超SOS
【ちょ~!えすおーえす】
ジャンル
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アドベンチャー
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対応機種
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iOS 8.0以降, Andoroid 5.0以上
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メディア
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ダウンロード
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発売・発売元
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グローバルギア
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発売日
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2017年11月17日
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定価
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無料(広告視聴あり)
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プレイ人数
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1人
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セーブデータ
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1個
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レーティング
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10歳以上
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判定
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なし
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ポイント
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バカとシリアスが混在するシナリオ 攻略自体は楽だが待ち時間があるのはネック 暇つぶし向け
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概要
グローバルギア開発の、LINE通話アプリを模したADVゲーム。
大学生であるプレイヤーのもとに、複数の知り合いのアカウントからSOSが来るので対処するといった内容。
特徴
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ルール
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相手が何かしらの文章をこちらに送ってくるので、こちらは返答を3つの選択肢から選ぶ。
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相手はすぐに返信してくるとは限らず10秒~10分ほど待たないといけない。相手の返信を受け取ることで、こちらも新たな返答を送れるようになる。
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制限時間は特になく、いくら相手を待たせたところでゲームオーバーにはならない。
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なおLINE友達が返信してくるまでの時間は、スマホ画面を連続タップすることで縮めることが可能である。
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エンディング
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キャラクターごとにエンディングが4つある。
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LINE画面の背景にはキャラクターの命運を決めるメーターが表記されており、こちらが選んだ選択肢に応じてメーターが「増加」「微増」「減少」のどれかの変化をとる。
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キャラクターと最後まで対話をし終えた際に、メーターが80%以上なら救助成功エンド、未満ならバッドエンドとなる。
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また対話開始からエンディングにいたるまでの間、各キャラにつき2回、絶体絶命のピンチに陥る。LINE通話画面が真っ黒に変色するのでプレイヤーも危険な状況になっていることは察知できる。
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このときの返答の選択肢を間違えるとメーターの数値に関係なくバッドエンド直行となる。
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なお上記のシステム上、バッドエンドも各キャラにつき3種類ある。バッドエンドになると本当にキャラクターが死んでしまったり、社会的に死ぬような出来事に見舞われる。
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キャラクターとのLINE対話はいつでも最初からやり直し可能。
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ポイント
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キャラクターのエンディング(エンディングの種類は問わない)を迎えるとポイントが手に入る。
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最初は「戸上登」というキャラのシナリオしか遊べないが、ポイントを溜めることで別のキャラクターのシナリオも遊べるようになる。
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ストーリー
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キャラクターとあらすじ
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戸上登
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ポルダリングサークルに所属している大学の同期。
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昇っている岩場から身動きが取れなくなってしまったので、主人公にヘルプを求めてくる。サークル仲間ともはぐれてしまっている。少々、周りを俯瞰できない性質がある。
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大森米子
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食いしん坊の幼馴染。話題のカレー屋でたくさん食べてしまったが財布が無いことに気づき助けを求めてきた。
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プレイヤーは彼女に、大食いチャレンジの賞金で代金を払うように提案するのだった。
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毒島涼
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恋愛相談をもちかけてきた大学のイケメンの先輩。
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ミスコンで優勝した女生徒に告白されたとのことだったが、毒島にはもう心に決めた人がいたのだった。しかしその女生徒は何か癖がある人間で…。
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原井大輔
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電車通勤中に、強烈な便意に見舞われてしまった年上のいとこ。トイレを見つけても使用中だったりと災難が続く。
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思井香奈
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彼氏に捨てられたことが原因で、自殺をほのめかしてきたバイト先の先輩。
