Desktop Linux Memo

sambaの設定

最終更新:

匿名ユーザー

- view
管理者のみ編集可

概要


Gentoo で samba のインストール自体は何事もなく終了する。ここのページは、swat を使って samba を設定し、起動するまでの簡単な手順である。

samba のインストール


Gentooでインストールするには、

emerge samba

とすればよい。いろいろな USE フラグがあるが、インストール後の設定など管理をGUIで行うために、ここでは swat を指定しておく。

swat の起動まで


emerge しただけでは swat はまだ使えない。
samba用ユーザーが作成されていないためだ。

samba用ユーザーは下記のようにして作成する。

smbpasswd -a root

パスワードを設定するように促されるので、適切に設定しておく。

xinetdの設定


swat は http で サーバーに接続して smb.conf を設定するソフトウェアだ。この起動は xinetd で制御されている。そこで、xinetd の設定を変更し、swatを起動可能にする。

/etc/xinetd.d/swat ファイルを適当なエディタで編集し、

disable = no

としておく(デフォルトでは disable = yes になっている)。

swat の起動


適当なウェブブラウザを使って

http://localhost:901/

にアクセスする。上記手順の場合、ユーザー名は root 、パスワードは先刻設定したものでよい。

その他


Gentooの設定では、smbd は nobody で運用されているので、いわゆる「共有フォルダ」を作成するときには、そのディレクトリを nobody の所有とすることで書き込みもできるようになる。
目安箱バナー