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*ダーツWii DX
【だーつうぃー でらっくす】
|ジャンル|直感ダーツゲーム|&amazon(B001RCU2CG)|
|対応機種|Wii|~|
|発売・開発元|アルファ・ユニット|~|
|発売日|2009年3月19日|~|
|定価|5,800円(税別)|~|
|プレイ人数|1~4人|~|
|レーティング|CERO: A (全年齢対象)|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|ダーツだけでフルプライス&br;拭いきれない割高感&br;ゲーム自体は地味に良く出来てる|~|
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#contents(fromhere)
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**概要
>手軽に本格的なダーツを楽しむことができるゲームです。~
Wiiリモコンをダーツの矢を持つように握り、画面に向かってWiiリモコンを振ります。~
本当にダーツを投げているような、リアルなダーツゲームを体感できます。~
好きなダート(矢)も選べ、自分のプレイスタイルやゲームに応じて使いわけられます。~
ゲームは代表的な「ゼロワン」、「クリケット」、「カットスロート」、「カウントアップ」、「ローテーション」の5つを用意。さらに、自由に練習ができる「フリースロー」があります。~
ゲームは1~4人まで遊べ、プレイヤーを登録すれば成績を残すことが可能。ニンテンドーWi-Fiコネクションで、全国ランキングに参加・閲覧ができます。~
([[任天堂HP>https://www.nintendo.co.jp/wii/software/r82j/]]より)
2008年にWiiウェアで発売された、『ダーツWii』の後継作。~
あくまでもダーツ一作のみの収録という、ジャケットソフトとしてはかなり強気に出たゲームだが…
**問題点
-高すぎる定価
--本作における最大の問題点として真っ先に目がつくのは、この''どう見ても内容と合っていない割高さ''だろう。今時ダーツだけで約6,000円販売するという行為は無謀というか、挑戦的というか……。
---ちなみに、Amazonでは本物のダーツセットが2,000円で買える。
-現実のダーツでは絶対出来ないようなお遊び的なステージは一切存在しない。あくまでもリアルダーツ路線を貫いている。
--良くも悪くも硬派な作りなのも地味さ加減を増加させている要因となっている。
**評価点
-流石にダーツ一本に絞っているだけあって、ダーツゲームとしてのクオリティは結構侮れない。
--操作性は軽快で、リアルダーツと同じような操作感覚を堪能できる。
--シンプル故なのか、いつの間にやら高得点狙いで熱くなる中毒性は持っている。これがダーツの魔力なのか?
--5種類のルール+いくらでも投げ放題な練習ステージを搭載。ルールによっては意外とテクニックが必要とされるステージがあり、ただ中央に投げればいいという単純さでは済まされない奥深さも持っている。
--ダート(矢)にいくつか種類があり、それぞれに性能差が図られている。また、隠しで使えるダートは増えてくるというお楽しみもある。
--前身の『ダーツWii』や、後述する『デカスポルタ2』よりも、搭載されている機能は多い。
-ロード時間は皆無に等しく、常にさくさくとダーツができる。
-ダーツの専門用語解説があり、ゲームをしながらダーツの勉強ができる。熟知するとリアルダーツにも入り込めるかもしれない。
-Wi-Fi機能にて各ルールのスコアを登録できる機能があり、自分の実力を全国規模で図る事が可能だった。
--ただし、やっぱりというか過疎ったので、適当プレイで登録したら上位に食い込んでいた、なんて状態は日常茶飯事だった。
**総評
シンプル気味のダーツ一本で6,000円相当の価格は、あまりにも高いと言わざるを得ない。~
また、より価格が安くダーツゲームも収録していてお得感のあるゲーム集ソフトと発売時期が被ったという状況も、リアル路線で作られたためデジタルゲームならではの要素の薄い本作にとって不運であった。~
しかし、ゲーム自体の出来は決してクソゲーと呼べる程酷くはない。実際KOTYの選外一覧の項でも「''価格は高すぎるが、これといったクソ要素が存在しないとの理由で話題にはされなかった''」と言われている。~
凝ったダーツゲームとして見れば、一応は存在価値はあるかもしれない。
**その他
-登場時期が悪かった
--本作の約1ヶ月後に''同じKOTY2009の選外作''であるゲーム集ソフト『デカスポルタ2』(Wii)がハドソンから発売されるのだが、その『デカス2』に収録された10のゲームの内の一つが''ダーツゲームであった''。
---『デカス2』はゲームに外れが多すぎるという理由で不評を買ってしまったが、その中でもダーツはまともに遊べる部類のゲームだった。しかも、『デカス2』の定価は税込み5040円であり、なんと''ダーツ単体の本作よりも1,000円近く安い''。
--またアルファ・ユニット自身が2008年10月14日にWiiウェアソフトである『ダーツWii』を配信しているのだが、その価格は''500Wiiポイント''であり、本作よりも''12分の1の価格で購入できてしまう''。
--ただでさえ割高で購入層を選びそうなのに、上記ニ作が本作の存在感を大幅にスポイルしてしまい、まさに''孤独の誰得ゲー''と化してしまっている。
---現在はWiiウェアが配信終了した事もあり、パッケージ化した本作の価値が上がっている。
-''「ゲームなのでわざわざダーツセットを出す必要は無い」とメーカーが絶賛していた。''
