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記事下書き3 - (2024/03/31 (日) 15:19:05) のソース

//しばらくの間、特定のメンバーへの警告のためこの文章を追記します。無断で消さないでください。
&color(red){''(警告!)文末の語尾の改変を繰り返しているメンバー「4363」へ。''}~
''記事の内容に直接かかわらない細かな記述の書き換え(「ある」→「存在する」に書き換える等)はルール違反です。絶対に行わないでください。''~
履歴流しや文法の誤りにも繋がっており、記事作成相談スレその10などで問題視されています。~
なお、指摘を無視して今後も同様の編集を続ける場合、&color(red){''規制及びメンバー権限の剥奪が行われます''}。~
----

//19/4/21の運営議論にて,初稿作成者以外の正式記事化は要報告とする旨を了承を得たため追記。
//↓下書き削除状況
//2022/01/02:『Spyro Reignited Trilogy』(保存期限切れ)
//2022/04/14:『アサツグトリ』(保存期限切れ)
//『コスモプレイヤーZ』の記事に関して雑談スレ内にて当wikiの規定上現時点(22年6月)では取り扱えないのではないかとの意見が複数出たので取り下げます(2022/06/16)
//2022/09/20:『ラチェット&クランク パラレル・トラベル』(保存期限切れ)
//『次の犠牲者をオシラセシマス』は初稿作成者が下書きを取り下げました(2022/12/27)
//『EZ2AC:FINAL EX』は初稿作成者が下書きを取り下げました(2023/12/13)
//2023/11/18 『古銭プッシャーフレンズ』(保存期限切れ)
//2023/11/19 『ホッパーロボ』(保存期限切れ)

*&this_page()

ゲーム記事や用語集項目など、Wikiコンテンツ作成時の下書き用ページです。ここにある記事は正式作成前の扱いのため、リンクの作成や修正依頼・要強化依頼の添付は禁止です。~
また、表示負担軽減のため動画はコメントアウト状態で記載してください。

メンバー権限がない人は新規ページ作成ができないため、記事の作成は下書きページを経由する必要があります。~
メンバーではない人は[[記事作成依頼所]]からページ作成を依頼してください。

権限がある人は下書きを経由せず直接ページを作成して構いませんが、以下の場合は下書きページの利用が推奨されます。
-記事内容の質に自信がない場合や、第三者によるチェックが欲しい場合
-有名作・話題作で編集合戦が頻発することが予想される、判定について揉める可能性が高い場合

加筆、修正、下書きを元にした新規記事の作成は自由です。ただし、&color(red){''自分がプレイしたことのない作品の記事化は禁止''}とします。~
また「このWikiで扱う作品」及び「記事作成のガイドライン」を参照の上でお願いします。[[記事作成相談スレ>https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/51440/1678541531/]]も活用してください。

~
「記事下書き」は用途別にページが分かれています。
-''[[記事下書き]]/[[記事下書き2]]/記事下書き3''……通常の下書き。
-''[[記事下書き/避難所]]''……故あって隔離された下書き。編集の前に要確認。
-''[[記事下書き/R18]]''……アダルトゲーム記事の下書き用。

~
**利用法
-1. 記事を載せる。
--下書きは縦に並んでいますが、新しく下書きを載せるときは必ず最下部に追記してください(下書き作成日が古いものが下部に行くと削除期限日がわかり難くなるため)。~
また、編集が楽になるので記事の最初と最後にareaeditプラグインを付けることをお勧めします。
--&color(red){''ここに載せた下書きは、初稿作成から1ヶ月が経過すると基本的に削除されます((判定や記事内容について記事作成相談スレで議論中の場合と、避難所にある記事の場合はこの限りではありません。ただし避難所の利用には相談スレへの報告が必要です。))。''}記事の投稿時には、必ず記事冒頭に初稿作成日を記述して下さい。記述の無い場合、1か月より早く削除されてしまう可能性があります。~
事情により長期間更新できない場合、個人でバックアップを取る事をお勧めします。
---その場合、初稿執筆者が不在の際に第三者が下書きに直接手を加えることもありますので、執筆に復帰する際は下書きの確認とスレでの相談を忘れずに行いましょう。
--新規記事の判定については基本的に初稿執筆者自身の判断に委ねられています。[[記事作成のガイドライン]]に則る限りは自由に付けて構いません。ただし''記事作成後に異論が生じた場合、判定変更議論依頼が提出されることがあります''。

