逆転裁判エロパロスレ@Wiki内検索 / 「17巌徒とちなみで真宵を凌辱」で検索した結果

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  • 10/07/17巌徒とちなみで真宵を凌辱
    巌徒とちなみで真宵を凌辱 ここまでの流れに触発されて投下。 ちなみが現世にいる理由とか局長がシャバにいる理由とかはスルーの方向で。 ***** 室内に、涙混じりの掠れた悲鳴が響いている。声が途切れ途切れでしかも泣きじゃくる 少女の年齢からすると疑問に思うほど濁っているのは、ひとつには散々酷使した喉がとう に潰れていたからで、もうひとつには犯される身体に大きな声を出すだけの体力が残って いないからだった。 少女は犯されていた。 揺すぶられる度ぎしぎし鳴る安物のベッドの上で、身ひとつで男に跨り、そそり立つ 剛直を未成熟な性器で咥えこむことを強要されていた。「う、えっ、ひっ、ぐ」ベッドが 軋む。後ろ手に拘束された手首が軋む。割り開かれ、黒の革手袋を嵌めた男の手に押さえ つけられる、華奢な太腿の間。薄い茂みの奥。信じ難いほど、また痛々しく拡がりきった “孔”が。男性器をナカにかろうじて呑み込...
  • 10/07/19巌徒とちなみで真宵を凌辱続き
    ちなみがナルホド千尋を凌辱 794-796の続き。 【以下のSSの含有分】 ・クスリネタ ・ちなみ攻め、成歩堂受け ・成歩堂×千尋 ・今回の濡れ場に局長は不参加です ***** 車の中、ハンドルに強か打ちつけ、ちなみの──肉体は綾里春美のものだが、痛みを 感じるのは憑依するちなみだ──肩に激痛が走った。突き飛ばした力はそこまで強くは ない。だが、ちなみの細い筋と骨とを痛めるには充分だった。 「ぐっ──こ、のっ!」 助手席の加害者を睨みつけ、脇のスタンガンを手に取る。しかし遅すぎた。揉み合い、 かぼそい手首を折れる勢いで握られ、罵声と共にスタンガンが落ちる。引かれる。激痛。 「真宵ちゃんは何処だ」 低い、怒りに満ちた男の声。それでも自制はしているのだろう。ちなみの、春美の腕は 折れてはいない。まだ。 「はん」 しくじった。与えた睡眠薬の量が足りなかったようだ。移動中も駐車場に入...
  • 10/07/22
    巌徒とちなみでナルマヨチヒ凌辱 807-816の続き。これでおしまい 【警告】 ※鬼畜。一番酷い目に遭っているのは真宵ですが、他の面子も酷いことに ※真宵がガチで精神崩壊 ※霊媒の設定が原作と一部異なっているのは仕様です ※救いはない。誰にもない 【このSSに含まれるカップリング】 ・成歩堂×真宵(エロなし) ・成歩堂×千尋(薬漬け) ・巌徒攻め、真宵受け(強姦) ・ちなみ攻め、成歩堂と千尋(暴力つき) ・巌徒×ちなみ(挿入なし) ***** 十畳ほどの殺風景な部屋では、相も変わらずの交合が繰り広げられていた。 ベッドに両手両足を縛りつけられた女が身をくねらせ喘いでいる。頑丈なビニール製の 洗濯紐でくくった場所が、擦れて真っ赤になっている。痛いだろうに、女の動きは留まる ところを知らず、猿轡を噛む口の端から涎を垂らして悦楽に狂っている。白い肌はところ どころの擦過痕に劣らず赤...
  • 10/07/22-2
    前 「アンタを見てる妹を、見せてやりたかったのに」 ならば。これはちなみの失敗だった。大体いつもそうだ。ちなみは足りなさすぎるか、 やり過ぎる。 八つ当たりに成歩堂のトンガリ頭を足蹴にする。霊体の足はするりと行き過ぎ、そよ風 ほどの衝撃も与えられなかった。ムカムカする。この世に居残ってしまった霊魂なぞ、 クソの役にも立たない。続いて腹立ちまぎれに千尋の仰向けでもボリューム過多の豊かな 乳房を踏みつける──「い、ぐうっ!」 「え」 猿轡越しのくぐもる悲鳴に、ちなみはまじまじと千尋の顔を見た。真っ赤に染まり、 ありとあらゆる体液で汚れた顔が、苦しげに歪んでいる。 「――」 足をどける。途端止まっていた呼吸が落ち着き、再び肉を擦る快さへと没頭する。 「――ふうん」 ちなみはしゃがみこみ、手を伸ばし、「ふぎいッ?!」噛みつかれて膨れた乳首を力 いっぱい引っ張り上げた。白目を剥き、背を反らしぶるぶ...
  • 07/01/15
    思い付きミツマヨ 御剣が珍しく非番の休日を満喫していた。 明け方に目が覚め、ドライブがてら港を訪れた際に獲れたてのサザエが入手出来た。 御剣はサザエの壷焼きが大好物であった。 今夜は壷焼きに、冷蔵庫で眠ったままだった大吟醸で一杯…と想像すると、 不意に唾液が出て来た。 帰宅してサザエを冷蔵庫のチルド室に入れ、一息着いた所でインターフォンが鳴った。 数日前に特注で頼んでいた抱き枕二つが宅配で届いた。 一つはトノサマン柄、もう一つはそれより一回り大きなヒメサマン柄であった。 無論トノサマン柄は真宵にプレゼントする予定で、その旨も伝えてある。 御剣は真宵の携帯に連絡を取った。 「はい、もしもし。」 「真宵くんか?例のアレが届いた。多少大きい品物故、届けようと思うのだが…。」 「いえいえ、夕方にでもみつるぎ検事のお宅に伺います。久し振りにコレクションも見たいし。」 「うム。今日は一日自宅にいる。新...
