白き鋼鉄のX THE OUT OF GUNVOLT

【しろきこうてつのいくす じ あうと おぶ がんゔぉると】

ジャンル アクション
対応機種 Nintendo Switch
プレイステーション4
Xbox One
Windows (Steam)
発売・開発元 インティ・クリエイツ
発売日 【Switch/PS4/Win】2019年9月26日
【One】2019年12月19日
定価 パッケージ版:3,818円(税別)*1
ダウンロード版:1,815円(税別)
判定 良作
ガンヴォルトシリーズ



2DアクションのX<極限>を、見せてやる。



概要

蒼き雷霆 ガンヴォルト』シリーズ3作品目にして、初の公式スピンオフ作品。
シリーズ1作目から登場しているガンヴォルトのライバルキャラ、アキュラが単独主人公を務める。


ストーリー

いつかの未来、どこかの島国。
人類の大半が、異能の力“セプティマ”を持つ新人類“セプティマホルダー”へと進化を遂げた時代。

セプティマを持たない旧人類“マイナーズ”は人類進化推進機構“スメラギ”によって、見つかり次第、殺処分される運命にあった。

そんなマイナーズにとっては悪夢のような世界で、ひそかに語られる都市伝説があった。
それは、希望の歌姫RoRoを伴い、マイナーズのために戦う白き鋼鉄鎧の戦士“白き鋼鉄のX(イクス)”の噂――

物語は、白き鋼鉄のX(イクス)こと“アキュラ”が、一人の少女と出会うところから始まる。

(公式サイトより引用)

システム

  • 基本的なシステムは前作と同様。

前作からの追加・変更点

操作・アクション関連

  • ブリッツダッシュ
    • 画面外に出てもブリッツダッシュが使えるようになった。
    • ブリッツダッシュ発動時、正面よりも斜め方向へのブリッツダッシュの判定優先度が高くなった。スティック操作をしてみるとその影響を強く感じやすい。
      • これにより、「斜めに飛びたいのに正面に飛んでしまう」という『爪』の頃に見られていた操作ミスの機会が減った。
    • アキュラ本人の変更点ではないが、ボス戦のように画面の左右が壁に囲まれていない状態でもブリッツダッシュによる壁バウンドが可能になった。
  • EXウェポン
    • 本家『ロックマンシリーズ』よろしく、ウェポンゲージは全EXウェポン共通ではなくなり、EXウェポン毎に割り当てられるようになった。装備したEXウェポンは使っていない間、時間と共にゲージが回復する。
    • 各ステージボスの弱点として設定されているのは前作と同じ。一部のボスは弱点となるEXウェポンを当てると怯むなりして行動をキャンセルさせることもできる。
      • RoRoのガイドをオンにしていると、弱点を突いていることを音声で教えてくれる。逆に効き目の薄いウェポンを使用した際も同様にガイドしてくれる。
    • ゲーム中盤で手に入るEXウェポン、「ダークネストリガー」は従来のウェポンとは異なり、アキュラ自身のスペックを変更させる異色な内容になっている。
      • ウェポンゲージが無限になるほか、ロックオンした敵を自動でEXウェポンで攻撃するようになる。
        ただし敵をロックオンしていない間はアキュラのHPが下がり続ける他、一度発動するとエリア移動等を挿まない限り解除ができないという、非常に癖の強い仕様に仕上がっている。
  • アビリティ
    • カゲロウ発動時のブリッツ消費が1から2に変更された。
    • ホバーの効果時間が永続になった。使用そのものはこれまで同様、ボタン操作でON/OFFを切り替えることができる。当然ステージ・ボス戦でこのアクション使わないといけない場面もある。
    • シリーズ恒例の復活措置「ソングオブディーヴァ」がアビリティ制となり、ON/OFFで発動有無を切り替えられるようになった。
  • スキル
    • 前作の全体攻撃スキル「ストライクソウ」は「クロスディザスター」に変更され、威力も前作より上がった。
    • 回復スキルの「ヒーリング」は廃止された。

プログラミング・カスタマイズ関連

  • 「素材」が廃止され、コードをショップで購入する際はクレジットのみを払う仕組みになった。
    • 容量制限も廃止され、コードは好きなだけ組み込むことができるようになった。

スコア・クードス関連

  • ステージセレクト時に選べるスコア補正は、前作と同様に「アパシー」「ティミッド」「レックスレス」の3種類。
    • どれもスコア倍率そのものは統一され、違いはステージクリア時に貰えるボーナスの値のみとなった。そのため、カスタマイズ次第ではアパシーでも最高ランクを取得することが可能。
  • 「ボーナスパネル」というアイテムが新たに登場した。
    • 各ステージ内に全4つ配置され、1つ取得するごとにスコアが加算され、4つ全て揃えると更にボーナススコアが加算される。
      • 基本的には少し頭を捻らないと入手できない場所に配置されている。自力で全て見つけるのは至難の業。
  • フラッシュフィールド発動後に敵を倒すと貰える追加スコア、「ガードカウンター」が廃止された。

