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ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画 - (2018/12/29 (土) 03:00:29) の編集履歴(バックアップ)
ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画
【どらごんぼーるぜっとがいでん さいやじんぜつめつけいかく】
ジャンル
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RPG
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対応機種
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ファミリーコンピュータ
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発売元
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バンダイ
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開発元
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トーセ (プログラム、サウンド) D&D (デザイン等)
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発売日
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1993年8月6日
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定価
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7,800円
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判定
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なし
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ポイント
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揃えろベジータ
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ドラゴンボールゲームリンク
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概要
人気TVアニメ『ドラゴンボールZ』を原作としたRPGの第4作(SFC版を入れると第5作)。
但しストーリーは完全オリジナルであり、『ドラゴンボールZ』史上唯一のOVAと連動したソフトでもある。
特徴
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物語の時期は、ピッコロがミスターサタンを知っていることから、セル編の後と思われる。
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パーティに加わるキャラは、悟空・悟飯・ピッコロ・ベジータ・未来トランクスの5人。
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悟空が生存しているのが矛盾点だが、死亡しているはずのキャラが生きて活躍するのは劇場版ではよくあることなので、突っ込むのは野暮というもの。
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敵の黒幕やザコキャラはオリジナルだが、中ボスとしてフリーザ・クウラ・スラッグ・ターレスも登場する。
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フリーザ・クウラの兄弟が同時に登場するという、当時としては貴重な作品でもある。
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とは言ってもゲーム中では兄弟の会話は無い。OVAの方では一応会話している。
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スラッグとターレスは、本作がゲーム初出演である。また本作でターレスが使用する技には「キルドライバー」と名前が付いており、後の格闘ゲームシリーズにも引き継がれている。
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本作では必殺技は最初からは使えない。戦闘中に一定の順番でバトルカードを使用する事により技を発する事ができる「アレンジメント・カードバトル」というシステムが導入されている。
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MPに当たる物は無く、カードの順番を揃えれば何度でも技は撃てる。
評価点
シナリオ面
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一つのゲームとしてまとまったシナリオ
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今まで原作を追いかける形でどうにも中途半端になってしまっていたシナリオだが、オリジナルストーリーにした事で一つのゲームとしてまとまっている。
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復活した敵との戦闘
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前述の通り、ボスクラスの敵が復活して襲い掛かってくるのはやはり燃える展開。
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後述の通り、せっかく復活した敵の扱いが悪いのが残念ではあるが。
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地球人キャラは仲間にこそならないものの、色々と手助けしてくれる
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シナリオで助言をくれたり、お助けカードとして役立ってくれる。特にヤムチャはランダムで町に現れてお助けカードをくれるありがたい存在。
システム面
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戦闘演出は前作に引き続き出来が良い
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使用カードに合わせて敵の前後に瞬間移動、投げた相手にやはり瞬間移動で追いつき攻撃を加えたりと、アニメの戦闘のようなスピード感あふれる演出となっている。
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プレイヤーが戦闘に介入できるようになった
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前作までは戦闘開始後はただ見ているだけだったが、今作ではタイミング良くボタンを押すことで敵の光線技を回避したり、弾き飛ばすことができる。
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トランクスが操作可能になった
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前作ではイベント時のみの参加で自動操作キャラだったのだが、本作ではメインのプレイヤーキャラの一人として操作可能になった。
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味方キャラのバランスはそこそこ良い。
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悟空は通常技・必殺技ともに強いが、同じカードを使用する技が多く揃えにくい。唯一全体攻撃技がない代わりに相手の動きを封じる太陽拳がある。
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悟飯は通常技も必殺技も弱いが、最終的に体力は最も高くなる。また3枚技の種類が多いためどれかは揃えられることが多い。5枚技の威力はそこそこ。
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ピッコロは通常技がそこそこで2・3枚技が威力が高めで使いやすいが、4・5枚技の威力が低い。
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トランクスは通常技が弱いが、3枚技のバーニングアタックが揃えやすい上に非常に強力。5枚技の威力も高め。
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べジータは通常技が悟空と同等、必殺技も一番多く性能も非常に良いのだが操作不能。
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必殺技(アレンジメント)の出し方を見つけ出す過程が楽しい
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当時は当然インターネットなど普及していない時代であったためソフトを持っている子供たち同士での情報交換が盛んにおこなわれた。
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一度覚えた必殺技はアレンジメントとして記録され、いつでも確認できる。また、「ひっさつわざ」カードで使用できるようになる。
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サブイベントや修業をクリアすることで、必殺技を直接覚えたり、出し方のヒントがもらえる。
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悟空のかめはめ波は悟飯も同じアレンジメントで出せるなど、他人を参考にできる技もある。
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完全ノーヒントの技もあり、それらは自力で見つけるしかないが、覚えられなくてもクリアに支障はない。
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ラスボスには必殺技しか通用しないので、各キャラ最強の必殺技を使用できるようにしておくのは半ば必須と言える。
