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ゼルダの伝説 夢をみる島 - (2015/05/23 (土) 23:59:37) の編集履歴(バックアップ)
ゼルダの伝説 夢をみる島
【ぜるだのでんせつ ゆめをみるしま】
ジャンル
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アクションアドベンチャー
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高解像度で見る 裏を見る
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対応機種
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ゲームボーイ
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メディア
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4MbitROMカートリッジ
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発売元
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任天堂
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開発元
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任天堂、エスアールディー
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発売日
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1993年6月6日
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定価
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3,800円(税別)
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分類
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良作
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ゼルダの伝説シリーズ関連リンク
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ゼルダの伝説 夢をみる島DX
【ぜるだのでんせつ ゆめをみるしま でらっくす】
ジャンル
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アクションアドベンチャー
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対応機種
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ゲームボーイカラー(全GB共通)
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メディア
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8MbitROMカートリッジ
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発売元
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任天堂
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開発元
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任天堂、エスアールディー
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発売日
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1998年12月12日
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定価
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3,500円(税別)
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配信
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3DSバーチャルコンソール 2011年6月8日/600円
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レーティング
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CERO:B(12歳以上対象)
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コンテンツアイコン
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セクシャル・犯罪
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分類
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良作
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ストーリー
魔王ガノンを打倒したリンクはハイラルから飛び出し、修業の旅に出た。
その帰りの航海で不意に嵐に遭い、乗っていた船は大破。見た事も無い島「コホリント」に流されてしまう。
気を失っていたリンクを助けてくれたのは、ゼルダ姫によく似た少女マリン。
リンクはハイラルに戻るため、コホリント島から脱出する方法を探すのだった。
長所
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GBで手軽になったゼルダの伝説。『神々のトライフォース』の続編だが、「魔力ゲージの廃止」「オブジェ持ち上げ時の制限」等、ボタン数が少ないGBに合わせたシステム変更が行われている。
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AボタンとBボタンそれぞれに剣や盾、爆弾などのアイテムを割り当てて使用する方式になった。
組み合わせによっては剣とペガサスの靴でダッシュ切り、剣と羽でジャンプ切りなどと特殊なアクションも存在する。
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爆弾+矢という技もある。最初の剣の4倍もの威力を持つため結構便利。バグ技ともされるが(実際攻略には不必要)、DXでも健在なこと、『トワイライトプリンセス』で重要なテクニックになったことから公認技と思われる。
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それ故に『神々のトライフォース』よりも操作は簡単で初心者にもプレイしやすくなっている。
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シリーズ同様適度な難易度と豊富な謎解きが詰め込まれており、フィールドも比較的広め。
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従来の勧善懲悪から一転、驚きの展開が待っている奥深いストーリー。
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全体的に明るい話だが、物語を進める度に徐々に島の謎が明かされ、ある程度進めると衝撃的な事実が明かされる。
他のシリーズとは違う、物語が進むにつれてリンクが意図せずに「島の平和を乱す者」になってしまう展開は今なお評価が高い。
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CMが南国ムード全開の陽気なものだったので、それを見て「単純なお話」と思った多くのプレイヤーが、「夢をみる島」コホリントの真実に苦悩する羽目に。
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GB化しても特徴を捉えたキャラグラフィックは不満の無い仕上がり。
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BGMは「スーパーメトロイド」以降からメトロイドシリーズの音楽担当となる濱野美奈子氏と、「スーパーマリオランド3 ワリオランド」以降からワリオシリーズの音楽担当となる石川こずえ氏の二人が担当しており、どの曲も評価は高い。特に「かぜのさかなのうた」とタルタル山脈のBGMは本作屈指の名曲。
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様々な任天堂キャラクターが登場するお祭りゲーム的なノリも。
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カービィやクリボーが雑魚として登場。その他『カエルの為に鐘は鳴る』のリチャードや『スーパーマリオUSA』のマムーなどはストーリー中のイベントに関わってくる。
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あくまでイベント一つ分の役割しか与えられておらず、ストーリーに深く関わることはない。ゲストキャラの分を逸脱していないと言えるだろう。
短所