ライブノベル

  • シリーズの大きな特徴でもあったシステムだが、本作では明確な作風分けの為に搭載されていない。
    • これについて公式も強い拘りを持っている様でXのインタビューの他、後に鎖環が発売された際も「『(Xで)廃止された』『(鎖環で)復活した』という表現をネット等で見かけるが、本編と外伝で作り分けているだけで廃止した事はない(要約)」とわざわざ言及している。
    • ステージ中の会話イベントは、エリア移動時やボスとの対峙時にのみ展開されるようになった。

DLC

  • 2019年12月19日から、有料DLC*2が2種類配信された。
    • 1つめは追加ミッション「VS???」。本編で戦ったとあるボスの強化版と戦うことができる。
      極限まで強化されたそのスペックは、多くのプレイヤーを戦慄させた。
      • ただしコードの持ち込みは可能であるため、倒すだけならそう難しくはない。前作のDLCボスと比べれば開口は広くなったと言えるだろう。
    • 2つめは追加ソング「レゾンデードル」。後述するジュークボックスから曲を新しく選択できるようになった。
      • 同時にアビリティ「コーデチェンジ」も開放される。ONにするとロロの外見が変化する。

その他

  • リトライマーカーに触れた際、HPと同時にSPスキルのクールタイムも消化されるようになった。
  • 「ジュークボックス」という項目設定が設けられ、オーバードライブ発動時にロロが歌う曲を選別できるようになった。
    • 全てオフにすればオーバードライブ時に曲を流さなくすることも可能。
  • 前作から声優が変更になった。
    • アキュラとRoRoのCVがそれぞれ内田雄馬氏と峯田茉優氏に変更された。

評価点

ハイスピードアクションの爽快感

  • 前作同様、ブリッツダッシュでステージを高速で駆け抜け、敵を連続でなぎ倒していく爽快感は健在。
    • 前作に比べてステージの構成が簡潔になったほか、ガードカウンターのような能動的に「待つ」必要のあるテクニックが廃止されたため、よりスピード感を活かしたプレイングが楽しめるようになった。
    • 入力判定やホバー機能の改善により、前作と比べてブリッツダッシュの操作性も向上。より快適な空中挙動を楽しめるようになった。

簡略化・最適化されたシステムの数々

  • 「素材」が廃止された影響で、コードを開発するために特定のステージの高ランククリアを目指す必要がなくなった。
    ステージを問わず地道にクレジットを稼いでいれば、最終的には全てのコードが開発できる。
  • ジュークボックスの実装により、オーバードライブ時に流す曲を選別する際、コードを開発・実装する必要がなくなった。これは地味ながら非常に良好な改善点であり、前作までのようにステージ中に好きな歌を聞きたい場合、専用アイテムを装備しなければならず装備欄がかさばったり一部のステージでは好きな歌が聞けない・DLC追加曲も聞く機会が限られるというふざけたこともなくなった。次回作以降もほぼこの仕様が継承されている。

シンプルながらも綺麗にまとまったシナリオ

  • 当初あらすじが公開された際は、全く設定や世界観の異なる状態で当たり前の様に出てきた(ついでに公式もそこに全く言及しない)本作に多くのファンが混乱したが、真相に辿り着けば「そういう事だったのか…」と誰もが納得する内容であった。
    • 軽く触れるなら「本作は初公開時点で既に伏線が張られていた」とも評されている。
    • なお、本作の真相について何故か「最初からそういう説明がされている」と勘違いしている人が一部おり、シリーズ初見勢等にまだXに触れてもいない段階からネタばらしする姿がよく見受けられる。

アキュラの変化

  • 前作までのエゴ塗れでクセの強いキャラクター性は鳴りを潜め、寡黙だが正義感の強いヒーロー然としたキャラクターが強調されている。前作では悪目立ちしていた能力者への糾弾や差別発言は、本作では皆無と言っていい。
    • これはアキュラというキャラクターの存在や立場が前作とは丸っきり異なっていることが大きく影響しているからだと考えられる。詳細は下記参照。
    • 己の信念と仲間のために立ちふさがる敵を全て排除する姿勢は、同社作の『ロックマン ゼロ』のゼロに近いと言えるか。

新ヒロイン・コハク

  • これまでのヒロインとは異なり、出撃前の画面では一般的なアドベンチャーゲームの如く彼女の立ち絵が表示される仕様になった。
    • トークモードとは別に積極的に話しかけてくれるほか、ミッションで高ランクを取得した際はお祝いのコメントも投げかけてくれる。人によってはプレイ意欲に繋がることだろう。
    • 条件を満たせば衣装チェンジも可能。衣装は全10種類ある。