-2. 記事を完成させる。
--&color(red){''基本的に初稿執筆者が記事の完成に責任を持つようにしてください。''}記事は大勢の手で完成させるものですが、下書きに投稿したからといって必ずしも他のユーザーの手が加わるとは限りません。未完成の記事を長期間放置するのは迷惑行為です。
--もちろん一般記事同様に初稿作成者以外が編集を行うことも可能です。ただし、''第三者が以下の事項を行う際は必ず記事作成相談スレに報告を入れてください''。悪質な場合は規制されることがあります。
---下書きを削除もしくは移動する場合。
---ゲーム記事の判定を変更する場合(未定のものに付与することも含む)。
---下書きを記事として作成するか、作成依頼を出す場合。
---その他、記事のニュアンスに大きく変更が生じる編集をする場合。

-3. 記事を作成する。
--記事が完成したと判断したら、好きなタイミングで記事を作成して構いません。新規記事作成は管理者とメンバーのみ行えるため、ログインIDを持っていない人は、記事にする際に「[[記事作成依頼所]]」で依頼してください。
---なお、代理作成依頼によって作成された記事の内容に関する責任は執筆者・依頼者に帰結するものとし、''代理作成者は責任を負いかねます''。
--下書きの記事だから作成基準が緩い、ということはありません。一通り完成している記事でも「文章が簡素で内容が薄い」「文章が支離滅裂でわかりにくい」「他のサイト・Wikiからの引用」などの不備がある場合、&color(red){''記事化後すぐに修正依頼や要強化依頼が出されたり、記事化自体が見合わせとなる場合があります。''}依頼を出す前に内容を一読して不備の有無を確認し、不安な場合は記事作成相談スレに記事化の是非について相談してください。
--記事内容によっては、単独記事として作成するよりも既存の記事への追記の方が良いと判断される場合もあります。~
なお、''追記の場合はログインなしでも作業可能''です。
---追記を想定して記事を作成する場合、下書きの冒頭に追記先の記事名を表記しておくのもいいでしょう。
**注意点
-発売直後のゲームの記事を執筆したい場合、発売日から3か月経過していることが条件となります(3か月ルール)。
--移植版や、海外で先行発売された後に国内で発売された作品も、その発売日から3か月の経過を待つ必要があります。

#region(下書き用テンプレート。書き方の詳細は[[テンプレ]]のページを参照)
※''contentsプラグイン(19行目)は必ずコメントアウト状態で記載してください''(記事作成時にコメントを外す)。全下書き項目の見出しが目次化されてしまいます。
#nowiki(){

#contents(fromhere)

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初稿投稿日: yyyy/mm/dd 追記修正歓迎
//#areaedit
*タイトル
【読み】
|ジャンル||~|
|対応機種||~|
|発売元||~|
|開発元||~|
|発売日| 年 月 日|~|
|定価|, 円|~|
|プレイ人数|1人|~|
|レーティング|CERO: ()|~|
|廉価版| : 年 月 日/, 円|~|
|配信| : 年 月 日/ |~|
|備考| |~|
|判定| |~|
|ポイント| |~|
//#contents(fromhere)
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**概要
**評価点
**賛否両論点

**総評
**余談
//#areaedit(end)
}
#endregion

一般的な編集の練習などは「[[サンドボックス]]」へどうぞ。

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#contents_line(level=1,sep= / ,fromhere)


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初稿投稿日: 2024/3/8 追記修正歓迎
#areaedit
*桃太郎電鉄7
【ももたろうでんてつせぶん】

|ジャンル|ボードゲーム|CENTER:&amazon(B000069U42)|
|対応機種|プレイステーション|~|
|発売元|ハドソン|~|
|開発元|ハドソン|~|
|発売日|1997年12月23日|~|
|定価|5,800円(税別)|~|
|プレイ人数|1~4人|~|
|廉価版|PlayStation the Best for Family:2000年2月24日/2,800円&br()PS one Books:2003年3月27日/1,800円|~|
|判定||~|
|ポイント|凶悪なギーガボンビーの登場&br;分類化で便利になったカード&br;「さくま」初登場&br;以後のシリーズの土台となった|~|
|>|>|CENTER:''[[桃太郎シリーズ]]''|

