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チョロQ HG2 - (2018/01/16 (火) 13:27:57) の編集履歴(バックアップ)
チョロQ HG2
【ちょろきゅー はいぐれーどつー】
ジャンル
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レースゲーム
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対応機種
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プレイステーション2
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メディア
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CD-ROM 1枚
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発売元
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タカラ
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開発元
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イーゲーム(E-GAME)
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発売日
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2002年1月10日
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定価
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6,090円
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プレイ人数
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1~2人
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廉価版
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THE BEST タカラモノ:2003年7月10日/2,980円 アトラスベストコレクション:2007年2月8日/1,980円
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判定
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良作
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チョロQゲームリンク
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概要
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「チョロQ」を題材にした『チョロQ HG』シリーズ第2弾。
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開発はE-GAMEで、良作と評判の『チョロQ3』に勝るとも劣らない大ボリュームが売り。
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E-GAMEは過去に『チョロQワンダフォー!』(以下ワンダフォー)を発売している。この作品はレースとやり込み要素の難易度の高さ、他の町に行くのがやや面倒、という問題点があった。それらをおおよそ解消したのが今作である。
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基本的なシステムや概念はワンダフォーを踏襲しているが、ワンダフォーをプレイしたことがなくても楽しめるようになっている。
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チョロQが生活している世界が舞台、チョロQが住人、ジェットタービン、燃料の概念、スタンプの存在などなど。詳しくはチョロQワンダフォー!の記事にて。
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GTAなどと同じオープンワールド系フィールドを採用しており、高速道路でドライブしたり、冬山でヒルクライムしたり、海の中で立ち往生したり...。
ストーリー
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大統領という身分に飽き飽きした現大統領は次のワールドグランプリ(以下グランプリ)優勝者に大統領の座を譲ることにした。プレイヤーはグランプリを優勝して大統領を目指すことになる。
特徴
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シリーズ初の24台同時出走。さらに、チョロQをスカウトすることで、チームメイトとして一緒にレースもできる。これでレースの戦略性の幅が広がり、より白熱した勝負ができるように。
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チームメイトが入賞(6位以内)すればその分の賞金も入手することができる。
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グランプリに参加するにはチームメイトを2台見つけることと、スーパーAライセンスを取得していることが条件。スーパーAライセンスの取得方法は下記にて。
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レースはライセンス制であり、最初はランクCである6レースにしか出場できないが、それらにすべて入賞すればBライセンスがもらえる。
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Bライセンスがあれば今度はランクBである9レースに参加でき、すべて入賞することでAライセンスがもらえる。
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ランクAである9レースを入賞することで晴れてスーパーAライセンスを取得できる。
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時間の概念が存在し、日の出や日の入りもある。ゲーム上の1日は、現実世界で1時間である。
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ワンダフォーでは無かったパーツショップやボディショップ、お金の概念が復活した。
評価点
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自由度の高さ
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ワンダフォーでは各町への移動にある程度制限があったが、今作はいつでもどこでも好きな町へ移動できる。
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一度その町の「Q's factory」に訪れることで、メニューから自由にそこへ飛ぶことができるようになる。
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サブ要素の豊富さ
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とにかくミニゲームが非常に多く、ワンダフォーにもあったサッカーの他、ゴルフやカーリング、ジムカーナなどが存在し、プレイヤーを飽きさせないようになっている。
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「マイシティ」という町が存在し、初めて訪れた時は不動産以外何もないが、移住を望んでいるチョロQをマイシティに誘うことで、町が発展していく。町の発展ぶりにわくわくした人も多いはず。
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やりこみ要素としてワンダフォーにもあったスタンプに加え、プチクラの要素も加わった。
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その名の通り、チョロQ版プ○クラ。世界各地に100箇所あり、近場を背景にして自分のチョロQを撮ってもらえる。
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広大な世界
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相当広いにもかかわらず、ロードなしで道なき道を自由に走り回ることができる。
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広いマップ(建物だけでも200を越える)に、多くのチョロQが存在しており、プレイヤーもその世界の住人として、チョロQの住む世界を十分に体感することが出来る。
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ラジオ機能がある。朝には天気予報が流れたり、昼には宇宙人がゲストで来たり、深夜には実在バンドの曲を聴けたり、夕方にはトーク番組を楽しめたり。とにかく、自分の好きな番組を聞きながらドライブするのもこのゲームの醍醐味の一つ。
欠点
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レースの難易度が非常に低い。
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24台同時出走の弊害か、敵同時がよくぶつかっているのが一つの要因。また、壁にぶつかったまま動けないチョロQも多い。
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チームメイトを含めた順位で優勝が決まるグランプリで、チームメイトが動けなくなってしまうと目も当てられない状況に。
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カーブを曲がりきれずに壁に吹っ飛び、後から同じように曲がりきれなかったチョロQがたくさん突っ込んできて一気に順位を落とすことも。
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従って、PS版チョロQのようにドリフトを極めたりブレーキを考えたり、という必要性がほとんどない。
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特徴の項目で述べたような、レースの戦略性を殺してしまっているのは非常にもったいないと言えよう。
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レースの数がやや少ない。ワンダフォーよりは多いものの、チョロQ3などと比較すると少々物足りないかもしれない。
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レースで使用するコースが全体的に短い。大体のコースは一周1分もかからない。三周あるのが救いか?
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左右で曲がりやすさに差があったり、タコメーターがブルブル震えてなかなか上がらなかったり、段差での飛び上がり方が変だったりと不自然な挙動がある。
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大きな問題とはなっていないが、気になる人は気になるかも。
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また、壁にめりこんでしまうバグも存在し、チョロQの性能が上がってくると多発の恐れあり。
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広大な世界ではあるが、野が広がっているだけで建物やイベントがまったくない場所が多い。
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あるミニゲームの、スタンプ取得条件のクリアタイムを少しオーバーしても、スタンプが取れてしまう。そのミニゲームは難易度が高めなので助かるが。
総評
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E-GAME製チョロQシリーズの前作であるワンダフォーの問題点をある程度解消し、レース以外の要素は非常にボリュームたっぷりで、やり込み要素の多い良作である。
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難易度は低いもののとっつきやすく、オープンワールドもあるため、ゆったりしたゲームを好む方ならおススメだと思われる。
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今作以降は町要素は縮小気味であり、今作のように町要素の多いチョロQシリーズを期待している人も多いのではないだろうか。
余談
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ボリュームたっぷりなのにもかかわらず、今作はなんとCD-ROMで提供されている。
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とあるコースでは、スタートラインを過ぎた後横の壁に登ってスタートライン前まで戻り、スタートラインを切ると1周出来てしまうという裏技がある。