賛否両論点

  • ライブノベル未搭載。
    • 前作まで特徴的だったこのシステムだが、先述したように本作にはない。会話シーンはステージ開始時や、ボスキャラクターとの対峙時などに限定された。
    • ボスラッシュでの再戦時では会話すらない。このため、過去作と比べてボスキャラクターの印象が弱いという意見も出ている。
    • ただしライブノベルには「メッセージウィンドウが邪魔」「会話を聞いているとゲームに集中できない」「全ての会話を聞こうとすると意図的にゲーム進行を遅める必要がある」などの弊害もあった。
  • シリーズ屈指のダークな世界観と、それに付随する一部キャラクターの悲惨なその後。
    + シリーズ全体の重大なネタバレあり
    • 本作の舞台は一作目のバッドエンド(アシモフにガンヴォルトとシアンが殺されたまま)から100年以上経過した世界である。かつて「能力者と無能力者の共存」を掲げていたスメラギが無能力者の弾圧に走っているのも、GV亡き世界でアシモフがスメラギを完全掌握したため。
    • アキュラは妹を救う為に全身をサイボーグに改造している。100年以上経っても容姿が全く変わっていないのはこのため。
    • アキュラの妹であるミチルは、今作ではスメラギに攫われ『摘出された脳だけ機械に繋がれた状態』となっており、物語の終盤のボスとしてアキュラに襲い掛かる。
      • 異形となってもなおミチルとしての意識は辛うじて残っており、アキュラとの接敵時には自分を殺してくれと懇願する。そのあまりの悲惨な変わりようには前作ファンのみならずショックを受けること請け合い。
    • そんな絶望感溢れる世界観ではあるが、能力者の弾圧に苦しみながらも抗い続けるコハク達や、困難に打ちひしがれようとも戦いを続けるアキュラの姿は評価が高い。
      • 特にアキュラに関しては、前作以上に苦しい立場に立たせられていながらも前作で見せていた迷いは一切見せず、コハクたちのために奔走し、ラスボスには積もりに積もった感情を一気に爆発させ啖呵を切る姿が好評を博した。
      • それでいてアシモフを最初は『人間』扱いする場面があり、100余年前のアキュラなら仮に口を滑らせようとも絶対に言わないであろうセリフからも彼の変化の度合いがわかる。
    • 一方のアシモフも元々短命だったこともあり人である事を捨てたが、その状態で年月を重ねた結果暴走してしまい、己の理想も見失うという皮肉な状態になっている(物語を進めると、実はスメラギの世は能力者にとっても決して自由とは言い難い物であったことが見えてくる)。
  • EXウェポンの優劣
    • 前作でもEXウェポンの使い勝手の優劣は存在したものの、本作でも使いやすい・使いづらいEXウェポンが存在する。
    • 前作のアバランチソードに匹敵する使い勝手を誇る本作のメインウェポン「オービタルエッジ」がステージ戦では殆ど使われることになる。
      • 前作同様体力を削った相手に止めを刺すと非常に燃費が良い「スパークステラー」、癖は強いが局所的に攻撃できる「アンカーネクサス」、燃費は悪いが高火力の「ルミナリーマイン」、高所にいる敵攻撃したり高度を稼ぐのに使える「ドラフトスパイラル」、砲台の動きを止められる「クロースランサー」と他のEXウェポンにも強みがあるので全く使えないわけではないがチャージ式である「キスオブディーバ」だけは限界までチャージしないと心許ない威力であり、せいぜい最大チャージで壁の向こうの敵を攻撃する、一部のボスの弱点を突く程度しか使えず影が薄い。
      • 最も様々な種類のEXウェポンがあるので大なり小なり使い勝手の良し悪しがあるのは止むを得ない所ではあるのだが。
  • 全体的な難易度の高さ
    • もともとアクション初心者から上級者まで楽しめる開口の広いゲームとして設計されていたガンヴォルトシリーズだったが、本作では時代の経過故か難易度を取り巻くゲーム内容の先鋭化が図られた。
    • カゲロウの燃費悪化、ヒーリングの廃止に伴い、前作と比べて被弾リスクが大きくなってしまった。前作のアイアンファングのような回復効果を併せ持つEXウェポンも存在しない。
      • これによりHPの回復手段は、レベルアップか、雑魚敵を倒した時にドロップする回復アイテムか、リトライマーカーを通過した時のみとなってしまった。最も必要になるであろうボス戦でHPを能動的に回復する手段はない。
      • 一部のコードを付与すればボス戦でもHPを回復できるが、発動条件が厳しかったり回復量が心許なかったり*3と、やや使い勝手が悪い。またコードの開発には費用が掛かるためすぐには用意できない。
      • それでもカゲロウを駆使すれば何とかなる… と言いたいところだが、中盤以降はカゲロウ無効攻撃を標準搭載している敵キャラクターがザコ・ボス問わず増えてくるため、いやでも回復手段の少なさを意識することになるだろう。
    • ボスキャラクターも全体的に強者揃い。前作ではプレイアブルキャラの片割れであるガンヴォルトとの兼ね合い故か、地上移動を駆使することでボスの攻撃をいなすことができていたが、
      一転して本作のボスは、地上一帯を薙ぎ払ったり、攻撃判定で埋め尽くすような攻撃が多く、ブリッツダッシュや壁バウンドなどの空中移動を駆使しなければ回避することが難しい局面が激増した。
      前作経験者であれば自ずと対応できるだろうが、ブリッツダッシュの挙動に慣れていない初心者ではかなり厳しい。
      • 特にボスキャラの1人であるインテルスは、隙の少なさや攻撃の複雑さ、SPスキルに至ってはカゲロウを貫通してくるなど、本作屈指の強敵として挙がりやすい。
        初心者はもとより、前作経験者ですら苦戦は免れない。こんなボスキャラと最短で2ステージ目に戦うことができる。
      • 一部のボスは弱点のEXウェポンを使うことで行動をキャンセルすることもできるが、数は多くない。また、その手のボスは普通に攻略していると手元に弱点のEXウェポンがない、というパターンに陥りやすい*4
    • 総じて、慣れれば楽しいが、慣れるまでが大変なゲームになったと言えるだろう。仕様変更のどれもが初心者に鞭打つような内容であり、過去作のような開口の広さは感じ辛くなってしまった印象は否めない。
      • ただしステージ構成・ボスの仕様ともに理不尽な部分は少なく、トライアンドエラーを繰り返せば十分打開できるレベルデザインには仕上がっている。
        残機やゲームオーバーの概念も存在しないため、決して初心者を完全に無視した設計ではないことはここに書き留めておく。