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悟飯・ピッコロ・ベジータの最強必殺技は修業の過程で覚えられる。他の二人も、悟飯のアレンジメントを参考にすれば覚えることができる。
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条件を満たさないと見る事ができない「隠し要素」や、隠しボスも存在している。
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「天下一武道会モード」が復活した。今回はパスワードではなく、本編セーブデータに記録されているキャラを出場させる事ができる。
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しかし出場キャラ一覧に本編の敵キャラの名前も載っている為、本編の展開のネタばらしにもなっている。
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なお同一覧にミスターサタンの名前も載っているが、対戦前に腹痛を起こしたと言って逃げ出す為不戦敗となる。
賛否両論点
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ギャグ寄りのシナリオ展開
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初期のDBらしいとも言えるが、子供だましな展開やしょうもない展開が多い。
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ピッコロにサタンを超えるバカと評される敵キャラ、カワーズ。こいつに絡まれたせいでピッコロさんがギャグキャラと化してしまった。まあ原作ブウ編でもそうなるのだが…。
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トランクスがわざわざ未来から来た理由が、なんだか嫌な予感がしたから。いいのかそれで。
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ピラフの変装したデンデに誰も気づかずに神龍を呼び出し、ピラフに願いをかなえられてしまう。
問題点
シナリオ面
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復活したフリーザ達の撃破方法が不明
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倒しても復活してくるフリーザ達をどうすればいいのか困っていると界王様から連絡があり、「そいつらはゴースト戦士、つまり幽霊なんじゃよ」と話が来るのだが、それに対し悟空が「わかった!皆、こいつらはゴースト戦士だ!」と返事をする。…まではともかく、その後特に何の説明もなく戦闘が再開され、普通に倒すだけで復活することなく倒せてしまう。なぜそれで今度は倒せるのかがさっぱりわからない。
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恐らくは「相手が幽霊だと判明したから、幽霊用の戦い方を行った」のだろうとは思うが、画面を見てる限りでは「いや、だからどうしたの?」としか思えない。
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全体的にお使いゲー
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目標地点と町を往復するだけのイベントも多く、特に宇宙に出てからが顕著。
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クウラ・スラッグ・ターレスはセリフらしいセリフが殆ど無く、原作に因んだネタも出てこない。技もゲームオリジナルのもの。
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また「サル野郎のサイヤ人に復讐だ!」とのたまっているが、ターレスもサイヤ人じゃなかったっけ?
システム面
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回復所やイベントマスに入った際にも戦闘判定が行われるようになった
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この所為で戦闘後に再度入り直しをしなければならず、面倒に感じる事が多い。しかも一度入っただけでは全回復できないこともある。
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敵に出会う危険を冒して回復所に向かうよりは、エリアから脱出して自宅で完全回復したほうが安全確実だったりする。
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雑魚戦をする意味がほぼない
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HP以外の成長要素がなく、そのHP成長もイベントによる増加のみである為、雑魚戦はカードの組み合わせによる技探しくらいしか行う意味がない。
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お使いゲーな事もあって、意味のない戦闘が余計煩わしく感じてしまう。これにより「逃げゲー」「テレポートゲー」になってしまう。
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中盤以降は前述のフリーザやクウラ達も雑魚敵として現れる。HPもこれまでの敵と比べて高く使ってくるカード枚数も多いため戦闘にかかる時間も増える。
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一応、敵を全滅させるとお助けカードが入手でき、手持ちのカード枚数を増やせる。いらないカードも移動中のイベントで交換できるので、手持ちの枚数が多くなればなるほど有利。ラスボス戦ではこれまでの稼ぎが勝負を分ける。
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ベジータの使い勝手
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前作『烈戦人造人間』でもパーティを組んでる際には自動操作だったのは同じだが、前作ではベジータ一人のパートがあった為、そこで自由な操作が可能だった。本作ではそれもない為、終始自分勝手に動くだけで、一度も自由に操作する事が出来ない。
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今作の技の習得システムの所為でデメリットが大きい。普通にプレイしていては必殺技を揃えるのはまず無理。
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特に彼の技の代名詞の一つ「ビッグバンアタック」の習得の難しさはもはや語り草である。オートで選ばれるカードの順番には規則性があるため普通にプレイしていてはまず揃えられない。アレンジメントもノーヒントな上にかなり独特で他のキャラのアレンジメントが参考にならない。
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一応、全キャラで唯一全体攻撃を複数持ってたり、能力も高めと自由に操作できない分の優遇はされている。
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例えば「ばくはつは」「れんぞくエネルギーは」は他のキャラではそれぞれ3枚、4枚のカードを要するのに対し彼は2枚で発動することが出来る。
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巻物の修行を行えばカードを3枚以上使う技のいくらかは習得できる。オート戦闘では一度習得した技は優先的に組み合わせてくれるため、巻物の修行さえこなせていればそれなりに活躍してくれる。
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戦闘の不便な点
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2~3枚の組み合わせはともかく、4~5枚の組み合わせの必殺技はカードを揃える手間の所為でなかなか出しにくい。
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特にピッコロのカード5枚技は2つあるにもかかわらずどちらも威力はかなり低い。
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終盤は一人につき7枚全てのカードを使用する為、次の自分のターンのためにカードを残しておいてもオートのベジータに全部使われてしまう。
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「蹴」のカードはベジータしか技に必要としない為、基本的に邪魔なマークになってしまっている。
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せっかくのスピーディな戦闘デモなのに「気」「爆」のカードは攻撃の際に毎回タメの動作が入るため非常にテンポが悪くなる。
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ラスボス戦の難点
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ラスボスは必殺技でしかダメージを与えられない為、実質「必ず必殺技を出せるアイテム」の物量戦となる。
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当然ながらラスボス戦でもベジータはオート操作なので、ほぼ役立たず。
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「光」カードで出せる単発の気功波もダメージは通るが雀の涙。
総評
戦闘演出はFCのカードバトルの集大成と言える出来で、カードの組み合わせ次第で小技なら必殺技もバンバン使っていけるようになった。
一方で大技は非常に出しづらく、雑魚戦の無意味さやお使いシナリオもあってストレスのたまる要素も多い。
進化した面もある一方で、どうにも惜しい一作となってしまった。
余談
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後に本作のOVAのリメイク版が『ドラゴンボール RAGING BLAST 2』に収録された。