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「用語集/全般/商法一例」(2023/11/26 (日) 15:16:57) の最新版変更点
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現在、用語集他項目との兼ね合いを含めて内容を調整中です。
//クソゲーまとめ用語集から、書き直しを加えて移行しています。原文を確認する際はそちらを参照。
//各項目あたりの字数など、ルールはカタログ用語集のそれに準拠します。ある程度短くはしていますが、もっと縮めても構いません。
//【注意】意見箱で本稿の問題点を指摘されたため、以下の点に注意がいります。
//■一般用語として解説できるものは、あえて商法と名前をつけてここで紹介しない。(→完全版、特典、アペンドなどを一般用語に移行)
//■複数タイトルである程度共有できる用語の解説を中心とする。(→特定メーカーに固有の手法は、現状用語集/メーカーのページにリンクさせ、その字数制限の中で紹介する形)
//■恨み節の強すぎる表現はできるだけ避ける。
//将来的に、独立ページは不要となるかもしれません。編集が落ち着いたら、もう一度意見箱に話を通す予定です。
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*商法の一例
このページは、「用語集/全般 - [[商法>用語集/全般/3#id_737f382b]]」の関連項目です。~
悪質、批判的に見られがちな商法を中心に、主な例を紹介しています。(五十音順)
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#contents(fromhere)
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//**アペンド
//用語集/全般「アペンド」に記述の多くを移しました。
//三国志3事件の件は、用語集/メーカー(消滅)「旧コーエー」で少し触れています。
//ここでは、ゲームに大規模なアップデートを加える追加プログラムのうち別タイトルのソフト商品として有料販売されている物を指す。~
//日本ではコーエーテクモゲームス(旧コーエー)が、古くから「パワーアップキット(PK)」や「猛将伝」などの商品を販売しており馴染みが深いため、「コーエー商法」などと呼ばれることもある。~
//また以前は「アペンドディスク」という呼び方が一般的だったが、最近では必ずしもディスクメディアで販売されるとは限らないため、単に「アペンド」と呼ばれることが多い。
//お気に入りのゲームに新たな要素が加えられ、新鮮な気分で深く広く楽しめるためファンからは歓迎される。一方メーカーにとっても、旧作を改良して評判をいっそう高めることができ、しかも完全新作ソフトよりも少ない製作工程で済み、売り上げ本数の予測も立てやすいという、とてもメリットの大きい商品形態と言える。~
//しかし追加要素と価格のバランスが取れていなかったり、無料のパッチで行うべきバグ修正やバランス調整がこれで行われたり、追加プログラムの販売を見越して元ソフト制作で手を抜いた形跡が認められたりする場合は、大きな批判を浴びる結果になる。~
//「バージョンアップ版」と似た部分もあるが、アペンドは元のソフトを持っていることが前提となる。元ソフトを持っていないと起動すらできない場合がほとんどだが、例外としてコーエーの「猛将伝」のように追加キャラ・追加シナリオだけは遊べるという物もある。~
//日本のコンシューマゲームでは元ソフト不要のバージョンアップ版の方が好まれるようであり、またバージョンアップ版とアペンド版の両方が発売される例も多い。
//旧コーエーがアペンドディスクを多発するようになったきっかけは、PC版『三国志3』において、「非公式ガイドブック」と銘打ったゲームデータ改造ツールが一般流通(!)で出回っていたことにあるらしい。~
//「改造」と言っても新武将の能力値をいじれる程度のものであったが、もともと日本ではmod(簡単に言えば、ファンがゲームのデータを追加する事)文化が希薄で、「完成品」に手を加えることをあまり良しとしない。~
//こうした土壌で非公式ガイドブックの存在を知ったコーエー社長は、「ファンはこういうのを望んでいるのか?」と考え、以降の光栄作品にPK版が標準搭載される結果となった…と言われる。~
//ちなみにコーエーと改造ツール発売元は後に裁判沙汰を起こし、「三國志3事件」などと呼ばれるようになった。
#co{
最近では無双シリーズにおいて、「''スペシャル商法''」と呼ばれる移植商法にシフトしている傾向がある。~
これは、オリジナル版に調整および新要素を追加した上でを別ハードに移植し、タイトルに「~Special」と付けて発売するもので、本ページで後述している「他機種上位移植商法」にあたる。~
始まりは『ガンダム無双 Special』・『真・三國無双5 Special』。当初は、PS3やXb360などの現役ハードからPS2やPSPといったスペック的に下位のハードへと移植されていた。後に、『真・三國無双 MULTI RAID Special』のようにPSPからPS3/360へと移植された例も出ている。~
問題は、実質それまでの無印のディスクを読み込ませた状態の猛将伝と大差ないにもかかわらず、追加ディスクではなく独立した新規タイトルとして発売されているため、所謂「フルプライス」と呼ばれる高価格帯である点。~
元の機種を持っていないユーザーもプレイできるという利点はあるが、商法としては「''より悪質''」との批判もある。~
『[[真・三國無双6]]』『[[戦国無双3]]』では、コーエー商法とスペシャル商法の並行展開も見られた。
}
//-他社におけるアペンドの例
//--カプコン「[[戦国BASARAシリーズ]]」……家庭用ソフトではあるが、アッパー版発売が定番化しつつある。元々ゲーム自体も「無双に似ている」と囁かれている、何かとお騒がせなシリーズである。
//--バンダイナムコゲームス「[[GOD EATER BURST]] アペンド版」
//--アトラス「ペルソナ3フェス アペンド版」
//--セガ「Project DIVA f おおもじパック」……Vita版に、遅れて発売されたPS3版の新規要素を追加。DL販売のみ。
//--海外のPCゲームでは、ある程度の人気・売り上げのある作品には、アペンドまたは完全版が発売される例がとても多い。
//-関連:完全版商法、他機種上位移植商法(詳しくは該当項目参照)
//内容が↑にある完全版・他機種上位とかぶっています。