問題点

  • やりこみ要素達成の難しさと、それに関連するゲーム仕様
    • 本作ではゲーム内で用意されたやりこみ要素として、タイトル画面に表示される「Xマーク」を完成させる、というものが挙げられるのだが、これを達成するのは中々骨が折れる。
    • Xマークを完成させるための条件は「エンディングを見る」「クリア後に開放されるSPミッションとボスラッシュステージクリア」「全ステージのボーナスパネル取得」「全ステージのスコアアタックモードのクリア」の4つ。
    • この中でも「全ステージのスコアアタックモードのクリア」は難易度が高い。スコアアタックモードではステージをLv1の状態から攻略せねばならず、カゲロウも使えず、リトライも効かないため人によってはかなり厳しいと言える。
      エンディング到達後に出現する高難易度ステージ、SPミッションも対象に含まれるため猶更である。
    • 単なる上級者向けの遊び方と割り切ればそれまでだが、実はXマークを完成させると「VSミッション」というステージが新たに解放される、という仕様が存在する。
      • VSミッションは本編で戦ったボスと個別で戦うことができるステージだが、このミッションでのみ戦えるボスが存在する*5ため、「スコアアタックモードは厳しいがVSミッションは遊んでみたい」という人にとっては難儀な仕様だと言える。

総評

過去作で培われてきたハイスピードアクションのノウハウを注ぎ込んだ珠玉の逸品。
ゲーム内容の先鋭化により初心者にはやや厳しい難易度にはなってしまったものの、
システムの最適化により前作以上にアクション要素を発展させた本作は、キャッチコピーに違わず「2Dアクションの極限」に至ったと言っても過言ではないだろう。

余談

  • 2022年1月27日には続編『白き鋼鉄のX2』が発売された。
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最終更新:2024年04月26日 09:52

*1 パッケージ版にはボーカルCDが同梱されている

*2 Steam版以外、配信開始から2週間は無料ダウンロードできるキャンペーンが実施された

*3 コード「ダインスレイブ」はSPスキル使用時にHPを全回復するが、SPスキル自体そう連発できるものではない。また、コード「ODオートリカバー」はオーバードライブ時に時間経過でHPを微量回復する効果を持つが、ボス戦前にリトライマーカーを踏んでクードスを清算した場合などはすぐに発動することができない。

*4 リベリオ(ステージ2ボス)の弱点武器「ルミナリーマイン」はステージ4クリア後に入手、バクト(ステージ7ボス)の弱点武器「クロスランサー」はステージ8クリア後に入手など、ステージを上から順にこなしていくとこのドツボにはまる。

*5 SP仕様のジャイアントロロとバタフライエフェクト