初音ミク ロジックペイントS
【はつねみく ろじっくぺいんとえす】
ジャンル
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パズル
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対応機種
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Nintendo Switch Xbox One Windows
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発売元・開発元
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クリプトン・フューチャー・メディア
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発売日
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【Switch】2021年3月18日 【One/Win】2022年1月20日
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定価
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1,500円(税込)
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プレイ人数
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1人
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レーティング
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IARC:3+
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備考
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DL専売
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判定
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なし
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判定(アップデート後)
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良作
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改善
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ポイント
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初音ミクが題材のパズルゲーム メインはあくまでボーカロイドたち 過保護気味なアシスト機能 タッチスクリーン非対応(Switchのみ)
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初音ミク関連作品リンク
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ピクロスシリーズ
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概要
初音ミクなどのボーカロイドソフトウェアで知名度を上げたクリプトン・フューチャー・メディア社がNintendo Switchで初めて発売したロジックパズル。
根幹のルールは『ピクロス』に代表されるお絵描きロジックと同じであり、縦と横のヒント数字から塗れるマスと塗ってはいけないマスを導いて一枚のイラストを完成させるというもの。
『初音ミク ロジックペイント -ミクロジ-』の事実上の後継作であり、問題を一新し、新たに20マス×20マスの問題を収録している。
特徴
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問題数は全部で545問。内訳はノーマルパズルモードで5マス×5マスが5問、10マス×10マスが40問、15マス×15マスが150問、20マス×20マスが150問、スペシャルパズルモードで15マス×15マスが200問となっている。
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ノーマルパズルモードでは完成した絵をモチーフにしたイラスト1枚、スペシャルパズルモードでは5×5に分割された25問を全て解くことで1枚のイラストが解放され、それぞれギャラリーで鑑賞できる。
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全ての問題にはミッションが3つ設けてあり、ミッションを達成してクリアすることでスターがもらえる。一定個数のスターを集めることでボーカル入りのBGMを好きな順番で解放でき、ゲーム内で流すことができる。
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楽曲は同じ曲のインストゥメンタルとボーカル入りが18曲ずつで全36曲、全ての楽曲を解放するのに必要なスターの数は345個であり、全スター獲得を目指さなくても全ての問題をクリアするだけで楽曲とギャラリーの絵は全て解放できる。
評価点
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見やすいヒント数字
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『ピクロスe』以降は『ピクロスS4』まで問題の縦サイズが15マスまでと『ピクロスDS』以前より問題のサイズの限界が狭まっていたのだが、今作は盤面のマスのサイズとヒント数字のサイズが上手く収まりきっている。
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様々な場面で登場するSDサイズのボーカロイドたち
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今作で選べるマスコット役のボーカロイドは以下のとおり。
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初音ミク、鏡音リン、鏡音レン、巡音ルカ、MEIKO、KAITO
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モード選択画面や問題に挑戦している間も登場し、問題選択画面ではひょっこり顔を覗かせたりと可愛らしい。
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一列確定した時やミスした時のリアクション、細かいところではモード選択画面の部屋の内装の変化、放置すると退屈そうにしたりと、ボーカロイドたちの個性が強調されているのは評価に値する。
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また、モード選択画面でも選んでいるモードに応じてメガネなどの小物やポーズが変わったりと、芸が細かい。
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1,500円という価格に対する対価
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前述のとおり楽曲は全36曲で条件付きではあるもののボーカルありバージョンも収録、イラストも総数300枚以上と、このボリュームで1,500円はかなり安い方と言える。
アップデート後の評価点
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アップデートによりホームBGM・パズルBGMのランダム再生が可能となった
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アップデート前はBGMを変えたくなったらいちいちオプションモードで設定し直す必要があったため、同じBGMが続いて聴き飽きるといった不評点は解消された。
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ミュージックモードでループ再生、シャッフル、ボーカルなしのBGMも聴けるようになった
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これにより、スイッチ本体を音楽プレイヤー代わりにしたりボーカルなしのBGMをじっくり聴くこともできるようになった。
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後述のアシスト機能の一部をオフにできるようになった
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具体的にはヒント数字の確定を教える機能をオフにする設定。公式いわく、「上級者・経験者向け」とのこと。
賛否両論点
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ミスの自動修正のオン・オフができない
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一言で言えば『ピクロスシリーズ』の「ノーマルルール」とほぼ同じルールなのだが、後述の問題点で触れるミッションにも関わってくる。
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間違いを教えてくれない「フリールール」、パズル雑誌などのように矛盾と格闘するだいご味を損なっているのは評価が分かれるところ。オプションでノーアシスト設定にできてもよかったのではなかろうか。
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ちなみに一度確定した黒マスとミスなどで×をつけられたマスは二度と手を付けることはできない。ただし、プレイヤーの手でつけた×マスは一列確定しない限り自由に消せる。