  • 09/05/22牙琉兄による真宵強姦
    ・牙琉兄による真宵強姦 ・なるほどと真宵は、付き合ってはないけど、うっすら両想いな感じ ・2019年、成歩堂資格剥奪から1ヶ月後くらい ・真宵→家元・20歳になったあと ・強姦なので、もちろん救いはない ・ついでにオチもない 「もしもし、冥さん?…あたし、真宵です。綾里真宵。…うん、ちょっと聞きたい事があって。」 初夏と言っても、日が落ちてしまうとまだ少し肌寒い、倉院の夜。 屋敷の片隅で、声を潜めるように真宵は電話をしていた。 『マヨイ?珍しいわね。どうしたの?』 声の主は多忙なのだろう。 電話の向こうでペラペラと書類を捲る音が微かに聴こえる。 執務中の電話に申し訳なさを感じながら、 真宵は出来るだけ手短に用件を伝えようと、 予めシミュレーションしておいた通りに切り出した。 「牙琉検事って、どんな人なのかなと思って。冥さん、知ってる?」 『ガリュウ…?』 真宵から発せられた言葉を繰り...
  • 07/01/21
    開花 御剣はこの数日間苦悩していた。 お互い初体験であったとは言え、避妊もせずに真宵と交わりを持ち、妊娠の恐怖を後に味わう事になってしまったのだ。 当の真宵は 「だいじょぶだいじょぶ♪」 等とあっけらかんとしていたが、この先の行為でクリティカルヒットしてしまうかも知れない。 しかし御剣は避妊具の正しい装着法が判らなかった。 一度薬局で購入し、説明書をじっくりと読みながら装着を試みたが、どうやっても入らない。 生来の不器用さで装着出来ないのでは無かった。御剣が普通サイズのモノの持ち主ならば、幾ら不器用でも装着が可能であっただろう。 問題は、御剣の持ち物であった。 よくもまあ処女の真宵に挿入が出来たな、と謂わんばかりの代物である。恐らく外国人が勃起時の御剣を見れば「OH!UTAMARO!!」等と叫んでしまうかも知れない。 しかし御剣はこれが一般男性の普通サイズと勘違いしていた。更に薬局で購...
  • 07/11/23
    ―、気怠い……。 足が浮いているみたいで 何時もと変わらずただ歩いているだけなのに、酷く疲れた。 事務所はもう目前だし、少し休もう。 扉を開けて、出勤簿に名前を書いて… 痛、………。 突然、頭がずきりと痛んで。 あれ…   それから……?     曇りかけた空を仰ぎながらスキップ歩調で足音を刻み、鼻歌すら口ずさむと漸く事務所に行き着いた。 お天気悪いなー…少し冷えるし、なるほどくん大丈夫かな。 「おはよう、なるほどくーん!」 事務所の玄関扉を勢い良く開くと、 目の前の床に何か大きなものが踞るようにして、小さく呻き声を上げていた。 明かりが無く窓も未だ閉まったままだったので、よくよく目を凝らさないとその正体が分からなかった。 「……うう。」 幸い聞こえてきた声がよく知るものだと認め、異常を知らせる声音が同時に真宵を焦らせた。 「なるほどくん…ちょっと、大丈夫!?」 直ぐ様近寄り声を掛けて...
  • 08/01/13(マヨメイ)
    「冥さん、浴衣姿も素敵ですよねー」 旅館の部屋に戻ってきたところで、真宵が言った。 糸鋸が日ごろの感謝と称し、気と手を回して温泉旅館一泊二日に招待してくれたのだ。 しかし、回したのは気と手だけで、資金を提供させられたのは御剣だったが。 成歩堂と真宵も声をかけてもらい、温泉旅館に到着するなり、御剣と成歩堂と糸鋸、真宵と冥に分かれて温泉へ入り、二部屋に分かれた広いほうの三人部屋で皆で夕食を取った。 男たち三人は酒を飲んでグダグダに酔っ払い、真宵と冥はさっさと自分たちの部屋に戻ってきたのだ。 「なるほどくんたちもすっごい見てましたもんね、冥さんのこと」 「そう?」 温泉と食事と少しの日本酒でほんのりと頬を染めた冥が、真宵を振り返った。 着慣れない冥の浴衣が着崩れているのにちょっと手を添えて、真宵はふふふっと笑った。 「おっぱいも、大きい」 襟元をくいっと広げると、白い胸がのぞく。 「ちょ、ち...
  • 02/11/21
    成歩堂×真宵② 綾里家のインターホンが鳴った。 久しぶりの我が家で、風呂も済ませパジャマに着替えて使い慣れた布団にくるまって眠りに落ちようとしていた真宵は少々不機嫌に身を起こした。 春美は隣でぐっすり眠ったままだ。真宵は出来るだけ音を立てないように寝室を出た。 (誰だろうな、こんな時間に) ペタペタと玄関まで歩きながら考えてみる。 (あたしが戻ってきたことを聞いて、近所の人が様子を見にきたのかな?) しかし、誘拐されていたことを知っているのは関係者だけではなかったか。 心当たりが見つからないままとりあえず戸を開けると、そこには成歩堂が立っていた。 「なるほどくんっ、帰ったんじゃなかったの?」 真宵は驚いて声を上げた。今日は王都楼の裁判のあとみんなでディナーをして、成歩堂は真宵と春美をここまで送ってから自宅に戻ったはずなのだ。 「それが、電車がもう...
  • 09/06/21
    *成歩堂(24)×真宵(17) *セーラー服が大好きな変態成歩堂なので、爽やかな彼が好きな人は要注意。 *真宵のセーラー服モノが書きたかった事を優先したので、1での彼らの関係を無理やり歪曲させた感があります。 *真宵の学校の設定は勝手に考えた捏造設定です。 *人によっては真宵の体型に違和感を覚えるかもしれないが、オレはこの位のが食指が働くんだ変態でスマヌ…。 *ただのエロなのに無駄に長い。 「なっるほどくーん!ただいまー!!!」 「…わ!…真宵ちゃん!!…て何だよその格好は」 真宵は、勢い良く扉を開けて大声で挨拶をしながら事務所に突入した。 しんと静まり返った事務所で、判例資料に目を通していた為、真宵の突然の大声に成歩堂は飛び上がるほど驚いた。 そして、真宵の声に驚いた後、今度は真宵の姿に再び驚いた。 真宵はセーラー服を着て、肩から学生鞄を提げていたのだ。 少女が学生服を着る事は不思...