**概要
ハードをプレイステーションに移した、桃太郎電鉄(桃太郎)シリーズの一つ。~
タイトルの『7』は、初代『[[桃太郎電鉄]]』から数えて7作品目ということでつけられており、ゲーム内でのみ「ギーガボンビー誕生の巻」というサブタイトルが付けられている。

基本的なルールなどはシリーズ共通として変わらないが、大きな変化として新ボンビーやカードの分類化が導入されている。

**新要素・変更点
-ゲストボンビー『ギーガボンビー』
--『キングボンビーの体内に巣くう凶悪な宇宙生物』という設定で、キングボンビーが悪事(ボンビラス星に連れていく以外)を働くたびに頭上の10の数字が1つずつ減っていき、0になることで出現する。
---出現直後にお金・カードを全て食べつくしてしまい、各プレイヤーの独占している都市を1つを消し去ってから姿を消す。以後、誰かが目的地に着くまでは貧乏神が出現しないようになる。
--カウントの途中で貧乏神に戻っても数字は元には戻らず次の変身時に持ち越されてしまうが、プレイヤーの内の誰か1人がマップ内のどこかにある「ハサン仙人」の住むマスに止まればカウントダウンをリセットできる。
---ただし、リセット直後に悪行を行ってくるため、カウント1回分はマイナスとなる。
--このギーガボンビーは桃太郎電鉄シリーズのゲストボンビーの元祖的存在((名前にボンビーがつかないのなら過去作にコマルンがいるが))であり、桃鉄シリーズの数多くのボンビーの中でも数少ないキングボンビーの上位存在として描かれているボンビーでもある((貧乏神とミニボンビー以外のボンビーはそれぞれ固有の悪行を行うのでキングボンビーの完全下位存在ではないのだが、ギーガボンビーのように明確にキングボンビーの上位存在として扱われているボンビーは珍しい))。

-カードの分類化
--今まで同じ手持ちにまとまっていたカードが「進行系」「便利系」の2つに分かれるようになり、カードを各5枚ずつ最大10枚持てるようになった。
---「進行系」は「急行カード」や「リニアカード」など、サイコロ・移動数を増やすものが該当し、それ以外は全て「便利系」に入る。
---「ダビングカード」「ウイルスカード」はどちらかにランダムに入り、入った方にしか効果を発揮しない。「エンジェルカード」「デビルカード」もランダムに入る。
--この仕様は後発の作品で「便利系」の所持上限の増加などが行われつつ継続されることになり、『2017』まではスタンダートの仕様となった。

-従来の「えんま」を超える強さのCPUとして、さくらあきらをモデルにした「さくま」が初登場。
--運要素に強く、並のプレイヤーだと苦戦する強さとなっている。「えんま」でも物足りなかったプレイヤーも安心。
--本作以降も登場し、作中最強のCPUの座を維持している。

-モモトラマンカードの仕様変更
--モモスラ退治役の「金太郎」がBPSニュースのリポート役に回されたため、怪獣退治は一律、モモトラマンカードで対応するようになった。
--モモトラマンを出動させるには予め使用してスタンバイ状態にする必要がある。
---これ自体はSFC版『DX』時点での仕様変更で、勝てばスタンバイ状態が継続するが、怪獣退治に失敗するとスタンバイ状態が解除される(=カードが消滅)
--使用してスタンバイ状態にする事になったためカード枠を圧迫することがなくなったが、持っているだけでは意味がない。

-カードの種類が削減された
--前述の「金太郎カード」を始め、「福袋カード」や「「も」~「き」カード」などといった、様々なカードが廃止された。
--スリの銀二の被害を防ぐ「パトカード」も廃止された代わりに、「損害保険カード」で保険金が下りる形に変更になった。
---流石に同額の損害保険が降りるのはおかしいと思ったのか、後の作品では「パトカード」が復活している。

-借金を背負った時のBGMが「泣き落としのバラード」に変更になった。
--元々『III』で使われていた曲。以後のシリーズでもこの曲が使われ続けることとなり、お馴染みのBGMとして定着した。

