ファミスタ'93

【ふぁみすたきゅうじゅうさん】

ジャンル スポーツ(野球)・クイズ
対応機種 ファミリーコンピュータ
発売・開発元 ナムコ
メディア 2M+64KbitROMカートリッジ
発売日 1992年12月22日
定価 4,900円
プレイ人数 1~2人
判定 なし
ポイント ファミスタ年度ナンバリングシリーズ初の実名公式採用
超俊足「ぴの」が守備でも超人級に
初の2リーグ(日本シリーズ)+DH制
野球ゲームで異例のクイズ併載
ファミスタシリーズリンク


概要

1992年12月にナムコから発売された人気野球ゲームシリーズ第8弾(他にゲームボーイで2作品、スーパーファミコンで1作品ある)。
野球ゲームとしての根本的なゲーム性はこれまで通り前作から引き継いでいる。

'89』発売直前時、任天堂とのライセンス契約更改に絡む問題に伴い1989年内に2つ発売された影響は『'90』以降そのまま持ち越されているためタイトルと実際の年度が1つズレており本作も『'93』と冠しているものの実質『'92』にあたる。

ファミコンでの年度ナンバリングの前作『'92』との間には『スーパーファミスタ』(SFC)『ファミスタ2』(GB)が存在しているが、ハードが異なる都合上同等には扱えないため、本項目では『'92』からの変更点を主体に記述する。
この年、ナムコがNPBの公認ライセンスを取得したこともあって上記2作品と同様に選手や球団名が実名化されている。


変更点

システム全般

  • 同年先に発売された『スーパーファミスタ』(3月・SFC)『ファミスタ2』(7月・GB)共々公式ライセンス取得により選手データが全て実名になり、同時にチームも現実同様実名になった。
  • 選手の体形がこれまでのずんぐりむっくりから一転、ややスリムにモデルチェンジした。
  • ラッキーイニングのデモが新しくなった。
    • 前2作品のウエーブから、たくさんの手による拍手に一新。
  • 選手の走力が守備時にも反映されることとなった。
    • この恩恵を一番受けたのは「ナムコスターズ」でセンターを守る「ぴの」でファミコン版前作『'92』以来、次点選手*1とは比べものにならないほどブッチギリになったこともあって異常なほど広い範囲の守備が可能となりチームで攻守ともにキーマンとなった。本来同チームの看板であるはずのパックマンにとってはより一層涙目必至。
  • DH制が導入され、パ・リーグチームを後攻で行うと適用される。
  • 同年内に先に発売された上記2作品は「メジャーリーガーズ」がライセンスが及ばない都合により代替で「アメリカンズ」(メジャーモデルだが選手の名前はアメリカの地名)となっていたが、本作ではそれもなくなり、代わりに「オールアメリカン」という12球団の助っ人外国人選手を集めたチームがある。
    • ただし当時は外国人捕手はゼロだったので、広島のマーティ・ブラウンが無理矢理捕手扱いになっている。
      • 因みにブラウンは米球界はおろかアマチュア時代ですら一度も捕手などやったことがない選手である。普通なら走りまくられるわピッチャーのリードはできないわの大ザル守備で点取られ放題濃厚。そもそもピッチャーをリードしなければならない捕手を日本の習慣に慣れない外国人にやらせること自体非常に困難で、現在まで含めても非常に珍しい。*2
      • シーズン開始時ならばロッテに在籍していたマイク・ディアズが前年シーズンで捕手登録されていた(1992年は外野手登録に戻っていた)ので文句なしで彼になったと思われるが、彼は1992年シーズン途中で打撃の不振で契約を打ち切られ退団していた。
    • ゲーム中の12球団で外国人ピッチャーはケアリー(巨人)とアンダーソン(中日)しかいないが、「オールアメリカン」のためにゲーム中の個別球団にはいないもののシュルジー(オリックス)、タネル(ダイエー)、ペレス、チェコ(広島)、ヤング(西武)が登録されている。因みにペレスは本来なら内野手である。
  • 12球団以外には恒例のナムコキャラチーム「ナムコスターズ」と、セリーグオールスター「オールセントラル」、パリーグオールスター「オールパシフィック」、そして上記の「オールアメリカン」で合計16チームが使用可能。
    • ただし、ペナントレース(というより旧来通りのステージクリア式)のモード「めざせ日本一」で使えるのは実在12球団のみ。オールスターとナムコスターズの4チームは1試合のみを行う「1P・2Pモード」でのみ使用可能。
  • オプションによる設定変更は「イニング数(1・3・5・9回)」「エラー(有・無)」「BGM(有・無)」「オート(なし・守備のみ・走塁のみ・守備+走塁)」(P1・P2それぞれ)ができる。
    • オートはこれまでのようなプレイヤーの操作も受け付けるものではなく、完全コンピュータ任せとなる。