  • 08/09/18-2
     前 限界が近付いて来たのを感じた成歩堂は、上半身を起こし、 脚を斜めに流し正座を崩した格好の真宵の脚の間に、 自らの左脚を滑り込ませ、真宵を左膝に跨がらせた。 成歩堂の左膝が、真宵のそこが愛撫を中断した今も蜜を滴らせている事を伝える。 膝に感じる真宵の熱さと、それに比例した蜜が、更に成歩堂の欲情を煽った。 尚も股間で頭を動かしている真宵の乳房に手を伸ばし、乳首を擦る。 突然の刺激に驚いた真宵は、背中を弓なりに反らせて跳ね起きた。 「はぅぅ…っ!!」 それは成歩堂に胸を突き出し、柔らかな乳房を見せ付けているかのような姿だった。 攻守交代とばかりに乳房を揉みしだき、ツンと勃起した乳首にイタズラを加える。 「ああっ!あっあ…あっっあんっ!」 一度絶頂を経験したからか、真宵の反応は明らかに敏感になっていた。 そして乳首を良いようにされながら、微かに腰を前後に動かし 成歩堂の膝に自身の...
  • 09/06/24-2
    前   「ま…まままま…真宵ちゃ…!!!!」 「はううう~~…み、見ちゃだめええええ!!!!」 「どどどどどどどうしたのコレ!?…な…何があったの!?…ななな悩みでもあるのかい!?」 「ち、違うよう~ホンドボーさんが…トレビアンが…」 「……え?…て事は…これも制服…の一部なの?」 「…う…うん…」 制服を一式貸してくれと言われ、トレビアン店主はご丁寧に本当に一式貸してくれたようだ。 しかも真宵はこの後こんな事になるとは思って居なかったので、興味本位で大人っぽい下着を試着しそのまま制服を着たのだった。 短いスカートをはいていれば、例えば料理を机に置く時の動作等で、スカートから過激な下着がちらりと見えるだろう…と成歩堂は推理した。 そういえば、あの鳩のじいさんの証言を聞いて、 おいおい何でこのじいさん、ウェイトレスの後姿を鮮明に記憶する程凝視していやがるんだ、リボンマニアなのか…と思ってい...
  • 05/07/15(ゴドマヨ)
    Miss Brand-new Day 「オツトメ、ごくろうさまです」 娑婆で最初に目にしたのがトンガリ頭の青スーツとは験が悪い。ゴドーは苦笑し、わずかに口許を歪めた。 無論、彼は人生の後半が輝かしいものになるなどとはいささかも期待してはいなかったのだが。 「いい加減、アンタの顔は見飽きたぜ」 自分の釈放に尽力してくれた弁護士にはもっとマシな謝辞があるはずだが、彼には男を喜ばせる趣味はなかった。 「うまいコーヒーをご馳走しますよ。乗ってください」 特別晴れがましい顔をするわけでもなく、成歩堂はゴドーを助手席に座らせ車を発進させた。 殺人罪で起訴されながら、事件から3年で釈放されたのにはそれなりの理由があった。 司法当局に届いた一通の手紙がそのひとつだ。 事件の被害者、天流斎エリスが生前準備していたもので、自分の死にはゴドーとあやめに責任は...
  • 07/05/05
    「ねえねえなるほどくん、ホントに捻挫だけなの?」 「ホントだよ。」 「でもでも、10メートル飛んだんでしょ。びゅーんと!」 「びゅーん、かどうかは覚えてないけど。まあ、飛んだみたいだね。10メートル。」 確かもう26歳になったはずだというのに、相変わらずその物言いは幼げで成歩堂は 思わず顔がほころびる。そんな彼の仕草に気づかずに、彼の元相棒は真面目な面持ちで うーん、と考えこむ。 「いいなあ。あたしも10メートル空飛べて捻挫で済むなら、その車に跳ねられてみたい。」 随分と不謹慎な発言をさらりと言ってのける。 「何言ってるんだよ。家元の大事な体だろう。」 成歩堂が軽くたしなめると、まあ、そうなんだけどね。と言って彼女は軽く微笑んだ。 「でもビックリしたんだよ。ホント。」 「僕だってビックリしたよ。」 「心配してすっ飛んできちゃったし。」 「忙しいのに、ありがとうね。」 「えへへ、まあね。…で...
  • 07/03/15
    恋愛の対象として意識したことはなかった。 ただ、彼女が修行の為に居なかった時は自分の胸の内にぽっかりと穴が 空いたような感覚に戸惑ったし、彼女が事件に巻き込まれて誘拐された ときなどは、普段の自分では考えられないほどの動揺に襲われた。 知り合って二年の間に小さな真宵に大きな部分を奪われていたのだ、と 気付いたのはいつだったか。 だが、それに気付いた今でも彼女とどうこうなろう、という衝動は 成歩堂には無い。いや、無いといえば嘘になるが、彼氏、彼女という 関係を急いで形成しようとは思っていない。 真宵の恋愛に対する興味の無さ――言い換えれば幼さ――は十二分に 知っていたし、焦るほど餓えてもいない。 元々自分はタンパクなほうなのだ。 弁護士と助手事務員、気の合う親友、あるいは擬似兄妹(真宵に 言わせると姉弟らしいが)。その関係はどれも自分たちに正しく、 そしてどれも信頼し親愛のおける関係である。...
