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THE KING OF FIGHTERS '98 DREAM MATCH NEVER ENDS - (2016/10/16 (日) 20:43:17) の編集履歴(バックアップ)




THE KING OF FIGHTERS '98 DREAM MATCH NEVER ENDS

【ざ きんぐ おぶ ふぁいたーず ないんてぃえいと どりーむ まっち ねばー えんず】

ジャンル 対戦格闘アクション
高解像度で見る
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対応機種 アーケード(MVS)
ネオジオ・ネオジオCD
発売・開発元 SNK
稼働開始日 1998年7月23日
発売日 【NG】1998年9月28日
【NGCD】1998年12月23日
分類 良作
ポイント 歴代最高数のキャラとバランス
THE KING OF FIGHTERSシリーズ

概要

  • SNKを代表する対戦格闘ゲームの第5弾。通称98(きゅうはち)。
  • 「オロチ編」と呼ばれるストーリーが『'97』で完結したことを受け、
    本作は特別編として初代『'94』の「格闘の祭典」「オールスターゲーム」としての方向性をさらに推し進めた作風となった。それに伴い、ストーリー性は皆無となっている。

特徴

  • KOFの代名詞、3人1組のチームバトル
    • 3人のキャラクターを選んでチームを組み、勝ち抜き式の対戦を行う。
    • ラウンドが終了するごとに勝者側には残りタイムに比例する体力回復、敗者側にはパワーゲージ面のアドバンテージが与えられる。
    • 勝敗に影響することは少ないが、背景に待機している控えメンバーが「援護攻撃」を行える場合もある。
+ キャラ一覧
  • デフォルト12チーム+エディット専用14人+ラスボス1人
    • 主人公チーム:草薙京 二階堂紅丸 大門五郎
    • 餓狼伝説チーム:テリー・ボガード アンディ・ボガード ジョー東
    • 龍虎の拳チーム:リョウ・サカザキ ロバート・ガルシア ユリ・サカザキ
    • 怒チーム:レオナ・ハイデルン ラルフ・ジョーンズ クラーク・スティル
    • サイコソルジャーチーム:麻宮アテナ 椎拳崇 鎮元斎
    • 女性格闘家チーム:神楽ちづる 不知火舞 キング
    • キムチーム:キム・カッファン チャン・コーハン チョイ・ボンゲ
    • オロチチーム:七枷社 シェルミー クリス
    • '97スペシャルチーム:ブルー・マリー ビリー・カーン 山崎竜二
    • 八神チーム:八神庵 マチュア バイス
    • おやじチーム:ハイデルン タクマ・サカザキ 草薙柴舟
    • アメリカンスポーツチーム:ヘビィ・D! ラッキー・グローバー ブライアン・バトラー
    • エディット専用:ルガール・バーンシュタイン
    • 乱入キャラ:矢吹真吾
    • 隠しキャラ:乾いた大地の社 荒れ狂う稲光のシェルミー 炎のさだめのクリス 裏テリー 裏アンディ 裏ジョー 裏リョウ 裏ロバート 裏ユリ 裏舞 裏ビリー '95草薙京
    • ラスボス:オメガ・ルガール

