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「スター★シリーズ:3D ダーツ」(2022/11/15 (火) 00:01:33) の最新版変更点
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このページではニンテンドー3DS専用ソフト『スター★シリーズ:3D ダーツ』とWiiU/Switch/PS5ソフト『ダーツUP』の紹介をしています。~
判定は両者共に「なし」となります。
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#contents
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*スター★シリーズ:3D ダーツ
【すたーしりーず すりーでぃーだーつ】
|ジャンル|スポーツ|&image(https://img-eshop.cdn.nintendo.net/i/103c9a73867bdb486b9bf8afa56ec6617522cfc4379696c91a8c80e7e4f15023.jpg,height=140)|~|
|対応機種|ニンテンドー3DS|~|~|
|メディア|ダウンロード専売|~|~|
|発売元|スターサイン|~|~|
|開発元|EnjoyUp Games|~|~|
|配信開始日|2014年5月7日|~|~|
|価格|300円|~|~|
|プレイ人数|1~4人(通常時)&br;1~7人(ダウンロード時)|~|~|
|セーブデータ|1箇所・オートセーブ方式|~|~|
|レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~|~|
|判定|なし|~|~|
|ポイント|シンプルなお手軽ダーツゲーム&br()直感操作でテンポ良くプレイ&br()なぜか1人専用モードが少ない|~|~|
|>|>|>|CENTER:&color(black){スター★シリーズ}&br()[[キュートウイッチ>スター★シリーズ:キュートウィッチ]] / [[マジックバブル>スター★シリーズ:マジックバブル]] / &color(black){''3Dダーツ''} / 3Dサッカー|
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**概要
2014年から参入した3DSダウンロードソフトメーカー、スターサインからリリースされた作品。同社が定期的にリリースしていた『スター★シリーズ』の第3作にあたる。~
ジャンルは主観視線によるダーツゲームに該当。コンピューターゲームならではの非現実的なゲーム性は全くなく、全編通してリアル路線な作風である。
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**ゲームルール
-''ゲームモードについて''
--本作には「''クラシックモード''」「''×01モード''」「''アーケードモード''」の3つのモードが収録されている。どのモードも初めからプレイ可能。
---各モードのゲーム開始前に専用アイコンもしくはMiiをプレイヤー別で登録する必要あり。またダウンロードで別の本体へと最大6人分のソフトを渡せる((あくまでもソフトを一時的に「渡す」だけの機能なため、ゲームを同時にプレイする事はできない。))。
-''ダーツのルールについて''
--''ボード''(的)に''ダーツ''(矢)を投げてスコアを競うのが基本ルール。本作は現実のダーツとほぼ同じルールで行われる。
---ボードの外壁には1~20の数字が描かれており、その列の枠にダーツを刺すと数字と同じスコアを獲得。この枠は「''シングル''」と呼ばれる。
---各数字枠には「''ダブル''」と「''トリプル''」という小さな範囲の特別枠があり、各枠にダーツを刺すと前者は2倍の、後者は3倍のスコア獲得((例えば8のダブルにダーツを刺すと獲得スコアは16に、トリプルだと24が獲得スコアとなる。))。
---ボードの中心枠には「''ブル''」と「''ブルズアイ''」があり、各枠にダーツを刺すと前者は25の、後者は50のスコア獲得。
---1回のダーツ投げで得られる最大のスコアは20のトリプル(60)であり、必ずしも中心狙いのブルズアイ(50)が優勢になるとは限らない。
//---ダーツは物理的な矢である関係上、投げたダーツがすでに刺さったダーツにぶつかると弾き飛ばされて''ファウル''(操作ミス)となってしまう。
//↑この現象は普通にプレイする上では滅多に発生しないので一応CO。
--各モードにおけるダーツを投げる回数は1セットにつき3回行われる。セットを終えると刺さっていたダーツが初期化されている。
---対戦形式のモードにおいては、各プレイヤーのプレイ順を決めるダーツ投げが事前に行われる。ダブルに近い枠にダーツを刺した側ほど先の順番の権利が得られる。
-''操作体系''