  • 09/06/24
    ナルマヨとメイド服 *成歩堂(26)×真宵(19) *時間軸は逆転のレシピの数日後。 *折角なので「ナルマヨとセーラー服( 496)」と繋がる世界にしてみた。 *3年の月日が経過し成歩堂の変態とS気に磨きが掛かったので、爽やかな彼が好きな人は要注意。 *のわりに真宵の体型はそこまで変わっていない(鬼) *トレビアンの制服の追加設定は捏造設定です。 *ただのエロ小説なのにめちゃくちゃ長い。 「…お子様か…」 「どうしたの?」 「…なんでもない…」 来客用ソファーに座りながら、資料の整理を手伝っていた真宵が一言つぶやいた。 最近真宵は少し元気がない。しかし成歩堂には一体何が原因なのか分らなかった。 あえて言うならば最近、真宵の好きなみそラーメンを食べに行っていないぐらいか…。 しかし、みそラーメンが食べたいのであればそういえばいいだけの事だから、それが原因では無いだろう。 「…真宵...
  • 09/05/22牙琉兄による真宵強姦2
    前 ****** 牙琉がシャワーを浴びに行ったのを見届けると、真宵はのろのろと重たい身体を起こした。 身体がだるかった。 大きく溜め息を吐きながらティッシュに手を伸ばして不快なままの局部を拭き取る。 そこには処女を散らした証と牙琉の白濁、そして多量の真宵の蜜がベットリと付着していた。 身体を動かした時に膣の中から愛液と精液が混ざった物が溢れ出して来て、 真宵はその感触に思わず顔を歪め、痛くなるほど何度も何度も拭った。 「う…っ」 涙が溢れるのを堪えてのそりと立ち上がると、汚れたティッシュを捨てにゴミ箱の元へ歩く。 …と、真宵はゴミ箱の中に気になるモノを見つけて顔を寄せた。 くしゃくしゃに丸められたそれには、『…ルマジキ キネンキッ』と記載されている。 シャワールームから物音がしているのを確認すると、真宵はサッとそれに手を伸ばし、破らないように丁寧に紙を広げる。 そこに現れたのは一枚の...
  • 06/11/01(ゴドマヨ)
    似たもの同士 「お嬢ちゃん……もうちょっと他に、無かったのかい?」 「え?駄目ですかコレ……結構気に入っているんだけどな」 ゴドーの苦笑混じりの声を受け、真宵は不思議そうに数度瞬いた。 それからスカートの端を摘んでくるりとその場で踊るようなターンを決めてみる。 回転を受けてふわりと広がるスカート、そこから覗く白く細い足にゴドーは思わず視線を逸らした。 普段の霊媒装束ではなく可愛らしい服装に身を包んだ真宵は、そんな彼の動きを見て不満顔だ。 ぷっくり突き出された唇は艶やかで、彼女にしては珍しく口紅なんか塗っている。 (この娘も色気を出すような年頃になったのか……) ゴドーはそんな彼女の姿を見て、また己のしみじみとした考えに小さく笑みを零す。 そして突き出された真宵の唇を軽く摘む悪戯を仕掛けた。 唇を摘む指から逃れようと真宵は軽く首を横に振る。そして何処か恨めしそうにゴド...
  • 06/11/01
    似たもの同士 「お嬢ちゃん……もうちょっと他に、無かったのかい?」 「え?駄目ですかコレ……結構気に入っているんだけどな」 ゴドーの苦笑混じりの声を受け、真宵は不思議そうに数度瞬いた。 それからスカートの端を摘んでくるりとその場で踊るようなターンを決めてみる。 回転を受けてふわりと広がるスカート、そこから覗く白く細い足にゴドーは思わず視線を逸らした。 普段の霊媒装束ではなく可愛らしい服装に身を包んだ真宵は、そんな彼の動きを見て不満顔だ。 ぷっくり突き出された唇は艶やかで、彼女にしては珍しく口紅なんか塗っている。 (この娘も色気を出すような年頃になったのか……) ゴドーはそんな彼女の姿を見て、また己のしみじみとした考えに小さく笑みを零す。 そして突き出された真宵の唇を軽く摘む悪戯を仕掛けた。 唇を摘む指から逃れようと真宵は軽く首を横に振る。そして何処か恨めしそうにゴド...
  • 03/??/??(マヨハル)
    真宵×春美 「真宵様、あのぅ、わたくしちょっとお聞きしたい事があるのですが……」 春美が上目遣いで真宵を窺う。 「なぁに? ハミちゃん」 成歩堂は明日の裁判の為に調査に出かけいた。その所長室で、ふたりは留守番をしている。 「こんなことをお伺いしてもよいものか、わたくしも悩んだのですが……どうしても気になって仕方がないのです。教えていただけませんか?」 真宵は笑って首を傾げる。 「どうしたの? あたしに分かることなら、何でも教えてあげるよー」 真宵はここ数日、春美の様子がおかしいことを気にしていた。何か悩み事があるのではないかとは思っていたが、それを尋ねようとする度に春美にはぐらかされていたのだ。 だから、やっと春美が悩みを打ち明けようとしてくれるのだ、そう思った。 まだまだ小さな春美が、母親と離れ離れになっている、その寂しさは真宵が一番よく知って...
  • 06/11/01b
    暫く二人肩を並べたまま時間を過ごしていたが、ゴドーは諦めたように溜息を零す。 それから軽く腕を持ち上げ、再び腕時計に視点を合わせた。 「終電……無くなっちまったな」 「……今日が終わっちゃった」 どちらもどこか残念そうな響きを持ち、それぞれの思いを言葉にして吐き出す。 ゴドーはがっくりと肩を落としている真宵の頭をそっと一撫でしてから、立ち上がるように促す。 真宵は重たい腰を上げると、背後を振り返って扉の鍵を閉めた。 そして靴を脱ぎ、部屋へと上がっていく。ゴドーも黙ってそれに続いた。 「本当は今日……ううん、もう昨日か……昨日中にやりたかったのに」 ソファへと身を預けて、未だ残念そうに呟きを零す真宵。 ゴドーはそんな彼女を、ソファには座らず立ったまま見下ろす。 曇った表情はどこか色気を含んでいるように見えて―― ……否、この場が醸し出す雰囲気に酔っているだけだ。ゴドー...
