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* 英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け 【えいごがにがてなおとなのでぃーえすとれーにんぐ えいごづけ】 |ジャンル|トレーニング|CENTER:&amazon(B000BQT6XK)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |メディア|1024MbitDSカード|~| |発売元|任天堂|~| |開発元|任天堂&br()プラト|~| |発売日|2006年1月26日|~| |定価|3,800円(税抜)|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| |判定|なし|~| |ポイント|ごく普通、故に手堅い英語学習ソフト&br()ハードとの相性が抜群|~| |>|>|CENTER:''[[Touch! Generationsシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 DSの『Touch! Generationsシリーズ』の一角。『えいご漬け』はもともと英語学習ソフトとして異例のヒットを飛ばしたプラト販売のPCソフトであり、本作はその移植版ということになるが、現代ゲーム機に登場するにあたって独自の要素も増えている。 長すぎるためか公式サイトの表記は「えいご漬け」のみであるが、ここではパッケージ背面にある正式表記にのっとり「英語が苦手な~」から記事タイトルとしている。 //ゲームカタログ判定なし専用意見箱2レス番号777より //https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/51440/1524211106/777 **システム -『えいご漬け』は「ディクテーション」というトレーニング法をメインとするソフトである。~ といっても特に難しいことはない。「耳で英語を聞く→聞いた音をそのまま書く」。これだけである。 --趣旨は「頭の中で日本語に訳さず、英語のままで理解できるようにすること」となる。 -基本のトレーニングはレベルごとに分けられており、自分のレベルに合わせて進めていくことが可能。各レベルをコンプリートしていくとちょっとしたオマケが解禁されていく。 --基本は「単語→その単語を使った短文」の順でディクテーションを重ねていく。設定で単語のみ、短文のみのトレーニングも可。 ---トレーニングをこなすとカレンダーにスタンプを押せる。スタンプの種類はトレーニングを重ねることで増えていく。 -他には自身の英語力を測る英語力検定、出来なかったトレーニングを復習できる徹底練習、オマケのミニゲームなどが収録されている。 --ミニゲームも全てディクテーションであり、これもちゃんとした英語のトレーニングとなる。 -データは最大4つまで保存できる。データごとに比較してくれる部分もあるため、1本を家族などで共有して遊ぶことができる。 --ゲーム開始時、たまにいきなり英語で指示されたとおりに絵を描かされる「おえかきディクテーション」が発生する。この結果もデータ毎に比較できる。 **評価点 -幅広い層に対応した収録内容。 --基本的にはパッケージに書かれているとおり、完全にとはいかなくてもあまり英語に親しんでいない人向けのゲームなので基礎的な単語からミッチリ仕込んでくれる。選択できるレベルに制限はないので、自信のある人は先のレベルからでも可。 -「聞いて書く」という単純な内容故に頭に入りやすい。 --最初は何がなんだかわからない英語の発音も、何度も聞き直して書いている内に自然に頭に入ってくるようになる。 -直感的な解答が可能なタッチ入力。 --やはり耳で聞いた通り手早く入力できるタッチ解答との相性はなかなか。 -同時8人対戦プレイやクロスワードパズルなど、学習ソフトにしてはお遊び系の要素が多め。 **問題点 -基本的には大人向けの内容なので構文などを詳しくは説明されないため、全く英語を習っていない小学生などがいきなり挑戦するには向かない。多少なりとも学校などで英語教育を受けた人が対象である。 -タッチ入力に関する問題点 --この手のゲームにはありがちだが、一部反応がよろしくない。トレーニングではいくらでも時間をかけられるが、時間制限ありのミニゲームや英語力判定でなかなか反応してくれないとイライラする。キーボードモードを搭載してくれてもよかったところだが…。 ---コレより前に出ていた[[大人のDSトレーニング>東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング]]に比べても明らかに文字認識がシビアで、ちゃんと書いているはずなのに認識されない事が多すぎる。 --逆に一部文字の判定は曖昧なところがあり適当に書いても正解することがある。大文字小文字の区別もないので「L」と「I」が両方縦線一本で認識してくれるなどいいかげんなところも。 -オマケのミニゲーム等が収録されてはいるが、所詮はオマケであり、これもまたトレーニングの一環なのでとことん楽しめるかというと微妙なところ。 --また、ミニゲームではレベル問わずランダムに出題されるため、ある程度学習していないとそもそも太刀打ち困難。 **総評 何かしら極端に独自な要素を盛り込んでいるわけではなく、基本の部分は非常にシンプルな学習ソフトである。~ それだけに「聞いて理解する」という過程が実感しやすく、英語学習ソフトとしてのレベルは手堅く高い。 ただ、どれだけ物が良くても結局の所、この手のツールが価値を発揮するには「続ける」ことが大事なのである。そこで手を抜いていては何の価値もなくなってしまうだろう。 **その後 -続編として新トレーニングなども収録した『もっとえいご漬け』も発売されている。 -また、DSiダウンロードソフト『リズムで鍛える 新しいえいご漬け』もある。 こちらはやさしい会話編とネイティブ会話編の二種類があり、「声に出してリズムで鍛える」ことがテーマとなっている。