めざせ日本一

  • 旧来通り1人で行うペナントレースのモード。上記の通りこのモードで使えるのは実在12球団に限られる。
    • 一度でも負ければゲームオーバーと旧来通り1回ずつ総当りなのは変わらないが、セ・パそれぞれのリーグでの5球団のみが相手となる(旧シリーズでは全球団と総当りだった1リーグ制)。
      勝てば旧来通りそのたびパスワードが発行されるので、それを利用して再開できる。
    • 全勝できれば日本シリーズになり、もう片方のリーグの代表と対戦になるが、暫定首位球団(阪神タイガース・西武ライオンズ)になることが圧倒的に多い。
    • 日本シリーズは3戦式で、先に2勝できれば日本シリーズ制覇でエンディングとなる。
      • 日本シリーズ中は勝とうが負けようがパスワードが発行されないので3試合一気に消化しければならない。
      • これまではプレイヤーが常に先攻だったが、本作のこのモードではリーグ戦でも日本シリーズでも1試合ごとに先攻後攻が変わる。

球場ラインナップ

球場名 モデル球場 両翼 中堅
じんぐうのもり 明治神宮球場 91m 120m 人工
ろっこうさん 阪神甲子園球場 96m 120m 天然
もくぞうどーむ 出雲ドーム 90m 110m

新しいゲームモード

野球クイズ

  • 本作で初登場したサブゲーム。
    • 背番号や成績、ポジションなどの情報(ヒント)から選手を当てるクイズになっており対戦方式となる。問題の対象は12球団のみ。
      • 一人で行う場合、CPUが対戦相手になる。
    • レベルが「しろうと(1問10点)」「マニア(1問20点)」「プロ(1問30点)」と3段階あって、最低ランクの「しろうと」がフルヒントで上位ほどヒントが少なくなる。
    • 正解すれば対象の得点が入り、不正解ならばその分がマイナスされる。
    • 見えないが時間制限があり、それに達すると打ち切られてしまう。この場合「ブー」と不正解同様のSEが鳴るが得点のマイナスはない。

野球カード

  • 実質的には選手データを見られるモード。
    • 各球団の選手のポジションとステータス、背番号が見られる。
    • 選手に混じって監督も含まれている。
      • 監督は一見お飾りだけのものかと思いきや、上記のクイズでは監督も対象になっているので、覚えておくことはムダではない。
      • オールスターの2球団は監督がオールセントラルは阪神タイガースの中村(勝広)、オールパシフィックは西武ライオンズの森(祇晶)になっている。
      • 「ナムコスターズ」は初期の頃先発エースだった「ぴぴ」*3が監督になっている。前作の練習モードや『スーパー』の試合後の新聞で見られた監督はどう見てもパックマンだったが、やはりシステム的に兼任監督にはできなかったのだろう。

評価点

  • 完全オートモードにより前作とは違った形で初心者に優しい。
    • 特に守備に至っては初心者からすれば慣れるのは一苦労なので、ありがたい機能である。
    • また、実力のある者との対戦する場合のハンデとしても丁度良く、ピッチングとバッティングさえできればある程度プレーできるというのも初心者への障壁を下げている。
  • 新しい試み。
    • まずシリーズは元よりライバルシリーズでも見られなかったクイズを導入。
      • さほど時間もかからないので気分転換に楽しむにはちょうどいい程度にとどめられている。
    • 本道の野球でも日本シリーズと2リーグ制を導入。
      • これまで通り再現という観点では不完全ながらシンプルなステージクリア方式のようなリーグ戦は変わらずだが、そのカラーを踏襲した日本シリーズを入れてきているなど真新しさが感じられる。
  • 野球カードにより選手データが見える。
    • 元々本シリーズはどちらかといえば対戦ゲーム寄りな一面が強いため、データが見えた方が書籍を買わなくても良いという利点がある。
    • デザインも、本物の野球カードのようなグラフィックで描かれておりスリムになった選手とイメージもよく合っている。
  • 野手の守備にも個人差ができた。
    • これまで野手は守備においてはほとんどイコールコンディションも同然だったが、足の速さが守備時にも影響するなど、より選手の個性が出るようになった。

