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いただきストリートWii - (2021/12/05 (日) 12:07:25) の編集履歴(バックアップ)
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いただきストリートWii
【いただきすとりーとうぃー】
ジャンル
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ボードゲーム
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対応機種
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Wii
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発売元
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スクウェア・エニックス
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開発元
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AQインタラクティブ→マーベラスAQL (吸収合併に伴う継承)
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発売日
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2011年12月1日
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定価
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5,800円(税別)
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判定
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クソゲー
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ポイント
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UIが不親切 演出を多用しすぎてテンポ悪化 「1人で遊ぶ」モードではなんと、Miiしか使えない 初心者ならまあまあ楽しめる…かも?
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いただきストリートシリーズ
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ドラゴンクエストシリーズ
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マリオシリーズ
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概要
サイコロを振って盤面を巡りながら資産一位を目指すボードゲーム『いただきストリート』(いたスト)シリーズの一作で、シリーズ20周年記念作品。
同様に『ドラゴンクエスト』シリーズ25周年記念作品、マリオ生誕30周年記念作品でもあり、最近のいたストでは恒例となった他ゲームとのコラボレーションが行われている。
『ドラゴンクエスト』シリーズの参戦は通算4度目(携帯電話用ゲームを含めれば5度目)、マリオシリーズの参戦は『いただきストリートDS』に続いて2度目。
Wiiは『マリオカートWii』『Wii Sports』などに代表されるパーティゲームでの高評価が有名であり、本作もWiiのパーティーゲームとして期待されていたのだが……
問題点
テンポの悪さ
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演出を強化しすぎたせいで、ゲームテンポが残念なことに。
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マップ俯瞰時に、カメラワークの高速移動ができない。
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演出が無駄に派手で、カットできない。
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お店関係のイベントは、一軒ごとに演出を見せる。
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ワープのエフェクトが従来より時間がかかる。
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金の流れをいちいちロール表現。
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あまり必要ない部分に派手な演出があるのに、必要な情報が出てくる所では間がないため、ゲームスピードを「最速」にすると必要な情報がほとんど見られない。
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競売時、競りのコールが10G単位のみ。
操作性
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斜め入力が必要な機会が多いのに斜め入力しにくい。
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GCコントローラ・クラシックコントローラは未対応。ヌンチャクは対応しているものの焼け石に水。
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しかも本作はWiiリモコンとヌンチャクによる直感操作を使わないため、GCコン・クラコン非対応にするメリットがない。
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そのためか、ボタン設定が大幅削減されている。おかげで、10株売りなどが1ボタンでできなくなってしまった。
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コントローラー設定も「1人1つ」か「みんなで1つ」しかない。
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例えば、四人で遊ぶにはリモコン4つ揃えるか、リモコン1つを使いまわすかのどちらかしかできない。
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後者だとただでさえテンポがよろしくないにも拘らず、リモコンを使いまわさないといけなくなるのでテンポがさらに悪くなる。
システム関係
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「1人で遊ぶ」「対戦モード」では、Miiしか使えない。
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しかもイメージカラーはMiiごとに固定。そのためイメージカラーが同色系のMiiが2人以上いると、わかり辛くなる。
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「みんなで遊ぶ」では、マリオシリーズとドラクエシリーズのキャラを使用できるが、キャラの特徴を生かす演出があまりない。
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複数人で遊ぶ場合はこれまでのシリーズでできた対戦中のセーブができない。戦績も記録できない。
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しかも途中で終了条件が変更できないので、最初の設定通りに終了しなければ終わることができない。
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戦績に関してもCPUとの対戦成績・マップ別の順位・ベストテンなど削除されている。
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着せ替え、ショップ等のUI周りが良くない。
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Wi-Fi対戦は出来るが1人用で、他の人やCPUを混ぜることが出来ない。
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Wi-Fiサービスは2014年5月20日に終了したため現在は1人でも遊べない。
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株価の変動タイミングが『いただきストリート3』の仕様に戻った。
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これによりゲーム上の重要テクニックである「空き地インサイダー」が自分のターン1ターンのみで完結する仕様になり、他プレイヤーが同じ株を買う(相乗り)などによる対処などができなくなったことで凶悪化、バランスが悪化した。
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チュートリアルは1面だけな上に、基本的にマスの説明だけしかしないので不親切。
その他の難点
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画面のインターフェースが見にくく、情報が分かりにくい。
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サイコロを振った後だと、マップの先を一覧で見ることができない。
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資産があっても土地がどのくらいで株の割合がわからない。
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右下の資産表が大きいうえに全く透過しない。また、消せない。
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チャンスカードの効果の説明が同時に表示されない。
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あまりにシンプルな内容。
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単純すぎるオープニングとエンディング。
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エリア名は全マップで「エリアA」「エリアB」などといった名前に統一されている。ぱっと見でどのエリアなのかわかり辛いうえに過去作ではエリア名も凝っていたので、残念に思うプレイヤーが多い。
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CPUの出目操作が怪しい。
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画質が粗く、ボヤけている。
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マップはグラフィック以外過去作からの使いまわし・焼き直しが多い。
評価点
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普段は喋らないマリオたちが喋る。
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ステージ数はそれなりにある。
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「きせかえ」はDSと比べ強化されている。
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ツアーモードでマップを自由に決められるようになった。(前作はツアーモードはマップの順番が決まっていた)
総評
Wiiでいただきストリートということで大きく期待された。
だが、蓋を開けてみればテンポ・操作性などが劣化している上に、キャラゲーであるにも拘らずゲームオリジナルのキャラが1人プレイで使えないなど、キャラゲーとしての要素もほとんどないため期待を裏切ってしまった。
シリーズを初めてプレイする人なら楽しめるかもしれないが、これを買うくらいなら過去作を買ったほうが確実に楽しめるだろう。
余談
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シリーズでは初めて、海外でも発売が行われた。海外タイトルは『FORTUNE STREET』。
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本作がシリーズ初作品だったためか、海外では評価が高い。