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ファミコンミニシリーズ - (2014/01/13 (月) 23:41:06) の編集履歴(バックアップ)
ファミコンミニ
【ふぁみこんみに】
対応機種
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ゲームボーイアドバンス
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発売元
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任天堂
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開発元
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(ソフトによって様々)
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発売日
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第一弾:2004年2月14日 第二弾:2004年5月21日 第三弾:2004年8月10日
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定価
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第一弾:各2,000円(税抜) 第二弾、第三弾:各2,000円(税込)
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ポイント
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名作ファミコンソフトの復刻版 ほぼファミコン版の再現
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概要
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2004年ファミコン生誕20周年記念の一環としてゲームボーイアドバンスにてリリースされた、過去のファミコンソフトを復刻収録したシリーズ。懐かしのファミコンソフトを携帯機にてプレイできる事を売りにしていた。
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原則として原作の忠実移植であり、アレンジなどの類ではない、いわばベタ移植である。
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カートリッジの色も独特で、第一弾と第二弾はファミコン本体をイメージした白とえんじ色のツートンカラー、第三弾はディスクカードの色をイメージした黄色になっている。
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ラベルも当時のカセットに貼られていたラベルを再現しており(「ゲームボーイアドバンス」や型番等の文字は追加されているが)、中でも第三弾は黄色の下地に貼られた当時のラベルに似たサイズのラベルに、ディスクカードを思い出してしまう事だろう。
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画面の大きさの都合からか、グラフィックは縦に数ドット圧縮された状態になっており、画面下もやや欠けている。しかし必要な領域は十分に確保できており、プレイにはさほど差し支えない。
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当初は第一弾のみの予定だったが、好評につき第二弾、第三弾とリリースされた。
ラインナップ
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第一弾(2004年2月14日発売、全10タイトル)
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第二弾(2004年5月21日発売、全10タイトル)
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ディスクシステムセレクション/第三弾(2004年8月10日発売、全10タイトル)
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非売品(対象のゲームキューブソフトを購入すると抽選でもらえた景品、全2タイトル)
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その他
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復刻版 スーパーマリオブラザーズ
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ファミコン生誕20周年記念『ホットマリオキャンペーン』の景品。
正確にはファミコンミニタイトルではないが、製品の基本仕様がほぼ同一であるため併記。
しかし、通信機能が通信ケーブルのみとなっているなどの細かい差異がある。
原作にはない要素
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すべてのソフトにセーブ機能が追加された。
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正確にはセーブファイルのような物が追加されたわけでなく、「ハイスコアをセーブする」の項目を選択した時点の、電源を切らずにタイトル画面に戻った状況を保存・再現する機能である。
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その機能の問題として『スーパーマリオブラザーズ』においてクリボーがメットになる裏モードから戻らないという事態もあったが、公式サイトにおいてもそれに関しての説明・対処法がある。
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『がんばれゴエモン! からくり道中』では通信機能がなくなった代わりに、1面ごとでセーブ可能になった。
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原作でIIコントローラーのマイクを使用するソフトは、セレクトボタンを押しっぱなしにしていると同様の効果が得られる。
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二人プレイに対応しているソフトは、GBAの通信機能を用いて二人プレイが可能となっている。
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通信ケーブルだけでなくワイヤレスアダプタにも対応。
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通信はダウンロードプレイででき、2P側はソフトなしでも遊べる。また、ダウンロード後通信を切断すると、2P側は電源を切るまでそのゲームを丸ごと1Pとして楽しむ事も可能。
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ただしカートリッジなしでのプレイでは、メニュー画面を出す事はできず、スリープ機能も使えない。
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原作がディスクシステムのソフトは、ロード時間をカットできる。また、演出でロード画面を再現する事も可能。
総評
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ファミコン生誕20周年記念の一環としての意味合いもあってあくまでも原作を再現したソフトであり、新作としての魅力ははっきりいって皆無である。よって、対象ソフトに一切の思い入れや興味がない人にとっては触れない方が無難であろう。
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今となっては、ほとんどの原作ソフトはWiiのバーチャルコンソールにて本シリーズの四分の一(500Wiiポイント)の価格にて配信されており、2,000円という価格は決して安いとはいい難い。しかし、ファミコンを忠実に再現したマニア心をくすぐるジャケットの存在や、冊子状ではなく折りたたまれた1枚の用紙にだが当時の説明書の原文を印刷された取扱説明書、携帯機でプレイできるというメリットもあり、本シリーズの存在価値が決して消え失せた訳ではない。