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*聖戦士アマテラス
【せいせんしあまてらす】
|ジャンル|シューティング|
|対応機種|アーケード|
|開発・販売元|日本物産|
|発売日|1986年|
//|プレイ人数|人|
|配信|アーケードアーカイブス&br()【PS4】2016年3月11日/800円|
|判定|なし|
|ポイント|ゲームそのものよりもインストカードが有名|
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#contents(fromhere)
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**概要
-縦スクロール型全方位STG。1レバー2ボタン即死制。
-西暦13000年、脱獄者捕獲の命を受けた女戦士アマテラスが、脱獄者の逃げ込んだ惑星に降り立った。そこは怪物やサイボーグが跋扈するかつての地球だった。
**システム
-デバイスは8方向レバーが1つ、ボタンが2つある。
-任意スクロール。上方向にキーを入れる事で上へスクロールしていく。
-ショットボタンでショットを発射する。
--Pアイテムを取得する事で性能が上昇する。
-ボムボタンで「タイムボム」と呼ばれるボンバーを発射する。
--「タイムボム」はいわゆるボンバーに似たような性質を持つサブウェポンで、最大3発まで持つ事が可能。
--タイムボムは投げて爆発させる事で、時を止める事ができ、敵の動きを止められる((ただし弾は撃ってくる。))。%%ザ・ワールド!%%
--範囲は狭いものの、ボムの爆風自体にも攻撃力があり、障害物も貫通する。
--爆発させないと意味がなく、画面端に向かって投げてもボムが消えるだけで意味がない。
-パワーアップアイテムが二種類ある。
--Pアイテム。習得する事で女戦士のショットがパワーアップし、敵弾を一発防ぐ鎧を装着する。
---被弾でショットもパワーダウンする。道中では割合大量にPアイテムが出現する。
---さらにPカプセルを取るとタイムボムが3発もらえる。
--エアバイク。敵のエアバイクを奪取する事で収得可能になる。ショットがパワーアップし被弾も一発防ぐ。
---更にエアバイクに乗った状態でPアイテムを取るとエアバイクは戦車の如く装甲を纏い、一定時間無敵になる。
-一定進行後ボス戦。エンディングなしのループゲーム。
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**評価点
-当時としては珍しかった、生身の女性が主役のSTG。
--なにげに『[[アレスの翼]]』(ただし2Pは男性)も同年である。
**賛否両論点
-ステージ構成は平凡。悪く言えば単調。
--残機が増えやすく、Pアイテムが何個も出てくる上に取るとすぐに強くなれる、敵も一定のアルゴリズムでしか動かないこともあり、ゴリ押しが効きやすく難易度はやや低め。
--ボス戦は、パワーアップアイテムが出てこないため、こちらは難易度は高め。
-典型的な日本物産の吉田健志の手がけるニチブツサウンド。キンキンとした電子音を多用している。
**問題点
-脱獄者を捕らえる事が目的となっているが、特定のステージかつ、(脱獄者が乗り込んでいる)ボスの砲台を''特定の順番で破壊''しないと脱獄者が出てこない。
--脱獄者を出すための順番は''ノーヒント''なので、ほとんど''ボスを脱獄者ごと抹殺する''形になり、ゲームの主目的が完全に忘れられている。
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**総評
ゲーム内容はいたって平凡。BGMもニチブツらしい。無敵化によるゴリ押し可能な低難易度全方位STGである。だが、何はともあれインストカードにでかでかと描かれたレオタードの女性の写真がこのゲームの印象を強くしている。
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**余談
-タイトルこそ「''アマテラス''」だが、[[日本神話>大神]]の要素は皆無である。~
なお、海外では「Soldier Girl Amazon」となっており、日本版に比べると違和感の少ないタイトルになっている。
//余談的内容なのでこっちに移動
-インストカード(アーケード筐体の上についている紙)にデカデカと「%%変なポーズの%%レオタードの女性の写真」が印刷されている。
--と言っても、本作の主人公・アマテラスは「金髪の女戦士」であるのに対し、写真の女性はどう見てもアジア人女性であった((ニチブツは脱衣麻雀にも力を入れていた会社なので、モデルに関しては当時からAV女優説が囁かれている。))。
---なお%%ハリボデの%%剣と盾を持っているが、この点はゲーム内でも同じ。剣から弾を撃っているのは西暦13000年の技術だろうか?
