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お茶犬の部屋DS3」を以下のとおり復元します。
*お茶犬の部屋DS3
【おちゃけんのへやでぃーえすすりー】

|ジャンル|テーブル & コレクションゲーム|&amazon(B0017KKJR6)|
|対応機種|ニンテンドーDS|~|
|メディア|512MbitDSカード|~|
|発売元|エム・ティー・オー|~|
|開発元|フューチャークリエイツ|~|
|発売日|2008年5月22日|~|
|価格|5,040円(税込)|~|
|プレイ人数|1~4人|~|
|セーブデータ|1箇所|~|
|レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|DSお茶犬の部屋シリーズ第三弾&br()今度の舞台は山・海・○○&br()やはり以前作と同じ路線|~|
|>|>|CENTER:''[[お茶犬ゲームリンク>お茶犬シリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
-セガトイズとホリプロの共同開発で生み出された癒し系キャラクター「お茶犬」のゲーム化であり、『お茶犬の部屋』としてはシリーズ4作目でもある。
-大体はシリーズ通りのノリだが、本作は移動できる場所が増え、前作以上のボリューム増量化が図られている。
-任意 & ときおりオートセーブ機能搭載。系統はややタッチペン使用率が高いが、ボタン操作に対応している場面も多々ある。

**登場お茶犬一覧
-お茶犬
--リョク (緑茶犬)
--アール (紅茶犬)
--ロン (烏龍茶犬)
--チャイ (紅茶犬)
--ハナ (ハーブ茶犬)
--カフェ (コーヒー犬)
--ムハ (麦茶犬)
--サクラ (さくら茶猫)
--ラン (ラベンダー茶猫)
--ミン (ジャスミン茶猫)
--ソー (そば茶猫)

-お茶犬Sweets
--ロール (ロールケーキ犬)
--キャン (スイートキャンディー犬)
--ビス (ビスケット犬)
--ドナ (ドーナツ犬)
--コットン (わたあめ犬)
--ショート (イチゴショート犬)
--チップ (コンソメチップ犬)
--シュー (シュークリーム犬)
--ツェル (プレッツェル犬)
--チェリ (チェリー犬)
--グレープ (グレープ犬)
--オレンジ (オレンジ犬)
--バナナ (バナナ犬)
--ストロベリー (ストロベリー犬)
--モンブラン (モンブラン犬)
--ペロキャン (ペロ×2 キャンディー猫)
--プリン (プリン猫)

-お茶犬つく~るで作成したオリジナルお茶犬(猫)達

**主なルール
***前作からの変更点
-『お茶犬の部屋シリーズ』としては初めて、お茶犬Sweetsが登場。全キャラ共に始めからマイキャラ選択が可能。
-行動場所範囲の拡大化。前作でいうところの「広場」の他に、「山場」「海辺」「???」に移動できる。
--「広場でのガーデニング」「山場・海辺でのアイテムムービー鑑賞」といった本作オリジナル要素が用意されている。
-アイテムのゲット方法の多彩化。前作までは原則ショップによるミニゲームのみのゲットだったが、本作では別の方法でゲットしないとアイテムがコンプできない。
-スクラッチシートの収集要素が追加。及び、ガチャ景品の廃止。

-アイテムなどの素材やミニゲームの種類、ストーリーイベントなどが前作から変更、もしくは増強された。
--「アイテム 575種類」「スクラッチシート 72枚(12種類のイラスト)」「ミニゲーム 36種類」
-アイテムの建物(区別)の変更。本作では「レジャー」の建物が追加された。前作でいうところの「庭用品」の建物はなくなり、本作では「花」がその代用として新設されている。

