魂斗羅 アニバーサリーコレクション
【こんとら あにばーさりーこれくしょん】
ジャンル
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アクション
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対応機種
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プレイステーション4 Xbox One Nintendo Switch Windows 10
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発売元
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コナミデジタルエンタテインメント
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開発元
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コナミデジタルエンタテインメント M2
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発売日
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2019年6月12日
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定価
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3,240円(税8%込)
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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判定
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良作
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ポイント
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アニバーサリーシリーズ第3弾
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魂斗羅シリーズ
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コナミ アニバーサリーコレクションシリーズ アーケードクラシックス / 悪魔城ドラキュラ / 魂斗羅
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概要
コナミの創業50周年記念として発売された『アニバーサリーコレクションシリーズ』の第3弾で最後の作品。
先に発売された『悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション』と基本的には同じで、開発資料などを収録した「ボーナスブック」も収録されている。
後のアップデートにより海外版も追加された。
収録タイトル
タイトル別の評価は各記事を参照。海外版に記載があるものは海外版収録タイトル。
タイトル
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海外版
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概要
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判定
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魂斗羅 (AC)
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CONTRA
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「コマンドーとランボー夢の共演」というコンセプトで作られた アクションゲームの金字塔。 縦横奥と様々な方向へのスクロールが特徴的。
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良
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スーパー魂斗羅 エイリアンの逆襲
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SUPER CONTRA
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アクションシューティングの金字塔である魂斗羅が ド派手な演出と難易度を引っさげて帰ってきた。
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不安定
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魂斗羅 (FC)
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CONTRA
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アーケードより劣るスペックのハードでの発売ではあるが、 上手いアレンジにより傑作と称された。
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良
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スーパー魂斗羅 (FC)
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Super C
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前作同様にスペックが大幅に劣るハードでの発売であるが、 アレンジ色が強すぎてほぼ別物のゲームに。
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良
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魂斗羅スピリッツ
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CONTRA III THE ALIEN WARS
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ハードの機能を活かした奇抜なステージとアクションが高評価を受けた、 アクションSTGの傑作。伝統の“ミサイル移動”は本作がお初。 ビル「奴ら・・・ゆるさん。」 ランス「派手に出迎えてやろうぜ!!」
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良
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SUPER PROBOTECTOR ALIEN REBELS
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キャラが差し替えられた『スピリッツ』の欧州版。
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コントラ
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Operation C
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GBオリジナルの魂斗羅。
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良
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魂斗羅ザ・ハードコア
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Contra Hard Corps
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ビルとランスが登場しない、外伝的作品。 シリーズでは珍しい、選択肢によるステージ分岐&マルチエンディングを採用。
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良
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PROBOTECTOR
