「DRAGON BLADE」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら
「DRAGON BLADE」(2021/08/07 (土) 15:40:32) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
*DRAGON BLADE
【どらごんぶれいど】
|ジャンル|3Dソードアクション・アドベンチャー|&amazon(B000W02SZI)|
|対応機種|Wii|~|
|発売元|D3パブリッシャー|~|
|開発元|ランド・ホー!|~|
|発売日|2007年11月26日|~|
|定価|6,090円(税5％込)|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|典型的なストーリー|~|
----
#contents(fromhere)
----
**概要
あのSIMPLEシリーズで知られるD3パブリッシャーが、突如Wiiで発売した作品。~
典型的な王道アドベンチャーの名で売り出しており、敵をリモコンを振って攻撃をすることなどを特徴としていた。~
**ストーリー
> 遠い昔、人間たちの世界では人間同士のいつ果てるかも知れない戦いが続いていた。~
掟を破り、人間の世界へ干渉した炎のドラゴン・バルゾリアンは正しき心を持つ6人の王と共に戦うことで、争いを全て平定した。~
しかし、バルゾリアンと対峙する暗黒龍ハギリ率いる5体のドラゴンが、6人の王を洗脳し、彼らの率いる軍と共にバルゾリアンを襲撃した。バルゾリアンはその体を6つの欠片に封印されてしまう。~
バルゾリアンが最も信頼を寄せていたジャンドラル王は、正気を取り戻し、ハギリの元から逃げ延びた。ガマールという小さな村にたどりついたジャンドラルは全ての力を振り絞って、欠片の一つである『炎の剣』の柄をその地に封印し、その生涯を閉じた。~
そしてやっとバルゾリアンの呼びかけに答える青年が現れた。彼の名はダル。ジャンドラル王の血を引く最後の希望・・・（公式サイトから引用）
**特徴
-主人公ダルがドラゴンを倒していくのが目的。ガマール村以外のエリアは5エリア、全21ステージ。
-Wiiリモコンとヌンチャクで操作する。リモコンを振り敵を攻撃、ヌンチャクのスティックで移動。
--Wiiリモコンの十字ボタンでフォームを切り替えることが出来る。
--その他のボタンはドラゴンフォームの攻撃で頻繁に使用する。
-本作はダルを様々なフォームに変身させてステージを攻略していく。
--ブレイドフォームは一番使うことになるかと思われるフォーム。ドラゴンフォームより攻撃力は低いが、炎力を使わなくて良い。
--ドラゴンフォームは破壊力に長けており、雑魚敵相手には無双することが出来る。またストーリーを進めることにより様々なドラゴンフォームとなることが出来る。
---ブレイドフォームでは出来なかった技を使え、空を飛べる能力も持つが、炎力を消費するため連続使用ができない。
-チップストーン
--ステージに設置されている『チップストーン』からランダムで『赤のチップ』『青のチップ』が排出される。
--赤のチップはドラゴンフォームになるための炎力を、青のチップは体力を回復する。
-スケイル
--これを集めることにより、主人公の防御力がアップする。これを6枚揃えると、主人公の鎧の防御力が格段に上がる。
**評価点
-操作は非常に簡単。リモコンを前に突いたり、上下に斬りつけたりと爽快感も高い。
--群がる雑魚を強化フォームでなぎ倒すのは本当に爽快。ただし設定上、連発はできない。
-敵のドラゴンを倒していき、主人公を強化していくシステムが楽しい。
--ボス戦も奥深い。ただダメージを与えるだけではなく、体にあるコアを破壊しないといけないため、やり応えはある。
-敵のドラゴンが非常に迫力がある。また主人公の仲間のドラゴンの『バルゾリアン』もイラストは悪くない。
-シナリオは王道。ありきたりさにさえ目をつぶれば安定したデキである。
**問題点
-致命的な問題点として、「攻撃された後の無敵時間がない」というものがある。このゲームでは雑魚の連続攻撃が一番の敵。『[[黄金の絆]]』の先輩とも言える。
