本項では、FC版『ファミコン探偵倶楽部 PARTII うしろに立つ少女 前編/後編』のNintendo Switchにおけるリメイク版について解説します。
リメイク元については当該記事を参照。
SFC版については『ファミコン探偵倶楽部 PARTII うしろに立つ少女』を参照。


ファミコン探偵倶楽部 うしろに立つ少女

【ふぁみこんたんていくらぶ うしろにたつしょうじょ】

ジャンル アドベンチャー
対応機種 Nintendo Switch
発売元 任天堂
開発元 任天堂
MAGES.
発売日 2021年5月14日
レーティング CERO:C(15歳以上対象)
プレイ人数 1人
定価 単品ダウンロード:4,378円
コレクターズエディション:10,978円
判定 良作
ポイント 23年の時を経て登場した再リメイク
台詞のフルボイス化でドラマ感覚UP
クリア後のお楽しみの内容が更に濃密に
SFC版からのアレンジは少ない
ファミコン探偵倶楽部シリーズ



あなたのうしろに、恐怖が立っている・・・・・ *1



概要

オリジナルは1989年にディスクシステムで前後編ディスクとして発売された『ファミコン探偵倶楽部 PartII うしろに立つ少女』。
本作はそのリメイクとして1998年にニンテンドウパワー書き換え専用ソフト*2として発売された『ファミコン探偵倶楽部 PARTII うしろに立つ少女』をベースとして、グラフィックやUI、キャラクターデザインを一新した再リメイク版となっている。

リメイク元の前作にあたる『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者』と同時発売となった。そのためか、それまでにあったナンバリング表記は本作ではカットされている。
単品としてはダウンロード版のみで、パッケージ版は2作を1枚に収録したゲームカード、設定資料集、サントラCD、復刻版チラシを同梱した限定版「コレクターズエディション」のみ*3

ストーリー及びゲーム全般、FC版の特徴、SFC版におけるFC版からの変更点及び特徴は上記のリンク先を参照。
本稿ではSFC版からの変更点を中心に記載する。


SFC版からの変更点

『消えた後継者』との共通部分

  • すべての台詞がフルボイスとなった。
    • その他大勢に該当するような人物でも、各々別々にキャスティングが充てられている。
    • 基本的にテキストはSFC版を踏襲しているが、三人称視点のナレーション(いわゆる地の文)が大幅に削られ、対象となった箇所の大部分が主人公視点での独白に変更・もしくは誰か他の人がいる場合、その人がそれに合わせたような形で話す。
      • 例・取れないものを取ろうとすると・・・
        SFC版では とれません → 本作では 主人公「(これは取れそうもない)」 主人公「(やめておいた方がよさそうだ)」 等
    • また、聞き込みが終了したキャラは無言になるが、実際はため息のような声が追加されている。さらには同じ人物でも選択肢によって微妙にニュアンスが異なっている。
  • オプション画面にて、プレイヤーの望んだスタイルに合わせて幅広くカスタマイズすることが可能。
    • 上記の台詞の声の有無が切り替え可能で、また「レトロ」にする事でFC版のような文字表示音も可能。
      • 声がイメージに合わない場合やボイス自体が要らないという人、FC版の雰囲気を味わいたいという人にも配慮されている。
    • BGMも旧作のものと切り替えが自由に可能。
      • 本作の場合SFC版も含まれており、その場合文字表示音もSFC版基準になる。
      • 声やBGMなど、それぞれボリューム調節でき、自分の好みのバランスでプレイできる。
  • 「聞く」などのコマンドは元々項目が絞られていたが、FC版よりも更に絞り込まれているので選び間違いによるムダな二度聞き等の手間が発生しにくい。
  • 文字の表示速度を「遅い」「普通」「速い」「一括*4」と調整可能。
    • 「一括」以外の場合、文字送り中にボタンを押すことで、その回の台詞が一括表示される。
    • 更に台詞送りのオート機能まで搭載。
  • バックログ機能で台詞が記録されており前に戻って確認できる。
    • 意図せず見終わる前にボタンで送ってしまった場合や、もう一度確認したい場合などに便利。
    • ボタンで声も再度再生できる。
  • 主人公の名前に漢字が使えるようになった。
    • 『消えた後継者』の方を既にプレイしている場合、データを参照しその名前を使うか確認してくれるので、入力の手間を省くことも可能。
  • 回想シーンや移動時などに新しいグラフィック描写が追加された。
    • 他に持ち物のグラフィックも全てに用意されている。
  • LRトリガーボタンで台詞を高速スキップできるようになった。
    • ただ、これに関しては位置的な問題点もあり。
  • 「調べる」「取る」をカーソルで調べる時、特定の箇所を選ぶとその名称が表示されるようになり、何度もハズレたメッセージを聞く手間が軽減された。
    • 当たりポイントでも、主人公の観点でそれが何だかわからない場合、名称は「???」と表示される。
    • ただし、死体調べに関しては、そのカーソルの当たりが表示されない中で判断して調べなければならない。
  • セーブデータは3枠ある。
    • これとは別口に章をクリアした時にその章の最初からできるオートセーブ枠が1つある。