問題点

  • クイズそのものは新しくて導入自体は良いが、そのシステムに着目するとそこまで出来が良くない。
    • クイズの1人プレイ時、CPUは必ず正解してしまう。
      • そのため是が非でも正解しなければならないし、間違えれば2問分得点を詰められてしまう。
      • できないと思えば放っておくことで自身のマイナスは防げるがCPUは必ず正解するので、CPUの最終得点は予定調和になりやすい。
    • 得点は全問題で一律のため、ランクによる得点の違いがあまり意味のないものになっている。
    • またいずれも、選手データにまつわるものだけなのでバリエーション不足感もあり。まあおまけのゲームみたいなものなので仕方ないのだが。
  • 2リーグ化したことが裏目に出てナムコスターズでペナントレースが戦えない。
    • このため守備でも覚醒した「ぴの」の活躍の場が少ない。
  • 球場ラインナップが3球場になりバリエーションが減った。
    • これは『'90』から劣化の一途をたどっている。『'90』は6つあったのが『'91』で4つに減って『'92』では同じ4つでも個性のあるオリジナルスタジアムがなくなった。そして本作では1つ減って3つ。
    • 一応新登場の「もくぞうドーム」が「狭いので乱打戦が楽しめる」という特徴を持っているのが救いか?
  • 前作まであった「メジャーリーガーズ」「ビクトリーズ」「ダイナマイツ」「アニメスターズ」「プロスターズ」といった特別なチームがなくなった。
    • それにより少々派手さが無くなった一面も否定できない。オールスターのチームや助っ人外人連合「オールアメリカン」がその代わりと言えなくもないが、選手自体はそれぞれの球団にいるのと同じだし「オールアメリカン」に至っては上記の通りキャッチャーがいないせいで、捕手経験ゼロのブラウンを無理矢理当て込まなければならないなどかなり無理をしている。
      • また、実際アメリカンズに入っている広島カープのチェコとペレスはシーズン途中で退団しているので、上記の通り一度は捕手登録となったことのあるディアズもこのためだけに専用捕手として収録できそうなのに何故かハブられているという解せない点も見られる。
      • とはいえ『スーパーファミスタ』のように全然架空な名前ばかりでわけがわからない選手になるぐらいなら、この方がマシかも知れない。
  • 選手名におかしな略し方がある。
    • 代表的なのが「渡辺」という選手が2人いるため西武ライオンズで「渡辺久信」→「なべきゅう」、「渡辺智男」→「なべとみお」となっている。一応、当時も呼ばれていた愛称ではあるが…。
      • 折角実名化したのにこれでは台無しである。普通に下の名前「ひさのぶ」「とみお」だけで良かったかもしれない。
  • 少々ボリューム面で不足。
    • 上記の通り2リーグ制やクイズなど新しい試みがされているが、この当時のゲームにしては今一つボリューム面で不足気味。
      • これも前作同様、どちらかといえば時代の意向に合わせて初心者のエントリー向けに作られて、その分安価な値段を実現したと考えれば仕方ないことなのかもしれないが。

総評

球団・選手名が実名化されたものの全体的には良くも悪くも旧来通りのゲーム性には違いないので、馴染みあるゲーム性のままサクサク展開で手軽に遊べるのは相変わらずである。
野球クイズのような他シリーズも含めて今までとは全く違った試みもされており、本道の野球でも2リーグ制、日本シリーズといったライバルシリーズでは既に搭載されていたものがファミスタらしい形を失わず新しく導入されている。
'90』が飛躍的に進化しすぎた反動もあってか『'91』『'92』は劣化感が強く続編にしては少々物足りなかった一面も強かったが、本作ではしっかり新しいものになっている。
しかし実名化の弊害で失われた特別なチームや、折角のクイズもシステム面での粗が隠せないことなど隅々までバッチリな仕上がりでないのは少々残念なところではある。


