X-Force Genesis
【えっくす ふぉーす じぇねしす】
ジャンル
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シューティング
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対応機種
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Windows(Steam) Nintendo Switch Xbox One
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メディア
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ダウンロード専売
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発売・開発元
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Cube Games
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配信開始日
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【PC】2021年8月31日 【Switch】2021年11月11日 【One】2022年5月5日
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定価
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【PC】235円(税込) 【Switch】1,000円(税込) 【One】820円(税込)
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プレイ人数
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1人
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セーブデータ
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1箇所・オートセーブ方式
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レーティング
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IARC:7+
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備考
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日本語非対応
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判定
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なし
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ポイント
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どことなくレトロチックな縦スクロールシューティング ゲームバランスは極めて大味 盛り上がりがまるでないエンディング
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概要
ブラジルのインディーズメーカーであるCube Gamesからリリースされたダウンロード専売ソフト。
ジャンルは縦スクロールシューティング。グラフィックは今風のSFものだが、どことなくレトロチックな雰囲気を漂わせる外観なのが特徴。日本語非対応。
ゲームルール
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ゲームの流れ
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全5ステージ×3段階の難易度(「イージー」「ノーマル」「ハード」)の構成。完全ステージセレクト制。
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ゲーム初回時はステージ1のイージーしかプレイできず、他のステージ及び難易度をプレイするには条件を満たす必要がある。
次ステージは前ステージをクリアすると選択可能。上位難易度は下位難易度における4つの称号をすべて達成すると選択可能。
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ステージ開始前において、それまでに稼いだスコア総数と引き換えに自機の強化が行える。
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強化対象は「最大シールド及びライフ増加(2種)」「アイテム自動回収化」「メインショット強化」「特殊攻撃ストック購入(4種×3ストック)」があり。
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操作体系
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アナログスティック等で自機の8方向移動。ショットボタン押しっぱなしでショットを撃つ。4つのボタンのいずれかでストック消費と引き換えに特殊攻撃発動。
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アイテムについて
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ステージ中の特定の敵を倒すとアイテムを落とす。効果は「シールド及びライフ全回復」と「一定時間、パワーアップショットが撃てる」の2タイプ。
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ステージクリアとミス条件について
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一般的なスクロールシューティング同様、ステージ奥にいるボスを倒せばステージクリア。ただしステージ3のみボス不在につき奥に進むだけでクリアとなる。
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ゲージによるシールド&ライフ制。自機がダメージを受けるとシールドゲージが消耗し、それも尽きるとライフゲージ側が消耗。すべて消耗するとゲームオーバー。
評価点
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シューティングとしての遊びやすさ
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基本は移動とショットのみの分かりやすいシューティングであり、難解な要素抜きで気軽に楽しめる内容である。
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各ステージの構造は短めであり、下記の問題点もあるがクリア難易度はそう高くはない。余裕があれば特殊攻撃連発で半ば強引にクリアする事もできる。
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回復アイテムの出現率が高めなため、多少のダメージ程度ではゲームオーバーになりにくい。敵の耐久度も控えめで、張り付きショットで撃破できやすい。
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BGMのクオリティは高い
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BGMはいかしたメタル系の楽曲がメインで、ゲームの盛り上がりに一役買っているといえる。ただし楽曲数は多くなく、ボス戦はすべて同じBGMである。
問題点
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ゲームバランスは極めて大味
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自機の当たり判定が非常に大きい上に、ダメージ後の無敵時間がないため、状況次第ではあっけなくゲームオーバーと化しやすい。
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特にシールド残留時の当たり判定はまともに敵弾を回避させる気がないレベルで大きく、かなりの頻度でシールドが消滅する危険性がある。
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敵の攻撃を示す前兆というものがほぼなく、あらかじめパターンを覚えないと先述の件もあり致命的ダメージを負いかねない攻撃をくらう。
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特に「突進する敵」と「レーザーを撃つ敵」はかなりの脅威。両方の攻撃を持つラスボスは作中最大の鬼門といえる。
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一方でアイテムの出現率の多さや、敵の耐久度がさほど高くない事もあり、パターンさえ分かれば全体的にぬるめの難易度である。
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上位難易度は敵の弾速度と耐久度が少し上がるものの、自機のショットの基本性能が高いため、撃っているだけで大半の敵を撃墜できてしまう。
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ステージバリエーションの少なさ
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全5ステージしかなく、そのステージ構造も似たような敵の繰り返しが多く、ステージバリエーションは少ない部類に属する。
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ステージ2ボスは他のステージでも出現する砲台ラッシュのみで済まされ、ステージ3に至ってはボス不在。それ以前にボス戦全般がいまいち影が薄い。
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盛り上がりがまるでないエンディング
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作中に登場する黒幕である赤いロボットが何者なのかが最後まで明かされず、戦闘もないままにゲームが終わってしまう。
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最終ステージをクリアしても「復讐してやる」的な会話を残したまま出番終了。なお全ステージ・全難易度を全称号クリアしてもエンディングの変化はない。
総評
シューティングとしては無難に遊べる内容ではあるものの、総合的な完成度としては「大味で微妙なシューティング」といわざるを得ない出来である。
良くいえば複雑さを排した遊びやすさ重視のシューティングではあるが、いまいちパッとしない地味な一作といえる。
最終更新:2023年06月07日 11:59