  • 08/09/18
    ■ 空の色 ■ 春の陽射しが優しい3月下旬のある日曜日。 ほんの僅かに開いた窓から流れ込む、 まだ少し冷たい風を頬に受けながら、 真宵は長閑な倉院の山里の風景を眺めていた。 「あたし、とうとう…」 ポツリ、呟く。 いつも見慣れているはずの風景が、少し違って見える気がする。 自分だけの秘密を持った甘酸っぱさ。 大人の女になったという誇らしさ。 いけないことをしちゃったという背徳感。 …もう子供には戻れないという少しの寂しさ。 そして、大好きな人と結ばれたという嬉しさ。 なんとも形容しがたい感情を真宵は感じていた。 夢か現かすら分からない昨日の出来事を、ぼんやり思い出す。 真宵は少女時代と決別したのであった。 **************************************** 「なるほど君!」 突然耳元で炸裂した元気の良い声に、思わず成歩堂は飛び起きた...
  • 08/02/14
    「相変わらずヒマだねえ、事務所」   ソファに全躯を預け俯せに横たわる真宵が、肘掛けで頬杖をついて呟く。 テレビでお気に入りの番組を観終わってしまった後の第一声だった。   「いい天気。」   立春の正午― 陽射しがあまりに強いので窓のブラインドを半分下げている。 室内は暖かかった。 ちょうど昼時だと、真宵は徐ろに携帯電話を握った。 「お腹空いたし出前、取ろうよ!」 「良いけど‥‥さ。」 成歩堂はぎこちなく笑いながら紙面にペンを滑らせている。 「なに?その何か言いたげな目は」 「真宵ちゃんってさ、雨女ならぬ暇女なんじゃないの?実は。」 「むっ。それってあたしがいるからヒマってコト? 失礼しちゃうなあ、あたしはこれでもれっきとした トラブルメーカー 」だよ! 「‥‥‥‥(それも困るんだけどね)」   頬を膨らませ憤怒する。 そんな真宵を見て微笑む成歩堂。   平和だなあ、と成歩堂は思っ...
  • 07/09/28
    成歩堂×真宵(2-4その後) 数日振りに無事に真宵が帰ってきた。 監禁中に十分な食事を取らされていなかった所為だろうか、いつもよりも小柄な 身体が更に小さく見えて胸が痛んだが、祝賀と食事を兼ねたホテル・バンドーの 広間では色とりどりの料理が真宵を出迎えて彼女を喜ばせ、元気よくご飯を 食べる姿はいつも通りで、成歩堂は誰が支払いをするんだと思いながらも ほっと胸を撫で下ろした。 事件に関わった皆が真宵の無事を祝福してくれる度に真宵は慌てて会釈を返している。 「ほあいあほう、ほらいまふ!」 食べ物を頬張ったままのほっぺたは大きく膨らみ、まるで小リスのようである。 というか、それ以前に何語を喋っているのか判別不明だ。 挨拶をしている御剣や糸鋸がほほえましさと苦笑を交えた絶妙な表情をしているのを、 ビールのグラスを傾けながら見つめる。 真宵の隣では春美が涙で真っ赤になった目を潤ませながら、真宵の次...
  • 04/04/15b
    成歩堂はそのまま開きかけている装束に掛かっていた指を動かし、装束の前部を更に開き始めた。 「うぅ……」 目を少し潤ませ、真宵は訴えるように成歩堂を見詰めた。 成歩堂は真宵のうなじから舌を離すと、真宵の事を見詰め返した。真宵の目には未知の行為に対する不安の色が映っていた。 「大丈夫」 それだけ言って、成歩堂は真宵の装束の前部を完全にはだけさせた。 薄暗くてその光景がはっきりとは見えないものの、先程からいじっていた胸の先端が、ぴんと立った姿が成歩堂の目にうっすらと見える。 成歩堂は真宵と向き合うような形になった。そのまま成歩堂は、真宵の胸の先端にそっと唇を付ける。 「ひあっ…」 真宵は小さく悲鳴を上げ、ぴくりと身体を震わせた。 成歩堂の柔らかな、そして少し弾力の在る唇は、真宵のその先端を挟んだ。そして、舌先でちろりと舐めてやる。 ぴん、と立った乳首は...
  • 10/11/23神乃木×ちなみ
    ※ゴドーの一人妄想劇場であり夢オチ ※一部カミチヒ ※一部暴力的表現あり ***** ──きっと自分は性質の悪い夢を見ているのだろうと思った。性質の悪い、というか、 欲求不満が昂じての、妄想じみた夢を見ているのだろうと。でなければ酔った勢いでの バカげた状況に陥ったとか。 気づけば素っ裸で寝転んでいて、自分の上では知らないオンナが腰を振っている。目の 前の光景につける説明なんて、その程度しか思いつかない。 女の陰部はしとどに濡れて屹立を咥え込んでいる。白く華奢な腰が跳ねる度に柔肉が 割れ赤黒い肉を覗かせ、亀頭が見える寸前でまた沈める。少女めいて滑らかな腹は男性器 を呑み込むと微かに膨らみのたうつ。どぶり、と、白く泡立つ体液が結合部から垂れて オトコの下肢を汚す。桜色の爪をつけた指が体液を掬いとり相手の腹に塗り拡げる様は、 何とも言えず劣情を煽る眺めだった。 違和感。 ──眺望。 ──視...
