C-SO!
【しーそー】
ジャンル
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アクション
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ASINが有効ではありません。 |
対応機種
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MSX、SG-1000/SC-3000
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メディア
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ROMカートリッジ(MSX)、マイカード(SG/SC)
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発売元
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ポニー(MSX)、セガ・エンタープライゼス(SG/SC)
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開発元
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コンパイル
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発売日
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1985年
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定価
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4,300円(税別)
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プレイ人数
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1人
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判定
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良作
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概要
からくり屋敷に乗り込んだ主人公のちびっ子探偵ジュン・コミィがそこを根城にしている悪ガキ軍団ソミィをシーソーを駆使して倒していくアクション。
MSXで出されていたが、後にSG-1000/SC-3000に移植されその際にラウンド数の大幅な増加やステージエディットモードの追加が行われた。
システム
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固定画面型の制限時間制アクションゲーム。ラウンド内の2つの扉から次々と出てくる悪ガキ軍団を全員倒し、画面上のフルーツを全部取ることでラウンドクリアとなる。
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敵が出てくる扉はワープ扉としても利用可能。
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各所に設置されているトランポリンで大ジャンプが可能。
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シーソーの上を歩いて傾きを変えるとそのシーソーが40秒間の間とりもちタイマーが発動してトラップ状態となり、歩いてきた悪ガキ軍団を固定させておくことができる。
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フルーツターゲットを取るとタイムが10秒増える。取っていくと点数が2倍、3倍...と増えていき、後述の風船を倒せる回数も増えていく。
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タイムが0になると敵の動きが高速化し、さらに50秒間のカウントダウンが始まる。そのカウントダウンも切れるとタイムアウトとなり、敵の移動速度が最速になる。
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悪ガキ軍団はシーソーで跳ね上げて天井にたたきつけるかシーソーでつぶすことで倒すことができる。当然、敵側に利用されて逆に跳ね上げられたりつぶされたりすることもある。
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なお、敵を倒した時の得点は天井にたたきつけるほうが高得点。
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点数表示が出ている間に続けて倒していくと倒した時の敵の得点も2倍、3倍...と上がっていく。
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悪ガキ軍団は色によって行動パターンが異なり、さらに一定時間ごとに色が変わって行動が変化する。
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悪ガキ軍団とは別に風船も登場し、地形をすり抜けて襲ってくる。
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倒し方はフルーツを取っている状態で該当する敵の方向を向けば吹き飛ばして倒すことができる。ただしそのたびにフルーツターゲットの得点倍率も下がっていく。
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ラウンドクリアには影響しないが全滅させると1UP。ただし全滅させた後はフルーツターゲットは最低点数にしかならなくなる。
評価点
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アクションゲームとしての完成度の高さ
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敵の動きが敵の現在の色によって変わるという特性上、その敵に応じた対処を的確に行う必要があるため、アクション性と戦略性を備えたゲーム性は非常に評価が高い。
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敵の動きの個性もかなり際立っており、敵によって変わる色のパターンもある程度決まっているため、その都度アドリブを効かせた攻略も必要になる。
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また風船も単純になりがちな展開に的確なスパイスとなっており、程よい緊張感を味わわせてくれる。
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SG/SC版ではラウンドセレクト機能も標準で取扱説明書に書かれており、好きな面を好きな時に楽しめるのも大きい。
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BGMも少ないながらも良曲。
問題点
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ゲームのボリューム
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MSX版はラウンド10でループのため、固定画面のアクションとしてはボリューム的に若干物足りない。
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SG/SC版は使いまわしが一部あるながらもラウンド数が100と大幅に増えておりボリューム面は解決されたものの、最終面のラウンド100の到達条件がかなり厳しいのがネック。
総評
シーソーとトランポリンによるギミックと多彩な敵の動きにより、アクションと戦略性の高さを両立したゲームデザインは見事。
知名度の低さゆえにコンパイル作品の中では埋もれがちになるのが惜しい一品。
余談
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本作はMSXで発売されていたディスクマガジンのシリーズである『ディスクステーション』のVol.7に収録されている。
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開発者である元コンパイルのじぇみに広野氏が本作の隠された裏技について言及しているものの、その条件は複雑すぎて開発者本人ですら把握していないという逸話がある。
最終更新:2023年10月14日 19:15