リシ
テルミヌスが発見した
不死者/
新世代の上位存在。彼は発見したこれを「
聖賢人」と名付けた(基本的には略して
聖賢と呼ばれる)。
ヴァルナの説でいう所の
世界の階層において
不死者よりも深層にある存在。
発見の経緯
龍の聖櫃の鉱床で人型の巨大な
時輪石を発見し、それを
キリエと名付けた
テルミヌスは当初「
壊者の成れの果てこそが時輪石」と結論づけた。
しかし元々人間の在り方は思想や立場で異なるのだから、壊者の行く末も複数あって然るべきで、肉の身体を失くしたくらいで万事足並みがそろうなら、人はもっと簡単な生き物だったはずである。
よって全ての壊者が時輪石となるのかといえば不正確で、「
時輪石は
壊者の行く末の一つにすぎない」というのがより正確な結論である。
この理屈にテルミヌスが気付けなかった理由は二つ。
一つは、キリエの発見までは狙い通りに事を進められたため、自説の正しさを疑う慎重さが薄れていたこと。
もう一つは、壊者の社会のうち
時輪石という価値観に共感したことで、それ以外に対する理解が薄れたこと。
しかし
ミトラに鉱床を破壊され、
ゴーラクシャに地位を奪われ、
星霊大祭という闇鍋に放り込まれたテルミヌスは目を覚まし、考えを改めて「時輪石だけでなく壊者の進化形態」に
聖賢人と名付けた。
特徴・能力
いずれの
聖賢も並みの
アヴァターラを超える超常の能力(例:輪廻/時間停止、滅尽滅相、不死身、回帰)を持つ。
また、聖賢は上位存在ゆえにこちら側の常識的な
理(例えば
アヴァターラなど)が届きづらい。
聖賢同士、あるいはその加護を受けた者に対しては能力が相殺されるような描写がある他、それ以外にも
ヴィヴァスに効かないことから聖賢の能力を減衰する「何か」があるとテルミヌスは見ている。
発見の経緯に関わるキリエは最古の壊者といえる存在だが、現在確認されている聖賢には壊れた経験のないミトラなども含まれており、壊者との関係性については不明な点が多い。
ただしいずれの聖賢も、不死者には無い不滅的な特性を有する点は共通する。
一覧
備考
サンスクリットで、ヴェーダ聖典を感得したとされる賢者・聖者をリシ(聖賢)という。
中でもヴェーダを著した七人の仙人をサプタ・リシと呼ぶ。
- どう見ても、神座世界の覇道神達の原型です。ありがとうございました。10人目の原型も判明する? -- 名無しさん (2023-06-06 22:48:16)
- 今のところ誰が挙げられるんだろう -- 名無しさん (2023-06-06 22:55:11)
- 前日譚で歴代覇道神の人生全部予定調和だぞって話してたけど、これが答えなのかなぁ…君らの渇望は神座から押し付けられた物だよみたいな -- 名無しさん (2023-06-07 00:35:56)
- 関係ないのはマグくらい? -- 名無しさん (2023-06-07 09:25:38)
- サタナイルっぽい人もいるのだろか -- 名無しさん (2023-06-07 12:07:22)
- パンテオンの指揮者変更はマグサリオンの成果だけど。第二神座が大罪の配布してるのは聖賢の配布とやってること変わらんな -- 名無しさん (2023-06-07 12:12:53)
- サタナイルの元型はクワルナフ+マグサリオンだったような -- 名無しさん (2023-06-08 13:33:46)
- 正田が2年前にTwitterで語ってた、アーディティヤの倒す順番決めてない七大魔王ポジションって聖賢のことやったんかね。連邦のサティー&4幹部も該当しそうだけど、倒す順番迷う感じはないんだよなぁ -- 名無しさん (2023-06-08 21:25:04)
- 設定集に載ってたのがミトラ、彼女と呼ばれるキリエ、肉体的には女のバイシャジャ、と女キャラだから一緒に載ってたダクシャも実は女王だったり? -- 名無しさん (2023-06-24 22:20:26)
- 覇道神の根底、核はこの能力の方で、人格は副産物ですよって事?今更覇道神のメンツが気にするかなとも思うけど -- 名無しさん (2023-06-25 11:22:29)
- 能力というか覇道神の因果の根底みたいなもんというか。少なくとも波旬の滅尽滅相思想と肉体の秘密とかは聖賢の業ともいえるからなぁ。まぁ、覇道神というか神座民全体が壊者や時輪石由来に作られてそうだから、都合が良かっただけとも取れるからな -- 名無しさん (2023-06-25 13:07:58)
