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World of Warships - (2024/03/20 (水) 17:01:18) の編集履歴(バックアップ)


World of Warships

【わーるどおぶうぉーしっぷす】

ジャンル アクション
対応機種 Windows 7/8.1/10
Mac OS X
メディア ダウンロード
発売・開発元 Wargaming.net
サービス開始 【Win】2015年9月17日
【Mac】2016年5月16日
定価 基本無料
プレイ人数 24人
判定 なし
ポイント 通称『WoWs』
『World of Tanks』の海戦版
海戦モチーフ故の独特な戦闘システム


概要

クソゲー。ゴミ。屑。正真正銘のクソゲー。


システム

ゲームルール

ランダム戦

『WOWs』のメインとなるゲームモード。プレイヤーが2チームに分かれて対戦する。
プレイ開始すぐには選べず、後述するCOOP戦をある程度経験してからプレイ可能になる。

  • 通常戦
    • 敵味方それぞれ陣地を持ち、互いの陣地を占領を狙う。
    • 陣地の占領か敵艦船の撃沈で得られるポイントで規定ポイントを取得したチームが勝利。
    • 高Tierでは選択される確率が低い。
  • 制圧戦
    • マップに複数の中立陣地が配置され、それらの奪取を狙う。
    • 基本は通常戦と同じだが、陣地を占領すると徐々に占領チームへとポイントが加算される。より多く陣地を占拠した方がポイント破溜まりやすい。
  • 中央攻略戦
    • マップ中央に3つに分かれた円形のエリアが登場し、各エリアの占領を狙う。
    • ルールは制圧戦に近いがエリア占領すると、そのエリアとそれより外側にあるエリアが同時に占領される。
      • 円の中央に近いエリアを占領するほどより多くの陣地を占領できるが危険が伴う。

COOP戦

最初に遊べるモード。
対戦相手がCPUというだけで、内容はほぼランダム戦と同じ。

ランク戦

アカウントレベル11になる事で解放される。
期間限定で開催されるイベントの様なモード。ルールは制圧戦のみだけとなる。
参加にはTier制限が掛かるので、それに応じた艦船を持ってないと参加できない。
ラウンドで勝利すると☆が貰え、規定数の星がたまるとランクが上がる。
ただし負けると順位が1位以外だと☆が減り、ランクに必要な☆が維持できないと降格する。
ランク昇格時には特別なアイテムとボーナスの☆が1つ貰える。

チームバトル戦

アカウントレベル12になる事で解放される。
特定のメンバーとチームを組んで戦うモード。フレンドなどと遊びたい時に使う。
マッチングは適用されないのでTierに関わらず自由な艦で戦える。
対戦人数は7vs7で限定される。

艦種

  • 駆逐艦・巡洋艦・戦艦・空母と分類されており、それぞれに特色がある。
+ 詳細

駆逐艦
速力に優れ隠密性と機動性に優れた艦種。
その特性から占領戦では最重要となる艦種である。味方の駆逐艦が何隻生き残っているかで勝敗が決する場面も多い。
魚雷を積んでおり、速度はやや遅いが長射程・高威力で当たると戦艦ですら大損害を与え、浸水させれば更なる損害を与えることもできる。
艦影の小ささから被発見距離がかなり短い為、敵の虚を突いて魚雷をばらまいて逃げるヒットエンドラン戦術が得意。
装甲が薄く耐久力も低いので駆逐艦以外と正面切った撃ち合いはできないが、煙幕を使用する事で敵に発見されずに砲撃する事ができる
消耗品には最高速度を上げる『エンジンブースト』や視界を遮る『煙幕』等、長所を伸ばす者が多い。
戦艦に対抗できるユニットの位置付けになっている

巡洋艦
駆逐艦と戦艦の中間に位置する艦種。砲撃戦も得意だが、雷撃戦、索敵、艦隊の護衛等といったマルチロールの活躍が期待できる。
艦の特性が装備・軽巡洋艦か重巡洋艦等で役割が大きく異なる特徴がある。
良好な機動性持っており、砲撃に関しても搭載砲が多く手数を活かした攻撃も、防空能力を活かした主力艦の護衛にも回れる。
魚雷を積んだ巡洋艦も居り、駆逐艦の様な一撃必殺狙いもできるたりする。

搭載できる消耗品には敵や魚雷の探知距離を伸ばせる『水中聴音機』や防空能力を飛躍的に高める『対空砲火』等防御よりの物が多い。
駆逐艦に対するアンチユニットに位置付けられる

戦艦
超射程・大火力・重装甲の三拍子を備えた艦。前線の押し上げや敵の掃討などに威力を発揮する。
大型の主砲を持ち最大射程は数十キロも有り、上手く当たれば巡洋艦を容易く沈めるほどの火力と、敵戦艦の砲撃を防御可能な装甲を併せ持つ。
その代わり機動性は劣悪で、主砲塔の旋回時間・攻撃間隔も長いので扱うのにそれなりの技量を要する。
消耗品には射程をさらに伸ばす『水上観測機』や損傷の一部を修理し、耐久力を回復する『応急工作班』がある。
巡洋艦に対するアンチユニットに位置付けられる