システムが異なる2つのモード

  • ADVANCEDモード(ADV)
    • ストックが可能なパワーゲージを持つ。メインの溜め方は攻撃を相手に当てること。
    • ゲージストック数は1人目は最大3本だが、1人敗北するごとに1ストック拡張され、3人目は最大5本までストック可能。この形式は多くの続編にも引き継がれることになった。
    • ゲージ1本消費で超必殺技、ガードキャンセル、パワーMAX発動の使用が可能。
      • MAX発動中はゲージが溜まらないが攻撃力が上昇し、超必殺技がMAX超必殺技になる。ただし'97と違い、超必殺技を使った時点でMAX状態は終了する。
    • 前方ダッシュは「ラン」タイプ、回避動作は前方or後方に短距離移動する「緊急回避」。全体的に小回りの利いた立ち回りが可能で、安定感がある。
  • EXTRAモード(EX)
    • 「パワー溜め動作」か相手の攻撃を受けることでしかゲージが溜まらないが、ゲージが満タンになると自動的にパワーMAX状態に移行する。
    • 本作では自チームの1人が敗北するごとに、ゲージの長さが短くなるアドバンテージを得られる。3人目はかなり短くなり、作中で最もMAXになりやすい。
    • EX同士の対戦限定で、挑発によって相手のパワーゲージを減らす仕様が復活。
      • 残り体力が1/4以下になると超必殺技が使い放題になり、このときはパワーMAX中の間にMAX超必殺技が使える。
    • 前方ダッシュは「ステップ」タイプ、回避動作はその場で避ける「攻撃避け」。
      • ステップ中に空中特殊技を出せる、攻撃避けから専用の「カウンター攻撃」に派生できるなど、トリッキーな立ち回りが可能だが、投げ外しができないなど安定感に欠ける。
  • 吹っ飛ばし攻撃
    • CD同時押しで出る強力な攻撃。出が遅い代わりに判定が強く、当たるとダウンを奪える。
  • 大ジャンプ、中ジャンプ、小ジャンプ
    • 細かいレバー操作により多彩なジャンプを使い分けることができ、スピーディーな攻防が行われる。
  • 空中ガード
    • 一部の垂直ジャンプや後方ジャンプ中のみ可能。ただし空中ガードできる技は限られ、ジャンプ離陸直後はガード不能状態。
  • CPU戦でのコンティニュー時、1ステージの間プレイヤーが有利になる「コンティニューサービス」が導入。

長所

  • 整ったシステム面
    • 『'97』や他のSNK作品で培われたシステムに調整が行き届き、攻守にバランスの取れたシステム体系が完成した。
      • 強過ぎたコマンド投げにはきちんと調整が入り、ほとんどの技に「投げスカりポーズ」がついた他、ジャンプ攻撃から直接間合い内の相手を投げる連続技は成立しなくなった。それでも充分に有用たりえる技が多く、良調整であると言える。
      • ADVモード、EXモードは『CAPCOM VS. SNK 2』でもそれぞれ「Nグルーヴ」「Sグルーヴ」として採用されている。
  • 優れた対戦バランス
    • 登場キャラクターの多さ、制作期間の短さによる大味な作りから、一貫してバランス面に問題があるとされていたKOFシリーズにあって極めてバランスが良い。
    • 本シリーズは前作までは永久連続技や即死連続技が多く見られたが、本作にはごく一部に高難易度でなら永久が存在するのみである。
    • もちろん格闘ゲームに完璧なバランスというのはあり得ず、本作にも大門五郎や神楽ちづるといった強キャラは存在するのだが、キャラの多さを考慮すれば奇跡的な出来と言える。
      主人公・草薙京(表)とライバルキャラ・八神庵というシリーズを象徴する人気キャラ二人が揃って強キャラに収まった点も嬉しい。
      • 各キャラに性能に応じたポイントを割り振り、総合的に均一な戦力で対戦する「レシオ制」を大会などで採用する動きもある。
  • 多彩なキャラクター
    • 『'97』の登場キャラに加えて、旧作からの復活キャラも多数登場し、合計51名。それぞれの性能も多岐に渡り、祭典に相応しい豪華な顔ぶれとなった。
    • キャラが多いと言われる一般的な作品でも20~30名が普通で、KOFはそれをやや上回る程度だが、本作のキャラ数は驚異的な数字である。
      • ストーリー上で死亡扱いになっているルガール・バーンシュタインやマチュア、バイスといったキャラも、ストーリー性の無い祭典ということで再登場を果たした。
    • 『餓狼伝説』『龍虎の拳』からの客演キャラの一部には元のシリーズに準拠した性能の裏キャラが用意されており、ファンにも納得の出来。
  • 熟成された演出
    • BGMや背景演出もシリーズの集大成と言える出来となっており、「祭典」感を盛り上げてくれる。
    • 本作にはストーリーの展開が無いが、代わりに収録された特殊エンディングの遊び要素やキャラへのインタビューも見所のひとつ。