- 己が己と言い切れればいいんだけど、解脱並みの覚悟やズルワーンのように操り人形の観測者の立場から真に自由であることの証明しなきゃいけないとか無茶ぶりはありそうだし -- 名無しさん (2023-06-25 14:28:42)
- まあアイツら極央神座でミトラに「お前らの人生の何かも仕組まれた物語だよ」って言われてマリィ以外みんなブチギレてたからな -- 名無しさん (2023-06-25 14:58:33)
- 解脱から最も遠い位置にいるのが覇道神だからな…… -- 名無しさん (2023-06-25 14:58:57)
- アヴェスターで話してる練兵って観点で考えて。時輪石(ガチャ石論として考えても)で輪廻させて強い個体作るなら、そりゃ元々壊者の進化系の聖賢使うのが1番手取り早いからなぁ。お前らは元々選ばれた魂でした以上のものではないと思うけど、まぁアーディティヤの結果次第ではどこまで仕組まれてたかは分かるかもね -- 名無しさん (2023-06-26 02:01:34)
- 定められた運命というより初めから金型(属性)決まってただけって印象だけど、後々歴代の座はミトラ曰く定まっていた展開・設定が来るんだろうか -- 名無しさん (2023-06-27 17:08:50)
- 彼らの生き様が後の神の在り方を決めるなら逆説的にこいつらの結末見えてきそう -- 名無しさん (2023-06-27 19:03:20)
- 最後の7大魔王の顔ぶれが違えば後に現れる覇道神も変わったって話だったけど、顔ぶれが変わっても属性そのものは同じになるんだろうか。外装というか人物が変わるだけで、能力の特性は似たようなものを元に作られるとか。 -- 名無しさん (2023-06-27 21:46:02)
- それとも未だ出て来てない別の聖賢が覇道神になって出現するとか -- 名無しさん (2023-06-27 21:58:10)
- まぁ、バイシャジャ-バフラ-波旬見ても、人となりは違っても『滅尽滅相』って設計図は共通っぽいからな。渇望が違う似た理がお出しされる可能性は割と高そう。カイホスルーと無価値スィリオスが流出しても『堕天奈落』、クワルナフやモルタリアが流出しても『悲想天』に似た理ができてたって説明されたら、確かにとも思うし。結果論聖賢が覇道神に近いだけで、時輪石の考え方的には求道神やクワルナフみたいに強い魂に成長すれば聖賢の有無は関係ないとも見えるかな -- 名無しさん (2023-06-28 02:15:32)
- 聖賢が覇道真神の元型と仮定してミトラが定めた7柱とナラカ側が欲している10柱の差はなんなんだろうな -- 名無しさん (2023-07-01 15:55:23)
- ↑ ナラカの計画に届かないぎりぎりのラインで万神軍の戦力整えられるぎりぎりのラインという事以外で理由あるのかなという意味合いで -- 名無しさん (2023-07-01 16:01:34)
- 神座列伝でサタさんの言ってた「設計図が存在する」ってコレじゃん……震えたわ -- 名無しさん (2023-07-03 03:50:58)
- ナラカ「ゴーラクシャの図面を使って作るぞ!」 ~数時間後~ ┏(┏≖‿ゝ≖)┓(マルグリットォ… ナラカ「アレ,マチガエタカナ?」 -- 名無しさん (2023-07-04 22:34:45)
- バイシャジャ→バフラ→波旬 -- 名無しさん (2023-07-05 12:49:36)
- ↑2元々水銀もゴーラクシャみたいな性格だったか、ループまとめてる最中にこんがらがって変な図面も混ざって明後日の方向で再設計された感じする -- 名無しさん (2023-07-05 18:10:48)
- 水銀とかいう謎生命体については、三天である程度明らかにするんだろうけど。ゴーラクシャ(まだ不明)→マシュヤーナ(愛する弟と殺し愛)→ラメント(姉と戦う。親友ラサルハグ有)→水銀(想い人有。親友と殺し愛)。って感じだから、回帰の系列は『殺し愛』『男女兄弟』『親友』ら辺は共通したテーマにはしてるんだろうな、ゴーラクシャに当てはまる属性もあるし -- 名無しさん (2023-07-05 19:14:27)
- 第二神座こと無慙がルール無視して妙なポップ決めたせいで、最短7人で聖賢の因子が揃った筈がそうはならなかったから出揃うのに10人になってしまった、って所なのかしら -- 名無しさん (2023-07-06 18:50:47)