--3DS本体のジャイロ操作で視線の調整をしつつ、スライドパッド下でダーツを投げる。またLかRボタンでダーツボード全体の表示が行える。
--対戦形式のモードは同じ本体をプレイヤーごとに回しながらのプレイとなる。各プレイヤーが1セット分を終えると次のプレイヤーへと交代。
**ゲームモード
-''クラシックモード''
--2~4人までの対戦形式で総合スコアを競うモード。モードの中で最も分かりやすいルール。プレイ開始前に3段階のセット回数の設定が行える。
-''×01モード''
--2~4人までの対戦形式でどちら側が先にスコアを0にできるかを競うモード。決着が付くまでセットが延々と続けられる。
---スコアを出す度に指定されたスコアノルマが減り、ノルマが0ジャストになると勝者。ノルマを超えるスコアを出してしまうとバースト((ノルマが減らないままにセットが強制終了となってしまうペナルティ。))となってしまう。
---プレイ開始前に「''ダブルイン''((初めにダーツをダブルに刺さないとファウル(操作ミス)となってしまうルール。))」「''ダブルアウト''((ダブルでスコアを0にしないとファウルとなってしまうルール。残りのスコアノルマを1にしてしまうと詰みによる敗北となってしまう(ダブルの獲得スコアは最低でも2のため)。))」の有無設定や、3段階のスコアノルマの設定が行える。
-''アーケードモード''
--ステージクリア方式の本作唯一の1人プレイ専用モード。
---全3セットのダーツを投げ、指定されたスコアノルマを超えればステージクリアとなりプレイ継続。逆にノルマを超えられないと即ゲームオーバー。
---ステージを進めるとスコアノルマが段階的に上昇し、クリアが段々と困難となる。ゲームオーバー後はベスト8までのスコアランキングに記録される。
//説明書には「トレーニングモード」なるモードがあるとの事だが、ゲーム中にそれらしきものが見当たらない為。このページでは割愛。
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**評価点
-''お気軽にダーツができる''
--ダーツゲームとしてお手軽にプレイできる分かりやすい内容であり、これといった致命的な欠陥は見受けられない。
---ジャイロ操作による視線調整は、実物における「揺れる視線の最中で標準を合わせていく」というリアルな感覚を上手く再現している。
---ゲーム中はほぼノーウエイトであり、ゲームテンポは非常に良好。デモをスキップできる機能も完備しており、ひたすらにアップテンポで事が進む。
-''大人のダーツゲームとしての雰囲気''
--爽やかなBGMが流れつつも、矢を投げる度にクールな女性ボイスが入る演出がある。まさに「大人のダーツゲーム」といった雰囲気。
//---単なる背景ではあるが、ゲーム中はビリヤード・ボウリング・ビデオゲームが置かれている。洒落たアミューズメント空間でダーツをプレイする一時…。
**問題点
//-''ひたすらにダーツをする「だけ」''
//--ダーツゲームオンリーなのだから当然ではあるのだが、''終始淡々とダーツを投げるだけのゲームでしかない''。
//---「派手な演出」「本作でなければお目にかかれない目玉要素」「矢やダーツボードのレイアウト変更」的なものは皆無。本当に最低限のダーツ機能しかない。
//---こういうシンプルな内容であるが故に、終始地味なプレイとなるのは避けられない。プレイヤーにとっては「そのシンプルさがいい」と解釈できるかもしれないが…。
//300円のゲームならそんなもの
-''1人専用のモードが少ない''
--1人用のモードがアーケードのみであり、それ以外は対戦プレイ前提のものしか用意されていない。
---対戦系のモードにおいてはプレイヤーをCPUに割り当てる機能がないため、必ず複数人による回しプレイをしなくてはならない。
//---もっとも、仮にCPU戦があったとしても純粋にプレイが楽しめるかどうかは謎。仮想プレイヤーとスコア対決してもあまり盛り上がるとはいい難い。
----
**総評
「''3DSの操作を活かしたお手軽なダーツゲームがプレイできる''」それ以上でもそれ以下でもない内容。~
安価発売ゆえにボリューム的には小粒であるものの、ダーツゲームとしての完成度はなかなかに高い一作。
//----
//**余談
//そのストイックな作風故に、ニンテンドーチャンネルにおける本作の評価はあまり高くない((このページを書いてる時点での本作の評価は☆3.5(10段階評価・満点は☆5)。))。ダーツゲーム自体、若干プレイヤーを選ぶ節があるので仕方がない面もあるのだ
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*ダーツUP
【だーつあっぷ】