短所

  • フィーリングバリエーションシステム
    • ADVモードにのみ存在する隠しシステム。日替わりで各キャラの「機嫌」が変化し、これに応じてキャラクター交代時に引き継ぐゲージが増えたり減ったりする。
      その日の機嫌はチームのオーダー選択画面でスタートボタンを押すと確認できる。
      • 対戦にランダム要素を持たせるため(機嫌が良いキャラを先鋒or中堅にして機嫌が悪いキャラを大将にするといい)のシステムだが、せっかく溜めたゲージが減ったり、逆に極端に有利になることがあるため不評が多い。特に『強キャラの機嫌がいいとき』『弱キャラの機嫌が悪いとき』は選択の偏りを免れない。
      • 援護攻撃による相性とは別物。(相性自体も前作から変更になっている)
  • モード間の格差
    • 特殊動作が使いやすく、守りが安定しているADVモードがEXモードよりも強いというのが定説。
      • ただしEXモードでもキャラ次第では十分に特長を生かすことができ、また使用者が少ないため対策が立てられにくいというのも利点になる。
      • 草薙京と不知火舞にはEX限定の高難度永久コンボがある。京の方は熟練プレイヤーならなんとか使いこなせるレベル。舞はほぼ無理だろう。
  • ガードキャンセルによる状況の膠着
    • 本作のガードキャンセル吹っ飛ばし攻撃には少量ながらダメージがあり、これでKOすることも可能。極めて出が早く、ガードキャンセルを予測していても回避するのは至難の業であるため、ゲージさえあれば割合簡単に切り替えしができる。このため、残り体力の少ない状況からの逆転が非常に困難になっている。
  • キャラクター選出
    • 『'96』のボスチームや、過去作ラスボスでキャラ的な人気も高かったゲーニッツ・オロチなど、一部の人気キャラクターが登場しないことに対する不満も見られる。
    • 餓狼伝説チームの裏キャラは当時の最新作だった『RB2』に近い性能だが、ジョーの裏キャラだけは何故か『餓狼SP』仕様であり、満場一致の最弱候補とされてしまう。
    • 本作で復活したチームは『'94』のみ登場のアメスポチーム。かませ役として背景へと退かされたことを鑑みるに、人気がさほど高いキャラ達とは言い難かったのだが…
      • 後の『'98UM』では、オロチ編のキャラが如月影二や藤堂香澄も含めて全員登場を果たした。

総評

総勢50名を超える圧倒的なキャラクター数にしてシリーズ中最高の対戦バランスを誇り、今でも本作をKOF最高傑作に挙げる声が多い。
それだけに、KOFオロチ編のカーテンコールというには若干欠けのあるラインナップであることが惜しまれる。この点の補完は後のリメイク『UNLIMITED MATCH』で果たされることになる。

余談

  • 特定条件を満たすと、当時SNKがスポンサーを務めたラジオ番組「ねおちゅぴ」のオリジナルキャラ「タケシ&ミカ」が背景にゲストキャラとして登場する。ただし、条件がやたらややこしく、狙って出すのはなかなか難しい。
  • 麻宮アテナの声優は『'97』まで毎年変更されてきたが、本作以降から池澤春菜に固定された。
  • 矢吹真吾の必殺技に「ひじ落とし(仮)」というものがあるが、これはボイス収録時に仮名だったものを子安武人がアドリブで「名前募集中!」と言って、それが受けてしまって正式名称となった逸話がある。
    • 更に子安がパーソナリティを務めたラジオ番組「子安・氷上のゲムドラナイト」で実際に名前を募集してしまい、その結果「真吾謹製・オレ式 月肘」という名前に決定し、ネオジオCD版で実際にその技名のボイスが収録された。
    • また真吾のKO時のボイス「俺って進歩ねェ~!」も子安のアドリブで、彼曰く「心の叫び」とのこと。アドリブだった上に出版社への修正連絡が間に合っておらず、一部の攻略本ではKO時ボイスが『'97』と同じまま(「草薙さんごめんなさぁぁぁい!」)になっている。
  • 家庭用以降裏キャラの顔アイコンが変化するようになった。