***ゲームモード
-メインメニューについて。
--ゲームを始めるとメインメニューから以下のモードが選択できる。
---「ゲームをはじめる」…メインゲーム(お茶犬の部屋)に移項する。
---「ミニゲーム」…メインゲームでプレイしたミニゲームを単独でプレイできる。
---「コレクション」…メインゲームでゲットしたアイテムやスクラッチカードを鑑賞できる。
---「お茶犬つく~る」…自分好みのオリジナルお茶犬らを作成できる。
---「おえかき」…メインゲームで特定条件を満たすとプレイ可能。お茶犬の絵が描けるお遊びモード。
---「おはなし」…メインゲームで発生したイベントを再鑑賞できる。
---「みんなであそぶ」…DS機能による最大4人までのダウンロード通信対戦プレイができる。プレイするにはDS本体が人数分必要(本ソフトは1つのみでOK)。

-マイキャラの選択について。
--初めてメインゲームをプレイすると、28匹(+ お茶犬つく~るで作成した犬・猫)から好きなお茶犬(猫)のマイキャラ選択ができる。
---選んだマイキャラはお茶犬の部屋のメインキャラとなり、常に画面内にい続けてくれる存在となる。
---メニューにてマイキャラをいつでも変更する事も可能。

***お茶犬つく~る
-お茶犬つく~るについて。
--あらかじめ用意された肌の色やアクセサリーなどを選び、自分だけのオリジナルお茶犬(猫)を作成できる。
---作成したお茶犬達は部屋に行動させて、先住達と一緒にリアクション楽しめる。但し、行動させるお茶犬達は必ず1匹限りとなる。
---作成したお茶犬達は16匹までの保存ができる。
--通信機能を用いて、作成したオリジナルお茶犬達を相手プレイヤー側の本ソフトへプレゼントできる。
---プレゼントといっても、こちら側のオリジナルお茶犬達のデータは消去される事はない。厳密にはプレゼントというよりはデータのコピー送信といった方が正しい。
--メインメニュー画面でとあるコマンドを入力すると、通常では入手できないアクセサリー素材がゲットできる。
---コマンド入力方法は本作公式サイトに記載されている。

***お茶犬の部屋
-お茶犬の部屋について。
--本作ではお茶犬達が家の中で自由気ままに暮らしている。
---プレイヤーは家の中にある部屋や庭へと自由に移動できる。そこで下記の行動を起こしながらもお茶犬達と触れ合う事ができる。
---ゲーム初期時では一部の部屋しか移動できないが、アイテムを多くゲットする度に「庭」「リビング」「ダイニング」「2F」「3F」の5箇所の部屋への移動が可能となる。
---移動した部屋には必ずマイキャラが登場し様々なリアクションをしてくれる。また、マイキャラに選ばれなかったお茶犬達の誰かが最大2匹まで登場する(誰が登場するかはランダム)。
---部屋内で十字ボタンなどを操作するとカメラアングルの調整ができる。
--お茶犬の部屋でできる行動は以下の通り。

--「お茶犬達と触れ合う」
---お茶犬達が暮らす部屋の中で、部屋内にで歩き回るお茶犬達をタッチしたり、DSマイクに息を吹きかけたり、同じくDSマイクに彼らの名前を呼んだりしてリアクションが楽しめる。
---アイテムを飾っていると、お茶犬達がそれに対する行動を起こす場合がある。
--「お茶犬達を育成する」
---お茶犬達に「タッチペンでなでる」「DSマイクに声を発する」などの行動を繰り返していくと、「好感度」というメーターが上昇する。
---好感度を上げれば上げる程、以前にはなかった新しいリアクションをしてくれる様になり、より多彩なお茶犬達の動きが堪能できる。
--「部屋をコーディネイトする」
---アイテムをゲットするとそれを部屋内に飾れ、自分好みの部屋にコーディネイトできる。
---各部屋にはアイテムの置ける場所に限りがあるので、それを踏まえた配置を考えなければならない。
---アイテムを置くとその分のストックが消費され、アイテムを重複ゲットしていない限りは別の部屋に同じアイテムを置く事はできなくなる。
---置いたアイテムを片付けて部屋から消去する事もできる。この場合はストック消費していたアイテムは元に戻り、他の部屋に置く事が可能となる。
---アイテムには「庭専用」「室内専用」「レジャー専用」のものがあり、庭専用のアイテムを室内部屋に飾りつける事はできない(その逆もしかり)&br()また、レジャー専用のアイテムは部屋全般で飾り付ける事ができない(下記の広場などの項参照)。