- 黄金と刹那含めて聖賢は7人いて、無慙と明星(クワルナフ)は別枠とかいう可能性は考えたなぁ。ダクシャは元ネタ通り、聖賢だけど七聖賢(サプタリシ)には入らずアーディティヤ本編で敗北するとかで。じゃあ天照は?ともなるが、人じゃないし思想的に零の世界への落とし込み難しそうな -- 名無しさん (2023-07-06 20:30:47)
- ヒルメ様は対応してるだろう七大魔王がマシュヤーナ=ヴァルナハーレムの一員とかいうきな臭さがあるのも怖い -- 名無しさん (2023-07-07 00:14:00)
- しかし獣殿が不死身の聖賢担当だと本当にミトラ感強いなぁと。覇道神の典型なのに座につけないことも含め -- 名無しさん (2023-07-07 22:23:23)
- 今さらだけど「不死はお前の専売特許じゃないんだよ」って神座列伝でミトラが獣殿に言ってたのもなかなか考えさせられるものがあるな… -- 名無しさん (2023-07-09 00:31:51)
- ↑4クワルナフと明星とか無慙と無価値スィリオス・カイホスルー見るに堕天と浄化の聖賢も居たんじゃないだろうか -- 名無しさん (2023-07-09 08:24:53)
- ↑可能性高いけど、クワルナフいる時点で覇道神=聖賢や星霊クワルナフ含めた零の上位存在達を元にした何かでも通りそうでな。堕天奈落=神座生まれる前の人の時代に近いとかkkkで語られてたから、ワンチャン今のアーディティヤ世界で幅利かせてる聖賢の可能性はありそう -- 名無しさん (2023-07-10 20:12:06)
- 聖賢抜きにしても、異星種皆殺しの旅・4種族による混血化・両性具有者のような新人類の登場・壊劫時代の絶望側の滅尽滅相。みたいなマイルド化した神座の歴史めいたことはやってんだよなぁ。これ聖賢含めて零の歴史追体験させた上で、ナラカへの人類のリベンジが目的なんじゃないか?第七の旅=始まりの地への旅をテーマ的に同一視することもできるし -- 名無しさん (2023-07-11 14:31:35)
- 二元論と不滅性が結びつかないしミトラの不滅性もあんまり二元論と関連性無さそうだしミトラの覇道の本質はもっと違うものなのかな -- 名無しさん (2023-07-15 02:15:19)
- 聖賢=みんなの願いが特定の指向性をもって結晶化したもの、でいいのかな? -- 名無しさん (2023-07-15 07:43:04)
- オリジナルのイクシュバーンあたりも聖賢だったのかね? -- 名無しさん (2023-07-20 18:38:39)
- 真我の戒律による怒り汚染があるけど、輪廻の聖賢だけはこの汚染を免れたのかな -- 名無しさん (2023-07-30 01:57:15)
- まぁ、作中描写的に時輪石である輪廻の勢力は聖賢勢の中でも中心にはなるだろうからな。フェルとかの結末的に神座民orナラカ側(始まりの地)に関わる勢力ではあるんじゃないか -- 名無しさん (2023-07-31 10:46:34)
- 輪廻とその眷属である時間は壊者の勢力が一つの形を取ったものぽいけど、他の聖賢も勢力が人格化したものなんだろうか? -- 名無しさん (2023-08-06 15:49:54)
- 勢力が合体して新たに形成された人格か、突出した個体が他の壊者を取り込んで進化したのか。それとも一個体が自力で進化したのか。ここまで形が違うと進化の方法も違う可能性もありそう。 -- 名無しさん (2023-08-06 16:42:34)
- 聖賢ってアムリタに対するいくつかの答えなのかな。輪廻、不変、不死身、不滅(滅相?)、回帰…。死ねないことに抗する進化か願いの形? -- 名無しさん (2024-01-27 11:20:54)
- 衆生の願いの形である故に願いのことしか考えられない、というのはありそう>色んな意味で自由意志なんてないよ! -- 名無しさん (2024-03-10 21:42:33)
- 作品の最初に言われてた説で一応説明は取れてるんだよなぁ。種族の中で『心』の有り様が強かったのが人類、人類の中で意思の力が強い世代が新世代。この理論そのままなら聖賢が時代違いで存在するのは説明できるし、今の劇中で精神構造や価値観ヤバそうなのがダクシャ、ミトラ、次点でラトナゴート、サティーって感じか。作中能力が聖賢>起屍鬼>新世代上位層で、今回のピナカや起屍鬼みたいなのは感情爆発してるのが強かったり、感情や壊者関連の描写は一貫してる気はするなぁ -- 名無しさん (2024-03-10 23:11:25)
最終更新:2024年03月10日 23:11