移植・続編

  • アーケード完全移植のネオジオ版の他、ネオジオCD版、プレイステーション版、ドリームキャスト版『THE KING OF FIGHTERS DREAM MATCH 1999』が発売されている。
    • ネオジオCD版とPS版は劣化が目立つが、アレンジBGMなどの特典がある。ドリームキャスト版はOPがアニメに変更、背景が3D化されるなど本体性能を活かした移植がされているが移植度は非常に高く、ネオジオポケットと連動するなどオマケ要素も充実している。ただしBGMがネオジオCD版の流用のためかほぼ読み込みがないにもかかわらず1ラウンド毎に途切れる。
    • 2007年にはPS3・PSP向けのゲームアーカイブスでPS版が配信された。更に2012年10月にWii向けにVCでNEOGEO版が配信された。
    • 移植版限定でオメガ・ルガールが使用可能になっている。
    • この他にもネオジオポケットにて本作を元にした『キングオブファイターズR2』が発売された。本作では原作に未登場だった藤堂香澄が追加された他、キャラを育てることが出来るメイキングモードも収録されている。

THE KING OF FIGHTERS '98 ULTIMATE MATCH

【ざ きんぐ おぶ ふぁいたーず ないんてぃえいと あるてぃめっと まっち】

ジャンル 対戦格闘アクション
対応機種 アーケード(Taito Type X)
プレイステーション2
Xbox360(Xbox Live Arcade)
発売・開発元 SNKプレイモア
稼働開始日 2008年3月18日
発売日 【PS2】2008年6月26日
【360】2009年7月1日
NEOGEOオンラインコレクションシリーズリンク

概要(UM)

『KOF'98』から10年越しで発売されたリメイク版。
当初はPS2の「NEOGEOコレクション」の『KOF'98』とのカップリング作として家庭用版のみの発売予定だったが、発売延期を経てアーケード版の発売も行われた。

『'98』からの変更点

  • 『'97』までに登場していながら『'98』に登場しなかったキャラが追加。一部キャラには裏キャラも追加され、キャラは総勢64人となった。
    • 裏キャラについては新必殺技が追加されており、表キャラとの強い差別化が行われた。
    • ボス限定だが『'96』のゲーニッツ、『'97』の暴走キャラ&オロチとも再び戦える。
+ 追加キャラ一覧
  • 合計14人
    • '96ボスチーム:ギース・ハワード ヴォルフガング・クラウザー Mr.BIG
    • 乱入キャラ:如月影二 藤堂香澄 暴走庵 暴走レオナ
    • 隠しキャラ:裏マリー 裏キング 裏山崎 裏ギース
    • ラスボス(プレイによって変化):オメガ・ルガール ゲーニッツ オロチ
  • 新要素として、ADVモードとEXモードのゲージ・回避・前ダッシュの3要素を任意で組み変えるULTIMATEモード(ULT)が登場し、プレイヤーの好みに応じたカスタマイズが可能となっている。
    • ADVモード、EXモードそのものについても若干の変更が加えられている。特にEXモードはほぼ別物と言えるほど変化した。
      + システムの変更点
    • ゲージシステム
      • ADVゲージ
        • 大きな変更はないが、ゲージストックを3本使うことでパワーMAX状態でなくてもいきなりMAX超必殺技を出せるようになった。
      • EXゲージ
        • ゲージが満タンになってもパワーMAX状態にはならなくなり、任意のタイミングでパワーMAXや通常超必殺技・ガードキャンセルを発動できる。「溜め手段が限られ1本のみストックできるADVゲージ」という感覚に。
        • EXゲージのみ、通常技の途中でパワーMAXを発動できる「クイックMAX」が使用できる。通常技の隙を抑えることもできる*1ため、連続技や隙消しとして強力な使い道がある。
        • ゲージの長さは無印版の3人目相当に固定され、敗北時のアドバンテージが『体力減少(点滅)ラインが上昇』に変更。 ラウンドを落とす毎に超必殺技使い放題の状態が早めに来るようになるが、一方で体力点滅時の条件によって超必殺技を使った場合は一定時間体力点滅が止まり、連発ができなくなっている。
    • 回避動作(A+B同時押し)
      • ULTではADVの「緊急回避」、EXの「攻撃避け」から選択できる。
      • モードや回避動作を問わず、ストックを1本消費することで通常技をキャンセルして「クイック回避動作」が使える。
    • ダッシュ
      • ULTではADVの「ダッシュ」、EXの「ステップ」から選択できる。
      • EXモードや、ULTのステップ選択は、歩行時の速度が1.3倍になる。
  • システムは無印98ではほとんどのプレイヤーがADVを選んでいたが、EXゲージ側の攻撃システムが大きく強化された結果、本作では逆に上級プレイヤーによるEXゲージ選択率が大幅に上昇。闘劇での使用比率は半々だった。
  • 全体的に無印より技のダメージが減少している。
  • 不評だったフィーリングバリエーションシステムは削除。
  • 本作で新規追加されたステージは全て中国・韓国を舞台にしたものになっている。