本作独自の変更点

  • SFC版から引き続き搭載されたおまけ要素「相性チェック」の採点基準が変更。
    • 加点対象だった部分が強制になったりもしたが、全体的にはあゆみ(15点以上)を出しやすくなった。
    • バグで18点が実質最高点だったが、20点が出るようになった。
    • 0点よりも低い場合に表示された「問題外」はなくなり、代わりに点数を表すハートの色が灰色から黒色に変わるようになった。
  • 未成年者の喫煙描写が変更。
    • ストーリー上未成年者の喫煙を主人公がたしなめるシーンがあるが、FC版ではタバコを口に咥えている描写、SFC版ではタバコを口には咥えていないものの「ケムリが目に染みる」という火をつけたことがわかる描写だったが、本作はタバコを手に持っているだけで火もつけていない描写に変更された。時代の変遷によるものと思われる。
  • 一部のモブキャラとの会話シーンの演出が変更。
    • FC・SFC版では「口調は女の子だが実は男子生徒」という個性的な生徒「オカマくん」がモブとして登場していたが、立ち絵・演出共に変更された。
      • 本作は「立ち絵が大人びていて台詞も貫禄がある部活顧問の先生にしか見えない人物が実は生徒だった」というネタとなっている。
  • 美術室の位置が変更。
    • 上記生徒との会話で「美術室に駒田先生がいる」というシーンがあるが、その際指し示す美術室の位置がSFC版では2階だったのが、本作は3階になっている。
      • しかし調査ファイルを見ると美術室は2階なので本作が間違っていると思われる。
  • 事件開始日が変更。
    • 被害者小島洋子が殺害された日がSFC版では10月1日だったのが、本作では9月30日となった。

評価点

『消えた後継者』と共通する部分

  • 「調査やめる」が進行に関与する場合、他のコマンドを全部(「調査やめる」と同列単位で)試すとコマンドの「調査やめる」が黄色っぽくなり促してくれる。
    • FC版やSFC版でも、対象の場面は選択肢が少なく使えるコマンドが限られていたが、やはり予備知識がなくては思いつきにくい部分なので親切設計。
  • いろいろ細かい部分が補填されている。更に同じ場所でも場面場面で異なるアングルでのグラフィックが与えられるなど細かい所まで凝っている。
+ 本作における詳細(ネタバレ注意)
  • 離れになっている用務員室に入る描写が追加された。
    • これによりカバンを調べようとした時に田崎に見つかった時の描写がリアルになった。
  • 学校の前で校門を背にした背景が追加された。
    • これにより「後ろから呼ばれている」様子がリアルに演出されるようになった。
  • 店長水野の店、「Royal Palace」の店先場面が追加された。
    • これにより繁華街の往来で店長と会話するという不自然さがなくなった。
  • 田崎のアパートの家の中が追加された。
    • これによりアパートの前で田崎と会話する不自然さがなくなった。
  • 回想シーンなどにもイベントスチルによる描写が大量に取り入れられた。
    • SFC版でもいくらかあったが、それが更に増えたことにより、ストーリーに入り込みやすくなった。
  • グラフィックにLive2D技術が導入されており、人物の立ち絵や背景が常時動く。
    • 人物は髪が風で揺れ動いたり、ペンで文字を書く様子が一行ずつ丁寧に描かれているなど描写が細かい。
    • 背景も雲や海、木々が緩やかに流れるように動いている。