* 英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け 【えいごがにがてなおとなのでぃーえすとれーにんぐ えいごづけ】 |ジャンル|トレーニング|CENTER:&amazon(B000BQT6XK)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |メディア|1024MbitDSカード|~| |発売元|任天堂|~| |開発元|任天堂&br()プラト|~| |発売日|2006年1月26日|~| |定価|3,800円(税抜)|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| |判定|なし|~| |ポイント|ごく普通、故に手堅い英語学習ソフト&br()ハードとの相性が抜群|~| |>|>|CENTER:''[[Touch! Generationsシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 DSの『Touch! Generationsシリーズ』の一角。『えいご漬け』はもともと英語学習ソフトとして異例のヒットを飛ばしたプラト販売のPCソフトであり、本作はその移植版ということになるが、現代ゲーム機に登場するにあたって独自の要素も増えている。 長すぎるためか公式サイトの表記は「えいご漬け」のみであるが、ここではパッケージ背面にある正式表記にのっとり「英語が苦手な~」から記事タイトルとしている。 //ゲームカタログ判定なし専用意見箱2レス番号777より //https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/51440/1524211106/777 **システム -『えいご漬け』は「ディクテーション」というトレーニング法をメインとするソフトである。~ といっても特に難しいことはない。「耳で英語を聞く→聞いた音をそのまま書く」。これだけである。 --趣旨は「頭の中で日本語に訳さず、英語のままで理解できるようにすること」となる。 -基本のトレーニングはレベルごとに分けられており、自分のレベルに合わせて進めていくことが可能。各レベルをコンプリートしていくとちょっとしたオマケが解禁されていく。 --基本は「単語→その単語を使った短文」の順でディクテーションを重ねていく。設定で単語のみ、短文のみのトレーニングも可。 ---トレーニングをこなすとカレンダーにスタンプを押せる。スタンプの種類はトレーニングを重ねることで増えていく。 -他には自身の英語力を測る英語力検定、出来なかったトレーニングを復習できる徹底練習、オマケのミニゲームなどが収録されている。 --ミニゲームも全てディクテーションであり、これもちゃんとした英語のトレーニングとなる。 -データは最大4つまで保存できる。データごとに比較してくれる部分もあるため、1本を家族などで共有して遊ぶことができる。 --ゲーム開始時、たまにいきなり英語で指示されたとおりに絵を描かされる「おえかきディクテーション」が発生する。この結果もデータ毎に比較できる。 **評価点 -幅広い層に対応した収録内容。 --基本的にはパッケージに書かれているとおり、完全にとはいかなくてもあまり英語に親しんでいない人向けのゲームなので基礎的な単語からミッチリ仕込んでくれる。選択できるレベルに制限はないので、自信のある人は先のレベルからでも可。 -「聞いて書く」という単純な内容故に頭に入りやすい。 --最初は何がなんだかわからない英語の発音も、何度も聞き直して書いている内に自然に頭に入ってくるようになる。 -直感的な解答が可能なタッチ入力。 --やはり耳で聞いた通り手早く入力できるタッチ解答との相性はなかなか。 -同時8人対戦プレイやクロスワードパズルなど、学習ソフトにしてはお遊び系の要素が多め。 **問題点 -基本的には大人向けの内容なので構文などを詳しくは説明されないため、全く英語を習っていない小学生などがいきなり挑戦するには向かない。多少なりとも学校などで英語教育を受けた人が対象である。 -タッチ入力に関する問題点 --この手のゲームにはありがちだが、一部反応がよろしくない。トレーニングではいくらでも時間をかけられるが、時間制限ありのミニゲームや英語力判定でなかなか反応してくれないとイライラする。キーボードモードを搭載してくれてもよかったところだが…。 ---コレより前に出ていた[[大人のDSトレーニング>東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング]]に比べても明らかに文字認識がシビアで、ちゃんと書いているはずなのに認識されない事が多すぎる。 --逆に一部文字の判定は曖昧なところがあり適当に書いても正解することがある。大文字小文字の区別もないので「L」と「I」が両方縦線一本で認識してくれるなどいいかげんなところも。 -オマケのミニゲーム等が収録されてはいるが、所詮はオマケであり、これもまたトレーニングの一環なのでとことん楽しめるかというと微妙なところ。 --また、ミニゲームではレベル問わずランダムに出題されるため、ある程度学習していないとそもそも太刀打ち困難。 **総評 何かしら極端に独自な要素を盛り込んでいるわけではなく、基本の部分は非常にシンプルな学習ソフトである。~ それだけに「聞いて理解する」という過程が実感しやすく、英語学習ソフトとしてのレベルは手堅く高い。 ただ、どれだけ物が良くても結局の所、この手のツールが価値を発揮するには「続ける」ことが大事なのである。そこで手を抜いていては何の価値もなくなってしまうだろう。 **その後 -続編として新トレーニングなども収録した『もっとえいご漬け』も発売されている。 -また、DSiダウンロードソフト『リズムで鍛える 新しいえいご漬け』もある。 こちらはやさしい会話編とネイティブ会話編の二種類があり、「声に出してリズムで鍛える」ことがテーマとなっている。

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