ヘルマン

ヘルマン《魔法使》

外見年齢二十代。くすんだ銀髪、紅い瞳。
ひょろりとしていて左目に片眼鏡(モノクル)をかけている。身長は平均的。

数百年以上生きている《魔法使(まほうし)》という存在。
魔法使いという呼び方のほうが一般的に広がっている。男の魔女とも言われる。

現在はアシュラフの御守り役兼情報提供者。しかし彼に大切な事を伝えないなど、いろいろ隠し事をしている。
最初会った時に、己が魔女である事を言い、アシュラフに斬り付けられた。が、呪いを掛けたのは自分ではない事や、彼の魔女探しに力を貸す約束をして共に行動をする。

元々は普通の人間で、子供の頃に誘拐され、余興として魔物の血肉を喰らわされたことで人間でありながら魔力を持ってしまい、それが切欠で家族から嫌悪され、虐げられ見放さてしまう。
青年の頃に戦争へ行く事に自ら志願し、幾度も戦果を挙げる。しかし戦争が激化、瀕死に陥り生きていても仕方がないと死を望むが、魔法使として生き伸びる。

カスガノという魔女とは魔法使になる前、戦時中に一度言葉を交わした事があり、何百年経った今でも彼女のことを覚えているほど印象に残っている。
その頃は彼女がどのような存在なのか知らなかった。後に彼女に再び会い、とても驚いた。

現在は永遠の死を望み自らも今を楽しんでいる。
最終更新:2015年01月07日 20:25