-物件駅を独占すると、その物件駅の屋根の色がプレイヤーの汽車と同じ色に変化してわかりやすくなった。

**評価点
-ハードを移したことによる表現力の変化
--オープニングや月ごとの切り替えイラストがアニメーションするようになった。月ごとのイラストも画面いっぱいに大きく表示される。
--恒例となっている女湯の1枚絵のクオリティもアップしている。
--貧乏神が変身するシーンでもアニメーション演出が導入され、CGで描かれた貧乏神の顔がモーフィングでグニグニと変化しながら変身形態が決まるようになった。
---キングボンビーと思わせてミニボンビーに、あるいはその逆、という風にフェイントもかけてくるようになった。
--プラス(マイナス)駅やカード駅で発生するルーレットがリール式に変更された。
--キングボンビーとメカボンビー達の対決も演出面がパワーアップし、派手な効果音や演出が付くようになった。
---演出は長くなったものの、腕で気力を溜めて放つキングボンビーの「ボンビーム」、体を半回転して撃ち出すメカボンビーRXの「ヒップバズーカ」など見てて楽しいものとなった。

-カードが2種類に分類されたことにより、カードの管理がしやすくなった。
--すべて同じ手持ちでまとめられていた過去作では、手持ちのカード内容次第では有利なカードばかりで取捨選択に悩まされる、という事態も多かったがその点が解消された。
---特に進行形カードが別枠となったことで価値がこれまで以上に高まり、「急行カードや特急カードをいかに常備しておくか」が後続シリーズに渡る攻略の基本となった。

**賛否両論点
-防御系カードの価値が高まった
--本作では妨害系カードを防ぐブロックカードの効果が変更され、1回効果を発動した時点で必ず消滅するようになった代わりに妨害カードの効果を必ず防ぐようになった。
--店で売られているため補充は容易であり、進行形と便利系の区分けによりカードの上限を気にせずに常備できるようになったことと、所持数に制限がないことで価値が高まっている。
---その分、妨害系カードが空気と言っていいレベルで使い辛くなっている。

**問題点
-ギーガボンビーの被害が防ぎ辛い
--キングボンビーは変身してから元に戻るまでに数回は悪行を行うのが常であるためカウントダウンの進行が早く、うかうかしているとあっという間にリミットが来てしまう。
---カウントをリセットしてくれる上述のハサン仙人はマップ上の特定のマスにいるのだが、たったの一ヶ所でしか会えない上に、位置的にたどり着きにくい場所にある。
---また、会えるマスの正確な位置についてはゲーム内ではヒントがもらえず、説明書掲載のヒント画像を見なければならないのだが、よくよく見ないと分かり難い。
--ギーガボンビーの悪行自体は変身した時点で強制的に行われる上に悪行全体を防ぐ手立ては存在しないため、「物件はあえて独占しない」「貴重なカードは惜しまず使う」「現金はできるだけバンバン使っておく」などの受け身な対策しか取ることができない。
---「ゴッドカード」があれば現金の被害だけは軽減できる((キング及びギーガの現金系被害を半分に補填する。))が、「入手法が限られる」「売値が高額であるため気軽には買えない」という問題もある。
--損害系カードや借金も一律消滅するため逆転要素の一環でもあるが、いちいちリセットしに戻る手間がかかる(位置次第ではまず間に合わない)、それまでの駆け引きが無駄になる、場所が分からないと短いスパンで繰り返し資産を0にされてしまうなどの点から、問題視するユーザーも多い。

-ディスクメディアになったことの弊害
--月の切り替え時にロードが発生するため、前作までよりテンポが悪くなった。
---マップBGMもこの月の切り替え時のロードの際に最初から戻ってしまう。
--ロードが頻繁にかかる影響もあり、毎月セーブが廃止され、年ごとのセーブのみとなってしまった。これについてはゲーム中の説明でも「ディスクアクセスに時間がかかるために毎月セーブを廃止した」と説明される。
---とはいえ、月替わりのイラストのロードでBGMが戻ることや、毎年のオートセーブは後のシリーズでも標準化されており、後者は後の作品で月の終わりにセーブできるように改善されている。
//賛否両論にも当てはまりそうです