問題点(UM)

  • 追加キャラのクラウザーが強すぎる。
    • 長いリーチの通常技は判定が非常に強く、ダメージも高い。必殺技も飛び道具や対空技、使いやすい打撃技、二種類の投げ技など多彩に揃っており、どれも性能が高い。大柄で動きが鈍い、ゲージ依存度が高い(中堅・大将にすればこの問題は解決する)などの弱点もあるが、他キャラと比べて圧倒的に高い性能を誇る満場一致の強キャラ。
    • このため、大会などではほとんどのプレイヤーがクラウザーをチームに加えていた。また、クラウザーの次点と言われる庵も多くのプレイヤーが使用しており、この2キャラが他のキャラとは一線を画すトップ2と言われている。
    • クラウザー以外のキャラバランスについても、ユリ、ブライアン、ハイデルン、ルガールなど無印で弱いとされたキャラが強化されている一方、テリー、ロバート、ラルフ、ちづるといった無印の強キャラが代わりに大きく弱体化しているなど、キャラが挿げ替わっただけで改善されてないと取ることもできる。
  • CPU戦は1チーム目が非常に強く、初心者プレイヤーはあっさり100円を失っていった。
  • 使用基板の影響でオリジナル版に比べて操作にラグが発生している。
  • あくまで「98のゲームバランス調整版」であり、追加された新技なども少ないためラグを除けばプレイ感覚が98と大差無い。
    • より対戦の面白さを追求したタイトルであるにも関わらず、次第に「98のほうが面白い」という声も聞かれるようになり、本作発売以後のシリーズの大規模な大会においても本作ではなく無印98が使われたほど。この点は『2002UM』とは対照的。

評価点(UM)

  • 追加キャラの選出
    • 上記の通り、追加キャラのクラウザーがゲームバランスを悪化させているものの、オロチ編のまとめである'98で省かれたキャラも復活された事や、差別化された裏キャラが追加された事は評価されている。
  • 一部キャラの演出の強化
    • 主に龍虎キャラが該当。『パコーン!!』が復活している他、裏リョウは飛燕疾風脚のモーションも龍虎シリーズ準拠のものに変化。

THE KING OF FIGHTERS '98 ULTIMATE MATCH FINAL EDITION

【ざ きんぐ おぶ ふぁいたーず ないんてぃえいと あるてぃめっと まっち ふぁいなる えでぃしょん】

ジャンル 対戦格闘アクション
対応機種 アーケード(Taito Type X2/NESiCAxLive)
Windows (Steam)
発売・開発元 SNKプレイモア
稼働開始日 2011年1月24日
発売日 【PC】2014年12月16日
価格 【PC】¥1,480

総評(UM/FE)

  • その後、2011年1月24日にNESiCAxLiveの対応タイトルとして『THE KING OF FIGHTERS'98 ULTIMATE MATCH FINAL EDITION for NESiCAxLive』が配信された。
    • タイトルが変わった通りそのままの配信ではなく、ゲームバランスの再調整が行われている。前述のクラウザーはそのほとんどの調整点が「威力が減少」となった。
      • しかし、元々が12年以上にわたってやり込まれたタイトルである上、調整内容の殆どがパラメータ関係で新鮮味が皆無である事から、60人以上のキャラクターを一々把握し直す手間を掛けてまで移行する意味を見出されず、殆どのプレイヤーが無印または98UMに留まる事になってしまった。
    • 公式によるKOF98UMからの主要変更点情報まとめ:前半/後半
  • 2014年12月にSteamストアのみ(=PC専用)ではあるが、98UMFE版としての家庭用移植版が発売、現在唯一の移植。アートギャラリー/カラーエディットがないが、ネオジオモードとして無印98も同梱されている