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ねこねこずう - (2010/08/30 (月) 00:31:05) の編集履歴(バックアップ)


ねこねこずう

【ねこねこずう】

ジャンル シミュレーション
対応機種 window
開発・販売元 フォレスト

|発売日|1997年12月12日

ポイント ネコと少女は紙一重

概要

  • ネコミミ少女と仲良くなって行くという、極めて解りやすい概要のゲーム。
    • だが、その実体はネコミミ少女の姿をした猫と仲良くなって行くゲームである。

システム

  • 家の近くに現れたネコミミ少女の近くに様々なアイテムを置いて少女の興味を引き、好感度を上げていくのが目的。
    • プレイヤーはアイテムを作る・置く・撫でると言った行動がとれる。
    • アイテム制作ウインドに様々なファイルを投げ入れるとアイテムが制作される。
      • ゲーム内ではなくPC内のファイル。新規テキストや画像データ、仕事用のエクセル等を投げ入れてもアイテムを作成する。当然の事だが投げ入れたデータは消滅しない。
    • 制作したアイテムを少女の足元に置く事ができる。少女はその時の気分次第で様々な反応を示す。
    • どのタイミングでも少女を撫でる事ができるが、少女がこちらに友好的でない場合は好感度が減少する。
  • 少女は立ち位置が家に近ければ近いほど好感度が高い事を意味する。
  • 少女がどんな反応をするかは完全なランダム。何もしてないのに突然家に近づく時もあれば、唐突に家から離れてそのままいなくなってしまうこともある。
  • 少女はドットでなかなか滑らかにアニメーションする。

総評

 パッケージと説明文を見ると「ははぁ、ネコミミ少女といちゃいちゃするんだろうな」と思わせておいて、蓋を開けてみれば登場するのはネコミミ少女の姿をした猫。気まぐれでつかみ所が無く、行動に一貫性は無い。それもそのはず全てがランダム。ゲーム性は皆無で攻略も糞もあったものではない。
 だがこのランダム性はまさに現実の猫かつ、少女の猫的な気まぐれさを表現している。そこを気に入る人にはたまらない傑作と言っていいだろう。ゲームと言うよりはネコ少女を眺めるツールと言った所。