//↑コーエー商法ってのはあくまで「元作品(所謂無印)に対する追加ディスク」を売りつけるやり口なんだよ。まあ、無印のデータも収録されているって時点で大差ないと言えばそうかも知れないが、少なくとも全く別タイトル扱いで出す完全版や他機種上位とは厳密には違うんだよ。だから、元作品のディスクがなければ追加ディスクで無印の要素は楽しめない(PCでもPKなら無印インストールしていないと起動出来ないし、かつ無印でも起動時にディスクチェックがあるから、結局インストールした後もディスクがいる)。だもんで、無印があること前提の追加ディスクを売るやり方のコーエー商法を丸ごと完全版やらと丸被りとするのはちょっと乱暴と言わざるを得ない。良いとこ、スペシャル商法だけをコーエー商法とは別のやり口でやっている完全版として話を持っていくというのならば解るがね。正直「with PK(猛将伝)」は微妙に扱いに困るが…。
//日本ではコエテクくらいしかやっていないが、洋ゲーでは当たり前のビジネス形態である、という視点からの追記を希望します。じゃないと「世界的スタンダードとなったこのビジネスモデルはコーエーが発明したのだ」という風にも読めてしまうので。
//すまないがこれを追加ディスク商法にするのは反対。というか、海外がどうこう以前に日本においてはもはやこのやり口が「コーエー商法」になっている以上、それを伏せるような書き方はどうかと思う。
//なんにもフォローせずに強調するのもどうかと思います。もっと批判的な部分を削ってください。
//一応言っておくが、元々これは「コーエー商法」として立っていた項目って事は把握しておいてね。海外でこれに類する商法をやっているか否かとかはともかくとして、「コーエー商法(事実上コーエーのやり口になっちゃうがね)」の内容としたらこれが事実と言わざるを得ないんですが。コーエー側がその意図が無くたってユーザーからしたら「パッチで済むレベルの追加要素を~」だし、「明らかにPK買わすために~」になるのが多いわけでだから批判的に「コーエー商法」なんて言葉が日本で罷り通ってるわけでさ。今あるのは明らかに間に合わせになっちゃうけど、文末で「海外では~」とかそんな感じで触れるのが妥当だと思うけどね。
//まあ、海外でも無印(に相当するタイトル)が追加ディスクを買わすために手を抜いてるようにしか見えないんなら、コーエー商法じゃなくて追加ディスク商法でも良いだろうけど、そうじゃ無いならそれこそ追加ディスク云々そのものはってのは一応付け足したでしょ。海外事情に詳しくないからそこまで深くは書けないけど、日本でコーエー商法として知られているものの説明としてはとりあえずは盛っていない。なので、海外云々のフォローを入れるというのであれば別項作るか、今のように文末にフォローとして書くかだろうね。最初から追加ディスク云々として書かれてましたというのなら、それがコーエー商法が乗っ取ったみたいになって問題だけど、クソゲーウィキの頃からコーエー商法だったわけで…あくまでそれの説明…だからね。長々と申し訳ないけど、喧嘩をしたいわけじゃないし、あくまで「日本で「コーエー商法」と呼ばれているのはこういうのですよ」って言うのを書いていると認識しているので、内容もそれに則っていると考えている。なので、項目の最後にでもあなたの方でフォローを入れてくれれば良いと思うんだ。少なくともそれなら「「コーエー商法」の説明」からは逸脱しないと思うし。
//最後の一文は馬鹿にする意図しか見えないからなくていいです
//そう?個人的には書いとかないとそれこそ十把一絡げにされかねないと思ったんだけどね。前が「この販売方法云々」ってなってるから、下手したら「(無印は)手を抜いて追加ディスクを買わせようとする」のがメジャーっぽく見られないかと思って。まあ、いらないというのであればそこは反発する気も無いのでそのままにしておくね。
//コーエー以外のメーカー(おもに洋ゲー)も視野に入れて、より普遍性のある文章に書き変えました。
//三国志3絡みの記述はコーエーの固有事情なので、用語集メーカーのコーエーテクモ項に移した方が良いかもしれません。また、そこで「コーエー商法」の用語が使われているので、修正かフォローがいります。
//**アンロック商法
//用語集/全般「アンロック」に移行
**特典商法
//カード以外の物を特典にするケースも目立つ為名称を変更。
ゲーム等にカードなどのオマケを付け、そのオマケの魅力で売り上げアップを狙う商法。~
この商法はゲームに限らず、漫画の単行本や雑誌、攻略本などでもよく見られる。~
『[[遊戯王デュエルモンスターズシリーズ>遊☆戯☆王シリーズ]]』などのTCGを題材としたゲームに多く見られ、「カード商法」や「遊戯王商法」とも呼ばれる。
TCGは元々強いカードに価値が付くのが当たり前の世界であり、金をつぎ込んだ者勝ち程度の状況には動じないファンも多い。~
簡単に揃うカード主体のお手軽強力デッキが環境を席巻しても、それはそれで問題である。~
しかし、限定カードを高価なゲームソフトのおまけにする事への批判は根強い。~
「おまけのカードが強力過ぎる」「複数種のランダム封入」「ゲーム自体の出来がお粗末(''ゲームがカードのおまけ'')」「複数積み前提のカードを封入(''高額なゲームを複数本買わせようとする'')」等を併発した場合は、更に強く批判される。
それらが重なった最も強烈な例はGB『[[遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 遊戯デッキ/城之内デッキ/海馬デッキ]]』であり、3バージョンに分けた上に、それぞれのバージョン専用のカードを5種類中3枚封入するというものだった。遊戯王OCG人気絶頂期に『4』はキャラゲー史上最高の売り上げである250万本を売り上げ、その商法の威力を物語っている。
また、拡張やルール改定で特定カードの需要が高まった時に、そのカードをオマケにつけていた絶版作品に再販がかかるということもあった。~
また、TCG以外では、サウンドトラックや設定資料集、フィギュアや抱き枕カバー等のグッズ、関連ソーシャルゲームのキャラクターやアイテムのシリアルコード、別ゲームのダウンロードコード等が特典に選ばれる事が多い。~
こちらもこちらで「店舗毎で特典が違う上に多い(=特典のコンプリートに複数買いが必須)」「(ソシャゲのシリアルコードの場合)特典が強力すぎる」「限定版の価格が高い割に特典の品質がイマイチ」といった物は物議を醸す事になる。
-類例
--[[ドラゴンクエスト モンスターバトルロードシリーズ]]
---DQのソフトに、モンバトで使用できる強力なカードのオマケが付くことがあった。中でも、アルティメットヒッツ版『[[DQIX>ドラゴンクエストIX 星空の守り人]]』付属の「伝説の勇者」(IIIの勇者のカード)は非常に強力で、カード目当てで買う人も多かったとか。
--ファイナルファンタジー・トレーディングカードゲーム(FF-TCG)
---上の例と似て、『FF』シリーズのソフトにFF-TCGのカードのオマケが付けられた。[[『FF』とは全く関係ないゲーム>The 3rd Birthday]]に付いていた事もあった。
//**完全版商法
//用語集全般「完全版」に一部移植
//--他機種上位移植商法、未完成商法(詳しくは該当項目参照)
//「完全版」項は、他機種上位移植や未完成商法を分けて考えてはいないので、そのニュアンスを反映させるなら
