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ダブルキャスト - (2014/09/20 (土) 01:31:17) の編集履歴(バックアップ)
ダブルキャスト
【だぶるきゃすと】
ジャンル
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やるドラ(アドベンチャー)
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対応機種
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プレイステーション プレイステーション・ポータブル
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発売元
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ソニー・コンピュータエンタテインメント
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開発元
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【PS】シュガーアンドロケッツ 【PSP】ウィル
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発売日
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【PS】1998年6月25日 【PSP】2005年5月26日
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定価
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【PS】5,040円 【PSP】3,990円
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配信
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【PSP】Playstation Store:2009年9月24日/2,880円 (UMD Passport:1,028円) ※共に税込
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分類
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良作
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やるドラシリーズ ダブルキャスト / 季節を抱きしめて / サンパギータ / 雪割りの花 / スキャンダル / BLOOD THE LAST VAMPIRE?
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概要
当時ソニー・コンピュータエンタテインメントが「見るドラマからやるドラマへ」をキャッチフレーズに展開していた「やるドラ」シリーズ4部作の第1作。
あらすじ
大学生である主人公は所属する映画研究会の飲み会で泥酔し、繁華街の道端で意識を失っていたところを赤坂美月という少女に介抱される。
自分の名前以外の記憶が無いという美月は、記憶が蘇るまでの間主人公と同居することに。
やがて、映研では自主制作映画を撮影することになり、そのヒロインとして美月が起用されることになる。だが、それをきっかけに美月の周辺では様々な異変が起こり始め……
特徴
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フルボイス・フルアニメーションのOVA感覚で楽しめるアドベンチャーゲームで、ムービーに強いCD-ROMハードならではの斬新なシステムだった。
エンディング後に、前回のプレイを選択肢無しでリプレイする機能もある。
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「機動戦艦ナデシコ」で当時人気が高かった後藤圭二のキャラデザによるヒロインが好評だった。
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もっとも肝心のヒロイン・美月は「ボクッ娘」であり、そこは大きく賛否が別れる。
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プレステはセガサターンに比べてお色気描写の規制が厳しく、移植版でもパンチラは徹底的に修正されていたが、本作はパンチラどころか堂々と美月のパンツが見えるシーンがあり、「ソニー自体の発売だったらパンツ出してもいいのか」と話題となった。
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序盤は明るいノリだったのが、徐々にサスペンスへとシフトしていくシナリオが秀逸。特に後半のバッドエンドルート(ジェノサイド編)では、直接的描写はないものの大量の血しぶきが飛び散る残虐シーンの連続で、前半との落差に驚くプレイヤー多数。
問題点
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いわゆる「システムデータ」というものが存在せず、1つ1つのセーブデータは完全に独立している。
このため、「分岐点の手前でセーブして、両方のルートをプレイすることで簡単に達成率を稼ぐ」という方法が使えず、達成率を上げるためには1つのデータを何度も何度も繰り返しプレイするしかない。
最初の方はそれでも良いが、98~99%辺りまで来ると、僅か数ヶ所の選択肢を埋めるために最初から最後までプレイするのが苦痛になってくる。
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一度見たシーンは高速スキップする事が可能、かつ特定ポイントから開始することも可能なので全て見る必要は無いとはいえ、最終的には作業になりがちである。
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バッドエンドを迎えると、主人公の先輩2人が攻略のヒントを教えてくれるのだが、まったく何のヒントにもなっていない。
総評
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今となってはありふれたシステムではあるが、キャラ人気とシナリオ人気が両立したバランスの取れた良作と言える。
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やるドラシリーズは他に第2作『季節を抱きしめて』第3作『サンパギータ』最終作『雪割りの花』があり、現在は全てがPSPに移植されているので気になった人は手にとってはどうだろうか。
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全くの余談だが、やるドラシリーズ4部作には全ての作品でヒロインが記憶喪失という謎の共通点がある。もともと、「記憶喪失」をテーマにした4編のオムニバスからなる1本のソフトの予定だった。
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春夏秋冬の「春」にあたる作品よりも「夏」にあたる本作品が先に出たのは、「春」がコア向きの内容だったため。