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いただきストリートWii」を以下のとおり復元します。
//もしこのままクソゲー判定を継続するなら、クソゲーといえる十分な根拠を記していただきたいです。正直な意見、内容が漠然です。
//↑判定変更に伴い一部内容を修正しました。しかしまだ漠然としているので加筆できる方いらっしゃいましたらよろしくお願いいたします。
*いただきストリートWii
【いただきすとりーとうぃー】
|ジャンル|ボードゲーム|&amazon(B00554ERV4)|
|対応機種|Wii|~|
|発売元|スクウェア・エニックス|~|
|開発元|AQインタラクティブ→マーベラスAQL&br;(吸収合併に伴う継承)|~|
|発売日|2011年12月1日|~|
|定価|5,800円(税別)|~|
|判定|BGCOLOR(khaki):''シリーズファンから不評''|~|
|ポイント|DSに引き続きマリオとDQが共演&br;テンポや操作性が過去作から劣化しファンから大不評&br;''"いたスト"としての面白さは健在''|~|
|>|>|CENTER:''[[いただきストリートシリーズ]]''|
|>|>|CENTER:''[[ドラゴンクエストシリーズ]]''|
|>|>|CENTER:''[[マリオシリーズ]]''|
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#contents()
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**概要
サイコロを振って盤面を巡りながら資産一位を目指すボードゲーム『いただきストリート』(いたスト)シリーズの一作で、シリーズ20周年記念作品。~
同様に『ドラゴンクエスト』シリーズ25周年記念作品、マリオ生誕30周年記念作品でもあり、最近のいたストでは恒例となった他ゲームとのコラボレーションが行われている。~
『ドラゴンクエスト』シリーズの参戦は通算4度目(携帯電話用ゲームを含めれば5度目)、マリオシリーズの参戦は『[[いただきストリートDS]]』に続いて2度目。

Wiiは『[[マリオカートWii]]』『[[Wii Sports]]』などに代表されるパーティゲームでの高評価が有名であり、本作もWiiのパーティーゲームとして期待されていた。

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**不評点・賛否両論点
***テンポの悪さ
-演出を強化しすぎたせいで、ゲームテンポが残念なことに。
--演出が派手だが、それがカットできないガッカリ仕様。~
''あまり必要ない部分に派手な演出があるのに、必要な情報が出てくる所では間がない''ため、ゲームスピードを「最速」にすると必要な情報がほとんど見られない。
---お店関係のイベントは、一軒ごとに演出を見せる。
---金の流れをいちいちロール表現。
---競売時、競りのコールが10G単位のみ。

***操作性
-斜め入力が必要な機会が多いのに斜め入力しにくい。
-GCコントローラ・クラシックコントローラは未対応。ヌンチャクは対応しているものの意味はない。
--本作はWiiリモコンとヌンチャクによる直感操作を使わないため、なぜGCコン・クラコン非対応にしたのかが疑問。
--そのためか、ボタン設定が大幅削減されている。おかげで、10株売りなどが1ボタンでできなくなってしまった。
-コントローラー設定も「1人1つ」か「みんなで1つ」しかない。
--例えば、四人で遊ぶにはリモコン4つ揃えるか、リモコン1つを使いまわすかのどちらかしかできない。
---後者だとただでさえテンポがよろしくないにも拘らず、リモコンを使いまわさないといけなくなるのでテンポがさらに悪くなる。

***システム関係
-「1人で遊ぶ」「対戦モード」では、''Miiしか使えない''。
--しかもイメージカラーは''Miiごとに固定''。そのためイメージカラーが同色系のMiiが2人以上いると、わかり辛くなる。
--一応「みんなで遊ぶ」ならマリオシリーズとドラクエシリーズのキャラを使用できるが、キャラの特徴を生かす演出があまりない。
-複数人で遊ぶ場合はこれまでのシリーズでできた対戦中のセーブができない。
--戦績に関してもCPUとの対戦成績・マップ別の順位・ベストテンなど削除されている。
-着せ替え、ショップ等のUI周りが良くない。
-株価の変動タイミングが『いただきストリート3』の仕様に戻ってしまった。
--これによりゲーム上の重要テクニックである「空き地インサイダー」((自分ターンで行える空き地の「改築」を利用することで擬似的な増資行為を行って株価を上げ、その株をすぐに売り払うことで資金を稼ぐ行為。))が自分のターン1ターンのみで完結する仕様になり、他プレイヤーが同じ株を買う(相乗り)などによる対処などができなくなったことでバランスが悪化した。
-チュートリアルは基本的にマスの説明だけしかなく、不親切。

***その他の難点
-画面のインターフェースが見にくく、情報が分かりにくい。
--サイコロを振った後だと、マップの先を一覧で見ることができない。
--資産があっても「土地がどのくらい」で株の割合がわからない。
-シンプルな内容。
--エリア名は全マップで「エリアA」「エリアB」などといった名前に統一されている。ぱっと見でどのエリアなのかわかり辛いうえに過去作ではエリア名も凝っていたので、残念に思うプレイヤーが多い。
//-''CPUの出目操作が変で怪しい。''
//出目がどのように変であるのか具体性に欠けるためCOしました。
-画質が粗く、ボヤけている。
-マップはグラフィック以外過去作からの使いまわし・焼き直しが多い。

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**評価点
-普段は喋らないマリオたちが喋る。
-ステージ数はそれなりにある。
-「きせかえ」はDSと比べ強化されている。
-ツアーモードでマップを自由に決められるようになった。((前作はツアーモードはマップの順番が決まっていた。))

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**総評
初となるWiiでのいただきストリートということで大きく期待された本作だが、''テンポ・操作性がかなり劣化''しており、その期待とは裏腹にシリーズファンから酷評されてしまった。~
だが、"いただきストリート"本来のボードゲームの面白さは損なわれていないため、シリーズを初めてプレイする人やのんびり・ゆっくりなプレイスタイルを好む人ならば、十分に楽しめるだろう。

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**余談
-シリーズでは初めて、海外でも発売が行われた。海外タイトルは『FORTUNE STREET』。
--本作がシリーズ初作品だったためか、海外では評価が高い。

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