-「女湯カード」の存在
--本作の新しいカードとして「女湯カード」が登場し、使用すると女湯が見れるかも…とされている。
--が、そんなことはなく、何度使用しても女湯がのぞけないというハズレカードとなっている。
---この「女湯カード」は20億(ダイヤ改正後は40億)と、当時のシリーズとしては高額のカードとなっており、実際に使用して泣きを見るプレイヤーも多かった。

**総評
『HAPPY』で終わる所だった、前作から新要素が追加されシリーズ継続に繋がった作品である。~
戦略性が変わったカードの分類化を始め、本作で登場して今でもお馴染みとなった要素も多い。~
桃鉄シリーズの新たな出発点となり、今後の基礎を築いた一作となっている。
//今と比べると不便な部分が多いものの、今後のシリーズ展開を作り上げていた一作である。
//言ってることが被ってる。

**余談
-本作をベースとしてGBに移植した『桃太郎電鉄jr. ~全国ラーメンめぐりの巻~』が発売されている。
--こちらではサブタイトル通り、ラーメンで有名な地域を巡るモードなど、特別ルールで遊べるモードが追加されている。
--また、携帯機かつロムカセットになったため、毎月セーブが復活している。その代わり、月替わりのイラストのアニメーションが廃止され、女湯が1種類のみに削減された。GBながらもギーガボンビーも再現されている。

-今作で初登場したギーガボンビーも『桃太郎電鉄15 五大ボンビー登場!の巻』で再登場することとなる。
--こちらでもキングの上位存在を維持しており、カウントが減った時の秘書の反応や登場までの演出も『7』当初とほぼ同じの物が再現されている。もちろん、3D化されてより巨大に描かれている。
---ただし、今作では最後に行う悪事が変更されており、「とりかえしカード」を8枚押し付ける物とプレイヤー全体に確実に被害が及ぶものになっている。
--なお、同作のオープニングでは他のボンビー同様、単体で仙台に奇襲を仕掛けたり、キングボンビーに合体している描写がある。

-長らくはキングボンビーの上位存在を維持していたギーガボンビーだが、『[[桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~]]』でデストロイ号が登場したことにより唯一ではなくなった。
--キングボンビーから直接変化するパターンとしてはギーガボンビーが唯一である。

#areaedit(end)
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初稿投稿日: 2024/3/16 追記修正歓迎
#areaedit
*超探偵事件簿 レインコード
【ちょうたんていじけんぼ れいんこーど】
|ジャンル|ダークファンタジー推理アクション(推理アドベンチャー)|&amazon(B0BVNW23Y1)|
|対応機種|Nintendo Switch|~|
|発売元|スパイク・チュンソフト&brトゥーキョーゲームス|~|
|発売日|2023年6月30日|~|
|定価|6,345円|~|
|プレイ人数|1人|~|
|判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|ポイント|『[[ダンガンロンパ>ダンガンロンパシリーズ]]』制作陣による新感覚推理ゲーム&br;独特の世界観と魅力的な登場人物&br「正義」と「真実」を問う秀逸なシナリオ&brゲームシステムは新鮮だが粗が目立つ|~|
//#contents(fromhere)
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**概要
スパイク・チュンソフトによる新規タイトルの推理ADV。
『[[ダンガンロンパシリーズ]]』を手掛けた主要メンバーが独立して立ち上げたトゥーキョーゲームスが制作に関わっており、実質的に同シリーズの後続作品となっている。&brまた、『[[ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期]]』にてトリック監修に携わり、「ダンガンロンパ」のスピンオフ小説である「ダンガンロンパ霧切」を執筆したミステリー作家の北山猛邦氏もメインシナリオ及びトリック監修を引き続き担当している。

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**あらすじ
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**内容