//また別の形を考える必要があるかと思う。
//**曲芸商法
//「有限会社サーカス」参照。
//転載先が削除されているのでCO
//**グッズ商法
//グッズ展開という表記で用語集に移動できそうです。
//そもそも、ここで説明されている「グッズ商法」は当たり前の商行為であり、なんら批判されるべきものではありません。このページの他の項目と並べるのはおかしいと思います。
//↑本項の主旨が「他メディアでのゲーム本編の補完」のようなので、「メディアミックス展開」として用語集/全般に新規作成しました。
//**キャラクター商法
//なぜこの項目でコナミが例に挙げられているのか理解できません。90年代ならともかく現代では、コナミはキャラクターを大事にせずコンテンツごと使い捨てにすることを繰り返して批判されています。キャラクター商法の典型例(成功例)として挙げるべき会社は、他にあるはずです。
//「キャラクターグッズ」として用語集/全般に記載。
//コナミが例に挙げられているのは、元の記述からすると先駆者だからと思われます。
**他機種上位移植商法
完全版を他のハードで出す(移植する)こと。通常の完全版と比べると例は少ない。~
おおよそ、通常版発売から一年前後で行われる。~
先に買ったものがバカを見るという批判はあるものの、本来ならば、所持ハードの都合でプレイできなかった層や、純粋に要素追加を歓迎する層にアピールできる手法ではある。~
しかし、開発者のインタビュー発言や公式発表といった外部の情報・状況が合わさる事により、場合によっては大きく非難される。~
また、追加要素を楽しみたい通常版購入者が、所有ハードの関係でその恩恵に預かれない事も。
「同じ据え置きまたは携帯の他機種に」「上位版を」出すのであればこれに該当。ただ、非常に稀だが『ガンダム無双』『真・三國無双5』(PS3+360→PS2へ)のように、追加要素付きで下位の同系統機種に移植されるケースもある。
//一応『真・三國無双5』はマルチで、ガンダム無双もベースPS3の英語ボイス追加で360に出ているのでどちらもPS3と360から、でいい気がする。
-他機種上位移植で問題になった例
--[[テイルズ オブ シリーズ]]
---『[[シンフォニア>テイルズ オブ シンフォニア]]』『[[ヴェスペリア>テイルズ オブ ヴェスペリア]]』は特定ハードへの独占供給を宣言したにもかかわらず短期間で別機種に移植した。
---特に『ヴェスペリア』は移植版の追加要素が非常に多く、オリジナル版の完成度を疑われる事に。後の『[[グレイセス>テイルズ オブ グレイセス]]』も似たような展開を見せている。
--『[[バイオハザード4]]』
---GC独占を謳うが、GC版発売直前という最悪のタイミングでPS2への上位移植を発表した。結果、GC版の売上は振るわず。追加要素のあるPS2版も、スペックの関係で完全移植がならず劣化という共倒れの結果に。
--無双シリーズ
---本文にもある通り、『ガンダム無双』をあえて(スペック上)下位ハードに移植している。その時の開発者インタビューによると「バンダイからの要望」が理由らしいが、これ以降もバンダイとは関係ない他機種上位移植例が多く見られることになった。
---中でもPS2版『真・三國無双5 Special』は、追加要素を殺して余りあるほどの根幹の劣化(ハード性能の影響による処理落ち・ステルスの頻発など)によって、商法としての印象を更に悪化させてしまっている。
-関連:用語集/全般「[[完全版>用語集/全般/2#id_64d5806f]]」
//regionを外して等しく「例」として扱い、後段の2例をCOしてみました。
//「シリーズとしての機種ごとの扱いの差」には触れず、他機種上位移植の実例そのものに絞ってみました。
//バンダイ絡みのエピソードは、無双5SP単体への結び付けよりもスペシャル商法の発端という形で記載。
//--『アイドルマスター2』(360)
//---約半年後にPS3へ追加要素を加えて移植。
//---360版の有料DLCの一部はPS3版には最初から実装。
//---さらに、この作品のDLCはゲーム発売後も長期にわたって継続的にリリースされていたのだが、360版のDLCリリースはPS3版よりも早期に打ち切られてしまい、結局PS3版のみ配信となったDLCがかなり多い(しかも「アニメ版の主題歌」や「新規モデリングによる追加ライバルキャラ」など、ファンにはかなり魅力的な物が含まれている)。
//---一方で、本当に望まれていたはずの「360版をPS3版と同じ仕様にアップデートするDLC」はついに配信されなかった。
//↑この書き方では、いったいどこが問題なのか、ファンがなぜ憤慨したのかが伝わりにくいので書き直させていただきました。
//もっとも『アイマス2』は、ゲーム本体以上にDLCの格差が重大だったと思いますので、この商法の一例として挙げるのが適切かどうか疑問です。
//**特典商法
//「特典」として用語集/全般に記載。
**バージョン商法
ひとつのゲーム作品に対し、主人公や手に入るアイテムの異なるものを複数本用意し、別ソフトとして分けて売る事。~
それぞれのバージョンでストーリーや基本システムに大きな違いは無く、一本の作品を単純に切り分ける「分割販売」ではない。
草分け的存在は、『[[ポケットモンスター>ポケットモンスター 赤・緑]]』。これの大ヒットにより、収集要素の強い子供向け携帯ゲームでは、2匹目のどじょうを狙って連発された。ここから「ポケモン商法((この言葉自体は、バージョン商法以外にも、“手広く限定的な”データ配信・グッズ販売の手法、マイナーチェンジ版を出す、などを含む。))」と呼ばれることもある。~
//ポケモンはマイナーチェンジ版と呼ばれている、とその項で解説されていました。
その多くはバージョン間の通信を前提とした要素が含まれており、バージョンごとの特色を活かしたプレイスタイルの多様化を売りとしている。~
しかし、ゲーム全体を通じたコレクションの完成などを目指すと1つのバージョンだけでは達成できず、他プレイヤーとの交流がない者は全バージョンを買うか、諦めるはめになる。~
バージョンごとの対戦プレイの強さに明らかな優劣があれば、人気が偏り特定のバージョンだけ中古屋に溢れかえるという問題もある。~
「使いまわし」「ボリューム水増し」と揶揄される事も。
-例
--『[[クロスハンター>クロスハンター トレジャーハンターバージョン/エックスハンターバージョン/モンスターハンターバージョン]]』『[[サンリオタイムネット 過去編/未来編]]』『[[遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 遊戯デッキ/城之内デッキ/海馬デッキ]]』
**バージョンアップ商法
ひとつのゲームタイトルで、細かな修正やバランス調整などを行っただけの物を次々に新作として売り出す商法。~
一度や二度のバージョンアップはよくある話だが、あまりにも度々の調整版リリースは購入者にとって大きな負担となる。この項では、そのような極端に回数の多い調整版リリースを「バージョンアップ商法」と呼んで解説する。~