  • 09/10/06
    注意 ・巌徒×巴 ・巌徒と巴は愛人関係という妄想前提 ・フェラのみ。本番なし ・女攻め描写あり ・ 555のネタを引っ張っているが、単体でも読める ・キャラが壊れているのは仕様 ・おっさんが喘ぐのも仕様 セックスが好きか、と訊かれれば、否、と答える。 けれど嫌いか、と訊かれても、まあそれほどでも──と答えるしかない。 そもそも宝月巴にとって、性行為は。もっと言えば巌徒海慈とのそうした行為は、 好き嫌いでくくれるものではなかった。食事と一緒だ。メニューによって好き嫌い はあれど、基本は“やらなきゃならないコト”だ。何しろ食べないと死ぬ。 ああ、世の中には食事が楽しくてたまらない人間もいる、という点でも一緒かも しれない。巴には理解し難いが、セックス自体が好きでやると幸せになる人間もいる のだろう。 それとも。巴は考える。 恋人とか、夫とか。そういう“愛する相手”とするなら別なのだろ...
  • 09/09/10
    *成歩堂×真宵 *只のやるだけ話。短編。 真宵ちゃんの世界は狭い。 それは彼女の特殊な家庭環境が影響している。 真宵ちゃんから言わせると、春美ちゃんこそ世間知らずで箱入り娘なのだと言うが、ぼくからしてみれば彼女だってそう見える。 閉鎖的な環境でいつも同じ装束で霊媒の修行をし、家元として生きる事を定められた少女。 味噌ラーメンとトノサマンにこだわりを持つ姿。 恋愛の話を聞いて顔を真っ赤に染める姿。 小さくて華奢で童顔な姿。 そんな無垢な真宵ちゃんから想像する事が出来るだろうか。 ぼくの下で淫らに男を求める姿を…。 *** 「あ…ふあ…ん…」 「真宵ちゃん…好きだよ…」 「あたしも…ふあ…」 睦み事を行うようになってから、ぼく達は毎晩、事務所の仮眠室のベッドにお世話になっていた。 彼女の華奢な身体に、ぼくの身体はなかなか慣れなかったが、1度繋がった事で成人男性の性欲に変なスイッチ...
  • 09/01/28
    流れをぶったぎりで申し訳ない。 全然陵辱モノじゃないけどあえて投下。 傾向はこんな感じ。 ・成歩堂×真宵 ・微妙に成歩堂が黒い。 携帯からの投下なので改行の感覚がよくわからず読みづらいかも。そして多レスになると思う。 エロパロとか3人称とか慣れてなくて読みづらいだろうけど、それでも大丈夫な方はどぞ↓ 「いったいコレはどうゆう事なのか…説明してもらおうか」 「………うぅ」 苛立たしげに問い詰める成歩堂と、ソファに正座してしょぼくれる真宵。 コレ、と成歩堂が指さすのはテーブルの上で無残に広がる、某高級和菓子屋の包み紙と空箱。 「コレは今日の夜に来るお客さんに出すやつだから食べちゃダメって言ったよね?」 「だ、だっていっぱいあったし…ちょっとくらいならバレないかなぁって……」 「ちょっと…?一個も残ってないじゃないか!」 お菓子くらいでそんな怒るなよ、と思うかもしれない。 しかし最近の真...
  • 07/07/29ナルマヨミツメイ
    検事局の地下駐車場に降り、御剣怜侍は自分の車の脇に立った。 5分もしないうちに、レモンイエローのスプリングコートの狩魔冥が現れた。 「待たせたかしら」 「いいや、私も来たところだ」 助手席のドアを開けると、冥はするりと座席に滑り込む。 「で、なに?」 御剣がエンジンをかけると、冥が窓の外を見たまま言った。 「うむ。成歩堂から連絡があったのだ。真宵くんと春美くんが倉院の里から遊びに来ているので事務所に来ないかと」 「・・・私も?」 「イトノコギリ刑事も呼んだようだ。ソーメンフルコースをごちそうすると息巻いていたが、ケータリングを頼んでおいた」 そう、と冥がつぶやく。 「ひさしぶりだわ、真宵と春美に会うのは」 13歳で検事になった冥にとって、真宵は初めての同年代の友人だった。 ぶっきらぼうに聞こえる言い方をしながらも、少し嬉しそうにほころんだ冥の横顔を見て、御剣も頬を緩めた。 成歩堂法律事務所...
  • 06/01/23b
     その言葉が脳に届くまで数秒。意味を理解するのに数秒。どんな返答をすべきかで迷うことに、また数秒。 「は?」  そうして出てきた言葉は、もう少し何かなかったのかということを正直認めざるを得なかった。 「好きだよ、なるほどくん・・・ッ」  最後の方は消え入るようだった。  相変わらず真宵は向こうを向いているため表情が確認できないが、吹き出ている蒸気から察してもかなり真っ赤なのであろう。 「ほんとはさ。ハタチまでにとか、そんなことどうでもよかったんだ。わたしの周りの子とか、全然そんなの気にしないような子ばっかりだし」 (そりゃ、あんな山奥じゃ出会いもないだろうからなあ・・・・・・)  倉院の里を思い起こす。  後から聞いた話だと一応向こうにも学校なるものが存在していて、さらには共学であるらしいのだが、 男は大体もっといい学校に...
  • 10/09/07-2
    前    ──あの時。巌徒を自宅まで送ることを承諾して、車の中で京都の話をして──十年 以上前に修学旅行で訪れたっきりの巴と、捜査や会合で何度も行ったことのある巌徒と では、多分に知識に差があったものの──それなりに会話も弾み、巌徒の住むマンション の駐車場に車を停めて。 ──そこで。 ──「ついでだから上がっていけば」との巌徒の提案を受けたせいで。巴は今、巌徒の 自宅にいるわけだ。 ここまでの経緯説明をキレイに片付けたにも関わらず、巴の思考は相変わらず益体も ないところをぐるぐる回り続けている。 居心地は悪くない。むしろ好い。警察局では他人任せにしているくせに、巌徒の淹れた ほうじ茶は美味しかった。ソファはサイズは大きいが、スプリングが効いていた。何時の 間にやら蒸留酒で手酌を始めた家主は、客との会話を不快がってはいないようだった。 「──ところで、主席捜査官」先日担当した事件につ...