本作は主に3つのパートに分かれており、


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**評価点

***ユーザーを引き込んでいくストーリー
-作品のストーリーでは、カナイ区にて起こる事件を通して主人公、ユーマ・ココヘッドの葛藤と成長を細やかに描いていく。
--物語の中でユーマは自らの正義と哀しみを背負って犯行を実行する者から、身勝手かつ自分本位な動機で様々なものを犠牲にした外道まで、まさに千差万別な犯人達と謎迷宮で対峙する。
--「外に出て真実を明らかにするためには、犯人の命を奪わなくてはならない」という謎迷宮のルールがユーマの成長物語に深みを与えており、「犯人を犠牲にしてまで真実を暴く必要があるのか」という問いにユーマは苦悩していく。
--その物語の果てに彼が選んだ『解決』には説得力があり、ユーザーとしても感慨深いものがあるようになっている。
-また、最後の謎迷宮で対立する人物も、『ダンガンロンパ』シリーズのラスボスとは一線を画している。
#region(本作及びダンガンロンパシリーズの一部ネタバレ注意)
本作のラスボスは本人なりの信念や正義を持っており、「倒すべき絶望」として描かれてきた『ダンガンロンパ』シリーズのラスボスとはまた違った魅力がある。
--ラスボスはある事情でかなり追い詰められており、犯してきた罪も「こうするしかなかった」と作中で言われているため、プレイヤーにも一部同情できるようなものとなっている。
#endregion

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**賛否両論点
-''キャラクター描写の不足''
--
&br
-''大味なトリック''
--「もう少しどうにかならなかったのか?」と首を傾げたくなる
&br
-''作中での謎迷宮の意義''

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**問題点



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**総評




----

**余談

-


#areaedit(end)


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初稿投稿日: 2024/03/24 追記修正歓迎
#areaedit
*ガーディック外伝
【がーでぃっくがいでん】
|ジャンル|アクションシューティングRPG|&image(https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/174000111.jpg,height=250)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売元|アイレム|~|
|開発元|コンパイル|~|
|発売日|1988年2月15日|~|
|定価|5,500円|~|
|プレイ人数|1人|~|
|判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|ポイント|S(スーパー)H(ハイスピード)S(シューティング)&br;見かけによらないタフネスさでガンガン撃墜する爽快感&br;時代を先取りしたビキニアーマーメカ娘&br;シューターに対しては難しめな謎解き|~|
|>|>|CENTER:''[[コンパイルSTGシリーズ]]''|
----
//#contents(fromhere)
----

**概要

MSX用シューティングゲーム『ガーディック』の外伝的作品。まさにそのまんまなタイトル。~
本作ではアクションとの複合だがアクションステージでもシューティング要素が強い。また特定アイテムでパワーアップするRPG要素も兼ね備えている。

主人公「システムD.P」こと「ミリア」は設定上は機械ではあるがビキニアーマーの女の子のような人型形態にもなる。~
後の21世紀にトレンドの1つとなる「ビキニアーマー風メカ少女」の先駆者的存在という声もある。

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**ストーリー

銀河の彼方から巨大な落とし物とも言うべき謎の物体が近づきつつあった。~
「ナジュ」と名付けられたこの物体は、遥過去に人類とは別の存在が落とした巨大カプセルだったのだ。~
そして長い年月の間凶悪生命体が内部で増殖し続けた。しかしこのような事態に備えカプセルの奥深くにある10個の安全装置を起爆させることによる、自爆機構がついていた。~
なすすべない地球に、ある日地球外のノウハウで創られた最強戦士「システムD.P.」が、ガーディックを生み出した者より送り込まれてきた。~
それこそが人類最後の希望だった。

----
**内容

-ダンジョン内にある10個の安全装置を起爆させ「惑星ナジュ」を破壊することが目的となる。

-全体的にはシューティングがメインになっており、主人公ミリアはラビリンスステージでは人型、コリドール(ダンジョン)ステージでは戦闘機形態になる。
--スタート直後は戦闘機形態からスタートする。まずは「惑星ナジュ」を目指すところから始まる。
--その後は「ナジュ」の中を探索し「コリドール」を探し、キーを入手して行動範囲を広げ、最終的にその中にある10の安全装置を起爆して、惑星ナジュ破壊を目指す。

''ラビリンスステージ''

-「惑星ナジュ」の外枠にあたる部分で本体コリドールへの入り口が随所に点在している。
--ここでメッセージなどを頼りに、21のコリドールを捜し出し、その全てを破壊することがゲームの目的。
--このステージ自身もいくつもの区画に区切られており、何もない状態では行けない部分がある。
---それらは後述のコリドール攻略でキーを手に入れることによって、入れるようになり行動範囲にを広げていき、また新しいコリドールを見つけていく。
--道中には小ボスのような敵が出現することがあり、その時は警報のような音が鳴り響き、今いる区画が破壊不能な壁に閉ざされる。
---閉ざされた後は、その小ボスを破壊しない限り進むことはできないが、閉ざされる前に突っ切ればパスも可能。