コンシューマゲームの場合、回数自体が問題視されるほど多数のバージョンアップ版が発売されることは(アーケードからの移植版を除けば)滅多にない。
しかしアーケードゲームでは新鮮さと集客力を保つ意味で、定期的にバージョンアップ版が発売される例が多い。通信対戦機能を備えたゲームの場合、バージョンアップ版に買い替えないと通信対戦ができなくなるので、実質的に買い替えが強制に近くなっている例もあり、ロケーション(ゲームセンター)にとって過酷な金銭負担となっている。
カウントの基準はあくまで「新作として発売されたか否か」。ネットワークに繋げることが当たり前となった近年において、パッチなどを利用したアップデートによるバージョンアップはアフターサービスの類とされ、そのバージョンを適用するのに別途何らかの費用が生じない限りは基本的にカウントされない模様。~
上の「バージョン商法」と字面上は似ているが、バージョン商法は同時に並行して出し、こちらは順次後発していく。~
その性質上、対戦型格闘ゲームと音楽ゲームにおいてよく見かけられる。~
有名な格ゲーだと、無印から「ハイパー」まで6回変わった『ストリートファイターII』、無印から「アクセントコア プラスアール」まで5回((ここでは、家庭用で出た「アクセントコア プラス」は除外))変わった『ギルティギアXX(イグゼクス)』が代表的な存在。~
もっとも、中には「海賊版対策」という背景を持って出された『ストリートファイターII'ターボ』のような例もある。~
バランス等に手が入る事自体はプレイヤーにとって歓迎できる点ではあるが、愛用の技や戦術が弱体調整を受けていてガッカリしてしまう事も。
//他には『メルティブラッド』も似たような展開になっていると言われている。~
//↑当wikiに記事がなく分かりにくいためCO
音ゲーでは大体1年に1バージョンという間隔で新作およびそのコンバーションキットが出されることが定例となっている。
//ベース部分がみな同じであるため、「''ただの焼き直し・手抜き''」「いい加減に完全新作を出せ」と揶揄されやすい。~
//↑人気作だからこその調整版リリースと思われるので、正直すぎるプレイヤーの本音はちょっとCOで。
//バージョンアップの回数のみを問題視する不自然な文章であり、バージョンアップ商法について解説する文章としては前提が間違っており、用語解説よりも例としてあげられた作品(ストIIシリーズとGGXXシリーズ)を非難することが主目的だと思われます。修正を試みましたが、一から書き直すことになりそうなのでCOで対処します。
//COを解除される場合は、回数が多いから悪だと言い張るだけでなく、バージョンアップ版の発売がなぜ悪いことなのか、どのような問題を抱えているのかについて、説明できる文章に書き直してください。
//↑本項の前半部は、互換性がなくなるなど実質買い換え強制に近い、という当初の修正要求に即した理由と、その前提における回数の多さの問題について書かれた文章であるように思います。
//例示2タイトルが強調されていた表現を改めてみました。
//**ファルコム商法
//「日本ファルコム株式会社」参照。
//企業記事のファルコムの項目に移動できるのではないでしょうか
//↑ファルコム商法に触れた部分に一部移植しました。項目の流れを遮りそうだったのでregionで畳んでいます。
//↑用語集/メーカーページで商法の下位項目を作る前例にはしたくなかったので、1000字をわずかにオーバーしましたが中に入れ込む形にしています。
//転載先が削除されているのでCO
//**マイナーチェンジ商法
//「マイナーチェンジ」として用語集/全般に記載。
**未完成商法
//1000字以内に少し圧縮。
文字通り未完成品のゲームを売りつけること。主にエロゲー業界で稀に見られる''最悪の商法''である。
元々エロゲーは、メーカーの技術力・資金力(人員数)や納期などの問題からデバッグが疎かになりやすく、発売後にパッチ等でフォローするというのがよく見受けられるのだが…。~
この商法はメーカー側が明らかな未完成品だと分かっていながら堂々と出荷する、厚顔無恥な手法である。そしてフォローすらないより最悪なケースも。~
未完成とされる製品はバグや誤字脱字がプレイ出来ないほどに多い、ルート未実装、公開済みCGの未使用、画像なし、ボイスの大半がなし(プログラムミスで欠けているといったレベルではない)、シナリオ未完、クリア不能といった、もはや不具合とは呼べない大問題の有無で大体判別される。
後付でプログラムごと変えられるPCゲーム中心に見られた商法だったが、そうできないコンシューマーにも皆無ではない。~
特に、PS3以降の近年のゲームでは開発難易度や規模が数倍に膨れ上がった影響か、こういったケースがちらほら見られるようになった。~
この頃には、コンシューマーでもハードディスクやフラッシュメモリーを搭載したデータ配信形式が一般化しており、大抵は何らかのフォローがある。しかし市場規模がエロゲーのそれと比にならず、被害規模はこちらの方がより大きい。~
修正パッチとは名ばかりだった『[[ジャンライン]]』や完全版商法にしても元がひどすぎると言われる『[[ヴァルハラナイツ3]]』がこれに該当する。
//↑本項で想定し本文中で強く批判している未完成商法は「まともに完成していない」「ひどい時にはフォローすらない」なので、致命傷レベルでないタイトルを項内で名指しにするのは避けましょう。
この商法は、PCゲームの『Dies irae』『Garden』の二作によって命名され、この二作品を指して「''怒りの庭事件''」((Dies irae→「怒りの日」(ラテン語)、Garden→庭(英語)からの命名。))と呼ばれている。~
前者は完全版の発売にこぎつけることで決着しているが、後者は修正パッチの無料配布で解決を図ったものの、発売から五年後の2013年になって未実装ルートを残しているにもかかわらず開発凍結となってしまった。~
一応同様のケースは前からあったのだが、この二作が宣伝などで期待度が高かったことや同時期発売やその後の顛末から代表的存在となった。
また、ネットゲームでもありがちな話であり、正式サービス開始後にもかかわらず未完成な要素が目立つと「''有料βテスト''」などと揶揄される。~
元々βテストとは「客を使ったバグチェック及びテストプレイ」に近いのだが、そうと承知した希望者が''無料で''参加し、正式販売前に終わらせるものである。「有料βテスト」とは、正式販売後に何も知らない客を使ってβテストに等しい行為を続ける事を指す。~
//商法には当てはまらないが、サービス開始当初の『[[ファンタシースターユニバース]]』や『[[ファイナルファンタジーXIV]]』がこのケースに該当する。
//これは「商法」とするべきなのでしょうか?エロゲーはともかく「バグの修正ができなかった」とか「海外に開発を任せた結果、酷いものになってしまった」いうふうなものは「商法」として扱うべきではないと思いますが
//**貢ぎゲー商法
//「貢ぎゲー」として用語集/ジャンルに記載。