  • 04/04/27
    Catcher in the mine field (地雷畑でつかまえて)  御剣怜侍の深いため息が紫煙と共に吐き出される。  もはや昔の話だが、証拠の偽造も証言の操作もお手のもので、悪徳検事とすら呼ばれた自分が、たかが人ひとりを騙すことに暗澹たる気分になっている。  それは、その騙す相手が自分の知り合いだから、という理由だけでもないことを、成歩堂に言われるまでもなく彼は自覚していた。 「あ、こんにちは! ここに顔出すなんてめずらしいですね」  成歩堂法律事務所の自称「副所長」は、前もって訪問を知っていたため、手際よくお茶を出してくれた。  応接間で御剣が腰掛けたソファの向かいに、成歩堂も大仰に腰を下ろした。  アイコンタクトをよこした彼の顔つきは、すでにいっぱいいっぱいだったが、それは御剣も似たようなものだったろう。 「何か用件があるんじゃないのか、御剣」 「まあ...
  • 09/11/20
    ナルマヨ投稿します。 初めてなので文章下手です。 若干なるほど無理やりです。 最初はまんまゲームのセリフです。 事務所でナルホドは一人で悩んでいた。 (一応今日で仕事収めだけど…大掃除一日で終わるかな…) この酷い散らかりよう…これから一人で掃除するのかと ナルホドはうんざりする。するとケータイ電話が鳴った。 「はい、なるほ…」 「なるほどくん!大変だよ!」 電話に出るなり真宵はナルホドの言葉を大声で遮った。 「お、真宵ちゃんか、ちょうどいいところにじつはこっちも大変なんだ。」 「え?」 「いや、大掃除がね…」 「何言ってるの!」 「…なんだよ、そんなにコーフンして…」 「いいからほら、テレビつける!早く!」 (テレビ?) ナルホドはテレビのリモコンを押した。 『それでは現場からお伝えします…』 (なにかあったのか?) するとテレビには見覚えのある場所が映った。 『…はーいこちらはタチミ...
  • 09/06/20-2
    前 「ずっと昔から僕はこういうことをしたかったからだよ」 低く、甘い言葉。 その言葉だけで彼女はたまらないと言わんばかりに首を振り、成歩堂の体をぎゅうを抱き返す。 成歩堂は彼女に好意を持っていたし、それを「相棒」「妹」「友達」で括るだけでは物足りなかった。 けれどそれが「いつから」と聞かれても分からない。 泣いている肩を抱き寄せることは安易なことで、けれども関係が崩れてしまうことを懸念して触れることすら出来なかった自分がいたのも事実。 それぐらいに大切だったと言えば簡単だが要は自分に度胸がなかっただけだ。  「だから――、みぬきと真宵ちゃんの思いのベクトルは違う。 ……それでいいだろ? 君だって御剣と僕に向ける思いのベクトルが違う。 それと同じことだよ」 「な、なんで御剣さんが出てっ、っんん……」 異議を申し立てようとする真宵の言葉を紡がせないとばかりに襦袢の上から、そっと胸のラ...
  • 07/02/04
    御剣×真宵コスプレネタ 「似合う?」 笑顔で無邪気に問い掛ける真宵に、御剣はただ頷いた。 なんでこんなことになったのだ、とひたすら心中で繰り返しながら。 「えへへー、こういうのって一回着てみたかったんだよね」 黒いエプロンドレスと、ところどころにあしらわれた白いフリル。 ニーソックスからわずかに覗くすらりとした足はいろいろな意味でほぼ反則に近い。 メイド服。 それ以外にこの衣装をなんと言えばよいのか。数あるメイド服の中でも王道を地で行く、黒と白のスタンダードなカラーリング。最近はピンクや水色のメイド服も増えていると聞くが、やはりこの伝統的メイド服にはかなうまい。 「(……いや、何故メイド服について私が真剣に考えねばならんのだ)」 やたらにやにやした成歩堂から受け取った紙袋にまさかこんな物が入っているとは思いもしなかったから。 つい家に泊まりに来ていた彼女の前で中身を出してしまったの...
  • 05/08/23
    美味しい彼女  序審裁判制の3日をフルに使った長丁場は、辛くも勝訴で終わった。  毎度毎度崖っぷちのサイバンだね、ひやひやしたよ!と助手の真宵はひとしきり笑い声を上げたあと、 真面目な顔をしておめでとう、と成歩堂に言った。お祝いをしなきゃね、とも。  お祝いといえば美味しいもの食べなきゃ、と無邪気に笑いながら言う。その意見は否定することなど不可能だった。  成歩堂にはめずらしく経済的余裕があったのもあり、いつものみそラーメンのかわりにちょっと贅沢をしてしまおうかと話は進み、 国道沿いの焼肉屋のチェーン店に足を運んだ。  マニュアルどおりのイントネーションのいらっしゃいませの声を聞きながら、いつかはちゃんとした高級店で食べられるような身分に なるのだろうかと詮無いことがちらりと成歩堂の頭の片隅をよぎった。  しかしながらかたわらの真宵はこの状況に充分ご満悦...
  • 04/06/15/2-3
    1/2/3/4/5   3. Proof of blood 深夜のロビーは照明が最小限に落とされ、人もいない。 静寂のなかで真宵にはその待ち時間が無限のように思えていた。 「……なんで、もっと早くに連絡しないのだ」 振り返ると、御剣は、エレベーターホールから声を張り上げている。近寄ろうともしてこない。 「だって」真宵は立ち上がって、同じく、大声で会話した。「なんて言ったらいいのか、わかんなかったし」 「そうか。やっと私の苦労も思い知ったみたいだな」 沈黙が下りる。 「こんな遅くじゃめぼしい店は閉まってしまったな。牛丼でも食べにいくかね」 「いい。ごはんなら、電車の中で食べてきた」 離れたまま話し、見えない壁があるかのように、お互い相手に歩んでいこうともしないのが滑稽だった。 「じゃあ……そうだな、どこかで、一杯やるか」 「あたし、ワイン飲みたい。部屋のなかで」 御剣は少しあごを反らせて真...