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ミスに対するペナルティ
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今作では正解でないマスを塗ってしまってもクリアタイムには影響しない。それどころかミスした回数すら記録されない。
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その代わり、一度でも間違えてしまえばミッションの「ミスをしない」は白紙からやり直すかクリアして解き直すまで達成はお預けである。
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ちなみにやり直しコマンドを選ぶと問題のプレイ時間も初期状態に戻る。
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アシスト機能が『ピクロスSシリーズ』などより豊富ではない
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例えばヒントルーレットや確定できるマスがある列を強調したりする機能は今作にはない。
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とはいえ、そもそも他社のお絵描きロジックなどと今作とでは開発元が異なり、アシスト機能などの標準ルールが定められているわけではないため仕方ないと言える。
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問題挑戦中にSDサイズのボーカロイドを非表示にできない
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ボーカロイドのキャラゲーである以上仕方ないと言えばそれまでだが、人によっては画面左下のSDキャラのリアクションが目ざわりに思えることも。
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ボーカル入りのBGMの継ぎ目にある無音
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ボーカルがある以上歌の終わりがあるのは仕方ないのだが、ほんの数秒とはいえ無音の時間があるのは人によっては違和感を覚える。
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一方でボーカルなしのBGMはほぼ自然なループになっている。
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楽曲がプロ・アマを問わずピアプロで公募したものとはいえ、募集事項に「削除・修正等の加工をさせていただくことがあります」と公言している以上、もう少しボーカル面に微調整を施してほしかったところ。
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タッチスクリーン非対応
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スマートフォン向けの『ミクロジ』に慣れていた人にとっては厳しいが、『ピクロスSシリーズ』などから入った人にとってはごく普通、と評価が分かれる。
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もっとも、サイズの大きい問題の小さいマス目をタッチ操作でミスなく解けと言われるとさすがに無理があるので仕方ないとは言える。
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カラー問題がない
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カラー問題をノーミスで解けとなると難易度が跳ね上がるのを想定してなのか、カラー問題を作るノウハウが不足していたのかは不明だが、前者なら自動修正をオフにすれば問題なし、後者なら問題を外注してもらうという手もあっただけに残念である。
問題点
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親切すぎるアシスト機能
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一列に存在する黒マスを全て塗ると自動的に塗ってはいけないマスが×マスで埋まるのだが、便利な反面当てずっぽうやうっかりミスで塗ってしまって偶然正解マスだったときの複雑な気持ちは表現しがたい。
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アシスト機能はそれだけにとどまらず、どのヒント数字と一致するかわからない黒マスがどのヒント数字と一致するかまで教えてくれるというぬる過ぎるアシスト機能まで兼ね備えている。
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アシスト機能の一例
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例えば15×15の問題で「1 1 2」といったヒントがある列で以下のような状態になっている場合、
列の順番
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1
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2
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3
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5
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15
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1 1 2
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■
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論理的に考えれば、この列の情報だけだとどのヒント数字が確定マスに対応するか確定できないのだが、
列の順番
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1
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3
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5
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8
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9
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1
1 2
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■
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上記のように、既にある確定マスが一番左の「1」のものだと判定してしまう場合がある。この場合確定マスの左側には黒マスは存在しないことがわかり、ヒント数字の値から考えて確定マスの右隣の1マスも黒マスにはできないため、
列の順番
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1
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2
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3
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4
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5
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6
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7
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8
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14
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15
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1
1 2
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×
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×
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×
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×
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×
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×
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■
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×
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ここまで×マスが確定してしまう。最初の状態から得られる情報だけで論理的に考えてここまで導くことは不可能であり、ロジックパズルとしては非論理的である。