//**リメイク商法
//「リメイク」として用語集/全般に記載。
現在、用語集他項目との兼ね合いを含めて内容を調整中です。
//クソゲーまとめ用語集から、書き直しを加えて移行しています。原文を確認する際はそちらを参照。
//各項目あたりの字数など、ルールはカタログ用語集のそれに準拠します。ある程度短くはしていますが、もっと縮めても構いません。
//【注意】意見箱で本稿の問題点を指摘されたため、以下の点に注意がいります。
//■一般用語として解説できるものは、あえて商法と名前をつけてここで紹介しない。(→完全版、特典、アペンドなどを一般用語に移行)
//■複数タイトルである程度共有できる用語の解説を中心とする。(→特定メーカーに固有の手法は、現状用語集/メーカーのページにリンクさせ、その字数制限の中で紹介する形)
//■恨み節の強すぎる表現はできるだけ避ける。
//将来的に、独立ページは不要となるかもしれません。編集が落ち着いたら、もう一度意見箱に話を通す予定です。
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*商法の一例
このページは、「用語集/全般 - [[商法>用語集/全般/3#id_737f382b]]」の関連項目です。~
悪質、批判的に見られがちな商法を中心に、主な例を紹介しています。(五十音順)
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#contents(fromhere)
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//**アペンド
//用語集/全般「アペンド」に記述の多くを移しました。
//三国志3事件の件は、用語集/メーカー(消滅)「旧コーエー」で少し触れています。
//ここでは、ゲームに大規模なアップデートを加える追加プログラムのうち別タイトルのソフト商品として有料販売されている物を指す。~
//日本ではコーエーテクモゲームス(旧コーエー)が、古くから「パワーアップキット(PK)」や「猛将伝」などの商品を販売しており馴染みが深いため、「コーエー商法」などと呼ばれることもある。~
//また以前は「アペンドディスク」という呼び方が一般的だったが、最近では必ずしもディスクメディアで販売されるとは限らないため、単に「アペンド」と呼ばれることが多い。
//お気に入りのゲームに新たな要素が加えられ、新鮮な気分で深く広く楽しめるためファンからは歓迎される。一方メーカーにとっても、旧作を改良して評判をいっそう高めることができ、しかも完全新作ソフトよりも少ない製作工程で済み、売り上げ本数の予測も立てやすいという、とてもメリットの大きい商品形態と言える。~
//しかし追加要素と価格のバランスが取れていなかったり、無料のパッチで行うべきバグ修正やバランス調整がこれで行われたり、追加プログラムの販売を見越して元ソフト制作で手を抜いた形跡が認められたりする場合は、大きな批判を浴びる結果になる。~
//「バージョンアップ版」と似た部分もあるが、アペンドは元のソフトを持っていることが前提となる。元ソフトを持っていないと起動すらできない場合がほとんどだが、例外としてコーエーの「猛将伝」のように追加キャラ・追加シナリオだけは遊べるという物もある。~
//日本のコンシューマゲームでは元ソフト不要のバージョンアップ版の方が好まれるようであり、またバージョンアップ版とアペンド版の両方が発売される例も多い。
//旧コーエーがアペンドディスクを多発するようになったきっかけは、PC版『三国志3』において、「非公式ガイドブック」と銘打ったゲームデータ改造ツールが一般流通(!)で出回っていたことにあるらしい。~
//「改造」と言っても新武将の能力値をいじれる程度のものであったが、もともと日本ではmod(簡単に言えば、ファンがゲームのデータを追加する事)文化が希薄で、「完成品」に手を加えることをあまり良しとしない。~
//こうした土壌で非公式ガイドブックの存在を知ったコーエー社長は、「ファンはこういうのを望んでいるのか?」と考え、以降の光栄作品にPK版が標準搭載される結果となった…と言われる。~
//ちなみにコーエーと改造ツール発売元は後に裁判沙汰を起こし、「三國志3事件」などと呼ばれるようになった。
#co{
最近では無双シリーズにおいて、「''スペシャル商法''」と呼ばれる移植商法にシフトしている傾向がある。~
これは、オリジナル版に調整および新要素を追加した上でを別ハードに移植し、タイトルに「~Special」と付けて発売するもので、本ページで後述している「他機種上位移植商法」にあたる。~
始まりは『ガンダム無双 Special』・『真・三國無双5 Special』。当初は、PS3やXb360などの現役ハードからPS2やPSPといったスペック的に下位のハードへと移植されていた。後に、『真・三國無双 MULTI RAID Special』のようにPSPからPS3/360へと移植された例も出ている。~
問題は、実質それまでの無印のディスクを読み込ませた状態の猛将伝と大差ないにもかかわらず、追加ディスクではなく独立した新規タイトルとして発売されているため、所謂「フルプライス」と呼ばれる高価格帯である点。~
元の機種を持っていないユーザーもプレイできるという利点はあるが、商法としては「''より悪質''」との批判もある。~
『[[真・三國無双6]]』『[[戦国無双3]]』では、コーエー商法とスペシャル商法の並行展開も見られた。
}
//-他社におけるアペンドの例
//--カプコン「[[戦国BASARAシリーズ]]」……家庭用ソフトではあるが、アッパー版発売が定番化しつつある。元々ゲーム自体も「無双に似ている」と囁かれている、何かとお騒がせなシリーズである。
//--バンダイナムコゲームス「[[GOD EATER BURST]] アペンド版」
//--アトラス「ペルソナ3フェス アペンド版」
//--セガ「Project DIVA f おおもじパック」……Vita版に、遅れて発売されたPS3版の新規要素を追加。DL販売のみ。
//--海外のPCゲームでは、ある程度の人気・売り上げのある作品には、アペンドまたは完全版が発売される例がとても多い。
//-関連:完全版商法、他機種上位移植商法(詳しくは該当項目参照)
//内容が↑にある完全版・他機種上位とかぶっています。
//↑コーエー商法ってのはあくまで「元作品(所謂無印)に対する追加ディスク」を売りつけるやり口なんだよ。まあ、無印のデータも収録されているって時点で大差ないと言えばそうかも知れないが、少なくとも全く別タイトル扱いで出す完全版や他機種上位とは厳密には違うんだよ。だから、元作品のディスクがなければ追加ディスクで無印の要素は楽しめない(PCでもPKなら無印インストールしていないと起動出来ないし、かつ無印でも起動時にディスクチェックがあるから、結局インストールした後もディスクがいる)。だもんで、無印があること前提の追加ディスクを売るやり方のコーエー商法を丸ごと完全版やらと丸被りとするのはちょっと乱暴と言わざるを得ない。良いとこ、スペシャル商法だけをコーエー商法とは別のやり口でやっている完全版として話を持っていくというのならば解るがね。正直「with PK(猛将伝)」は微妙に扱いに困るが…。