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主人公の名前入力で平仮名しか使えない。説明書などでは主人公の名前が「リンク」となっているが、実際にはその名前でプレイすることが出来ず、「りんく 」(空白二つ)あたりで手を打つしかない。また、小さい「ぁぃぅぇぉ」も使用不可能。
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クリア必須アイテムである弓が店売り(爆弾と違い、弓なしで落ちている矢を拾っても使えない)。しかも980ルピー(所持できる最大金額が999ルピー)と異様な値段。
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それ故、初心者は普通この異様な値段の武器がクリア必須とは思わない。
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そしてこのアイテムをある楽な手段で入手したばっかりに最後の最後で・・・・
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ブーメランでもクリアは可能だが、そちらはわらしべイベント消化後に特定のポイントに立ち寄ることで手に入るアイテム(場所等はノーヒント)のため、やってないプレイヤーもいた。
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致命的なマップバグによりほぼ全てのダンジョンが攻略可能。但し、この方法だとフックショットが入手できず、ラスボスの攻略は不可能。
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他にもちょっとした小技で第七ダンジョンと第八ダンジョンは攻略順序をひっくり返せる。どのみち全て攻略する必要があるのでショートカットにはならないが、第八ダンジョンのダンジョンアイテムが恐ろしい火力を持つため、それを前倒しで使えるメリットはある。
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こちらはDXでも普通に使えるので、おそらく開発公認の仕様と思われる。
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パワーブレスレットやペガサスの靴はいちいち装備しなければならない。道中にこれらを使用しなければ突破できない場面が多々あるので、その度にスタートボタンを押して装備しなければならない。一方水かきは持っているだけで効用が発揮される。
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この時代のゲームにしてはワープが使いづらい。オカリナを吹く事で行ける場所は「ダンジョン内ではそこからの脱出」「フィールドではマンボガ池(島の中央やや北西よりにある何の変哲もない水たまり)に移動」と固定なので、結構歩き回らないといけない。
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フィールド上にお互いをつなぐワープゾーンもあるが、なぜか一か所を除き町やダンジョンの入口などこの手のゲームでよく行く所ではなく、敵がいる道端や店舗などのない村にあるだけ。(しかもどれも上記の池とは微妙に離れている)
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序盤からアクション難易度が高い。
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ハートが3つしかない状態で挑戦させられるレベル1のダンジョンからハート1つ分のダメージ力のトゲトラップなど配置も厳しい上、ハートを得られる機会が少ないのでなかなか回復もできないという辛さ。
中ボス・大ボスも最初のボスとしては歴代ゼルダシリーズの中でもかなり強い部類で、チュートリアル的な意味合いもあるレベル1にも関わらず手強い設計となっているため、ここで既に挫折してしまうプレイヤーもいたのではないだろうか。
大ボス自体は体当たりしか仕掛けてこず、体力も剣で4回斬れば倒せる程度なのだが、ボス戦の部屋が非常に狭く周囲に穴が空いているため落ちる度にボス戦がやり直しになってしまうのがキツイ。
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中盤以降は体力が増え、復活アイテムも買えるため、序盤が一番難しいと感じる人も。従来の作品のようにブーメランで敵を足止めして慎重に、という手段が取れないのも難易度を上げている要因である。
総評
システム・操作性・グラフィック・音楽などすべてが高水準にまとめられていて今でも根強い人気を持つ作品。
GBというハードでありながら、ゼルダらしいサクサク進めるかつ手堅い難易度・謎解きを誇る。
また他のゼルダシリーズとは一線を画したシナリオにも注目すべきである。
その他
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新アイテムによる新アクション「ジャンプ」が必須となる場所が度々登場するが、ダンジョン内だと時折通常の視点ではなくサイドビューのジャンプアクション(スーパーマリオ風)になる。
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そこではマリオシリーズからクリボーが登場し、マリオのように踏み付けで倒す事ができる。
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通常視点でもクリボーを踏んで倒すことは可能。なお、クリボーを踏んで倒すと必ず回復ハートが出るため回復に利用されることも多い。
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このゲーム唯一の道具屋では、アイテムを持ったまま店から出る事ができる。ペナルティーとして以後、自分の名前が「どろぼー」に強制変更される。
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EDの最中においてもどろぼーと呼ばれる。
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次に店に入ると「あれほど、ちゃんとカネはらえっていったのに… しかたがないしんでもらう!(原文ママ)」とビームを撃たれて即死する。
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二度と店に入らなければ死ぬ事はないが、「どろぼー」と呼ばれる事は変わらず、更に必須アイテムが2つあるので必ず一度は買物しなければならない。
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短所項目にもあるが、必須アイテムの弓が非常に高額なので万引きは案外効率が良い。
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GBカラーの追加要素で要所要所で写真を撮ってもらえるのだが、そのうちの一枚が万引き。コンプ狙いだと万引きが強要されるという問題点も。
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ちなみにひみつのくすりを所持しているとハートが2周する。一度ゼロになった体力が最大に戻り、もう一度ゼロになる様は実にシュール。
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マルチエンド。とは言え若干エンディングの演出が異なるだけだが、ストーリーとしてはかなり重要な違いである。
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1998年、GBC対応版『ゼルダの伝説 夢をみる島DX』が発売。カラー専用の隠しダンジョンや色違いの服などが用意され、無死亡EDが異なっている。
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ダンジョンに設置されているヒントが書かれた石版が、ふくろうの石像になっている。
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そのヒントを読むための「石版のかけら」が「石像のクチバシ」になっており、設置場所によって別々のヒントが聞けるようになった。
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特定の条件で特定の場所へ行くと1枚絵を見られるようになる「写真屋さん」が追加。
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GB周辺機器「ポケットプリンタ」で印刷する事も可能。3DSのVCでは接続できないためプリントできない。
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ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールでもこちらが配信されている。
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ただし「どろぼー」が出来てしまったり、わらしべイベントのあのイベントのせいなのか、CERO:Bに指定されている。
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モノクロ版のバグは殆ど修正されている。
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カラー対応していないGBでクリアすればモノクロ版の無死亡EDを見ることが可能。
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GBC専用ソフト『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 大地の章/時空の章』でも、操作性やアイテムの装備など、本作の基本システムが採用されている。