|ジャンル|スポーツ|&image(https://store-jp.nintendo.com/dw/image/v2/BFGJ_PRD/on/demandware.static/-/Sites-all-master-catalog/ja_JP/dwcad3ab9e/products/D70010000012910/screenShot/7ed7215135ecc06cd6729b563373eb0a88087891e62c1c4d430f66c332d3e2e9.jpg,height=180)|
|対応機種|Wii U&br;Nintendo Switch&br;PlayStation 5|~|
|メディア|ダウンロード専売|~|
|発売元|【WiiU】賈船&br;【Switch/PS5】スターサイン|~|
|開発元|EnjoyUp Games|~|
|配信開始日|【WiiU】2015年9月30日&br;【Switch】2018年9月20日&br;【PS5】2022年6月23日|~|
|定価(税込)|【WiiU】200円&br;【Switch】400円&br;【PS5】440円|~|
|プレイ人数|1~4人|~|
|セーブデータ|1箇所・オートセーブ方式|~|
|レーティング|【WiiU/Switch】CERO:A(全年齢対象)&br;【PS5】IARC:3+|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|『3D ダーツ』の移植版&br;新モードと1人プレイ対応モードの追加&br;なぜかWiiU版はリモコン非対応|~|
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**概要(ダーツUP)
『スター★シリーズ:3D ダーツ』(以下:3D ダーツ)の他機種移植版にあたるダウンロード専売ソフト。WiiU版のみ発売元が異なる。
ゲーム内容は『3D ダーツ』のほぼ流用だが、若干の変更点が加えられている。なお本作は『スター★シリーズ』には含まれていない。
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**ゲームルール(ダーツUP)
ここでは『3D ダーツ』との変更点のみを表記する。
-新モード「''コンボモード''」が追加された。指定された枠にダーツを刺すとスコアが3倍増しになるルール。それ以外のルールはクラシックモードに準ずる。
-すべてのモードが1人プレイ対応になった。元から1人プレイ専用のアーケードモードを除き、すべてのモードにおいて1~4人プレイ対応となる。
-Switch版のみインターネットランキングに対応。ハードの関係上『3D ダーツ』におけるダウンロードプレイは両機種共に非搭載。
-''操作体系''
--WiiU版はゲームパッドのジャイロ操作で視線の調整。アナログスティックでダーツを投げる。専用ボタンでダーツボード全体の表示。
---対応コントローラーはゲームパッド専用でWiiリモコンには非対応。『3D ダーツ』同様、対戦形式を行う場合はゲームパッドの回し操作を行う。
--Switch版はコントローラーのジャイロセンサーを利用で視線の調整。アナログスティックでダーツを投げる。専用ボタンでダーツボード全体の表示。
---ジャイロセンサーに対応していないコントローラーではまともな操作が行えない(下記)。こちらも対戦形式ではコントローラーの回し操作となる。
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**評価点(ダーツUP)
『3D ダーツ』で述べた評価点は本作に大方当てはまるため、ここでは割愛する。
-''新モードと1人プレイ対応モードの追加''
--『3D ダーツ』ではなぜかモード制限があった1人プレイがすべてのモードに対応。むしろ本来ならば本作の仕様でなければならないはずなのだが…。
--コンボモードが追加された事により、プレイの幅が少し広がった。さほど大きなルール変更ではないが、モードの多彩化は純粋に嬉しい。
**問題点(ダーツUP)
-''コントローラーの問題点''
--WiiU版はゲームパッドでしか操作できず、なぜかダーツゲームとの相性が抜群なWiiリモコンには対応していない。
---WiiUはゲームパッドの操作をメインとするハードではあるものの、Wiiリモコンでも操作できるにもかかわらず対応させなかったのは非常に謎である。
---なおWiiリモコンでプレイできるWii系ハードのダーツゲームとしては『[[ダーツWii(DX)>ダーツWii DX]]』などがあり、本作以上にダーツらしい直感操作が行える。
--Switch版はジャイロセンサー非対応のコントローラーでは視線調整ができず、同じ位置にしかダーツが投げられない。
---せめてジャイロセンサーができないコントローラー向けにキーコンフィグができれば救いはあったものの、本作には操作体系の変更は一切不可。
--ゲームパッド専用のWiiU版はともかく、複数種類のコントローラー登録が行えるSwitch版までも回しプレイ専用なのが若干不便に感じる。
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**総評(ダーツUP)
