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ドラゴンボール改 アルティメット武闘伝 - (2015/03/27 (金) 05:38:13) のソース

*ドラゴンボール改 アルティメット武闘伝
【どらごんぼーるかい あるてぃめっとぶとうでん】
|ジャンル|格闘アクション|&amazon(B004DZO8HE)|
|対応機種|ニンテンドーDS|~|
|発売元|バンダイナムコゲームス|~|
|開発元|ゲームリパブリック|~|
|発売日|2011年2月3日|~|
|定価|5,040円|~|
|プレイ人数|1~2人|~|
|レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|>|>|CENTER:''[[ドラゴンボールゲームリンク>ドラゴンボールシリーズ]]''|

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#contents(fromhere)
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**概要
DSで発売したドラゴンボールの格闘ゲーム。~
近年のドラゴンボールの格闘ゲームは3D格闘が中心だが、本作は「ストリートファイターIV」のように3Dポリゴンを用いたサイドビュー視点となっている。

**評価点
-タッチパネルで簡単に必殺技が出せるので、初心者でもスピード感ある本格的な戦いができる。
--もちろん通常の対戦格闘同様にコマンド入力も用意されている。
---本作の必殺技システムはDSの対戦格闘の基本を守っていると言える。

-演出が長めの超必殺技中に簡単なミニゲームを入れている。
--本作での超必殺技に当たる『究極技』は、見るだけでもかなりの迫力だが、やはり何度も見ていると冗長に感じられてくる。
---そんな演出にミニゲームを挟むことにより、『長い』という思いを緩和している。 

-DSソフトの中でも良質なグラフィックと音声。
--少し離れて見ればPS~PS2あたりのレベルに達している。
--爆発のSEやキャラクターボイスも迫力があり、真武闘伝~スパーキングのあたりのレベルに達している。

-音楽も良質。
--『改』本編では音楽の盗作があったが、こちらは『改』オープニング『DRAGON SOUL』以外は全て新規に書き下ろしており、いずれもドラゴンボールの世界観にしっかりマッチしている。

-ストーリーもサイヤ人編から、改でカットされていた魔人ブウ編まで見ることができる。
--ドラゴンボールゲームではお馴染みのIFストーリーもシリアスものから完全はちゃらけギャグまでカバーしている。
---特にヤムチャのIFストーリーは、いい意味で同人臭がにじみ出ており、必見である。

-豊富なやりこみ要素。
--本作では、アイテムによるキャラの着せ替え、原作の名台詞等をセットしてのキャラのパワーアップなど、やりこみ要素が豊富。
---そうした要素を解禁させるには戦闘をして『ポイント』を入手しなくてはならないが、1試合が早く終わるためアイテム購入のポイントが手に入り易く、ダレることなく長く遊び続けられる。

-セーブが若干遅いが、ロードの待ち時間はほぼない。

**問題点
-キャラクターごとに違いがあまり多くない。
--必殺技は全員違うが、モーションを使いまわしている技や似た性能の技などが多く、誰がどう戦っても同じ戦いになりやすい。

-容量の都合からか、キャラクターが若干少ない。
--あくまで『ドラゴンボール』としてみれば、だが。
---とはいえ、ザーボンの変化形態がカットされていたりフリーザやセルも最終形態以外プレイアブルではないので寂しい。

-ところどころ展開がカットされている。
--フリーザに貫かれ瀕死になるピッコロや、ベジータの『俺のギャリック砲は絶対に食い止められんぞ~』のセリフなど。

-アクセサリーで戦闘服もなど、ファンが『欲しい!』と思っているものに限って『無い』。アクセサリーにはあまり意味がない。  

-全体的に隠し衣装にセンスがない。あるものといえば、伝説の普段着ピッコロ程度。 

-ドラゴンボールゲームでは数多い、『追撃』がほぼ無い。
--できないわけではないが、したとしてもあまり意味はない。

-一部の数字グラフィックなどは『ドラゴンボールDS』シリーズから流用されているものもある。

-人造人間16号、17号、18号が''チート級''
--なんと''気力無制限。''そのため必殺技の連発で勝てる。
--確かに原作では「エネルギー永久式のため消耗がない」という設定だったが、もう少し調整はできなかったのか。
--ネット対戦がないのが救いと言える。あったら人造人間だらけになっていたことだろう

**賛否両論点
-戦闘中に変身できない。逆にいえば、戦闘中に変身が解けることも無い。これは初代『スパーキング!』と同様である。

**総評
近年のドラゴンボールゲームの中ではとても良い部類だが、それでもまだ改善点は見当たるので、煮詰めればもっと良くなったであろうゲームだろう。

**余談
-実は''隠しコマンド''が存在する。~
昔のDBゲームをやっていた人間なら思わずニヤリとしてしまうものなので、ぜひ身に覚えのあるコマンドを入力してもらいたいものである。

-2015年6月に続編『ドラゴンボールZ超究極武闘伝(エクストリームぶとうでん)』の発売がアナウンスされた。