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【ぜるだのでんせつ とわいらいとぷりんせす】
ジャンル | アクションアドベンチャー | ||
対応機種 |
Wii ニンテンドーゲームキューブ |
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メディア | Wii | 12cm光ディスク 1枚 | |
GC | 8cm光ディスク 1枚 | ||
発売・開発元 | 任天堂 | ||
発売日 | 2006年12月2日 | ||
定価 | 6,476円(税別) | ||
プレイ人数 | 1人 | ||
レーティング | CERO:B(12才以上対象) | ||
コンテンツアイコン | 犯罪 | ||
備考 |
GC版は任天堂オンライン限定販売 ※現在は販売終了 |
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判定 | 良作 | ||
ポイント |
リアルな世界観で構築された『ゼルダ』 過去最大規模のボリューム 狼リンクに賛否あり やや冗長感・マンネリ感も |
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ゼルダの伝説シリーズ |
任天堂が誇る謎解きアクションアドベンチャー『ゼルダの伝説』シリーズの一作。2世代にまたがる据え置きハードで発売された縦マルチの作品として、GCの最後とWiiの最初を飾った。
当初はGCでのみ発売を予定していたが、後にWiiでも発売されることとなったため、日本では混乱を防ぐためGC版を任天堂公式のオンライン限定販売にしたという経緯がある。ちなみに海外ではGC版も通常通り一般販売されていた。
Wii版とGC版を合わせた売り上げは885万本。北アメリカではWii版の1か月後に発売されたGC版のみでミリオンを突破しており、Wii版と合わせた北アメリカでの売り上げは480万本を超えている。
日本でも60万本を突破しており、Wiiのロンチキラータイトルとなった。
Wii版ではWiiリモコン&ヌンチャクを利用した体感操作を可能とするため、今まで左利きだったリンクが右利きになっているばかりか、GC版からUI以外のほぼすべてが左右反転になっている。その他、アイテムを合計4つまでセットできるなど細かい違いがある。
本作は、『時のオカリナ』で7年前の少年時代に戻ったリンクの進言により、ガノンドロフの野望が未然に防がれ平和が保たれたハイラルの百数年後を舞台としている。
魔王ガノンドロフの野望を打ち砕き、時の賢者ゼルダ姫の手引きによって7年前の少年時代に戻ったリンクは、
ガノンドロフを未然に処刑することで魔王の野望を阻止することに成功する。
それと引き換えに、現代のハイラルに勇者の伝説は不在となった……。百数年後。
トアル村に暮らす牧童の少年リンクは、魔物にさらわれてしまった村の子供を救うべく後を追った先で、
トワイライトと呼ばれる異世界に足を踏み入れてしまう。
そこで出会った謎の魔物ミドナと共に戦う中で、リンクはトライフォースをめぐる因縁の戦いに身を投じることになっていく。
シリーズの王道をすべて踏襲したハイレベルな作品。
過去作と比較して冗長さやマンネリ感、一本道感が強く、新要素である狼化が目新しさと引き換えにその欠点を更に強めてしまった点だけは悔やまれる。
だが、総合的に見れば過去作から進化した要素も多く、その他の面も良作の水準を十二分に超えている一作と評価できるだろう。
国産ゲームとしては稀に見るハイクオリティのアクションアドベンチャーに仕上がっており、ゲームオブザイヤーをはじめ数々の賞を受賞するに至った。
『ゼルダ』シリーズのファンからシリーズ未経験者まで幅広い層が安心して楽しめる、シリーズの象徴的な一作である。
【ぜるだのでんせつ とわいらいとぷりんせす えいちでぃー】
※オリジナル版と異なる部分のみ記載
対応機種 | Wii U | |||
メディア |
12cm光ディスク 1枚 ダウンロード販売 |
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発売元 | 任天堂 | |||
開発元 |
Tantalus Media 任天堂企画制作本部 |
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発売日 | 2016年3月10日 | |||
定価 |
通常版 ダウンロード版 |
5,700円(税別) | ||
SPECIAL EDITION | 6,700円(税別) | |||
判定 | 良作 |
WiiU向けにフルHD(1080p)で描画されたリメイク版。画面のアスペクト比も16:9に変更されている。画質だけではなく、原作の様々な部分に調整が入っている。
開発は任天堂内製ではなくオーストラリアの企業“Tantalus Media(タンタラス・メディア)”が担当したが、任天堂本社からの指導や監修も交えて開発されたと公式インタビューで語られている。
基本的にはGC版に準拠したHD化となっており、左利きのリンクにGC版のフィールドマップとなっているが、辛口モード(後述)を適用した場合は右利きのリンクにWii版と同じ地形となる。
通常版と『SPECIAL EDITION』が発売されており、『SPECIAL EDITION』はソフトに加えウルフリンクのamiiboとサウンドセレクションCDが付属する(*13)。
画質以外あまり原典と違いはないものの、細かな部分の快適性は向上している。
WiiUを持っていて今から『トワプリ』をやってみたいという人には最適なバージョンといえるだろう。