-メニューについて。
--部屋にいる状態はメニュー画面が表示されている。メニューの種類に関しては以下の通り。
---「ショップ」…ショップ画面に移項する。
---「アイテム」…入手したアイテムの鑑賞、及び部屋のコーディネイトができる。
---「マイク」…部屋内にいるお茶犬達に対し、DSマイクで呼んでリアクションを楽しむ事ができる。
---「いどう」…「お茶犬の部屋」「広場」「山場」「海辺」「???」のいずれかの場所に移動できる。
---「スクラッチ」…広場などで集めた葉っぱと引き換えにスクラッチシートが入手・鑑賞できる。スクラッチシートを6枚揃えると1種類のイラストとなる。
---「キャラ」…マイキャラの変更ができる。
---「セーブ」…現状の任意セーブができる。なお、本作は任意セーブ以外にも、特定条件を満たす事でオートセーブもされる。
---「とじる」…メニューを終了する。

***広場・山場・海辺・???
-広場などについて。
--メニューの「いどう」を選ぶと、「広場」「山場」「海辺」「???」のいずれかの場所へ移動し、プレイヤー自らがマイキャラを操作できる。
--すべての場所に関して。
---各場所には何匹かのお茶犬達が散歩をしており、彼らにマイキャラを近づけてボタンなどを押すとミニゲームがプレイできる。&br()ミニゲーム内容はショップでプレイできるそれと全く同じである。ミニゲームをクリアすると、ここでしか手に入らないアイテムがゲットできる。
---同じく各場所には「葉っぱ」や「種」が至るところに散らばっており、マイキャラにそれらを触れさせるとゲットできる。&br()前者をストックしておくと、メニューのスクラッチにてスクラッチシートと交換できる。後者は広場で蒔ける種がストックされる。
--「広場」に関して。
---広場ではアイテムの一種である「種」を土に蒔き、花を育てる(ガーデニング)事ができる。
---花が育つには時間経過が必要だが、本作には時間の概念はない。ショップなどで何かのミニゲームをプレイする事によって時間経過扱いとなり、花が段々と育っていく。
---花は「アイテムに変化する花」と「鑑賞用の花」の2タイプがある。前者はこの方法でしかゲットできないアイテムばかりであり、アイテムをコンプするには必ず育てる必要がある。
--「山場」「海辺」に関して。
---山場・海辺ではお茶犬の部屋同様にアイテムのコーディネイトができる。但し、コーディネイトできるアイテムはレジャー系とその他一部のみである。
---コーディネイトした特定のアイテムにマイキャラを近づけてボタンなどを押すと、そのアイテムにちなんだ専用のムービーが鑑賞できる。
--「???」に関して。
---ゲームを後半まで進めていくと出現する場所。詳細は割愛する。

***アイテム
-アイテムについて。
--ショップ画面に移項すると様々な店が並んでいる。
---ショップには「インテリア」「家具」「電気」「食べ物」「レジャー」「花」「おもちゃ」「雑貨」の8つの建物がある。
--ショップとは銘打っているものの本作にはお金の概念はない。
---''アイテムをゲットするには指定されたミニゲームをクリアする必要がある''。よって、本作のショップは厳密にいえば「ミニゲームをこなして無料でゲットできる」意味合いとなる(売買とは一切無縁)。
---ミニゲームの内容はアイテムを選ぶ度にランダムで決定される。''苦手なミニゲームをプレイするのが嫌な場合、何度も選び直していけばそれを回避できる''。
---ミニゲームには「かんたん」「ふつう」「むずかしい」の難易度があり、アイテムを多く入手する程に難しい難易度に遭遇しやすい法則がある(任意選択は不可)。
---ミニゲームをクリアすると選んだアイテム1種類が1つゲットできるが、同じアイテムのミニゲームを回数分クリアすると重複ゲットが可能。
---アイテムはどれも有限であり、1種類のアイテムを限界まで重複ゲットしてしまうと「売り切れ」となりそれは二度とゲットできなくなる。