基本は『ダーツ 3D』とほぼ同じ内容であり、操作体系の違いこそあれどゲームとしての楽しさに大きな差は見受けられない。~
主に操作体系の方面で難点はあれど、お手軽なダーツゲームが楽しめる点は『3D ダーツ』と共通している。
このページではニンテンドー3DS専用ソフト『スター★シリーズ:3D ダーツ』とWiiU/Switch/PS5ソフト『ダーツUP』の紹介をしています。~
判定は両者共に「なし」となります。
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*スター★シリーズ:3D ダーツ
【すたーしりーず すりーでぃーだーつ】
|ジャンル|スポーツ|&image(https://img-eshop.cdn.nintendo.net/i/103c9a73867bdb486b9bf8afa56ec6617522cfc4379696c91a8c80e7e4f15023.jpg,height=140)|~|
|対応機種|ニンテンドー3DS|~|~|
|メディア|ダウンロード専売|~|~|
|発売元|スターサイン|~|~|
|開発元|EnjoyUp Games|~|~|
|配信開始日|2014年5月7日|~|~|
|価格|300円|~|~|
|プレイ人数|1~4人(通常時)&br;1~7人(ダウンロード時)|~|~|
|セーブデータ|1箇所・オートセーブ方式|~|~|
|レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~|~|
|判定|なし|~|~|
|ポイント|シンプルなお手軽ダーツゲーム&br()直感操作でテンポ良くプレイ&br()なぜか1人専用モードが少ない|~|~|
|>|>|>|CENTER:&color(black){スター★シリーズ}&br()[[キュートウイッチ>スター★シリーズ:キュートウィッチ]] / [[マジックバブル>スター★シリーズ:マジックバブル]] / &color(black){''3Dダーツ''} / 3Dサッカー|
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**概要
2014年から参入した3DSダウンロードソフトメーカー、スターサインからリリースされた作品。同社が定期的にリリースしていた『スター★シリーズ』の第3作にあたる。~
ジャンルは主観視線によるダーツゲームに該当。コンピューターゲームならではの非現実的なゲーム性は全くなく、全編通してリアル路線な作風である。
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**ゲームルール
-''ゲームモードについて''
--本作には「''クラシックモード''」「''×01モード''」「''アーケードモード''」の3つのモードが収録されている。どのモードも初めからプレイ可能。
---各モードのゲーム開始前に専用アイコンもしくはMiiをプレイヤー別で登録する必要あり。またダウンロードで別の本体へと最大6人分のソフトを渡せる((あくまでもソフトを一時的に「渡す」だけの機能なため、ゲームを同時にプレイする事はできない。))。
-''ダーツのルールについて''
--''ボード''(的)に''ダーツ''(矢)を投げてスコアを競うのが基本ルール。本作は現実のダーツとほぼ同じルールで行われる。
---ボードの外壁には1~20の数字が描かれており、その列の枠にダーツを刺すと数字と同じスコアを獲得。この枠は「''シングル''」と呼ばれる。
---各数字枠には「''ダブル''」と「''トリプル''」という小さな範囲の特別枠があり、各枠にダーツを刺すと前者は2倍の、後者は3倍のスコア獲得((例えば8のダブルにダーツを刺すと獲得スコアは16に、トリプルだと24が獲得スコアとなる。))。
---ボードの中心枠には「''ブル''」と「''ブルズアイ''」があり、各枠にダーツを刺すと前者は25の、後者は50のスコア獲得。
---1回のダーツ投げで得られる最大のスコアは20のトリプル(60)であり、必ずしも中心狙いのブルズアイ(50)が優勢になるとは限らない。
//---ダーツは物理的な矢である関係上、投げたダーツがすでに刺さったダーツにぶつかると弾き飛ばされて''ファウル''(操作ミス)となってしまう。
//↑この現象は普通にプレイする上では滅多に発生しないので一応CO。
--各モードにおけるダーツを投げる回数は1セットにつき3回行われる。セットを終えると刺さっていたダーツが初期化されている。
---対戦形式のモードにおいては、各プレイヤーのプレイ順を決めるダーツ投げが事前に行われる。ダブルに近い枠にダーツを刺した側ほど先の順番の権利が得られる。
-''操作体系''
--3DS本体のジャイロ操作で視線の調整をしつつ、スライドパッド下でダーツを投げる。またLかRボタンでダーツボード全体の表示が行える。
--対戦形式のモードは同じ本体をプレイヤーごとに回しながらのプレイとなる。各プレイヤーが1セット分を終えると次のプレイヤーへと交代。