--カメラワークもひどく、上記の問題点と相まって何も見えないまま死ぬことがある。
-当たり判定がおかしい。敵に対する判定が甘く、主人公の攻撃が当たらないわりには敵の攻撃はガンガン当たる。
-壮大な世界観を売り出しのポイントにしておきながら、はっきりいって設定などは大して練りこまれていない。
--世界観に合っていない施設などもちらほら見られる。
-序盤からいきなりショッキングな展開が待ち受けている。敵が村を襲うまではよいが、なんと剣（物語上重要なアイテム）の入手後に''婚約者が殺される''。しかも村人も虐殺され、プレイヤーを軽い鬱に陥れる。婚約者が死ぬ際の描写も無駄にリアルである。襲撃後には大量の墓が出来る。やはり軽く鬱である。
-出てくる雑魚モンスター（イノシシ型のモンスターなど）の設定が「昔暗黒龍に洗脳され、モンスターと化した人間」といった非常に気味の悪いもの。
--当然そうなると何も悪人ではない人々が洗脳されて、醜い姿となったことを考えると気分が良くない。しかも出てくるモンスターではもはや人型を保っていない者もいる。
---ちなみに暗黒龍の配下とされる王たちも、昔は人間だった訳である。どうしてこのような設定にしたのだろう。
-グラフィックは綺麗なものでは無く、PS2の初期レベルか下手すればそれ以下。
-主人公のダルの3Dモデリングの顔とパッケージの顔が少し似ていない。
**総評
凡作。良い点も悪い点も特筆することがない。~
出来も悪い部類に入ってしまうような作品なので、この作品を見ればWiiの市場問題が任天堂だけの責任ではないのがよく分かるため、そういう意味では世に出た価値もあったのかもしれない。
**売上
-初週売り上げは計測不可能
--合計売り上げは2,000本と『[[オプーナ]]』や『黄金の絆』にすら負けている。
//--理由としてはパッケージの地雷臭だけではなく、公式の売り出している特徴が他のWiiのゲームにも見られることや、ファミ通といった雑誌の特集でもその薄い内容が分かってしまうことである。
//文章として破綻していた箇所が多く目についたので修正させていただきました。元の文章をあまり大きく変えるわけにはいかないので出来るだけ最小限の改稿に留めてあります
*DRAGON BLADE
【どらごんぶれいど】
|ジャンル|3Dソードアクション・アドベンチャー|&amazon(B000W02SZI)|
|対応機種|Wii|~|
|発売元|D3パブリッシャー|~|
|開発元|ランド・ホー!|~|
|発売日|2007年11月26日|~|
|定価|6,090円(税5％込)|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|典型的なストーリー|~|
----
#contents(fromhere)
----
**概要
あのSIMPLEシリーズで知られるD3パブリッシャーが、突如Wiiで発売した作品。~
典型的な王道アドベンチャーの名で売り出しており、敵をリモコンを振って攻撃をすることなどを特徴としていた。~
**ストーリー
> 遠い昔、人間たちの世界では人間同士のいつ果てるかも知れない戦いが続いていた。~
掟を破り、人間の世界へ干渉した炎のドラゴン・バルゾリアンは正しき心を持つ6人の王と共に戦うことで、争いを全て平定した。~
しかし、バルゾリアンと対峙する暗黒龍ハギリ率いる5体のドラゴンが、6人の王を洗脳し、彼らの率いる軍と共にバルゾリアンを襲撃した。バルゾリアンはその体を6つの欠片に封印されてしまう。~
バルゾリアンが最も信頼を寄せていたジャンドラル王は、正気を取り戻し、ハギリの元から逃げ延びた。ガマールという小さな村にたどりついたジャンドラルは全ての力を振り絞って、欠片の一つである『炎の剣』の柄をその地に封印し、その生涯を閉じた。~
そしてやっとバルゾリアンの呼びかけに答える青年が現れた。彼の名はダル。ジャンドラル王の血を引く最後の希望・・・（公式サイトから引用）
**特徴
-主人公ダルがドラゴンを倒していくのが目的。ガマール村以外のエリアは5エリア、全21ステージ。