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*ダーツWii DX
【だーつうぃー でらっくす】
|ジャンル|直感ダーツゲーム|&amazon(B001RCU2CG)|
|対応機種|Wii|~|
|発売・開発元|アルファ・ユニット|~|
|発売日|2009年3月19日|~|
|定価|5,800円(税別)|~|
|プレイ人数|1~4人|~|
|レーティング|CERO: A (全年齢対象)|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|ダーツだけでフルプライス&br;拭いきれない割高感&br;ゲーム自体は地味に良く出来てる|~|
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#contents(fromhere)
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**概要
>手軽に本格的なダーツを楽しむことができるゲームです。~
Wiiリモコンをダーツの矢を持つように握り、画面に向かってWiiリモコンを振ります。~
本当にダーツを投げているような、リアルなダーツゲームを体感できます。~
好きなダート(矢)も選べ、自分のプレイスタイルやゲームに応じて使いわけられます。~
ゲームは代表的な「ゼロワン」、「クリケット」、「カットスロート」、「カウントアップ」、「ローテーション」の5つを用意。さらに、自由に練習ができる「フリースロー」があります。~
ゲームは1~4人まで遊べ、プレイヤーを登録すれば成績を残すことが可能。ニンテンドーWi-Fiコネクションで、全国ランキングに参加・閲覧ができます。~
([[任天堂HP>https://www.nintendo.co.jp/wii/software/r82j/]]より)
2008年にWiiウェアで発売された、『ダーツWii』の後継作。~
あくまでもダーツ一作のみの収録という、ジャケットソフトとしてはかなり強気に出たゲームだが…
**問題点
-高すぎる定価
--本作における最大の問題点として真っ先に目がつくのは、この''どう見ても内容と合っていない割高さ''だろう。今時ダーツだけで約6,000円販売するという行為は無謀というか、挑戦的というか……。
---ちなみに、Amazonでは本物のダーツセットが2,000円で買える。
-現実のダーツでは絶対出来ないようなお遊び的なステージは一切存在しない。あくまでもリアルダーツ路線を貫いている。
--良くも悪くも硬派な作りなのも地味さ加減を増加させている要因となっている。
**評価点
-流石にダーツ一本に絞っているだけあって、ダーツゲームとしてのクオリティは結構侮れない。
--操作性は軽快で、リアルダーツと同じような操作感覚を堪能できる。
--シンプル故なのか、いつの間にやら高得点狙いで熱くなる中毒性は持っている。これがダーツの魔力なのか?
--5種類のルール+いくらでも投げ放題な練習ステージを搭載。ルールによっては意外とテクニックが必要とされるステージがあり、ただ中央に投げればいいという単純さでは済まされない奥深さも持っている。
--ダート(矢)にいくつか種類があり、それぞれに性能差が図られている。また、隠しで使えるダートは増えてくるというお楽しみもある。
--前身の『ダーツWii』や、後述する『デカスポルタ2』よりも、搭載されている機能は多い。
-ロード時間は皆無に等しく、常にさくさくとダーツができる。
-ダーツの専門用語解説があり、ゲームをしながらダーツの勉強ができる。熟知するとリアルダーツにも入り込めるかもしれない。
-Wi-Fi機能にて各ルールのスコアを登録できる機能があり、自分の実力を全国規模で図る事が可能だった。
--ただし、やっぱりというか過疎ったので、適当プレイで登録したら上位に食い込んでいた、なんて状態は日常茶飯事だった。
**総評
シンプル気味のダーツ一本で6,000円相当の価格は、あまりにも高いと言わざるを得ない。~
また、より価格が安くダーツゲームも収録していてお得感のあるゲーム集ソフトと発売時期が被ったという状況も、リアル路線で作られたためデジタルゲームならではの要素の薄い本作にとって不運であった。~
しかし、ゲーム自体の出来は決してクソゲーと呼べる程酷くはない。実際KOTYの選外一覧の項でも「''価格は高すぎるが、これといったクソ要素が存在しないとの理由で話題にはされなかった''」と言われている。~
凝ったダーツゲームとして見れば、一応は存在価値はあるかもしれない。
**その他
-登場時期が悪かった
--本作の約1ヶ月後に''同じKOTY2009の選外作''であるゲーム集ソフト『デカスポルタ2』(Wii)がハドソンから発売されるのだが、その『デカス2』に収録された10のゲームの内の一つが''ダーツゲームであった''。
---『デカス2』はゲームに外れが多すぎるという理由で不評を買ってしまったが、その中でもダーツはまともに遊べる部類のゲームだった。しかも、『デカス2』の定価は税込み5040円であり、なんと''ダーツ単体の本作よりも1,000円近く安い''。
--またアルファ・ユニット自身が2008年10月14日にWiiウェアソフトである『ダーツWii』を配信しているのだが、その価格は''500Wiiポイント''であり、本作よりも''12分の1の価格で購入できてしまう''。
--ただでさえ割高で購入層を選びそうなのに、上記ニ作が本作の存在感を大幅にスポイルしてしまい、まさに''孤独の誰得ゲー''と化してしまっている。
---現在はWiiウェアが配信終了した事もあり、パッケージ化した本作の価値が上がっている。
-''「ゲームなのでわざわざダーツセットを出す必要は無い」とメーカーが絶賛していた。''
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