「ジェットセットラジオ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
ジェットセットラジオ - (2014/06/08 (日) 14:40:31) の編集履歴(バックアップ)
ジェットセットラジオ
【じぇっとせっとらじお】
ジャンル
|
ストリートアクション
|
|
対応機種
|
ドリームキャスト
|
発売元
|
セガ・エンタープライゼス
|
開発元
|
スマイルビット
|
発売日
|
2000年6月29日
|
定価
|
5,800円(税別)
|
|分類|BGCOLOR(lightg
概要
架空の都市「トーキョート」を舞台に、電動モーター付きのインラインスケートで駆け巡り、ケーサツやジエータイの妨害から逃れながらスプレー缶を回収して特定のポイントでグラフティ(ストリートアート)を描き込むゲームである。
評価点
-
トゥーンレンダリングによる世界観
-
縦横無尽に動き回れること。ガードレールの上を滑り、壁を走り、派手なジャンプアクションを決めることも出来る。特にストレスも無く、非常に自由度が高い。
-
プレイすればするほど上達していく操作感覚
-
スケートシューズによる独特な挙動によって、最初は難しいと思うかもしれないが、コツさえ掴めばかなりハマる。
-
経験値なども無いので、単純にテクニックによって決まる。タイムアタックもテクニック次第。
-
「グラフティソウル」と呼ばれるアイテムが至るところに有り、それらを手に入れると描ける絵が増える。
-
一部の「グラフティソウル」は、うまくトリックを決めなければ辿りつけない場所もあるので、初心者も上級者も程よい配置となっている。
-
また、描ける絵はダウンロードしてくることも可能なので、インターネットを介してオリジナリティ溢れる物が多く出回った。
-
愛すべき敵キャラ
-
「ケーサツ」などは、様々な手を使って主人公達を逮捕しようとする。子供相手に戦車、戦闘機、軍隊を配備するほど。
-
長沼英樹らによるサウンド
-
ノリが良い物が多く、ゲームとマッチしている。気が付けば口ずさんでいるほど。主題歌「Let mon Sleep」はテレビ番組にも使われているので、一度は耳にしたことがあるはず。
-
架空の海賊ラジオ『ジェットセットラジオ』を聞いている設定なので、BGMが切り替わってもぶつ切りではなく、DJがスクラッチしていたりと自然な流れになっている。
-
余談だが、長沼英樹はこの作品を機に自分のスタイルが確立し、「長沼サウンド」と呼ばれるようになる。
問題点
-
グラフティの位置がわかりづらい
-
グラフティポイントを見落とした場合、地図を見なければよくわからなくなってしまう。地図もメニューから開かなければ見られないのでテンポが悪くなっている。
-
敵キャラに対抗できない
-
評価点でも述べたが「ケーサツ」などは様々な手段を使って妨害してくるのに対し、主人公らは一切攻撃手段が無いために一定の距離まで逃げるか、ゴリ押しでグラフティを書き続けるしか無い。
総評
最初はうまく操作できなかったプレイヤーも、しばらくするといつの間にか様々なトリックを使っていた・・・という風に、誰もが簡単にアクションが行える。格好いいトリックとノリの良いBGM、「セガはクール」のイメージをそのままゲームにしたような雰囲気となっている。今でも根強いファンが居るのはこのお陰かも知れない。が、いくら今作が格好良くても、現実世界でのグラフティ行為は「刑法第260条 建造物等損壊罪・第261条 器物損壊罪」によって処罰されるので絶対にしてはいけない。
その後の展開
Electronic Entertainment Expo(E3)「2000 ゲーム・クリティック・アワードベスト・オブ・コンソール部門」において最優秀賞を受賞した。
2002年には続編『ジェットセットラジオ フューチャー』が発売、今作の反省を踏まえてこちらも良い作品となっているが、発売されたハードが日本では普及していなかったXbox。その為に流通数が少なく、プレミア化している。
その他、海外ではGBA版が発売している。
デ・ラ・ジェットセットラジオ
【で・ら・じぇっとせっとらじお】
ジャンル
|
ストリートアクション
|
|
対応機種
|
ドリームキャスト
|
発売元
|
セガ・エンタープライゼス
|
開発元
|
スマイルビット
|
発売日
|
【ドリームキャストダイレクト版】2001年1月1日 【通常版】2001年10月18日
|
定価
|
【ドリームキャストダイレクト版】5,800円(税別) 【通常版】4800円(税別)
|
分類
|
良作
|
概要
2001年、「ジェットセットラジオ」の海外版をもとに、BGM・ステージ・ミッション・キャラを追加したバージョンアップ版「デ・ラ・ジェットセットラジオ」が発売された。その後「デ・ラ・」をベースとして2012年12月にiOS向けアプリに、2013年2月にPS3/PSV/Xb360に移植された。