''コリドール(ダンジョン)ステージ''

-ラビリンス内に全部で21の入り口がある。このステージでは戦闘機形態で戦うことになり、最初に変形のアクションが入る。
--全部で21あり、ボスを倒すことで安全装置を破壊したりラビリンスで新しい区画に行けるキーを手に入れることができる。
--一度攻略したコリドールは破壊され、二度と入ることはできない。
--本作の代名詞「S(スーパー)H(ハイスピード)S(シューティング)」とは基本的にこれのことである。

-ゲームスタート時も戦闘機形態からスタートし、同じようなスタイルのシューティングで始まるが、それはコリドールではない。

''アイテム関連''

-''オプション''~
弾数有限性の武器で、強力な特殊弾。敵のドロップやブロックに隠れているものもある。全部で12種類。
--全方位弾~
プレイヤーの向いている方向に弾がとぶ。
--バック・サイド~
プレイヤーの両斜めバックに弾がとぶ。
--ウェーブ~
プレイヤー前方にウェーブ発射。コリドールでは左右にゆらすこともできる。
--回転弾~
プレイヤーの周囲を弾が回る。
--手榴弾~
投げた後、爆発して敵をまきこむ。
--ファイヤ・ボール~
貫通弾。飛びながら進路上のものを焼き払う。
--エリア・ブラスト~
画面上の敵に向って貫通しながらとんでいく。
--リピール~
プレイヤーの向く方向に回転しながらとんでいく。
--レーザー~
強力なレーザー光線(歩行時には使えない)
--サーベル~
プレイヤーの向く方向に出現する棒状の武器。
--カッター~
サーベルがミリアの両サイドから出る。
--エネミー・イレーサー~
フラッシュし、画面中の敵を一撃する。

-''アイテム''~
チップ(お金)やライフを回復させるもの。
--タンク~
ライフを最大まで回復させる。
--青ランダー~
ライフのMAX、残量を上げる。
--赤ランダー~
チップのMAX値を上げる(実質的なレベルアップ)。
--銃~
攻撃力をレベルアップさせる。
--盾~
防御力をレベルアップさせる。
--連射~
通常弾がパワーアップする。
--パワー~
ライフを一定量回復させる。
--青チップ~
チップが20増える。
--赤チップ~
チップが500増える。

----

**評価点

-敵の攻撃は激しいが自機のタフさから、ちょっとやそっとの攻撃にはビクともせず積極的に攻撃でき、撃墜する爽快感が存分に味わえる。
--連射パッドがなくても、1段階パワーアップしただけで強力なオート連射ができる。
--更に回復アイテムの出現頻度も高い。
---このため単にタフというだけでなく倒すことによって回復アイテムがドロップされる頻度も高くライフを戦いながら回復できるため、より積極的にガンガン攻めていける。

-時代を先取りした奇抜な主人公のキャラデザイン。
--機械ながら見た目はビキニアーマー美女の「システムD.P.」ことミリアは当日限りなくオンリーワンに近いものだった。
--人型形態から戦闘機形態に回転しながら変形していく描写も粗いドット絵ながら、その様子が容易に伝わるほど描き込まれている。
---エンディングでは彼女のアップの顔が描かれておりそんな彼女の美少女っぷりがよくわかる。

-細部まで描き込まれたグラフィックの数々。
--またボスをはじめ巨大な敵キャラも、俊敏な動きで襲ってくる迫力も抜群で、旧来のシューティングとは一線を隔している。
--シューティング特有の破壊する爽快感に加えてスピード感も抜群。
---トップビューながら背景がビュンビュン流れ、それに乗って怒涛のような攻撃で破壊してくことで、その相乗効果を生み出している。
--背景の高速スクロールも、おかしな処理落ちなどもなく、その高速で走る背景をバックに撃ちまくる爽快感とスピード感の両立が高次元でしっかり成り立っている。
--上記のミリア自身の変形やエンディングでの美少女ぶりにも、ついつい見とれてしまうレベル。

-多彩なアイテムとパワーアップ要素。
--様々な性能を持った武器はいずれも個性を持っているためムダなものがない。
---デフォルトのビームでは破壊が難解な敵もこれらを駆使することで破壊効率を上げることができるので、それらを掴むことでより爽快感を高めていける。
--また主人公のミリア自身もチップ最大値を増やしていくことでデフォルトのビームがグングンパワーアップするためパワーアップシューティングの醍醐味も味わえる。

