ランスロウ

「アーサー王の騎士の一人、ランスロウ、――この名剣アロンダイトに勝利を誓う!」

【所属】 英国/ファースト派
【名前】 ランスロウ
【読み方】 らんすろう
【種族】 自動人形
【元ネタ】 ランスロット
【字名】 不明
【登場巻】 境界線上のホライゾン NEXT BOX HDDD英国編

【人物】

ファースト派に属する人物の一人。

ランスロウとはアーサー王伝説に関わるランスロットの仏蘭西語読み。
竜属の骨から作った鎧を身に纏い、「アロンダイト」という顎剣を持つ。

彼は竜骨から作られた鎧を身にまとう人間…ではなく、鎧自体に宿る魂が本体であり、竜骨から作られた鎧をワイヤーシリンダーなどを束ねて動かすためのボディを作っている自動人形に近い存在である。
リビングアーマー(動く鎧)とも言われた。

元ネタであるランスロット…もといランスロはアーサー王伝説において円卓の騎士の一人として広く知られているが、実のところ元々は12世紀の仏蘭西王女がお抱えの詩人に書かせたという作品の主人公
その王女は不倫ネタで書かせたようだが、作者である詩人が書き渋ったとされ、自分が書いていた別作品の名前だけ出た端役のキャラを引用したとされる。
それを聞いたアンジー曰く「思った以上に斜め外」。正直編集者も初めて知った。

そのランスロが、作者の逝去に伴う引き継ぎの中で設定が盛られていき、仏蘭西発として英国に持ち込まれた末16世紀のアーサー王伝説編纂の際に組み込まれたのだとか。
さらに言えば彼が武器としているアロンダイトもまた、ランスロが使っていた武器というわけではない。オーバーロードもしない。

襲名者本人としての性格は武人、騎士といった実直な人物。
アロンダイトを名剣と自分で言っちゃったりもしているが、自分は英国、ファースト派の中では外様であると自覚しており、
それに伴った行動を取っている。
鎧を動かすためワイヤーシリンダーを全身に通しているといったあたり、未来の英国におけるF・ウオルシンガムと技術的な、もしくは存在的なつながりを感じる。

アプリ版には登場しない、HDDD英国編と銘打たれカクヨム版で正式連載となったNEXT BOX初出キャラ。
ペリノア王もまた連載版初出キャラだが、両名ともに竜属と関係性がある。
なお外見はキヨナリ・ウルキアガに似ているらしい。

第二十章『王道の確認手』ラストにて登場し、相対として島・左近と激突。
彼女の尋常ならぬ再生能力に驚くも、互角に戦いを進めたためスリーサイズが一旦仕切り直しを提案しそれを飲む。
スリーサイズとしてはファースト派に対して恩を売る形での一旦休戦の提案だったわけだが、15分の休憩後アロンダイトを置いてグラディウスを持ち出し、左近と再戦。
彼女を追い込んでいくも、左近の見上げざるを得ない長身から生まれる一瞬のスキでつま先蹴りを頭に打ち込まれてしまう。
さらにヘルメットを使った左近のパンチを、地面に突き立てたパイクソードに挟まれる形で叩き込まれ衝撃を逃せず破損。

己が破損するという状況に驚くも、二度目を食らう寸前で武器扱いされていた鬼武丸が左近に注意するという状況と、彼女の頷きからその戦闘においての仕込みを瞬時に見抜き、この戦闘を「一対一ではなく一対二ゆえの反則である」として、ファースト派との勝負を後日とすることを決めた。

その後ある程度破損を修復しつつ、左近との戦いに思うところがありもやもやして素振りなどをしていた。自動人形なので肉体を鍛える意味はないのだが。

そして泉の精霊…梅組の面々が、アーサー王伝説の再現の真相に気が付き、ロンディニウムに押しかけてきたため、
ファースト派戦士団と共に彼らを足止めしようとするが…
なおセカンド派にいるとはいえ、一応円卓の騎士の仲間だったからか、パーシバルとは交流があり、
彼のスリーサーズに対する思いも知っていたことが明らかとなった。
そう言えばウッキーも点蔵とエロゲ仲間だったりしてたな…

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最終更新:2020年03月12日 22:24