本作独自の部分

  • 冒頭の「それは今から3年前のある夜の事だった」という下りがカットされ、これが『消えた後継者』の前日談であることが語られるのはエンディングのスタッフロール後の余話のみになった。
    • FC版では、『消えた後継者』の前日談であることが説明書やゲーム本編冒頭でも語られていたことで、「設定上、主人公の無事は確定している」という覆しようのない一点で緊張感や恐怖が若干弱まるという部分も否めなかったため、本作が前日譚であることを隠した方がより楽しめると判断した上での配慮と考えられる。
      • 新規層でも『消えた後継者』からプレイした場合は、あゆみや空木の年齢でわかるので同じようなケースは避け難いが、それはやむを得ないだろう。
  • おまけ要素「相性チェック」がリニューアル。
    • あゆみが出やすくなったことや、SFC版ではバグで18点止まりだったのが、満点の20点が出るようになった。

賛否両論点

  • SFC版準拠のため、中盤の3D迷路はカットされたまま。
    • FC版では、コマンドボックスから「前へ進む」「左向く」「右向く」を選ぶ煩わしい操作法であり、コマンドアドベンチャーにおける3D迷路自体がSFC版の時点では時代錯誤的であったのも否めなかったため、忌避されている節がある。
      • 前作の迷路はストーリーのクライマックスの盛り上がりを担っていたため削除されなかった理由については本作以上に妥当性はあるが、本作のFC版でも「緊迫した状況下での人捜し」がストーリー展開の臨場感の演出も担っていたため、復活させてもよかったかもしれない。
  • ビジュアル面が大幅に強化されフルボイス仕様となった一方で、画風の変化やBGMのアレンジなどに伴い恐怖感が薄れたり、キャラに抱いていたイメージと違うという声もやはり見受けられている。
+ クライマックスのネタバレ注意
  • 終盤近くで、犯人にとって旧知の仲である人物を主人公が疑っていることに対し、犯人が怒りを露にして立ち去っていくシーンがある。
    • FC版、SFC版ではこのシーンでの怒りの描写はまだ理性的であったが、本作では狂気の描写が先バレ気味になってしまい、クライマックスで見せる豹変のインパクトが薄くなってしまっている。
  • 一方で犯人役の声優の演技については高く評価されており、犯人の狂気を見事に表現しているとの声も多い。

問題点

『消えた後継者』との共通部分

  • ジョイコンのトリガーがスキップボタンになっており、持ち方によってはうっかり触れてしまって意図せずスキップを誤作動させてしまう。
    • 一応バックログ機能で読みなおしは可能。
  • SFC版において「後編開始冒頭に挿入される前編のあらましのナレーションがそのままで若干不自然になっていた」点が修正されていない。
  • 緊迫した状況下で余計なものが調べられるようになっている。
+ 詳細(ネタバレ注意)
  • 一刻の猶予もないほどヒロインの身の上が案じられる場面で「見る・調べる」のコマンドがあり、干してあるイカなどが対象になっている。
    • 意図的にやらなければいいだけだが、FC版、SFC版には存在しなかったので蛇足感は否めない。
  • おまけ要素が少ない。
    • クリア後の解放要素は劇中BGMを聴ける「音楽鑑賞」のみ。背景絵やイベントスチルを閲覧できるギャラリー機能があっても良いのだが、常時動く仕様の影響か、ゲーム中には存在しない。
      • コレクターズエディション付属の資料集で各イベントスチルや単体の背景絵が収録されているが、リメイクに辺りイベントスチル描写が大量に追加されており、
        更に背景の動きなどの細かい描写も存在しているだけに、これらをゲーム中で自由に閲覧できないのはもったいないところ。