-敵キャラはコリドール、ラビリンスとも非常に豊富でボスだけでなくザコもバラエティに富んでいる。
--それぞれが、見た目だけでなくちゃんと固有の特徴を持っているため手抜き間は一切ない。
--コリドールのボスに至っては特にその特徴が際立つものばかり。

----

**問題点

-メッセージの見方や送り方が少々不便。
--メッセージを見ながらミリア自身も動いてしまったりなど、双方の操作が分離していないため少々煩わしく感じられる。
--かといってメッセージを見ている間、いちいち足止めされるのも不便なので仕方ない一面もあるが。

-シューティングの爽快感は素晴らしい出来だが謎解きが少々難しいのもある。
--そのため、謎が解けるまで人型形態でウロウロすることもしばしば。


----

**総評

シューティングの醍醐味である「撃ちまくって破壊する爽快感」は文句なしで更にミリアのタフさや、その回復頻度も高いことも相まって少々のダメージを気にすることなく積極的に攻めていけるので、その爽快感を存分に体感できる。~
また戦闘機化したコリドールステージでは敵の動きは速いのが多いが、上記のタフさのおかげでスピードの爽快感も伴い、まさにS(スーパー)H(ハイスピード)S(シューティング)にの名にふさわしいものになっている。~
同時にマップでも、ちゃんと行くべき先が見えるので迷いにくく、連射パッド級のオート連射ができたりと様々なアイテムも豊富でそれぞれ特性があり、とことんシューティングの醍醐味を味わえる仕様。~
豊富なアイテムはしっかり特性を把握して使いこなす必要があったり、更に謎解きの要素もあるなど一筋縄ではいかない点も多いが、やりごたえは十分すぎるものがある。~
現在でも語り継がれる存在になったのはミリア自身のキャラクターによるところもあるだろうが、決してそれだけではなくシューティングとしてのクオリティの高さも確かなものだったことは間違いない。

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**余談

-本作の前身にあたる『ガーディック』はMSXでのソフトであり、MSXそのものの普及率はさほど高くなかったので「のっけから外伝をプレイした」という人も珍しくないだろう。

-徳間書店の『わんぱっくコミック』1988年1月号~2月号で本作の漫画が掲載された(作:愛沢ひろし)。
--この作品は単行本にカットされなかったため現在では入手困難な月刊誌を入手するしかなく読む障壁が高い。

-主人公ミリアは現在ではメカ少女としてはもちろんのこと、メカながらビキニアーマーヒロインの一角としても名が挙がるクラスのネームバリューがある。
--また当時目線では1989年に徳間書店発行の『ファミリーコンピュータMagazine』誌上で行われた「ファミコン美少女コンテスト」(13号発表)では30位、「メカニックキャラコンテスト」(14号で発表)では13位とカテゴリ違いの2部門でランクインを果たした。とはいえこの通りやっとこランクインする程度(前者は30位までの発表、後者は15位までの発表)だったので、当時キャラクター性ではそこまで注目されていなかったようだ。
---残念ながら当時はファンタジーRPG全盛の時代で「やっぱり機械だから」という抵抗もあってか『[[夢幻戦士 ヴァリス]]』の優子や『[[ドラゴンクエストIII そして伝説へ…]]』の女戦士といったビキニアーマーや『[[アテナ]]』のようなビキニ王女のような生粋な人間であり主に剣などで戦うファンタジーキャラに比べると安定して好まれなかった。
--またパッケージデザインとゲーム中のグラフィック、説明書や攻略書籍の挿絵などその絵質にかなり差異があることから、ファンの中でも解釈がマチマチな傾向にある。
---しかし21世紀に入り「戦記絶唱シンフォギア」のような「ビキニアーマー風メカ少女」が確固たる人気を得ていることからしてもわかる通り、長い目で見れば目の付け所は間違っていなかったと言えるだろう。

-日本物産のアーケード麻雀ゲーム『麻雀殺人事件』(1988年10月から稼働開始)に登場する容疑者の1人「葉子」が本作のミリアそっくりなコスプレをしている。

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