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【びーとすとりーむ】
ジャンル | 音楽シミュレーション | pkg.jpg |
対応機種 | アーケード | |
発売元・開発元 | コナミデジタルエンタテインメント | |
稼動開始日 | 2014年7月17日 | |
判定 | なし | |
ポイント |
BEMANI屈指の萌えビジュアル特化 マルチモニタによるムービー 偏りすぎた曲ラインナップ ライト層向けなイメージと裏腹に劣悪な譜面視認性 練り込み不足・企画面の見通しの甘さが散見 過去最悪といわれた連動イベント |
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BEMANIシリーズリンク |
BEMANIブランドではREFLEC BEATシリーズに続くタッチパネル式の音ゲー。略称は「ビースト」。
プロデュースはDJ YOSHITAKA、サウンドディレクターはQrispy Joyboxが担当。
マルチモニターによる大画面ムービーが一番の特徴。
アニメや萌え方面に偏ったラインナップに加えてムービー特化という点では、若いアニメファン層をターゲットにした「BEMANIシリーズの穴を埋める」音ゲーと評価できる。が、視覚性の悪さを始めとする遊び易いようで遊びにくいゲーム性、そしてムービー特化というコンセプトを捨てたと言わざるを得ない稼働後期の展開など、様々な面において練り込み不足を感じさせてしまう。
萌えに特化しているため一見ライト層向けかと思いきや、初見殺しの影響を受けやすいゲージシステムの採用、既存ユーザー側にしても楽曲面で難ありと、どの層をターゲットとしたかったか不明瞭な所が目に付く。
稼動初期の時点でアニメソング含めた楽曲のほとんどがBEMANI内外問わず他機種でできることもあり、ムービーが見たいアニメ・ボカロ・東方ファン以外にはほとんどそっぽを向かれてしまった。これに追い打ちをかけるかのように、半ば無理やりな連動イベントが本作の評価をさらに厳しくしたのは否定できない。実際、「ビーストそのものに興味は無かったが怪盗で嫌いになった」という音ゲープレイヤーも少なくはない。
アニメソング等がjubeat、REFLEC BEATやポップンなどとムービーの無い機種に収録されてきた中、「ムービーと一緒にゲームを楽しめる」という本作独自の魅力は確かに存在していた、のだが…。