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C1-CIRCUIT - (2015/09/22 (火) 09:43:03) の編集履歴(バックアップ)
C1 CIRCUIT
【しーわん さーきっと】
ジャンル
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レースゲーム
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imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 |
対応機種
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プレイステーション
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発売元
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インベックス
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発売日
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1996年10月4日
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判定
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クソゲー
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ポイント
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PS初の首都高再現 未完成同然で市場に出荷 ほぼ全ての面において悉く水準未満 妙に細かいパーツ類
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概要
無名なメーカー、インベックスが世に送り出したPS初の首都高を再現したレースゲーム。
4企業2団体より協賛・協力を頂き、宣伝広告のパイプラインを確保した事もウリとされていたが…。
その出来は、伝説のクソゲーとも並ぶ程の核地雷であった。
問題点
メニュー画面
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オープニングの時点で既に地雷臭が凄まじい。兎に角BGMも無く、ただただ効果音が適当に鳴っているようなムービーが寂しく映し出される。
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そしてタイトル画面。ここも背景がぽつんとC1の図のような画像が表示されている程度の物である。
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そこからボタンを押してセレクト画面に行くと…何と無音である。
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そこで新規にゲームを始めるかデータをロードするかを選択し、新規にゲームを始める場合は名前を入力して開始させる…が。
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入力音も「ポッ」と妙に間抜けな音である。押しても意味が無いボタンを押すと、今度は耳障りな電子音が鳴る。
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最初の内はポイントも無く、レースをして稼ぐ必要があるので、車種を選択していざスタート。しかし…。
レース中
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余りにもレースゲームらしかぬ上、素人がMIDIで作った事が丸わかりな音楽の中でレースは始まる。
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エンジン音や接触音はそこそこ良いのだが、それ以外の箇所は水準に達しているかどうかが怪しい。グラフィックも車のブレーキランプが機能しない所等もあり、良くない。
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挙動も悪く、特にドリフトした時の制御はかなり難しい。アクセルオフしてグリップで走った方が確実である。
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壁や一般車に接触した時、速度に応じてぶつかった方向とは逆の方向へゆっくり大きく跳ね返ると言うゲームとして見てもリアルとして見ても不自然極まりない挙動を示す。
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芝公園付近1箇所だけ画面が暫く赤くなる箇所がある。実際の都心環状線にも同じ地点にオービスがあるのでそれのフラッシュを再現しようとしたのだろう。
チューニング
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晴れてレースに勝ち、140ポイント前後手に入れていざチューニング。
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しかしチューニングパーツはそれに対して異常に安く、安くて3ポイント、平均して10ポイント前後、ごく一部高くても40ポイント位と、2、3回もレースすればあっと言う間にフルチューン出来る程にヌルい。
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所有しているパーツは1ページにまとめて表示される為、非常に見辛い。
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パーツや車のステータス等は妙に細かく、車好きには一見の価値はある…のかもしれない。
その他
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BGMは10曲程あるが、実際にレースで使われるBGMは1曲のみで、他に使われているBGMはレース後のリザルトBGM程度である。
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それら全て上記のMIDI丸出し音源なので、とても褒められた物では無い。一部そこそこ悪くない曲もあるが、それでも良曲とは言えない出来である。
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エンディングを迎えたら、ただリセットボタンを押すだけである。
評価点
ゲームとしての評価点は無いに等しいが、強いて挙げるとすれば、以下の通りである。
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実在企業と関わっているだけあり、一部パーツは実名である。が、こんなゲームに実名で出してしまってはイメージダウンになってしまうのでは無いだろうか。
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C1自体の再現は、当時としては頑張った方かもしれないが、それでも良いレベルとは言えない。
総評
グラフィック、音楽、システム等、どれをとっても水準を大きく下回る未完成に相応しい出来である。
宣伝やC1の再現等で力尽きてしまったとしか思えないと言わざるを得ないだろう。
そして何よりPSにこのような隠れた凄まじいクソゲーもある事を再認識してくれるソフトでもある。