その後の展開

  • ファミコンでの年度ナンバリングでの続編は1993年12月1日に『ファミスタ'94』を発売。
    • ファミコンの年度ナンバリングでは最終作であり、ナムコのファミコン用ソフトとしても最後の作品となった。またファミコンの野球ゲームという観点でも最後の作品となった*4
    • 本道がスーパーファミコンに移ったこともあってかクイズもなくなってシンプル路線になり選手はずんぐり体形に戻っている。
  • 直近のシリーズ作品では『スーパー』のシリーズ2作目『スーパーファミスタ2』を1993年3月12日に発売。
    • 新チームが増え、これまでとは一味違ったオリジナル選手作成モード「きみがヒーロー!」など新しい試みがされている。
    • またナムコスターズはこれまで女子禁制だったがワルキューレモモといった女性キャラが登場することになった。
      • だからといって女性型のグラが用意されているわけではない。こんなことならもっと早く起用しても良かったのでは?『'92』では丸尾君じゃなくちゃんと主役のまる子とか…
  • 1993年10月29日にゲームボーイで『ファミスタ3』を発売。
    • 周辺機器「バーコードボーイ」に対応し、バーコードデータを選手データ化してオリジナルチームを作ることができる。
    • またバッテリーバックアップもゲームボーイシリーズでは初搭載している。ファミコンを含めても『'90』以来。

余談

  • 前作『'92』でも開発時期の都合からか、セ・パモデル12球団の並びがシーズン終了時通りになっていなかったように本作でも微妙にズレている。
    だが懐疑的なのはゲームでは何故か阪神タイガースがセリーグ首位のような扱いになっている。
    • 1992年シーズンのセリーグペナントレースで阪神は確かにここ数年の低迷がまるで嘘のように、久しぶりの優勝争いに加わったのだが結果的に優勝したヤクルトがシーズンの大部分で首位に居座っており、阪神が首位に立ったのは6月と9月の一時のみで安泰なリードが取れたことはなく、長きに亘り首位に居続けたわけでもないのに暫定的に優勝球団の扱いを受けているのは疑問。
      • 前作には熱狂的な阪神ファンへのサービスとして1985年優勝メンバー再現の「ダイナマイツ」があったように、これもそんなファンたちへ「どっちが優勝するかわからないならずっと低迷にあえいできた阪神を暫定優勝球団扱いにしてあげよう」という粋な計らいなのかも知れない。
  • 上記のオールアメリカン専用選手で当時広島カープに途中まで在籍していたペレス(ルイス・ペレス)とチェコ(ロビンソン・チェコ)はカープアカデミー出身の選手である。
    • 両者ともシーズン途中で退団しており、同じカープアカデミー出身の選手で同年支配下登録された選手は他にアンヘル・バウチスターとマリオ・サンギルトベルトがいる。
    • サンギルトベルトは最後まで在籍し、バウチスターは8月に退団してしまったがそれでも上記2選手よりは長く在籍し、開発時期を考えればペレスやチェコの退団なども充分加味できそうなのだが何故か先述の2人が優先されている。
    • またチェコのフルネームは「ロビンソン・ペレス・チェコ」で「ルイス・ペレス」は野手なので、もしかしたらゲーム中の上記「ペレス」も彼がゲームの都合で分身させられたものかも知れない。
  • 1993年7月に発売された『ファミコン・パーフェクトビデオ 名作・傑作100選'83~'93』では最後に本作の攻略法が紹介され、このコーナーを担当したインドマン*5が選手の体形が変わったことについては「選手本人から苦情が来たんでしょうか?」と言っていた。
    • もちろん冗談で上記の通り本作限りで『'94』は元よりわずか3ヶ月後発売の『スーパーファミスタ2』ですぐ元通りになっている。
  • ナムコスターズの監督が久々に登場した「ぴぴ」になっているが実は初代の『プロ野球ファミリースタジアム』をベースとして作られた双葉社の「ファミコン冒険ゲームブックシリーズ」の『プロ野球ファミリースタジアム ナムコスターズの挑戦』で、選手兼任ながら監督を務めていた。
    • つまり、それから5年以上の時を経てゲーム本編に逆輸入されたことになる。
    • 背番号が93なのは本作のタイトルに冠した年度ナンバリングからそのまま取られていると思われる。
  • 当時近鉄バファローズに在籍していた吉田剛の応援歌が『スカイキッド』のメインテーマを原曲としていた*6ことを受け、本作では彼が打席に立つと同メインテーマ(応援歌で使用されている部分のみ)が流れるという演出がある。
    • この吉田の応援歌としての演出は本作のみ*7だが、『スーパーファミスタ2』でも同テーマがナムコスターズの専用テーマに設定されていたり、PS版『ワールドスタジアム』シリーズの応援歌作曲モード「作曲くん」でもサンプル楽曲として用意されている等、後の作品にも積極的に取り入れられている。非公認使用をルーツとしたものを公式が逆輸入し、それをシリーズ全体に定着させたという特異な事例と言える。
  • 上記の通り本作のオールアメリカンでは捕手経験ゼロのマーティ・ブラウンが無理矢理当て込まれているが次の『'94』では捕手経験ゼロというだけでなく、いろいろな意味でより不向き(詳細は当該作の記事にて)なメル・ホールが当て込まれている(『'94』の同チームでブラウンは代打として入っている)。
    • 後の話になるので仕方がないが、それを思えば本作の「捕手・ブラウン」はまだマシと思えるほどである。
  • 『'91』から続く哀愁漂うCMソングは本作のCMでも健在で、すっかりファミスタのイメージソングとして定着した。
    • 翌年の『'94』ではCMが行われなかったことから、ファミコンの年度ナンバリングシリーズのCMはこれが最後となった。
    • CMは他にヤクルトユニフォームの選手が「ファミスタ神社」にお参りしていると後ろから阪神ユニフォームの選手が応援用のプラメガホンで頭をゴーンと叩く別バージョンがある(バックで流れている曲は同じ)。
      • 阪神優勝の仮定で作ったのに現実ではヤクルト優勝して番狂わせになったことへの腹いせか?あるいは「現実ではヤクルトが優勝したけどゲームでは阪神が優勝してる」という阪神ファンへのメッセージと取れなくもない。
+ 哀愁ソング最後のCM