-Wiiリモコンとヌンチャクで操作する。リモコンを振り敵を攻撃、ヌンチャクのスティックで移動。
--Wiiリモコンの十字ボタンでフォームを切り替えることが出来る。
--その他のボタンはドラゴンフォームの攻撃で頻繁に使用する。
-本作はダルを様々なフォームに変身させてステージを攻略していく。
--ブレイドフォームは一番使うことになるかと思われるフォーム。ドラゴンフォームより攻撃力は低いが、炎力を使わなくて良い。
--ドラゴンフォームは破壊力に長けており、雑魚敵相手には無双することが出来る。またストーリーを進めることにより様々なドラゴンフォームとなることが出来る。
---ブレイドフォームでは出来なかった技を使え、空を飛べる能力も持つが、炎力を消費するため連続使用ができない。
-チップストーン
--ステージに設置されている『チップストーン』からランダムで『赤のチップ』『青のチップ』が排出される。
--赤のチップはドラゴンフォームになるための炎力を、青のチップは体力を回復する。
-スケイル
--これを集めることにより、主人公の防御力がアップする。これを6枚揃えると、主人公の鎧の防御力が格段に上がる。
**評価点
-操作は非常に簡単。リモコンを前に突いたり、上下に斬りつけたりと爽快感も高い。
--群がる雑魚を強化フォームでなぎ倒すのは本当に爽快。ただし設定上、連発はできない。
-敵のドラゴンを倒していき、主人公を強化していくシステムが楽しい。
--ボス戦も奥深い。ただダメージを与えるだけではなく、体にあるコアを破壊しないといけないため、やり応えはある。
-敵のドラゴンが非常に迫力がある。また主人公の仲間のドラゴンの『バルゾリアン』もイラストは悪くない。
-シナリオは王道。ありきたりさにさえ目をつぶれば安定したデキである。
**問題点
-致命的な問題点として、「攻撃された後の無敵時間がない」というものがある。このゲームでは雑魚の連続攻撃が一番の敵。『[[黄金の絆]]』の先輩とも言える。
--カメラワークもひどく、上記の問題点と相まって何も見えないまま死ぬことがある。
-当たり判定がおかしい。敵に対する判定が甘く、主人公の攻撃が当たらないわりには敵の攻撃はガンガン当たる。
-壮大な世界観を売り出しのポイントにしておきながら、はっきりいって設定などは大して練りこまれていない。
--世界観に合っていない施設などもちらほら見られる。
-序盤からいきなりショッキングな展開が待ち受けている。敵が村を襲うまではよいが、なんと剣（物語上重要なアイテム）の入手後に''婚約者が殺される''。しかも村人も虐殺され、プレイヤーを軽い鬱に陥れる。婚約者が死ぬ際の描写も無駄にリアルである。襲撃後には大量の墓が出来る。やはり軽く鬱である。
-出てくる雑魚モンスター（イノシシ型のモンスターなど）の設定が「昔暗黒龍に洗脳され、モンスターと化した人間」といった非常に気味の悪いもの。
--当然そうなると何も悪人ではない人々が洗脳されて、醜い姿となったことを考えると気分が良くない。しかも出てくるモンスターではもはや人型を保っていない者もいる。
---ちなみに暗黒龍の配下とされる王たちも、昔は人間だった訳である。どうしてこのような設定にしたのだろう。
-グラフィックは綺麗なものでは無く、PS2の初期レベルか下手すればそれ以下。
-主人公のダルの3Dモデリングの顔とパッケージの顔が少し似ていない。
**総評
凡作。良い点も悪い点も特筆することがない。~
出来も悪い部類に入ってしまうような作品なので、この作品を見ればWiiの市場問題が任天堂だけの責任ではないのがよく分かるため、そういう意味では世に出た価値もあったのかもしれない。
**売上
-初週売り上げは計測不可能
--合計売り上げは2,000本と『[[オプーナ]]』や『[[黄金の絆]]』にすら負けている。
//--理由としてはパッケージの地雷臭だけではなく、公式の売り出している特徴が他のWiiのゲームにも見られることや、ファミ通といった雑誌の特集でもその薄い内容が分かってしまうことである。
//文章として破綻していた箇所が多く目についたので修正させていただきました。元の文章をあまり大きく変えるわけにはいかないので出来るだけ最小限の改稿に留めてあります