**ゲームモード
-''クラシックモード''
--2~4人までの対戦形式で総合スコアを競うモード。モードの中で最も分かりやすいルール。プレイ開始前に3段階のセット回数の設定が行える。
-''×01モード''
--2~4人までの対戦形式でどちら側が先にスコアを0にできるかを競うモード。決着が付くまでセットが延々と続けられる。
---スコアを出す度に指定されたスコアノルマが減り、ノルマが0ジャストになると勝者。ノルマを超えるスコアを出してしまうとバースト((ノルマが減らないままにセットが強制終了となってしまうペナルティ。))となってしまう。
---プレイ開始前に「''ダブルイン''((初めにダーツをダブルに刺さないとファウル(操作ミス)となってしまうルール。))」「''ダブルアウト''((ダブルでスコアを0にしないとファウルとなってしまうルール。残りのスコアノルマを1にしてしまうと詰みによる敗北となってしまう(ダブルの獲得スコアは最低でも2のため)。))」の有無設定や、3段階のスコアノルマの設定が行える。
-''アーケードモード''
--ステージクリア方式の本作唯一の1人プレイ専用モード。
---全3セットのダーツを投げ、指定されたスコアノルマを超えればステージクリアとなりプレイ継続。逆にノルマを超えられないと即ゲームオーバー。
---ステージを進めるとスコアノルマが段階的に上昇し、クリアが段々と困難となる。ゲームオーバー後はベスト8までのスコアランキングに記録される。
//説明書には「トレーニングモード」なるモードがあるとの事だが、ゲーム中にそれらしきものが見当たらない為。このページでは割愛。
----
**評価点
-''お気軽にダーツができる''
--ダーツゲームとしてお手軽にプレイできる分かりやすい内容であり、これといった致命的な欠陥は見受けられない。
---ジャイロ操作による視線調整は、実物における「揺れる視線の最中で標準を合わせていく」というリアルな感覚を上手く再現している。
---ゲーム中はほぼノーウエイトであり、ゲームテンポは非常に良好。デモをスキップできる機能も完備しており、ひたすらにアップテンポで事が進む。
-''大人のダーツゲームとしての雰囲気''
--爽やかなBGMが流れつつも、矢を投げる度にクールな女性ボイスが入る演出がある。まさに「大人のダーツゲーム」といった雰囲気。
//---単なる背景ではあるが、ゲーム中はビリヤード・ボウリング・ビデオゲームが置かれている。洒落たアミューズメント空間でダーツをプレイする一時…。
**問題点
//-''ひたすらにダーツをする「だけ」''
//--ダーツゲームオンリーなのだから当然ではあるのだが、''終始淡々とダーツを投げるだけのゲームでしかない''。
//---「派手な演出」「本作でなければお目にかかれない目玉要素」「矢やダーツボードのレイアウト変更」的なものは皆無。本当に最低限のダーツ機能しかない。
//---こういうシンプルな内容であるが故に、終始地味なプレイとなるのは避けられない。プレイヤーにとっては「そのシンプルさがいい」と解釈できるかもしれないが…。
//300円のゲームならそんなもの
-''1人専用のモードが少ない''
--1人用のモードがアーケードのみであり、それ以外は対戦プレイ前提のものしか用意されていない。
---対戦系のモードにおいてはプレイヤーをCPUに割り当てる機能がないため、必ず複数人による回しプレイをしなくてはならない。
//---もっとも、仮にCPU戦があったとしても純粋にプレイが楽しめるかどうかは謎。仮想プレイヤーとスコア対決してもあまり盛り上がるとはいい難い。
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**総評
「''3DSの操作を活かしたお手軽なダーツゲームがプレイできる''」それ以上でもそれ以下でもない内容。~
安価発売ゆえにボリューム的には小粒であるものの、ダーツゲームとしての完成度はなかなかに高い一作。
//----
//**余談
//そのストイックな作風故に、ニンテンドーチャンネルにおける本作の評価はあまり高くない((このページを書いてる時点での本作の評価は☆3.5(10段階評価・満点は☆5)。))。ダーツゲーム自体、若干プレイヤーを選ぶ節があるので仕方がない面もあるのだ
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*ダーツUP
【だーつあっぷ】
|ジャンル|スポーツ|&image(https://store-jp.nintendo.com/dw/image/v2/BFGJ_PRD/on/demandware.static/-/Sites-all-master-catalog/ja_JP/dwcad3ab9e/products/D70010000012910/screenShot/7ed7215135ecc06cd6729b563373eb0a88087891e62c1c4d430f66c332d3e2e9.jpg,height=180)|