-アイテムの入手方法について。
--本作ではアイテムのゲット方法が以下の3通りある。
---ショップのミニゲームをクリアしていく。
---メニューの"いどう"で行ける広場にて、土に種を蒔いてミニゲームをこなし、アイテムに変化する花を育てる。
---メニューの"いどう"で行ける場所(どこでもOK)にて、お茶犬達に話しかけてミニゲームをクリアしていく。
--アイテムは総計で575種類存在する。

***ミニゲーム
-ミニゲームについて。
--「モード選択時」「メインゲームのアイテム購入時」「通信プレイ時」において、数々のミニゲームがプレイできる。
---トランプゲーム関係のゲームに関してはCPUも含めた3~4までのプレイ人数の選択ができる。
---ミニゲームをプレイする前に三段階からの難易度選択ができる(メインゲームのアイテム購入時は除く)。
--ミニゲームの種類は以下の通り。なお、通信プレイに対応しているミニゲームに関しては、下記に「対応」と表記している。

#region(ミニゲーム一覧)
|分類|ミニゲーム|通信|
||||
|トランプ|神経衰弱|対応|
|~|7並べ|対応|
|~|大富豪|対応|
|~|ババ抜き|対応|
|~|スピード|対応|
|スポーツ|ボウリング|対応|
|~|お茶犬サッカー||
|~|お茶犬カート||
|~|エアホッケー|対応|
|~|ホームラン競争||
|テーブル & パズル|ジグソーパズル||
|~|二角取り||
|~|リバーシ||
|~|お茶犬みっけ!|対応|
|能力 & クイズ|お茶犬パネルクイズ||
|~|お茶犬の間違い探し||
|~|お茶犬能力トレーナー||
|~|世界のあいさつ||
|お茶リンピック|クレー射撃||
|~|アーチェリー|対応|
|~|水泳||
|~|100メートル走||
|縁日|わたがし||
|~|輪投げ||
|~|パチンコ射撃||
|~|金魚すくい||
|~|ヨーヨー釣り||
|バラエティ|だるまさんがころんだ||
|~|お茶犬キラキラ星座||
|~|お茶犬ダーツ|対応|
|おみせ屋さん|お茶犬くるくる寿司|対応|
|~|お茶犬バーガー||
|~|お茶犬のケーキ屋さん||
|リズムゲーム|タンバリン|対応|
|~|カタカタ♪ カスタネット||
|~|お茶犬マンボ♪||

#endregion

***イベントとエンディング
-イベントとエンディングについて。
--特定条件を満たすと何かしらのイベントシーンが発生する。
---条件としては「メインモード初プレイ時(オープニング)」「アイテムの特定種類ゲット時に挟まれるイベント」「アイテムを全種類コンプする(エンディング)」がある。
---エンディングを迎えるとスタッフロールの後にタイトル画面に戻されるが、その後もセーブデータが引き継がれた状態でのメインゲーム再開ができる。

**評価点
-様々な要素の追加。
--前作『お茶犬の部屋DS2』から、より多くの新要素が加えられた。
---アイテムの数が「前作の500種類 ⇒ 575種類」とさらに増強。ミニゲーム数は前作同様の36種類だが、半数のミニゲームが新しいものに入れ替えられている。
---行動場所が増えた事で、「広場でのガーデニング」「レジャー気分で山場や海辺にお出かけ」「葉っぱを集めてスクラッチシートゲット」という新たな新境地での楽しみもある。&br()『お茶犬の部屋シリーズ』なのにアウトドアな行動ができるのはある意味ゲームタイトルと矛盾している気もしないでもないが、その辺は気にしてはいけないのだろう。
---お茶犬ファミリーの倍増により、より賑やかなキャラの顔触れが堪能できるのも嬉しい。

