SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND


13曲中10曲カバー完了


【SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND】
やはりライブの1曲目。演奏前のライブハウスのざわめきが本物っぽさを醸し出します。ポールのヴォーカルが冴える!ビリーの弾くゆったりしたホーンがメリハリをつけます。そのまま次の曲にメドレー展開。


【WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS】
ドラムのフナッターがヴォーカルをとります。合いの手のような2声~3声コーラスが彩りを添えます。リンゴの曲はメンバー全員の愛が感じられますよね。


【LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDS】
印象的なイントロをKeyが奏でます。ジョン独自の世界、LSDと関連付けられたほどの詩とサウンドの世界はまさに色とりどりな印象を与えます。レコードではテープ回転の編集がされたやや調子っぱずれのギターをジョージが巧みにコピーしています。3コーラス目には何と背景にうっすらとシタールのSEが鳴っていてエキゾチックさを演出しています。


【GETTING BETTER】


【FIXING A HOLE】


【SHE'S LEAVING HOME】
ギターでつま弾くハープのイントロに続き、バイオリン・ビオラ+チェロの四重奏を2台のキーボードでオリジナルそっくりに再現しています。表情に変化のある弦楽奏の上でポールのボーカルが朗々と響きわたります。途中合いの手のように入るジョンのコーラスはちょっぴり皮肉っぽい歌詞なんですね。


【BEING FOR THE BENEFIT OF MR. KITE!】
サーカスのポスターからジョンがイメージした曲。4拍子から3拍子に変わる中間部およびエンディングの混沌とした雰囲気を2台のキーボードおよび効果音的なSEで再現しています。夢の中から急に現実に引き戻されるかのような中間部の「ピアノ+ドラム」の決めなどは、A Day In The Lifeにも共通する楽曲表現ですね。


【WITHIN YOU/WITHOUT YOU】


【WHEN I'M SIXTY-FOUR】
初演奏はBeatlesファンの中では有名な64歳の女性のバースディパーティで演奏。ポールの落ち着いたボーカルに寄り添うようなビリープレストンのクラリネット・ハモ。ジョンはところどころで軽快なピアノを鳴らします。そして曲を印象付けるベルは何とジョージがiPad音源で完璧に再現!64歳のバースディパーティーの際はぜひご相談ください。


【LOVELY RITA】
駐車違反などを取り締まる婦人警官をモチーフにしたポールの曲。イントロはアメリカンロックのようなサウンドで始まり、曲に入るとニューオリンズっぽいリズム。コード進行は2→5(ツーファイブ)降下という、盛り沢山な構成です。ビートルズで唯一「カズー」が使われている曲でもあります(Glove Loveではジョージがきっちりコピーしていますよ)。間奏のデキシージャズのようなピアノソロはジョージ・マーチンがサラッと弾いたそうですが、ビリーがノリまで完全コピーしています。KeyはE♭なのにエンディングはG#mという変わった終わり方をしているのもこの曲の特長です。


【GOOD MORNING GOOD MORNING】
まさか!そこまでやらないでしょう!という動物の鳴き声をGlove Love(グローブラブ)では何とサンプラーを駆使してオリジナルと寸分たがわぬサウンドをライブステージで実現します。ジョン独特の変拍子に分厚いブラスが乗っかってくるあたりのパワフルな曲作りはポールの緻密さと好対照と言えますね。エンディングの動物の鳴き声はジョン曰く「食物連鎖(というか弱者と強者?)」順らしく、ニワトリ→小鳥→猫→犬→馬→羊→ライオン→象となっています。


【SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND (Reprise)】
イントロのギターフレーズ~8分のミュートカッティング~スリリングなドラムの8ビート~ポールのカウント。。。お作法のような流れをアルバム通りに再現。サビ(Sgt.Peppers lonely・・)のB♭→F→G→D→Gと転調するところが最高にスリリング!


【A DAY IN THE LIFE】
サージェントの流れで始まるジョンの切ないアコースティックギター。実際は単純な4拍子のイントロですが、オリジナルでは最初の1拍目が歓声で聞こえないため、裏拍でとってしまうと歌の入りどころを変拍子と錯覚してしまう作りになっています(こうした裏拍はビートルマジックとも呼ばれ、「I Want To Hold Your Hand」「Drive My Car」「Everybody's Got Something To Hide Except Me And My Monkey」「All Together Now」などでも同様の感覚に陥ることができます)。この曲と言えばお約束の中間部とエンディングのオーケストレーション。オリジナルでは40人の演奏を3-4回オーバーダブで録音しているので100人以上の大迫力ですが、Glove Love(グローブラブ)ではここも2台のキーボードで24小節目の頭までスリリングかつダイナミックに盛り上げます。そしてジョージが家から持ってきた目覚まし時計。エンディングは敢えてオリジナルと同じように、ピアノ(+ギター)のみで最後の最後の余韻が消えるまでを完全再現しています。





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最終更新:2017年06月12日 12:12
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