|対応機種|Wii U&br;Nintendo Switch&br;PlayStation 5|~|
|メディア|ダウンロード専売|~|
|発売元|【WiiU】賈船&br;【Switch/PS5】スターサイン|~|
|開発元|EnjoyUp Games|~|
|配信開始日|【WiiU】2015年9月30日&br;【Switch】2018年9月20日&br;【PS5】2022年6月23日|~|
|定価(税込)|【WiiU】200円&br;【Switch】400円&br;【PS5】440円|~|
|プレイ人数|1~4人|~|
|セーブデータ|1箇所・オートセーブ方式|~|
|レーティング|【WiiU/Switch】CERO:A(全年齢対象)&br;【PS5】IARC:3+|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|『3D ダーツ』の移植版&br;新モードと1人プレイ対応モードの追加&br;なぜかWiiU版はリモコン非対応|~|
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**概要(ダーツUP)
『スター★シリーズ:3D ダーツ』(以下:3D ダーツ)の他機種移植版にあたるダウンロード専売ソフト。WiiU版のみ発売元が異なる。
ゲーム内容は『3D ダーツ』のほぼ流用だが、若干の変更点が加えられている。なお本作は『スター★シリーズ』には含まれていない。
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**ゲームルール(ダーツUP)
ここでは『3D ダーツ』との変更点のみを表記する。
-新モード「''コンボモード''」が追加された。指定された枠にダーツを刺すとスコアが3倍増しになるルール。それ以外のルールはクラシックモードに準ずる。
-すべてのモードが1人プレイ対応になった。元から1人プレイ専用のアーケードモードを除き、すべてのモードにおいて1~4人プレイ対応となる。
-Switch版のみインターネットランキングに対応。ハードの関係上『3D ダーツ』におけるダウンロードプレイは両機種共に非搭載。
-''操作体系''
--WiiU版はゲームパッドのジャイロ操作で視線の調整。アナログスティックでダーツを投げる。専用ボタンでダーツボード全体の表示。
---対応コントローラーはゲームパッド専用でWiiリモコンには非対応。『3D ダーツ』同様、対戦形式を行う場合はゲームパッドの回し操作を行う。
--Switch版はコントローラーのジャイロセンサーを利用で視線の調整。アナログスティックでダーツを投げる。専用ボタンでダーツボード全体の表示。
---ジャイロセンサーに対応していないコントローラーではまともな操作が行えない(下記)。こちらも対戦形式ではコントローラーの回し操作となる。
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**評価点(ダーツUP)
『3D ダーツ』で述べた評価点は本作に大方当てはまるため、ここでは割愛する。
-''新モードと1人プレイ対応モードの追加''
--『3D ダーツ』ではなぜかモード制限があった1人プレイがすべてのモードに対応。むしろ本来ならば本作の仕様でなければならないはずなのだが…。
--コンボモードが追加された事により、プレイの幅が少し広がった。さほど大きなルール変更ではないが、モードの多彩化は純粋に嬉しい。
**問題点(ダーツUP)
-''コントローラーの問題点''
--WiiU版はゲームパッドでしか操作できず、なぜかダーツゲームとの相性が抜群なWiiリモコンには対応していない。
---WiiUはゲームパッドの操作をメインとするハードではあるものの、Wiiリモコンでも操作できるにもかかわらず対応させなかったのは非常に謎である。
---なおWiiリモコンでプレイできるWii系ハードのダーツゲームとしては『[[ダーツWii(DX)>ダーツWii DX]]』などがあり、本作以上にダーツらしい直感操作が行える。
--Switch版はジャイロセンサー非対応のコントローラーでは視線調整ができず、同じ位置にしかダーツが投げられない。
---せめてジャイロセンサーができないコントローラー向けにキーコンフィグができれば救いはあったものの、本作には操作体系の変更は一切不可。
--ゲームパッド専用のWiiU版はともかく、複数種類のコントローラー登録が行えるSwitch版までも回しプレイ専用なのが若干不便に感じる。
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**総評(ダーツUP)
基本は『ダーツ 3D』とほぼ同じ内容であり、操作体系の違いこそあれどゲームとしての楽しさに大きな差は見受けられない。~
主に操作体系の方面で難点はあれど、お手軽なダーツゲームが楽しめる点は『3D ダーツ』と共通している。