確定マスのヒント機能を採用しているロジックパズルはいくつかあるものの、上記の状態で言えば塗った黒マスがどちらの数字に属するか確定するまでは数字の色を変えないという形式が多いため、本作のこの仕様は過保護過ぎるとしか言えないものとなっている。
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アップデート前はどちらの機能もオプションで未使用にすることは不可能だったが、ヒント数字確定の機能はアップデートで使わなくできるようになった……が、確定列の×埋めと塗り間違いの自動修正はそのまま。
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また、この機能の存在により「黒マスの隣が壁あるいは×マス」の列は黒マスにカーソルを合わせて縦あるいは横に塗りつぶしていくテクニックが有効である。
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ヒント数字が2つ以上あるなど、アシスト機能が不完全に働く列でこのテクニックを使うと勢い余って塗り間違いをしてしまう恐れはあるが、×マスの位置がわかりきっているときに予め×マスをつけておいて一列一気に塗りつぶすという荒技もある。もちろん勘違いしたときのリスクは大きいが……。
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オプションモードのインターフェイスが不便
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特にBGMの設定をする領域がとても狭い。ボーカルの有無、ランダム再生(ボーカルあり、なし、両方の3つ)を合わせて39パターンあるのに対し、一度に表示される項目はたった3つ。あまりにも狭すぎる。
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他にも、BGMは一度決定するまで試聴できず、決定をキャンセルすることもできない。ゆえに、下手にいじると初期状態がどんな曲の組み合わせだったかわからなくなることも頻繁に起こり得る。
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また、ランダム再生は出る確率を調整することはできない。某乱闘ゲームのオレ曲セレクトのように確率を調整できればまた違っていたのだが。
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その他にも、スティック倒しっぱなしor上下ボタン押しっぱなしで項目選択を高速化することもできない。
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ワンパターンなミッション
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問題1問につき3つのミッションが用意されており、そのミッションをクリアして得たスターでボーカル入りの楽曲を解禁できるのだが、1問につき「問題をクリアする」「ヒントを使わない」「ミスをしない」全てこの3つだけ。
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せめてn分以内にクリア、といったもう少しひねりのあるミッションを用意できなかったものか。
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さすがに3つのミッションを同時に達成のような極端なミッションがないのはまだいいとして、20×20サイズの問題ともなると、石橋を叩いて渡るが如くミスに怯えながら問題を解くことになるため、ストレスがたまる。
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一応「ヒントを使わない」「ミスをしない」のミッションは互いに独立しており、どうしても自信がなければヒントを使うという手もある。
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とはいえ、20×20の問題に挑む頃にはノーミスノーヒント前提でプレイする人がほとんどだと思われる。
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また、「問題をクリアする」はそもそも問題をクリアして達成できないということはあり得ないので、実質楽曲・ギャラリーイラスト解放のための救済措置のようなミッションである。
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仮定法を使わざるを得ない問題が存在する
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恐らくスタッフの確認ミスだと思われる。マーキング機能などでしらみ潰しに矛盾を探すか、前述のアシスト機能に頼るしかない。
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アシスト機能が上記のように過保護な仕様と合わさる事で、その使用が前提のような状態になってしまう。これではもはやロジックパズルではないだろう。
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アップデートによって複数解がある問題には修正が施されたのに対し、こちらは手つかずのままである。
総評
クリプトン社初のNintendo Switchでのイラストロジックでありながら、同じくNintendo Switchの『ピクロスSシリーズ』にも劣らない解きごたえのある問題数、単なるドット絵とは比べ物にならない問題クリア特典の高画質のイラスト、バリエーション豊かな楽曲数、と自社ブランドの強みと普及しているロジックパズルというジャンルを上手く融合させたかなり豪華なソフト。
オプションモードのインターフェイスの不便さや、カラー問題やアニメーションイラストは用意されていない不満点はあるものの、このボリュームで定価1,500円はかなり安めのソフトと言えるだろう。
余談
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本作発売記念の期間限定セールとして、2021年3月31日まで25%OFFの1,125円で購入することができた。
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また、アップデート記念として2021年4月30日から5月9日まで10%OFFの1,350円で購入することができた。
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楽曲の作者名はオプションモードのクレジットやミュージックモードの楽曲名に記載されているのだが、イラストの作者名はタイトル画面のイラストを描いたNEGI氏以外はクレジットに記載されていない。
恐らくスペースの問題があるのと、仮に300枚以上のイラストの作者名を記述するとそれだけでスタッフロールに近いイラスト作者名リストを用意することになってしまうからだろう。
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楽曲名及び作者名(敬称略、入選順)
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ぴぽぱぽちゅーちゅー(くらP)
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らりるれろじっく(SHIKO)
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ハテナハテナ?(たんげP)
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だんだん好きになってゆく(Kintsugi)
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3・9・3・1・5・0(いぬまゆ)
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君と星座のパズル(ゆあら)
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Life Is A Puzzle(Haltak at satellites)
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cosmic puzzle(take967)
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恋のマジカルピース(modus)
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Last Piece(legata)
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Memory piece(1013hPa)
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想いをつないで花となれ(nonomori_723)
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By YOUR SiDE(shunki_ito)
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漸近収束(thus)
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Colouring*(糯餅たまご)
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君だけのパズル(ピーピP)
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Particle miracle(nodio)
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バズる×パズル(ろひ)
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最終更新:2024年03月23日 23:11