空母
主砲を持たない代わりに艦載機を運用する能力を持つ艦。
戦闘機・雷撃機・爆撃機を搭載しており、航空偵察・艦船攻撃を行う。
艦載機を飛ばす事でMAP全域を攻撃範囲に収める。魚雷を複数同時に放つ雷撃機、火災を発生させ装甲の貫通も可能な爆撃機、小型艦に対して有効なロケット攻撃機を使えるが、空母自体は火力は皆無に近く、装甲も薄い。
艦載機は中隊単位で出撃し、プレイヤーは発艦した飛行中隊を直接操縦する。中隊が攻撃を終了あるいは全滅すると別の中隊を母艦から再出撃させる事が可能で、機数に制限なく何度でも再出撃させる事ができる。ただし、撃墜される機体が多くなればその分航空隊のリロードにも時間がかかる。


評価点

クソゲー。


問題点

これは評価点にも共通する事であるが、アップデートを繰り返すオンラインゲームという仕様上評価は刻々と変化していく、ここでは2019年4月現在の状況を記す
艦種間のバランス
  • 初期と比較すればバランスは改善された点が多いが、まだいくつかの問題は残っている。リアルマネーやゲーム内の資源から入手できるプレミアム艦の中にも性能バランスに問題を抱える艦が存在するのだが、プレミアム艦の場合は諸般の事情からほとんど弱体化が行われないため、一部の強力なプレミアム艦が戦場に溢れてしまうといった問題も発生していた。
    • 強力なプレミアム艦の例としてはイギリスの巡洋艦ベルファスト、日本の戦艦武蔵、ソ連の巡洋艦スターリングラードなどがある。これらの強力なプレミアム艦はバランス調整の観点から販売停止措置が取られる事も多いのだが、販売が停止された後も購入者はその艦艇を使用し続ける事が可能なため、事実上の強力な艦の期間限定販売となってしまっている。
    • なお、これら販売停止された艦艇はごく低確率ではあるが配布、及び課金販売されている「コンテナ」からランダムで入手する事ができる。いわゆるガチャ商法である。
プレイヤー間の問題
  • プレイ人口が多い分、プレイヤーの質等に不満点を感じる事も多い
    • パソコンのスペックによっては読み込みに時間が掛かってしまう事があり、特に序盤において重要な役割を持つ空母や駆逐艦など初動が遅れるとチームにとっては大きな打撃である。
    • アジア圏はアジアサーバーで纏められているので、チーム戦以外では日本人だけでという事は出来ないので意思伝達が図りにくい所もある。
    • 『poipoi』―――それは別のゲームです。もっとも海外にもファンは多いようで、プレミアム艦「夕立」が販売された際は公式が「poi」ネタを拾ったりしている。
    • サーバーによって主流となるプレイスタイルがやや異なるため、自分の戦術やWGによる性能調整がサーバー内での流行に噛み合わないという事態も起こり得る。
    • 手動で操作を行わず、経験値や資金を稼ぐための自動操作プログラムで参加するBotプレイヤーが居る。運営はBotによる操作を禁止し規制を行っているが、時間帯によっては複数のBotに遭遇する事もある。
      • Bot操作された艦艇は「目の前に敵が居るのに攻撃しない」「戦場から離れた方向にひたすら直進する」など不可解な行動を取る事が多い。当然Botが配属されたチームは著しく不利になるため、プレイヤーから問題視されている。

総評

究極のクソゲーである。ストレスに強い人以外、触らない方が良い。


余談

  • βテスト時には重雷装巡洋艦仕様の北上が使えたが、正式開始時には外されている。
    • というのも破壊力が高いうえに高速・高射程の「93式酸素魚雷」を40門装備し一度に20本もばら撒ける代物だったため。テスト中は海上を無数の魚雷が走りまくり、敵味方共に危ないという阿鼻叫喚の地獄絵図と化したのは言うまでもない。
  • 旭日旗について
    • 日本艦船が掲げるのが旭日旗ではなく日の丸となっている。特定の国からの反発を避けるために意図的に差し替えられたものと考えられる。
    • 旭日旗は明治期の建軍より日本海軍で使われてきた軍艦旗であり、現在に至るまで自衛隊旗として正式に船籍を示すために使われ国際的な了解を得ているものである。
    • 同様に問題となりがちなハーケンクロイツは特定の政治団体を示した旗であるためゲーム・フィクションで使用が自粛される場合が多いが、旭日旗は政治体制に関わらず一貫して使用されている海軍旗であり、使用されているゲームも多い*1ためユーザーから疑問の声が上がった。
      • MODを使用して旭日旗にすることは可能である。

その後の展開

  • 2019年4月16日にPS4、2019年11月25日にOne、2021年4月26日にPS5で『World of Warships: Legends』の運営が開始された。また後にXSX版も配信された。