---そもそもアジア人だろうが白人だろうが、実写の女性と言う時点でゲーマーには倦厭されるがちなデザインである。
--インストカードの半分をこの写真が占めており、ボタン操作は写真の端にちょこっと描いてある程度。
---尤も当時の大抵のインストカードは操作方法しか書かれていないことが多かったので、この点に関してはそう珍しいことではない。
--メーカー側からの公式発表が無い以上、どういうつもりでこのインストカードにしたのかは永遠の謎である。
**移植
-PS4のアーケードアーカイブス(ハムスター)の1タイトルとして完全移植版が配信された。~
なお、上述のレオタードの女性のインストカードはゲーム内マニュアルにも''まさかの収録''がなされており、久しぶりに日の目を見ている。
--アーケードアーカイブスのタイトルに関しては本作を含め、当時のインストカードがゲーム内マニュアルに収録されている作品もあり、歴史的資料としての価値も兼ねていると言われれば納得もいくだろう。とは言え、やっぱり妙な代物であることには変わらないが。
*聖戦士アマテラス
【せいせんしあまてらす】
|ジャンル|シューティング|
|対応機種|アーケード|
|開発・販売元|日本物産|
|発売日|1986年|
//|プレイ人数|人|
|配信|アーケードアーカイブス&br()【PS4】2016年3月11日/800円&br()【Switch】2022年6月23日/838円(税込)|
|判定|なし|
|ポイント|ゲームそのものよりもインストカードが有名|
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#contents(fromhere)
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**概要
-縦スクロール型全方位STG。1レバー2ボタン即死制。
-西暦13000年、脱獄者捕獲の命を受けた女戦士アマテラスが、脱獄者の逃げ込んだ惑星に降り立った。そこは怪物やサイボーグが跋扈するかつての地球だった。
**システム
-デバイスは8方向レバーが1つ、ボタンが2つある。
-任意スクロール。上方向にキーを入れる事で上へスクロールしていく。
-ショットボタンでショットを発射する。
--Pアイテムを取得する事で性能が上昇する。
-ボムボタンで「タイムボム」と呼ばれるボンバーを発射する。
--「タイムボム」はいわゆるボンバーに似たような性質を持つサブウェポンで、最大3発まで持つ事が可能。
--タイムボムは投げて爆発させる事で、時を止める事ができ、敵の動きを止められる((ただし弾は撃ってくる。))。%%ザ・ワールド!%%
--範囲は狭いものの、ボムの爆風自体にも攻撃力があり、障害物も貫通する。
--爆発させないと意味がなく、画面端に向かって投げてもボムが消えるだけで意味がない。
-パワーアップアイテムが二種類ある。
--Pアイテム。習得する事で女戦士のショットがパワーアップし、敵弾を一発防ぐ鎧を装着する。
---被弾でショットもパワーダウンする。道中では割合大量にPアイテムが出現する。
---さらにPカプセルを取るとタイムボムが3発もらえる。
--エアバイク。敵のエアバイクを奪取する事で収得可能になる。ショットがパワーアップし被弾も一発防ぐ。
---更にエアバイクに乗った状態でPアイテムを取るとエアバイクは戦車の如く装甲を纏い、一定時間無敵になる。
-一定進行後ボス戦。エンディングなしのループゲーム。
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**評価点
-当時としては珍しかった、生身の女性が主役のSTG。
--なにげに『[[アレスの翼]]』(ただし2Pは男性)も同年である。
**賛否両論点
-ステージ構成は平凡。悪く言えば単調。
--残機が増えやすく、Pアイテムが何個も出てくる上に取るとすぐに強くなれる、敵も一定のアルゴリズムでしか動かないこともあり、ゴリ押しが効きやすく難易度はやや低め。
--ボス戦は、パワーアップアイテムが出てこないため、こちらは難易度は高め。
-典型的な日本物産の吉田健志の手がけるニチブツサウンド。キンキンとした電子音を多用している。
**問題点
-脱獄者を捕らえる事が目的となっているが、特定のステージかつ、(脱獄者が乗り込んでいる)ボスの砲台を''特定の順番で破壊''しないと脱獄者が出てこない。
--脱獄者を出すための順番は''ノーヒント''なので、ほとんど''ボスを脱獄者ごと抹殺する''形になり、ゲームの主目的が完全に忘れられている。
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**総評
ゲーム内容はいたって平凡。BGMもニチブツらしい。無敵化によるゴリ押し可能な低難易度全方位STGである。だが、何はともあれインストカードにでかでかと描かれたレオタードの女性の写真がこのゲームの印象を強くしている。
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**余談
-タイトルこそ「''アマテラス''」だが、[[日本神話>大神]]の要素は皆無である。~
なお、海外では『Soldier Girl Amazon』となっており、日本版に比べると違和感の少ないタイトルになっている。
//余談的内容なのでこっちに移動
-インストカード(アーケード筐体の上についている紙)にデカデカと「%%変なポーズの%%レオタードの女性の写真」が印刷されている。
--と言っても、本作の主人公・アマテラスは「金髪の女戦士」であるのに対し、写真の女性はどう見てもアジア人女性であった((ニチブツは脱衣麻雀にも力を入れていた会社なので、モデルに関しては当時からAV女優説が囁かれている。))。
---なお%%ハリボデの%%剣と盾を持っているが、この点はゲーム内でも同じ。剣から弾を撃っているのは西暦13000年の技術だろうか?
---そもそもアジア人だろうが白人だろうが、実写の女性と言う時点でゲーマーには倦厭されるがちなデザインである。
--インストカードの半分をこの写真が占めており、ボタン操作は写真の端にちょこっと描いてある程度。
---尤も当時の大抵のインストカードは操作方法しか書かれていないことが多かったので、この点に関してはそう珍しいことではない。
--メーカー側からの公式発表が無い以上、どういうつもりでこのインストカードにしたのかは永遠の謎である。
**移植
-PS4のアーケードアーカイブス(ハムスター)の1タイトルとして完全移植版が配信された。後にNintendo Switchのアーケードアーカイブスでも配信開始。Nintendo Switch版は初めから、PS4版はアップデートにより海外版『Soldier Girl Amazon』も収録されている。~
なお、上述のレオタードの女性のインストカードはゲーム内マニュアルにも''まさかの収録''がなされており、久しぶりに日の目を見ている。
--アーケードアーカイブスのタイトルに関しては本作を含め、当時のインストカードがゲーム内マニュアルに収録されている作品もあり、歴史的資料としての価値も兼ねていると言われれば納得もいくだろう。とは言え、やっぱり妙な代物であることには変わらないが。