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感情の起伏が激しいほか、どこか自殺を引きとどめて欲しいような態度が見え隠れする。
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島永翔太
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動画配信者のヤーチューバーとして活動している大学のOB。
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動画の取れ高のために、熱帯の島に出向いて配信していたが4日間遭難する羽目に合う。
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節田らいか
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玉の輿にのりたいいとこ。彼氏がいるのに合コンに参加したところ、彼氏の友達に出会ってしまう。
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右城まもる
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サークルの仲間。大事な親友が実はゲイで、自分を襲うつもりではないかと心配している。
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上木洋宜
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SNSで仲良くなった人。付き合って3年になる彼女に浮気を疑われたのではないかと、心配している。
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愛野リサ
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アパートの隣の部屋に越してきたOL。
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仕事帰りに夜間の山道を車で進んでいたのだが、車が故障してしまう。近くを犯罪者が逃走中のようだが…。
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その他、登場人物の名前が一部、ダジャレになっている。親友がゲイではないか?と心配しているキャラの名前が「右城まもる(後ろ守る)」、電車で漏らしそうになっているキャラの名前が「原井大輔(腹痛い)」など。
評価点
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ストーリーの多様性はある
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10人のキャラと文章をやりとりすることとなるので、無料ゲームにしてはボリュームはなかなかある。
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本当に命の危険にさらされているようなホラーテイストなものもあれば、バカな登場人物による変な思い込みから、シュールな話に発展していくタイプもある。
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シリアスな類では、サバイバルの知識が必要だったり、殺人犯と同じ空間に居合わせることになったり等。
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軽かったりバカな類では、電車で漏らしそうになっていたり、LINE友達の自業自得で起きた痴情のもつれの尻拭いをさせられたりなど。
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難易度は控えめ
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こちらが一度でも選んだ選択肢に関しては、2周目以降であれば、その選択肢がもたらす結果が表示されるようになった。
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メーターがどのように増減するか、バッドエンドに直行するかどうかが「◎」「○」「△」「ドクロ」マークで表記される。
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救助成功のエンドを見るために攻略情報のお世話になったり、何度もやり直したりする必要がなくなった。
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特に頭を使いたくないとき、暇をつぶしたいときにはかなり適したアプリといえる。
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SOSを題材にしたこと
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題材の通り、LINE友達には次々とピンチが襲い掛かってくるのでストーリー展開で飽きることはあまりない。
賛否両論点
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リアリティの無いシチュエーションもある
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ポルダリング中だったり、大食い大会に参加中だったり明らかにスマホを手にもてないような状況の人とも通話できるのはやや違和感。
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一般人である主人公に相談する前に、救助隊といったしかるべき人に相談すべきと思われる案件が多々ある。戸上昇にいたっては、崖に片手でしがみつきながらもう片手でLINEで相談してくるが、そんな悠長なことをしている場合ではないだろう。
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ギャグ路線のシナリオが多いため、こういった非現実的なシチュエーションはある意味プラスに感じられる人もいるかとは思われる。
問題点
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一発デッドエンドの存在
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「Warning!」の警告文とともに不気味なブザー音で警告してくる。リラックスしているときにこの状態に直面するとわりかし心臓に悪い。
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いかにも安全パイな回答が、バッドエンド直行の選択肢となっていることも多いなど嫌らしさがある。
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プレイヤーの指示が不適切でLINE友達が本当に死んでしまうようなものもあるが、特にゲームオーバーに感じられないようなしょうもないオチが待っていたりなど落差が激しい。
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ストーリーも無理やり寸断されているように感じられるケースがある。
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タップによる時間短縮機能が力不足
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スマホ画面を効率よくたたいたとしても、待ち時間が1/5程度に縮まる程度。20秒程度の待ち時間は一瞬で終わるが、逆に10分の待ち時間を消化する場合、数分はスマホをたたき続けなくてはならず大変。
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連続タップで数分間拘束されるのであれば、むしろ30秒広告を見た後にスキップできるといった仕様にしてくれたほうが時間のロスは少ないと思われる。
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登場人物どうしの関係図が特に意味がない
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LINE友達どうしが互いにどういう関係なのか閲覧できるのだが、本編中のシナリオに反映されて無いケースが殆ど。
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終盤ではポイントがほぼ存在意義をなさなくなる
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新キャラクターの新シナリオを解放するだけの役目しかないので、終盤はたまりにたまっていく。
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待ち時間や攻略する上でのヒントを与えるといった機能に応用できるようなシステムがないのはもったいない。
総評
本格的な人命救助から痴話げんかまで、LINE友達の次から次にやってくるピンチを3択の選択肢で対処していくADV。
非現実的な状況で読み応えの弱いストーリーもあるものの、ADVとしての難易度は抑えられているので暇つぶしとしてはかなり楽しめるゲームであると思われる。
最終更新:2021年06月05日 14:32