//日本ではコエテクくらいしかやっていないが、洋ゲーでは当たり前のビジネス形態である、という視点からの追記を希望します。じゃないと「世界的スタンダードとなったこのビジネスモデルはコーエーが発明したのだ」という風にも読めてしまうので。
//すまないがこれを追加ディスク商法にするのは反対。というか、海外がどうこう以前に日本においてはもはやこのやり口が「コーエー商法」になっている以上、それを伏せるような書き方はどうかと思う。
//なんにもフォローせずに強調するのもどうかと思います。もっと批判的な部分を削ってください。
//一応言っておくが、元々これは「コーエー商法」として立っていた項目って事は把握しておいてね。海外でこれに類する商法をやっているか否かとかはともかくとして、「コーエー商法(事実上コーエーのやり口になっちゃうがね)」の内容としたらこれが事実と言わざるを得ないんですが。コーエー側がその意図が無くたってユーザーからしたら「パッチで済むレベルの追加要素を~」だし、「明らかにPK買わすために~」になるのが多いわけでだから批判的に「コーエー商法」なんて言葉が日本で罷り通ってるわけでさ。今あるのは明らかに間に合わせになっちゃうけど、文末で「海外では~」とかそんな感じで触れるのが妥当だと思うけどね。
//まあ、海外でも無印(に相当するタイトル)が追加ディスクを買わすために手を抜いてるようにしか見えないんなら、コーエー商法じゃなくて追加ディスク商法でも良いだろうけど、そうじゃ無いならそれこそ追加ディスク云々そのものはってのは一応付け足したでしょ。海外事情に詳しくないからそこまで深くは書けないけど、日本でコーエー商法として知られているものの説明としてはとりあえずは盛っていない。なので、海外云々のフォローを入れるというのであれば別項作るか、今のように文末にフォローとして書くかだろうね。最初から追加ディスク云々として書かれてましたというのなら、それがコーエー商法が乗っ取ったみたいになって問題だけど、クソゲーウィキの頃からコーエー商法だったわけで…あくまでそれの説明…だからね。長々と申し訳ないけど、喧嘩をしたいわけじゃないし、あくまで「日本で「コーエー商法」と呼ばれているのはこういうのですよ」って言うのを書いていると認識しているので、内容もそれに則っていると考えている。なので、項目の最後にでもあなたの方でフォローを入れてくれれば良いと思うんだ。少なくともそれなら「「コーエー商法」の説明」からは逸脱しないと思うし。
//最後の一文は馬鹿にする意図しか見えないからなくていいです
//そう?個人的には書いとかないとそれこそ十把一絡げにされかねないと思ったんだけどね。前が「この販売方法云々」ってなってるから、下手したら「(無印は)手を抜いて追加ディスクを買わせようとする」のがメジャーっぽく見られないかと思って。まあ、いらないというのであればそこは反発する気も無いのでそのままにしておくね。
//コーエー以外のメーカー(おもに洋ゲー)も視野に入れて、より普遍性のある文章に書き変えました。
//三国志3絡みの記述はコーエーの固有事情なので、用語集メーカーのコーエーテクモ項に移した方が良いかもしれません。また、そこで「コーエー商法」の用語が使われているので、修正かフォローがいります。
//**アンロック商法
//用語集/全般「アンロック」に移行
**特典商法
//カード以外の物を特典にするケースも目立つ為名称を変更。
ゲーム等にカードなどのオマケを付け、そのオマケの魅力で売り上げアップを狙う商法。~
この商法はゲームに限らず、漫画の単行本や雑誌、攻略本などでもよく見られる。~
『[[遊戯王デュエルモンスターズシリーズ>遊☆戯☆王シリーズ]]』などのTCGを題材としたゲームに多く見られ、「カード商法」や「遊戯王商法」とも呼ばれる。
TCGは元々強いカードに価値が付くのが当たり前の世界であり、金をつぎ込んだ者勝ち程度の状況には動じないファンも多い。~
簡単に揃うカード主体のお手軽強力デッキが環境を席巻しても、それはそれで問題である。~
しかし、限定カードを高価なゲームソフトのおまけにする事への批判は根強い。~
「おまけのカードが強力過ぎる」「複数種のランダム封入」「ゲーム自体の出来がお粗末(''ゲームがカードのおまけ'')」「複数積み前提のカードを封入(''高額なゲームを複数本買わせようとする'')」等を併発した場合は、更に強く批判される。
それらが重なった最も強烈な例はGB『[[遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 遊戯デッキ/城之内デッキ/海馬デッキ]]』であり、3バージョンに分けた上に、それぞれのバージョン専用のカードを5種類中3枚封入するというものだった。遊戯王OCG人気絶頂期に『4』はキャラゲー史上最高の売り上げである250万本を売り上げ、その商法の威力を物語っている。
また、拡張やルール改定で特定カードの需要が高まった時に、そのカードをオマケにつけていた絶版作品に再販がかかるということもあった。~
また、TCG以外では、サウンドトラックや設定資料集、フィギュアや抱き枕カバー等のグッズ、関連ソーシャルゲームのキャラクターやアイテムのシリアルコード、別ゲームのダウンロードコード等が特典に選ばれる事が多い。~
こちらもこちらで「店舗毎で特典が違う上に多い(=特典のコンプリートに複数買いが必須)」「(ソシャゲのシリアルコードの場合)特典が強力すぎる」「限定版の価格が高い割に特典の品質がイマイチ」といった物は物議を醸す事になる。
-類例
--[[ドラゴンクエスト モンスターバトルロードシリーズ]]
---DQのソフトに、モンバトで使用できる強力なカードのオマケが付くことがあった。中でも、アルティメットヒッツ版『[[DQIX>ドラゴンクエストIX 星空の守り人]]』付属の「伝説の勇者」(IIIの勇者のカード)は非常に強力で、カード目当てで買う人も多かったとか。
--ファイナルファンタジー・トレーディングカードゲーム(FF-TCG)
---上の例と似て、『FF』シリーズのソフトにFF-TCGのカードのオマケが付けられた。[[『FF』とは全く関係ないゲーム>The 3rd Birthday]]に付いていた事もあった。
//**完全版商法
//用語集全般「完全版」に一部移植
//--他機種上位移植商法、未完成商法(詳しくは該当項目参照)
//「完全版」項は、他機種上位移植や未完成商法を分けて考えてはいないので、そのニュアンスを反映させるなら
//また別の形を考える必要があるかと思う。
//**曲芸商法
//「有限会社サーカス」参照。
//転載先が削除されているのでCO
//**グッズ商法
//グッズ展開という表記で用語集に移動できそうです。
