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アークエリア - (2017/01/23 (月) 11:04:30) の編集履歴(バックアップ)
アークエリア
【あーくえりあ】
ジャンル
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シューティング
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対応機種
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アーケード
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発売・開発元
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UPL
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稼働開始日
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1989年
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判定
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なし
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概要
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形容しがたいデザインの自機と形容しがたいデザインの敵が多数登場する横画面全方位STG。
システム
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1レバー2ボタン式。
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2P同時プレイが可能。プレイ中に参加する事も出来る。
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ショットボタンでショット。単発発射。
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ショットアイテムを入手する事でショットの性能が変化する。ショットは必ずしも強化だけとは限らず、射程が短いが360度攻撃が可能になるものもある。一定時間の経過か、ミスをする事で失われる。
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方向転換ボタンを押すと、自機は進行方向に応じて方向を変化させる。
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ボタンを離すと方向は固定される。『NOVA2001』とは真逆の操作となっている。
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各ステージは4画面分の広さ。
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自機が移動すると画面が自動的にその方向にわずかにスクロールする。
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類似例としては『バトルガレッガ』『飛鳥&飛鳥』がある。
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敵は連隊を組んで画面外から出現してくる。出現位置、出現する敵の種類はステージによって固定。
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敵は倒すとその場にアイテムを残す。アイテムは一定時間経過すると、画面上にあるアイテムが全て同時に消滅する。
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スコアアイテムを300個集めると自機の速度が上昇する。この状態はミスをしても失われず、ゲームオーバーになるまで有効。
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ステージ中に出現する全ての敵を倒すとステージクリア。
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全23ステージをクリアするとエンディングを迎え、二週目が始まる。全46面をクリアすると終了となる。
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余談だが、このエンディングの内容がスタッフロールではなく何故か基板のスペックを表示するという意味不明な物であり、制作者が相当病んでいると心配するユーザーもいた。
長所
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一目でUPL製だとわかる独特のグラフィック、サウンド、キャラクターデザイン。
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さらに言ってしまえば、こんなに癖の強いシステムもUPLでもなければお目にかかれない。
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連射装置さえあれば、それほど難しいゲームでも無い。
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敵の弾はすべてショットで相殺可能。加えて自機の速度やショットも強いので連射さえ出来ればSTGの中ではかなり簡単な部類に入る。
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大量の敵をなぎ倒していく爽快感も味わえる。
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最大6機までと制限があるものの、簡単にエクステンドするのも魅力。
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スコアによるエブリエクステンド方式でありながら、その間の点数が非常に少ない(5万点or10万点)。
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大型のボスを倒すと10000点、さらに10000点のスコアアイテムを落とす事がザラであり(しかもステージによってはボスが複数出現する)、加えてステージクリア後にもタイムボーナスなどが加算される為、1~2機やられた所で痛くもかゆくもない
ミス時のペナルティもショットが失われるだけで自機のスピードは据え置きである為、アーケードゲームではありえないほどのヌルい設定となっている。
短所
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連射装置が無いとゲームにならないくらい難しい。
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敵の動きはかなり早く、序盤のステージでアイテムを集めてスピードアップ状態にならなければ立ち向かうのは難しい。
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一定時間の間に編隊を倒しきれなかった場合は画面中に散らばってしまい、回避が非常に難しくなってしまう。
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UPLお得意の残像ステージの存在。
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残像ステージはUPL製ゲームによく見られる、動いたものの残像が残るステージの事。本作に限らず、UPLゲームはネオンのように点滅する自機、文字、エフェクトが特徴的だが、それらが残像になるととても見難く、プレイしにくい。
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特に問題なのは、点滅する弾などのパターンが最も目に負担のかかる「赤青点滅」であるという事。現在ではポケモンショックにより激しい明滅が規制されるようになったが、本作は当然ポケモンショックよりも前の作品である為遠慮無く点滅する。
残像ステージとなるとショットの弾道が残るので画面全体が常に激しく赤青点滅し、健常者でも長く見続けるとキツイ表示となっている。
総評
元作品と言われる『NOVA2001』くらいしか類似品は無いほど、癖の強いゲームである。出回っている数の少ないレアゲームなので、もし見かける事があったのならば、一度はその癖の強さを堪能してみるのも手かもしれない。
本作は「敵は倒されるとその場にボーナスアイテムを残す」という性質上、上級プレイヤーたちに敵をひきつけて接近させ、まとめて倒すという攻略法がとられた。その攻略法に合理的なデザインを施し、全方位STGである事を取っ払うと、『オメガファイター』へと進化する事になる。
家庭用移殖
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プレイステーション4版 (2017年1月19日配信開始。ハムスター)
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アーケード版稼動開始から28年越しの初の家庭用移植。「アーケードアーカイブス」シリーズの作品として配信。
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残像ステージの一部キャラの点滅表現はマイルドなものに修正されている。