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「こだわり采配シミュレーション お茶の間プロ野球DS」を以下のとおり復元します。

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*こだわり采配シミュレーション お茶の間プロ野球DS
【こだわりさいはいしみゅれーしょん おちゃのまぷろやきゅうでぃーえす】
|ジャンル|こだわり采配シミュレーション|&amazon(B001PR14KC)|
|対応機種|ニンテンドーDS|~|
|発売元|ナウプロダクション|~|
|発売日|2009年6月4日|~|
|価格|5,040円|~|
|レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~|
|ポイント|かなり微妙なシミュレーション&br()とりあえず遊べる采配ゲー|~|
**概要
-ナウプロから出された野球ゲーム。『プロつく』シリーズのように野球チームの采配をするゲーム。
-多少宣伝を打っていたことやDSで出たプロつく2作の出来がガッカリゲーだったので一部の期待を背負っていた。
--しかしこちらも見事なガッカリゲーで、お世辞にも出来も良いとは言えなかった。
-だが結局次回作も出された。評判は良くなかったのに…売り上げが思ったより良かったのだろうか。
-そもそもナウプロのゲームはクオリティが低いと言われてるので出来の悪さの予想は可能であった。
**評価点
-グラフィックは割とクオリティが高く、パワポケシリーズやプロつくを超えている。DSでもグラフィックは上のほう。
-投手や打者の投げ方・打ち方のモーションは忠実に再現されており、ここは評価が高い。
-地味に''球団のマスコットキャラクターが出てたりする''。別のところに力を入れろとも言いたいが地味に嬉しい。
-プロつくシリーズは能力の高い選手がいると120盗塁など有り得ない記録を残すが、こちらは現実的な記録を残す。
--逆に「忠実すぎる」との声もある。
-専門用語集もそれなりに充実しており、野球初心者にもやさしい。
-選手の顔写真がデータについてるので馴染みやすい。
**問題点
-まず駄目な点として一番なのは2009年の6月発売なのに''なぜか2008年のデータである''。
--開幕予想データもなく、2009年の序盤に既に活躍してた中日のブランコも出ていない。HRを大量生産で中日の主要選手になったのに…。
-何故こうなったのか知らないが異常なほどの投高打低。毎回試合が終わると1対0や3対2になってる。
--次回作は改善され選手が大量得点を入れやすくはなったがこの仕様が気に入った人が出てしまったために賛否両論となるハメに。
-テンポが非常に悪い。幸いにも早送りがあるが、無かったら数少ないユーザーの全員がゲームを投げることになっていただろう。
-選手の登録数が他のゲームより少ないためにそこそこの知名度の選手がいないチームがあったりする。
--有名選手は一応収録されてるので気にしない人は問題はないかもしれない。
-BGMは聞けなくは無いが単調。満塁でも全く緊張しない。
-監督の采配（AI）が馬鹿。盗塁が得意でない選手を盗塁させたり、進塁できる場面でしないなど 迷采配を華麗に見せてくれる。
--だからと言ってプレイヤーがやると結構退屈。
-グラは綺麗だが所詮はDSレベルであり、やはり粗さも目立つ。
-他の采配ゲームと比べ目新しい差別化できる要素がないのですぐ飽きる。なんか他のゲーム違う要素が欲しかった。
--基本地味なので携帯電話の野球采配のゲームをやれはこのゲームはいらないかも…。
**総評
-出来はかなり微妙（子供は案外喜ぶだろうが）。リアルな能力の選手で遊べるというところ以外に差別化が出来なかったため、ありきたりな采配ゲームになってしまった。一応改善された次回作が出たがこれも評判は芳しくない。~
こうなった理由としてはそもそもナウプロは野球関連のゲーム開発経験が無いのに出そうとした結果微妙になってしまったと思われる。ただシミュレーションとしては遊べる凡作。

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