//そもそも、ここで説明されている「グッズ商法」は当たり前の商行為であり、なんら批判されるべきものではありません。このページの他の項目と並べるのはおかしいと思います。
//↑本項の主旨が「他メディアでのゲーム本編の補完」のようなので、「メディアミックス展開」として用語集/全般に新規作成しました。
//**キャラクター商法
//なぜこの項目でコナミが例に挙げられているのか理解できません。90年代ならともかく現代では、コナミはキャラクターを大事にせずコンテンツごと使い捨てにすることを繰り返して批判されています。キャラクター商法の典型例(成功例)として挙げるべき会社は、他にあるはずです。
//「キャラクターグッズ」として用語集/全般に記載。
//コナミが例に挙げられているのは、元の記述からすると先駆者だからと思われます。
**他機種上位移植商法
完全版を他のハードで出す(移植する)こと。通常の完全版と比べると例は少ない。~
おおよそ、通常版発売から一年前後で行われる。~
先に買ったものがバカを見るという批判はあるものの、本来ならば、所持ハードの都合でプレイできなかった層や、純粋に要素追加を歓迎する層にアピールできる手法ではある。~
しかし、開発者のインタビュー発言や公式発表といった外部の情報・状況が合わさる事により、場合によっては大きく非難される。~
また、追加要素を楽しみたい通常版購入者が、所有ハードの関係でその恩恵に預かれない事も。
「同じ据え置きまたは携帯の他機種に」「上位版を」出すのであればこれに該当。ただ、非常に稀だが『ガンダム無双』『真・三國無双5』(PS3+360→PS2へ)のように、追加要素付きで下位の同系統機種に移植されるケースもある。
//一応『真・三國無双5』はマルチで、ガンダム無双もベースPS3の英語ボイス追加で360に出ているのでどちらもPS3と360から、でいい気がする。
-他機種上位移植で問題になった例
--[[テイルズ オブ シリーズ]]
---『[[シンフォニア>テイルズ オブ シンフォニア]]』『[[ヴェスペリア>テイルズ オブ ヴェスペリア]]』は特定ハードへの独占供給を宣言したにもかかわらず短期間で別機種に移植した。
---特に『ヴェスペリア』は移植版の追加要素が非常に多く、オリジナル版の完成度を疑われる事に。後の『[[グレイセス>テイルズ オブ グレイセス]]』も似たような展開を見せている。
--『[[バイオハザード4]]』
---GC独占を謳うが、GC版発売直前という最悪のタイミングでPS2への上位移植を発表した。結果、GC版の売上は振るわず。追加要素のあるPS2版も、スペックの関係で完全移植がならず劣化という共倒れの結果に。
--無双シリーズ
---本文にもある通り、『ガンダム無双』をあえて(スペック上)下位ハードに移植している。その時の開発者インタビューによると「バンダイからの要望」が理由らしいが、これ以降もバンダイとは関係ない他機種上位移植例が多く見られることになった。
---中でもPS2版『真・三國無双5 Special』は、追加要素を殺して余りあるほどの根幹の劣化(ハード性能の影響による処理落ち・ステルスの頻発など)によって、商法としての印象を更に悪化させてしまっている。
-関連:用語集/全般「[[完全版>用語集/全般/2#id_64d5806f]]」
//regionを外して等しく「例」として扱い、後段の2例をCOしてみました。
//「シリーズとしての機種ごとの扱いの差」には触れず、他機種上位移植の実例そのものに絞ってみました。
//バンダイ絡みのエピソードは、無双5SP単体への結び付けよりもスペシャル商法の発端という形で記載。
//--『アイドルマスター2』(360)
//---約半年後にPS3へ追加要素を加えて移植。
//---360版の有料DLCの一部はPS3版には最初から実装。
//---さらに、この作品のDLCはゲーム発売後も長期にわたって継続的にリリースされていたのだが、360版のDLCリリースはPS3版よりも早期に打ち切られてしまい、結局PS3版のみ配信となったDLCがかなり多い(しかも「アニメ版の主題歌」や「新規モデリングによる追加ライバルキャラ」など、ファンにはかなり魅力的な物が含まれている)。
//---一方で、本当に望まれていたはずの「360版をPS3版と同じ仕様にアップデートするDLC」はついに配信されなかった。
//↑この書き方では、いったいどこが問題なのか、ファンがなぜ憤慨したのかが伝わりにくいので書き直させていただきました。
//もっとも『アイマス2』は、ゲーム本体以上にDLCの格差が重大だったと思いますので、この商法の一例として挙げるのが適切かどうか疑問です。
//**特典商法
//「特典」として用語集/全般に記載。
**バージョン商法
ひとつのゲーム作品に対し、主人公や手に入るアイテムの異なるものを複数本用意し、別ソフトとして分けて売る事。~
それぞれのバージョンでストーリーや基本システムに大きな違いは無く、一本の作品を単純に切り分ける「分割販売」ではない。
草分け的存在は、『[[ポケットモンスター>ポケットモンスター 赤・緑]]』。これの大ヒットにより、収集要素の強い子供向け携帯ゲームでは、2匹目のどじょうを狙って連発された。ここから「ポケモン商法((この言葉自体は、バージョン商法以外にも、“手広く限定的な”データ配信・グッズ販売の手法、マイナーチェンジ版を出す、などを含む。))」と呼ばれることもある。~
//ポケモンはマイナーチェンジ版と呼ばれている、とその項で解説されていました。
その多くはバージョン間の通信を前提とした要素が含まれており、バージョンごとの特色を活かしたプレイスタイルの多様化を売りとしている。~
しかし、ゲーム全体を通じたコレクションの完成などを目指すと1つのバージョンだけでは達成できず、他プレイヤーとの交流がない者は全バージョンを買うか、諦めるはめになる。~
バージョンごとの対戦プレイの強さに明らかな優劣があれば、人気が偏り特定のバージョンだけ中古屋に溢れかえるという問題もある。~
「使いまわし」「ボリューム水増し」と揶揄される事も。
-例
--『[[クロスハンター>クロスハンター トレジャーハンターバージョン/エックスハンターバージョン/モンスターハンターバージョン]]』『[[サンリオタイムネット 過去編/未来編]]』『[[遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 遊戯デッキ/城之内デッキ/海馬デッキ]]』
**バージョンアップ商法
ひとつのゲームタイトルで、細かな修正やバランス調整などを行っただけの物を次々に新作として売り出す商法。~
一度や二度のバージョンアップはよくある話だが、あまりにも度々の調整版リリースは購入者にとって大きな負担となる。この項では、そのような極端に回数の多い調整版リリースを「バージョンアップ商法」と呼んで解説する。~
コンシューマゲームの場合、回数自体が問題視されるほど多数のバージョンアップ版が発売されることは(アーケードからの移植版を除けば)滅多にない。