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キャラが差し替えられた『ハードコア』の欧州版。一部異なる点もある。
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評価点
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基本的な移植度は良好。
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特に家庭用ハードタイトルについては良好で、快適にプレイ可能になっている。
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元々のオリジナル版ではボタン連射で攻撃する作品が多かったが、今作では連射切り替えボタンが用意されているので連射が苦手な人でも安心してプレイ可能。
特にFC時代の作品はミス後のリカバリーの際にプレイヤーの連射力が問われる物も多かったのだが、今作ではそれに対して連射装置が存在している事から、多くのエリアでの復活パターン構築が簡単になったのは良い。
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当初は海外版はNES版『CONTRA』と『SUPER PROBOTECTOR』『PROBOTECTOR』のみだったが、後のアップデートで他のバージョンも選択可能になり、国内、北米、欧州の3バージョン全てを楽しめるようになった。
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『PROBOTECTOR』は信号規格の都合で国内版などと比べて動作速度が遅いのだが、本作ではわざわざオリジナル版の速度と国内版と同じ速度を選択できるオプションが追加されている。しばらく後で発売されたメガドライブミニでも言語設定を変えることでプレイ可能だが、このオプションは本作のみ。
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アーケードから16bitハードまでのタイトルを網羅しているので、これ一本でシリーズの半分程度を遊べるのは非常にお得。欧州限定だったバージョンまで収録してくれたのはファンには嬉しい措置と言えよう。
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未収録となったのはMSX2版と欧州NES版『PROBOTECTOR』、北米限定で元々シリーズと無縁だった『CONTRA FORCE』のみ。後者は一応、ボーナスブック内で触れられている。
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システム面
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中断セーブ機能などのお馴染みの機能も用意されている。
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画面設定は4:3、ピクセルパーフェクト、フル画面が選択可能で、それぞれにフィルターあり/なしが用意されている。自分が遊びやすい画面でプレイ可能。
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4:3はフィルターありのみ。フィルターのない4:3画面は少し小さく表示される。
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また、復刻系タイトルでは珍しくリプレイ機能が追加されており、プレイ中のメニューから保存することで鑑賞可能になる。動画投稿などに適した機能と言える。
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最大4倍速での再生や先送り、巻き戻し、ポーズなど一通りの機能が揃っている。
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充実したボーナスブックの内容。
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『悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション』と異なりパッケージこそ収録されていないが、各作品の武器性能もしっかり解説されている。
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コラムでは当時のシリーズ最新作まで含めた作中の年表や登場する機会の多い武器ランキング、シリーズの売りである様々なステージ構成などを紹介している。企画・設計書も非常に充実しており、拡大機能で隅々まで見たくなること請け合い。
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インタビューコーナーでは『スピリッツ』からシリーズに関わる中里伸也氏のロングインタビューを収録。
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シリーズのお約束要素が誕生した経緯や日本ではコナミコマンドとして有名な裏技が海外では「CONTRAコマンド」と呼ばれていたり、欧州版の存在など国内プレイヤーには新鮮な話も多く語ってくれているので読み応え抜群。
問題点
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アーケード版2作については一部移植ミスや削除要素が存在するため完全移植ではない。
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初代は奥スクロールの3Dステージで奥から流れてくるタル爆弾や5人セットで出てくる兵士の射撃が画面右側に流れていくというバグがある。本来はタル爆弾はまっすぐ、5人の射撃は中央に向かってくるのが正しい。
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このバグは同じくM2開発のDSの『コナミアーケードコレクション』でも起こり、アーケードエミュとして有名なMAMEでも長年解決していなかった現象である。
なお、ゴッチテクノロジー開発のアーケードアーカイブス版では上記の現象は発生していない。
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また、エリア6(炎の要塞)でも一部の場所で何もしていないのに激しく処理落ちがかかる等、忠実ではない箇所が散見される。
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『スーパー』はタイトルデモ画面でのビルとランスの英語ボイスが削除されている。
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後に関係者がツイッターで明かしたところによると、ボイスの権利関係が不明だったための措置とのこと。これ自体はやむを得ないと言える。
Xbox360で配信された海外版の移植では収録されていたため、権利関係の確認が厳しくなったことが窺える。
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残機やエクステンドの設定変更が出来ない。
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いずれもゲームプレイに大きく影響する部分ではないことが救いであろうか。
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PC版はフルスクリーンへの切り替え設定やゲーム内からの終了操作が未搭載。
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前者はAlt+Enter、後者はウィンドウ右上の×ボタンやAlt+F4で代用可能ではあるが、PC版として出す以上は追加すべきだろう。
開発会社は違うが『アーケードクラシックス』には搭載されていたのだが…。
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アップデートで改善された問題点(改善済み)
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ボタンコンフィグが用意されていなかった。PS配置で表すと〇と□がジャンプ、×と△が攻撃という配置で、×ジャンプ□攻撃に慣れたプレイヤーには遊びにくかった。
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総評
若干の難点を除けば非常に良好な移植オムニバスである。
特に評価が高かった時代のシリーズ作を一挙に遊ぶにはもってこいのタイトルと言えるだろう。
最終更新:2024年04月02日 22:24