本作独自の問題点

  • 初リメイクとなる『消えた後継者』と違い、SFC版がベースとなっているため全体的にアレンジされている部分が少なく、そのまま焼き直した感が強い。
    特にSFC版では周回プレイを促す「あゆみとの相性チェック」が導入されているため、繰り返しプレイしたプレイヤーにとっては、物足りなさが否めないところ。
    • 無名な生徒が大勢出演するが、彼らすらもほとんど変わっていない。台詞に関してもほぼ変更なしで主人公の返答などが一部追加された程度。
    • 後述の通り新しくネタ要素は増えたもののホステスの源氏名「レイちゃんアスカちゃん」*5や、用務員室のテレビを調べると「エミリのコマーシャル*6」など1990年代の時事ネタが中途半端なまま残っている。前者に関しては元ネタの作品自体が息の長いシリーズであるため声優ネタとして残されたとも取れるが、後者に関しては時事ネタとしてはさすがに時期を逸している。
      その一方で河合ひとみの「ニンテンドーパワー」はFC版通りの「ファミコン」に修正されているが、これについてはニンテンドウパワー自体が既に過去のものになっているためと思われる。
      • 時事ネタが絡んでいる場合、年月の経過と共に元ネタを知らない世代に通用しなくなってしまうため、リメイクの際には時代に合わせて変わっていくことが多く、それもまた面白みのひとつになっているため、中途半端なところは否めない。
        SFC版の時点でも発売年の1998年当時の時事ネタに変えていたのだから、2020年代の時事ネタを使っても面白かったのではないだろうか?
  • 同時にリメイクされた『消えた後継者』の時代設定は、作中の描写のよって1988年であることが明確となるが、本作はSFC版をベースとしているためか、そうした部分については若干曖昧である。
    • 小島洋子の学生証も生年の部分が隠れており、正確に年代を読み取ることが難しい。テレビやラジカセといった家電品のデザインにしても、どちらかと言えば90年代風である。
  • データロード時のあらすじでSFC版ではモノクロによるグラフィック描写があったが、あゆみの声による朗読のみになった。
  • スタッフロールがスキップできるようになったが、初回プレイ時でもスキップできてしまう。
    • 何かしらボタンを押した時点でスキップしてしまうため、意図せずに飛ばしてしまう恐れがある。特に初回プレイ時でやってしまうと余韻が台無しである。
      • SFC版ではスキップ自体が不可能なので、プレイアビリティの観点からはささやかな改善と言えるのだが。
  • メッセージスピードとテキストの同期が不十分であり、ボイスより先にテキストでネタばらししてしまう場面がある。
    • 特にこれが見逃せない点になっているのは、よりにもよってラストである。
+ クライマックスのネタバレ注意
  • FC版から続くラストでの衝撃の展開「振り向き」だが、本作では声に合わせてそれが発生する。
    • しかし、メッセージスピードが「遅い」でないと声に追いつく前に、台詞ウィンドウで先に全文が表示されてしまうため、インパクトが薄れてしまう。
    • 元々FC版などを経験したプレイヤーが多いとはいえ本作屈指の名場面なだけに、非常に勿体ない。
  • 上記の場面でのBGM「狂気」の音質が弱くなった感が否めない。
    • また、台詞との兼ね合いのせいか(ボリューム調節がデフォルトだと)ボリューム自体も小さめになっている。
    • SFC版では同時に発生する雷の音にも出だしの部分がかき消されないほどだったが、それも完全にかき消されてしまっている。

総評

台詞のフルボイス化、グラフィックの強化や補完、音楽のアレンジなど、あらゆる面でグレードアップを果たした。
特に、ビジュアル面と演出周りが強化されたことで物語により深く没入できるようになり、『謎解きより物語を読ませることを重視する』というシリーズのコンセプトをこの上なく最適な形で活かしている。
また、声やBGM、表示の仕方などを自分好みに調整でき、幅広い人が望むプレイスタイルに対応してカスタマイズできるという点もあり、システム面ではほとんど文句のつけようがない。

その一方、ストーリー以外の細部で新たなアレンジが施された部分が少ないため、FC版・SFC版双方の経験者からすれば焼き直し感の強さは否めず、多少の物足りなさも残るが、現代の技術とハード性能によりSFC版からより一層の洗練が加えられており、新規層にとっても十二分に恐怖を堪能できる内容になっている。
どちらかといえば原作ファンよりも原作に触れたことがない新規層向けのリメイクとなっているが、シリーズに思い入れあるファンに受け入れられる余地もきっちりと残された、良質なリメイクと言ってよいだろう。