しかしアーケードゲームでは新鮮さと集客力を保つ意味で、定期的にバージョンアップ版が発売される例が多い。通信対戦機能を備えたゲームの場合、バージョンアップ版に買い替えないと通信対戦ができなくなるので、実質的に買い替えが強制に近くなっている例もあり、ロケーション(ゲームセンター)にとって過酷な金銭負担となっている。
カウントの基準はあくまで「新作として発売されたか否か」。ネットワークに繋げることが当たり前となった近年において、パッチなどを利用したアップデートによるバージョンアップはアフターサービスの類とされ、そのバージョンを適用するのに別途何らかの費用が生じない限りは基本的にカウントされない模様。~
上の「バージョン商法」と字面上は似ているが、バージョン商法は同時に並行して出し、こちらは順次後発していく。~
その性質上、対戦型格闘ゲームと音楽ゲームにおいてよく見かけられる。~
有名な格ゲーだと、無印から「ハイパー」まで6回変わった『ストリートファイターII』、無印から「アクセントコア プラスアール」まで5回((ここでは、家庭用で出た「アクセントコア プラス」は除外))変わった『ギルティギアXX(イグゼクス)』が代表的な存在。~
もっとも、中には「海賊版対策」という背景を持って出された『ストリートファイターII'ターボ』のような例もある。~
バランス等に手が入る事自体はプレイヤーにとって歓迎できる点ではあるが、愛用の技や戦術が弱体調整を受けていてガッカリしてしまう事も。
//他には『メルティブラッド』も似たような展開になっていると言われている。~
//↑当wikiに記事がなく分かりにくいためCO
音ゲーでは大体1年に1バージョンという間隔で新作およびそのコンバーションキットが出されることが定例となっていたが、~
2012年ごろからプレー料金の何割かを徴収する代わりに、筐体代金を値下げし新作も追加料金無しで提供する形態に各社移行している。
//ベース部分がみな同じであるため、「''ただの焼き直し・手抜き''」「いい加減に完全新作を出せ」と揶揄されやすい。~
//↑人気作だからこその調整版リリースと思われるので、正直すぎるプレイヤーの本音はちょっとCOで。
//バージョンアップの回数のみを問題視する不自然な文章であり、バージョンアップ商法について解説する文章としては前提が間違っており、用語解説よりも例としてあげられた作品(ストIIシリーズとGGXXシリーズ)を非難することが主目的だと思われます。修正を試みましたが、一から書き直すことになりそうなのでCOで対処します。
//COを解除される場合は、回数が多いから悪だと言い張るだけでなく、バージョンアップ版の発売がなぜ悪いことなのか、どのような問題を抱えているのかについて、説明できる文章に書き直してください。
//↑本項の前半部は、互換性がなくなるなど実質買い換え強制に近い、という当初の修正要求に即した理由と、その前提における回数の多さの問題について書かれた文章であるように思います。
//例示2タイトルが強調されていた表現を改めてみました。
//**ファルコム商法
//「日本ファルコム株式会社」参照。
//企業記事のファルコムの項目に移動できるのではないでしょうか
//↑ファルコム商法に触れた部分に一部移植しました。項目の流れを遮りそうだったのでregionで畳んでいます。
//↑用語集/メーカーページで商法の下位項目を作る前例にはしたくなかったので、1000字をわずかにオーバーしましたが中に入れ込む形にしています。
//転載先が削除されているのでCO
//**マイナーチェンジ商法
//「マイナーチェンジ」として用語集/全般に記載。
**未完成商法
//1000字以内に少し圧縮。
文字通り未完成品のゲームを売りつけること。主にエロゲー業界で稀に見られる''最悪の商法''である。
元々エロゲーは、メーカーの技術力・資金力(人員数)や納期などの問題からデバッグが疎かになりやすく、発売後にパッチ等でフォローするというのがよく見受けられるのだが…。~
この商法はメーカー側が明らかな未完成品だと分かっていながら堂々と出荷する、厚顔無恥な手法である。そしてフォローすらないより最悪なケースも。~
未完成とされる製品はバグや誤字脱字がプレイ出来ないほどに多い、ルート未実装、公開済みCGの未使用、画像なし、ボイスの大半がなし(プログラムミスで欠けているといったレベルではない)、シナリオ未完、クリア不能といった、もはや不具合とは呼べない大問題の有無で大体判別される。
後付でプログラムごと変えられるPCゲーム中心に見られた商法だったが、そうできないコンシューマーにも皆無ではない。~
特に、PS3以降の近年のゲームでは開発難易度や規模が数倍に膨れ上がった影響か、こういったケースがちらほら見られるようになった。~
この頃には、コンシューマーでもハードディスクやフラッシュメモリーを搭載したデータ配信形式が一般化しており、大抵は何らかのフォローがある。しかし市場規模がエロゲーのそれと比にならず、被害規模はこちらの方がより大きい。~
修正パッチとは名ばかりだった『[[ジャンライン]]』や完全版商法にしても元がひどすぎると言われる『[[ヴァルハラナイツ3]]』がこれに該当する。
//↑本項で想定し本文中で強く批判している未完成商法は「まともに完成していない」「ひどい時にはフォローすらない」なので、致命傷レベルでないタイトルを項内で名指しにするのは避けましょう。
この商法は、PCゲームの『Dies irae』『Garden』の二作によって命名され、この二作品を指して「''怒りの庭事件''」((Dies irae→「怒りの日」(ラテン語)、Garden→庭(英語)からの命名。))と呼ばれている。~
前者は完全版の発売にこぎつけることで決着しているが、後者は修正パッチの無料配布で解決を図ったものの、発売から五年後の2013年になって未実装ルートを残しているにもかかわらず開発凍結となってしまった。~
一応同様のケースは前からあったのだが、この二作が宣伝などで期待度が高かったことや同時期発売やその後の顛末から代表的存在となった。
また、ネットゲームでもありがちな話であり、正式サービス開始後にもかかわらず未完成な要素が目立つと「''有料βテスト''」などと揶揄される。~
元々βテストとは「客を使ったバグチェック及びテストプレイ」に近いのだが、そうと承知した希望者が''無料で''参加し、正式販売前に終わらせるものである。「有料βテスト」とは、正式販売後に何も知らない客を使ってβテストに等しい行為を続ける事を指す。~
//商法には当てはまらないが、サービス開始当初の『[[ファンタシースターユニバース]]』や『[[ファイナルファンタジーXIV]]』がこのケースに該当する。
//これは「商法」とするべきなのでしょうか?エロゲーはともかく「バグの修正ができなかった」とか「海外に開発を任せた結果、酷いものになってしまった」いうふうなものは「商法」として扱うべきではないと思いますが
//**貢ぎゲー商法
//「貢ぎゲー」として用語集/ジャンルに記載。
//**リメイク商法
//「リメイク」として用語集/全般に記載。