Forager

【ふぉれじゃー】

ジャンル インフレ系サバイバルアクション
対応機種 Windows(Steam)
Nintendo Switch
プレイステーション4
Xbox One
iOS 12.0以降
Android 4.1以上
発売元 Humble Games
【Switch PKG】フライハイワークス
開発元 HopFrog
発売日 【Steam】2019年4月18日
【Switch】2019年7月30日
【PS4】2019年7月31日
【One】2020年7月16日
【Switch PKG】2020年8月27日
【iOS】2020年11月6日
【Android】2020年11月24日
定価 【Steam】2,050円(税込)
【Switch】1,980円(税込)
【PS4】2,016円(税込)
【One】2,350円(税込)
【Switch PKG 通常版】3,600円(税別)
【Switch PKG 特典版】4,800円(税別)
【iOS】1,200円(税込)
【Android】820円(税込)
レーティング CERO:A(全年齢対象)
判定 良作
ポイント 一度始めたら止まらない
遊ぶほど便利になるサバイバル
やり込むほど悪化する処理落ち


概要

アルゼンチンのインディースタジオであるHumble Gamesからリリースされた2Dのオープンワールド型のサバイバルアクションゲーム。
Steamストアページには「『Stardew Valley』『テラリア』『ゼルダの伝説』シリーズに影響を受けた」とあるように、それらの作品と類似する要素が多々見られる。
なお、タイトルの読みは綴り通りに読むと「フォアジャー」なのだが、フライハイワークスから発売されたパッケージ版では何故か読みが「フォレジャー」となっている。


特徴

  • 2Dのドット絵で描写された見下ろし型のサバイバルアクションゲーム。
    • 主人公は初期装備としてツルハシを所持しており、ツルハシを使用することで植物や岩などの資源を破壊して採取することができる。
  • 主人公はハートとエネルギーの2つのステータスがある。
    • ハートは敵の攻撃を食らうと減少する。
    • エネルギーはツルハシなどの装備を使用することで減少する。エネルギーが尽きるとハートが1減少する。
    • ハート・エネルギーを回復するには、魚や肉などの食べ物を使用する。
  • 資源を収集したり敵を撃破することによって、XP(EP)が手に入る。
    • XP(EP)が一定数溜まることでレベルアップ。レベルが上がるとスキルポイントが手に入り、任意のスキルを取得できる。
  • 最初は1つの島しかない状態だが、作成/収集したコインを使用して開放されている島に隣接したエリアの土地を購入することでエリアを広げることが可能。

評価点

  • やり込めばやり込むほど便利になっていくサバイバル。
    • レベルを上げて開放できるスキルには、特定条件でXPを得られるようになるものや、素材の獲得量が増えるもの、自動で資源の収集や敵への攻撃を行うドロイドの作成が可能になるものなど、いずれも便利なものが揃っている。
    • また、ツルハシや剣といった装備も強化可能であり、その強化幅もかなりのものであるため、上記のスキルと合わせて自然とプレイヤーもやり込んで強化したくなる。
    • プレイすればするほどゲームプレイが便利になってくるので、ゲームの止め時がわからなくなるほどハマっていく。
  • 良好な難易度曲線。
    • 本作は難易度曲線がかなり良好で、普通に遊んでいるだけでもサクサクとゲームが進んでいき、「先に進みたいけど進めない」ということが中々起こらない。

問題点

  • やり込めばやり込むほど酷くなる処理落ち。
    • 序盤の内はそうでもないが、やり込むにつれてアイテムの製造などの多数の処理が同時に行われるようになると、処理落ちが発生するようになる。
    • 土地を広げてマップが広くなると、スキルメニューから戻る際のロード時間も相応に長くなる。
  • ポーズ・一時停止機能が存在しない。
    • メニューを開いてもゲーム内の時間は停止せず、メニューを開いている間も敵の攻撃を受けたりする。
    • そのため、ゲームを一時中断したい場合は、タイトル画面に一々戻るか、ゲーム機側の中断機能を利用するしかない。

総評

やり込むほど悪化する処理落ちなど、細かい不満点が無いわけではないが、十分遊びごたえのある一作。
『Minecraft』や『Terraria』といったサンドボックスゲームを、建築やアートではなく、純粋にゲームとして楽しむタイプの人であれば、とにかくハマる内容となっている。
それらの作品よりも難易度は低めなので、ライトユーザーにも勧めやすいだろう。
一度遊び始めると止め時がわからなくなってしまうので、プレイする際は十分な時間を取ってからプレイすることを推奨する。


余談

  • 本作は元々学校を中退した個人制作者がゲーム制作イベント用に2週間で作ったデモであり、それがYoYo Games主催のコンテストにて準優勝となったことでHumble Bundleがパブリッシャーにつき、本制作の開発に繋がったという経緯がある。

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最終更新:2023年06月25日 16:16