主なキャスティング

+ 詳細

主人公(緒方恵美)

橘 あゆみ(皆口裕子)

空木 俊介(各務立基)

山田警官(高口公介)

鑑識(大須賀純)

小島 洋子(石見舞菜香)

日比野 達也(三木眞一郎)

小島 秋江(樋口あかり)

駒田 哲治(小林通孝)

田崎 敏夫(楠大典)

浅川しのぶ(市ノ瀬加那)

丸山警部(落合弘治)

婦警(沢樹ゆうは)

金田 五郎(吉野貴大)

大人びた生徒クン(真野恭輔)

美術部員(東郷しえり)

葉山 久子(小林ゆう)

浦部 忠志(大塚明夫)

体育の先生(志田良太)

呼び込み(梶川翔平)

酔っぱらい(高瀬泰幸)

アパートの隣人(田渕将平)

田崎 ふみ(すずき紀子)

ベテランの先生(赤城進)

河合 ひとみ(小山力也)

水野店長(福間竣平)

サンボラのマスター加藤(志賀麻登佳)

桂木 良子(村田遥)

石橋 さやか(山本亜衣)

田辺 善蔵(樋浦勉)


余談

  • 2019年9月5日に公開されたニンテンドーダイレクトでは2020年発売予定となっていたが、結果的には延期となった。
    • この時は『消えた後継者』の開発中画面が公開されたが、本作はタイトルのみだった。
  • FC版の頃から多かった脱線したお遊びやネタはバリエーションが増えている。
    • 小島洋子の学籍番号が「1989-523」になっており、これはFC版の発売日(1989年5月23日)である。
    • ファミコン版からあった旧校舎の壁にある落書き「ファミコン探偵クラブだーい好きっ!」に「30年間ありがとう」という感謝のメッセージまで加えられている。
      • メタなネタだが地味にうれしいメッセージ。
      • 他に「ほ乳類最強H・K」という新しい落書きも追加された。
    • 繁華街でタイミング良く通る電車を調べると、主人公は空木探偵や原作者の坂本賀勇氏などがいたと言う。
    • 用務員室では、畳を調べると「畳に焦げがあろうが今は関係ない」というSFC版ではカットされた『消えた後継者』ネタが復活し、襖を調べると「開けたらネコ型ロボットが…」や、ちゃぶ台を調べると「誰かのようにひっくり返したい…」という新しいネタも加わった。
    • 本作で事務所での推理は主人公一人で行うのだが、その時に彼が取っているポーズが『新世紀エヴァンゲリオン』の碇ゲンドウそのもの。
      • 主人公を演じる緒方氏は同アニメの主人公であり、ゲンドウの息子である碇シンジ役として有名で、これは声優ネタにもなっている。
      • 問題点と被るがSFC版にあった繁華街の客引きが挙げるホステスの「アスカちゃん、レイちゃん」も残っているため、こちらもこれに付随した声優ネタに昇華しているという解釈もできる。
  • SFC版にあった本物のゲームオーバーはなくなった。
    • SFC版で本当にゲームオーバーになる条件と同じ条件を本作で満たしても妄想オチとなりゲームが続行できる。
  • 177の天気予報に電話すると「丑美津地方気象台」という名前を聞くことができる。
    • 丑美津町は気象台のある町だったようだ。
  • 32年の時を経てテレビCMが初めて制作された。
    • FC版ではテレビCMが作られず、SFC版もローソンのLoppiメインなCMの中でほんの数秒しか触れられていなかったので、これが『うしろに立つ少女』初のCMということになる。
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最終更新:2023年01月16日 04:43

*1 SFC版では「恐怖、再び・・・」

*2 ローソンのLoppiで1997~2002年の間提供されたSFC・GBの書き換えサービス。詳細はSFC版の余談を参照。

*3 コレクターズエディションは同額でダウンロード版もあり。

*4 ウィンドウ表示される分が一気に出る。

*5 元ネタは1995年に放映されたTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』。

*6 「エミリ」はタレントの中山エミリのこと。1998年発売の「ポケットカメラ」等任天堂のCMに起用されていた。