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最終更新:2024年03月27日 14:38

*1 前作ではメジャーリーガーズの「りつきい(リッキー・ヘンダーソン)」本作では福岡ダイエーホークスの「ささき(佐々木誠)」。

*2 本作から20数年後の話になるが、2020年に中日のライデル・マルティネスが捕手として出場、ルイス・ゴンサレス投手と外国人バッテリーを組んだ時には話題となった。彼は一塁手・外野手として起用されることもあったが本職は捕手で、この極めて珍しいケースが実現したのである。ちなみに同年に同名のアリエル・マルティネス投手が在籍しており、投手マルティネス&捕手マルティネスのバッテリーも実現している。

*3 コクピット型筐体のF1レースゲーム『ポールポジション』がルーツ(「ポールポジション」→「P.P.」→「ぴいぴい」→「ぴぴ」)。

*4 他のスポーツも含めると『Jリーグウィニングゴール』(1994年5月27日発売)が最後。

*5 GTVのキャストの1人で1988年に行われた「ファミスタ日本選手権(『'87』を使用)」で3位入賞を果たした。ターバンを被った派手な風貌で「インド人ゲーマー」という触れ込みだったが言うまでもなく日本人(本名は多田野貴裕)である。

*6 元は安達俊也に使用されていた応援歌で、安達に新応援歌が作成されたことで吉田へと流用された。吉田の退団後は前田忠節に流用され、球団解散・分配ドラフトによる前田の楽天移籍まで使用され続けた。オリックス・バファローズとなってからも近鉄応援団が手掛けた各応援歌は継承されたが、当該曲が正式に使用された選手はおらず、近鉄復刻イベント等で一時的に使用される程度にとどまっている。

*7 『'94』では何故かオリックスの勝呂壽統の打席で使用されていた。