-シリーズ譲りの安定したゲーム性。
--癒し可愛いお茶犬らがちょこまかと動き回る愛おしさもやっぱり同様。
---お茶犬つく~るでオリジナルお茶犬達を作れるのは本作でも健在だが、お茶犬Sweets側の素材が追加され、より作成の自由度が高くなった。
--「ミニゲームをプレイしてアイテムゲットを繰り返せば確実にエンディングに近づく」という分かりやすさも健在。
---特にミニゲーム中における何かの制限はないので、ミニゲーム一徹でプレイするのも、お茶犬達のリアクションや部屋のコーディネイトなどを重心に楽しむのもプレイヤーの自由である。

**問題点
-問題点もシリーズ譲り。
--アイテムが増え、それに伴いミニゲームの作業感も増してしまった。
---これに関してはシリーズ全般にいえる事であり、決して本作だけを責める訳ではないが、500超を超えるアイテムをコンプするには結構なミニゲーム回数をこなさなければならない。
---本作ではミニゲームのゲット方法が多彩化しているが、そのどれもが「ミニゲームをこなさないと何も始まらない」という条件ばかりなので、どの道ミニゲームのマンネリ化は避けられない。
---トランプゲームやリズムゲーム全般はプレイ時間がどうしても長引いてしまうので、作業プレイにはあまり向いていない。&br()その反面、「お茶犬みっけ!」や「お茶犬の間違い探し」などは上手くいけば10秒程度でクリアでき、ミニゲームを手っ取り早くゲットするには適したミニゲームとなっている。 
--コーディネイト要素の幅の狭さも改善されていない。
---過去の『お茶犬の部屋シリーズ』全般にいえる問題だが、本作もやはり飾れる敷地面積が狭く、どう頑張ってもアイテム10個置き位のコーディネイトしかできない。
---広場で行えるガーデニングに関しては、花の種類や植えられる場所が大幅に少ないので、誰がデザインしても似た様な飾り付けになりがちである。
---山場・海辺は部屋よりも敷地面積が広いが、コーディネイトできる地形に限りがあるので、やはりバリエーションに富んだコーディネイトをするのは無理がある。

-シリーズ譲りの処理落ちの多さ。
--本作にもシリーズ同様の処理落ちの多さが頻発する。
---部屋などのコーディネイトを限界にまで行うと、常時もっさり状態となりお茶犬達がスムーズに動いてくれない。それ故に、コーディネイトを減らす対策を行わなければならない。

-過去作よりもグレードダウンした一面もある。 
--『DS1』『DS2』にあったガチャ景品が消失してしまった。
---本作はその代わりにスクラッチシートが収録されたが、これは実質の平面イラストみたいなものであり、ガチャ景品の様な多彩なアングルで鑑賞する機能は搭載されていない。
--『DS2』からの流用素材がやや目立つ。
---評価点の裏返しとなるが、前作からのミニゲームの半数が本作に流用され((厳密にいえば前作(『DS2』)も前々作(『DS1』)のミニゲームがすべて流用収録されているが、こちらに関しては「『DS1』のミニゲームすべて + 『DS2』の新作ミニゲーム」という収録だった))、前作プレイヤーからすれば若干新鮮味の薄い収録内容に思えてしまう。
---アイテムに関しても前作からの流用が多いが、収録アイテムが太っ腹なまでの多数に及ぶ故に、あまり大きな贅沢はいえない面もある。

**総評
シリーズ譲りの安定した面白さと、さらなるボリューム増量化が図られた続編である反面、過去作プレイヤーにとってはあまり大きな目新しさもない。~
「お茶犬の宝石箱」というべき楽しみを持つ『お茶犬の部屋シリーズ』だが、ゲームシステムがあまり代わり映えしない故に、流石にマンネリ気味な面は否めないところだろうか。

**余談
翌年の11月26日にお茶犬の部屋シリーズ最終作となる「お茶犬の部屋DS4」が発売された。
こちらは「お茶犬ランド」に舞台を移している。

復元してよろしいですか?