にはe-AMUSEMENTの普及率が上がったことが考えられる。 ---ただし前作と同じくe-AMUSEMENTのサービスが行われている事に加え、追加楽曲のデータが入っているディスクのインストールが前提となっている。その為オンラインサービスが終わった今日では、たとえ旧作を見つけたとしても一部の旧曲((前作のe-AMUSEMENTサービス使用時限定の2曲とSHOP RANKINGの解禁曲を含む。))がプレー出来ない。 //削除曲が少ないこととは話が変わってるのでCO 必要ならeAmuによるプレー曲数の変更を単独項目で問題点などに書いてください。 -インターネットランキングの仕様変更 --今作ではNONSTOPからSTANDARDにIRの場を移し、期間内のスコアで争う「規定曲」部門や、稼働終了まで集計を行っている「全曲」部門が設けられた。 ---次回作のVからギタドキングに名称を変更し、隠し曲まで貰える仕様に変更された。 ---- **問題点 -EXTRA STAGEの仕様 --今作はEXTRA STAGE進出までの平均ランクでEXTRA STAGE専用曲の出現曲数が変わる。 --平均S以上で2曲出現、SS判定を2回で最大4曲になるが… --当時のこの仕様変更を喜ぶ人はまず少ないだろう。知らない人にとっては残りの2曲をプレー出来ないまま終わる可能性が高い。 //---平均ランクS以上で3曲常駐し、SSランク以上で4曲常駐するならまだ話はわかるが… -''ENCORE進出条件が激難化'' --これまではEXTRA専用曲でSランク以上取ればENCOREが出現したが、今作からは進出条件が''PERFECT率95%''に変更された。 --今まで以上にENCORE曲が出しにくくなり、批判の声は少なくなかった。 ---さらに今作はなぜかPREIUM ENCORE STAGEが見当たらない。この存在は前回が10作目だからという特別な理由に基づく可能性もあるが… --いかんせんこの変更は初心者、中級者にとっては痛い仕様となった。 -''運ゲー&貢ぎゲーのギタドランド'' --陣取りゲーム式の隠し要素企画。カードの絵柄により5つのチームのいずれかに所属し、ゲーム終了時に出現するルーレットとMAXコンボ数により自分のチームにポイントが加算され、一定のポイントが蓄積されると次のエリアを取得できる。エリアによっては隠し曲が出現する場合もある。 --…が、実力要素以上に運要素があまりにも強く、運が悪いと自分のエリアが消滅し隠し曲がプレーできないだけでなく、''次回のDIVISIONまで参加できない''という仕打ちを受けてしまう。 --隠し曲に関してもエリアが取られると、取った隠し曲が消えてしまう''罰ゲームの要素がある。'' --その隠し曲もたった5曲しか無く、期間が移行しても取り合う隠し曲は変わらず同じ内容を繰り返したことから、早期のマンネリ化を招いてしまった((一部では『隠し曲が少ない分、競争が激しくならない(=隠し曲が埋まっている陣地を取られるリスクが少なくなる)』や『長期スパンの企画で隠し曲5つはさすがに少ない』と言われたり、曲数に関しては賛否両論分かれる所である。)) --期間移行のスパンも遅いことから、稼働当初からファンの人気は低かった。 -NONSTOPモードの扱い --前作では初級・中級・上級の3部門に分かれており、各プレーヤーの実力に合わせて選択できるようになっていたが、今作は9th&8th以来となるオフィシャルコースが用意定されている。 --しかし今作のNONSTOPモードで選べるのがオフィシャルコースだけになってしまい、自由にコースを組んだりランダム選曲で遊んだりする事が出来なくなってしまった。 ---Vでは上記の自由選曲とランダム選曲が復活し、GF側はBASSやOPENPICKパートが選択でき、オフィシャルコースがスキルポイントの対象に含まれるようになった。 ---- **総評 今作のキャッチコピー「IT'S A SHOWTIME!!」が示す通り、豪華な版権曲や良質なコナミオリジナル楽曲が目玉となったバージョン。 しかしながら、運要素の強いイベントやボス曲の出現条件の難化といったマイナスポイントも非常に多く、旧ナンバリングシリーズにおける有終の美を飾ったとは言いがたい。~ 良くも悪くも「賛否両論」という結論に落ち付いたバージョンと言えよう。 //皮肉にもこの企画の存在がギタドラ第一次暗黒時代を告げる象徴的なものとなってしまう…… //-本作で取り沙汰されていた運要素の強い企画はV2まで続いてしまった。 //--特に新シリーズの始まりとなるVのギタドタワーはギタドラ史上最悪な企画となってしまった。 ---- **その後の展開 -次回作は新シリーズとして『V』が稼働開始。 --基盤変更によってビジュアル面が向上したり、容量の都合で削除されたコナミオリジナル曲が大量に復活している。 --しかし、本作で取り沙汰されていた運要素の強いイベントが続投。大した改善の兆しすら見られず、結局更なる次回作の『V2』まで続く事になった。 --同作から『V2』までの2作はファンからも評価が低く、結果的に''ギタドラ第一次暗黒時代''と称されている。 ---- **余談 //これだけだといいとも悪いとも取れないただの事実なので余談へ -キービジュアルについて --前作のクールな色合いのイメージから一新し、ショッキングピンクをベースとした派手なカラーリングとなっている。 --さらに、GET IT ALLのクリップで登場した「おっさん」をフィーチャーしており((ちなみにGET IT ALLの作曲者は小野秀幸ではなく妹尾和浩。))、衣装も上記のイメージに合わせたもとなっている。 --デザイナーのあまもん氏は今作自体を「おっさん」と称していた。今まではズレていたのを「きゅうはち」「はちなな」などと呼んでいたが、11と10で非常に略しにくくなったことと、おっさんのイメージがあまりにも強すぎたからとのこと。 -稼働期間が過去最長を記録 --これまでは半年ごとに新作が出ていたギタドラシリーズだが、今作はVシリーズへの準備期間があった為か、当時としては異例である10カ月も稼働が続いていた。 -現在のEXTRA・ENCORE仕様について --EXTRAの仕様変更(今作のみ)、ENCOREの到達条件の難化は当時こそ批判の対象となったが、プレーヤースキルが向上した現在となっては思い切った改革といえる。 --Sランクでのアンコール到達では達成感が薄れることに加え、オペレーター視点では全体的なプレー時間の短縮に伴う回転率向上に寄与したのは確か。 -クリップのキャラに一部名前が付いている --「Dragon Blade」のクリップに登場するお姉さんの設定がツッコミどころ満載。名前からして「''桃色 凛呼''(モモイロ リンコ)」、「22歳のヤンママ探偵」「冷静でドSだが子供には優しい」等。 --カナリヤのクリップに出てくる女子高生にも名前が付いていたり、他の曲にも名前と設定が付いているキャラがある事から、今作におけるクリップ及びビジュアル面に対する力の入れ具合が窺える。

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