  • 08/04/09
    倉院の里からさほど遠くない山筋の旅館。 平地に比べまだ肌寒く、そのせいで今が桜の見ごろだった。 火照った身体は涼を求めて、旧式の螺子鍵をまわし、ガラス戸をあけた。 夜風がオドロキの身体から心地よく温度を奪った。 玄関辺りにかかげられた明かりのせいで桜が淡く闇に浮かび上がっている。 普段花などにほとんど興味をもたない彼も、素直にきれいだな、とだけ思い、 腰を下ろし、そのまま外を見つめた。 「風邪引いちゃいますよ、オドロキさん」 大きな掛け布団をひとつ抱えてきたみぬきは、いうがはやいか、 自分ごとオドロキのからだに布団を巻きつける。 肩に顎をのせ、オドロキの視界と同じものを見られるようにした。 「きれいですね」 すぐに同じ感想を言葉に出して言う。 春の風がつよくなってガラス戸を鳴らす。 オドロキはみぬきの両手ではまわりきらなかった布団の前を代わりに引き受け、 風がはいってこないように前を閉める...
  • 09/06/20
    前 「真宵ちゃんの匂いがする」 「っ! な、なるほどくんのバカ、何いいだしてんの! 意地悪!」 「意地悪じゃない、僕はただ事実を言っただけ。 真宵ちゃんの御香の匂いが、ここにも残ってる」 首筋を吸血鬼のようにかぷ、と噛み付けば唐突のことに驚いたのか彼女は小さな悲鳴をあげた。 それが心地よくて、更に聞きたくなって噛み付いたところをペロリと舌を這わせる。 悲鳴をあげないように、唇を噛んでこらえている姿はいじらしく、それが一層成歩堂を煽り立てる。 恥らう姿も、苦悶に顔を歪める姿も、恍惚とした表情も、どれもこれも全てが見たい。 彼女の様々な表情を見ることが出来るのは、自分だけであればいい。 他の奴になんか見せてやるものか。 優越感に浸り、手の甲に口付けを一つ落とす。 「髪にも、首にも、手にも、足にも、多分全身に御香の匂いが染み付いてるんだよ」 「ちょ、ちょっとっ、なるほどくん……!」 「甘い...
  • 04/06/15/2-4
    1/2/3/4/5 4. Praying hands 〈おかしい〉 と、御剣はすやすや眠る真宵を裸の胸に抱きながら、ぼんやりと物思いに耽った。 〈どうして、こうなった。まるで話が違うじゃないか。私は……はっきりとこの子に言った。 『なんでもする』と。どんな努力もいとわないと。それが……それが……なんで、こうなってるんだ。 なんで、真宵くんは、いつでも私の言いなりで……私が言うことならなんでも従うようになっているのだ〉 眼下の真宵はまったく邪気のない顔で、疲れ果てて安らかに眠っている。 つい今しがたまで、御剣の甘い責め苦に泣き声を上げていたとはとても思えないくらいだ。 〈想像していたものと違う。まったく逆だ。くそっ。こんなに楽しいセックスをすることを予想して腹をくくったわけじゃなかった。 私がこの子を抱く前に考えていたのは……もっと、冷ややかだったり、一方的だったり…… たとえば……なんで...
  • 04/04/15
    成歩堂×真宵⑥ 冷たい霊洞の中で、刹那に導かれた想いが、やがて二人を向き合わせる。 誰も楽をして生きられないように、誰も無理をして生きられない。 ただ、そこに在る真実と共に。 -太虚- (こくう) 肌に触れる寒さが、思わず身を震わせた。 ごくり、と唾を飲みこんでから、隣を成歩堂 龍一は見た。 そこには同じく身を震わせている綾里 真宵が居た。 (・・・・はあ・・・・ はあ・・・・  ・・・・くそっ! なんでぼくがこんな目に・・・・) 成歩堂は唇を噛んだ。 (・・・・あのとき・・・・ぼくはどうして、あんなコトを!) 脳裏に、数日前の会話が思い出された。 ぱたぱたと、駆け寄って来る足音に、成歩堂は目を向けた。 そこには、何か紙を持った真宵が居た。 「なるほどくんなるほどくん! ちょっと良いかな!」 「え? ...
  • 03/11/01
    成歩堂×真宵④ 目を覚ますと当然ここはぼくの部屋。 昼も近いのだろう、カーテンから差し込む日の光が眩しい。 そこまではいつもの日曜、ひとつ違うのはぼくの隣りで真宵ちゃんが寝ているということ。 ふたりは裸でひとつの布団。ぼくは昨夜、真宵ちゃんを抱いたのでだ。 初めての彼女だったが、頑張ってくれたお陰で、何とか最後まで遂げることが出来た。 次はもっと気持ち良くしてやりたいなあとぼんやり思う。  …しかし、真宵ちゃん。 ぼくが真宵ちゃんと一緒に朝(もう昼だけどさ)を迎えることになろうとは。  ちなみに、どのくらい思いもよらないことだったかというと、色々な意味で最高に情けないのだが、 買い置きのスキンがなかった為に、半裸の真宵ちゃんを部屋に置いて夜中近所の薬局前の自販機まで すっ飛んで行った位である。あああ、いい歳してナニやってんだぼくは…。 その姿を誰か知り合...
  • 04/07/25(チヒマヨ)
    千尋×真宵(1)  祭日が重なり合った週末の連休。その日、千尋の住むマンションに真宵が泊まりにやって来ていた。 千尋にとって個人事務所を開いてから忙しさ常態化した日々の中、真宵と会うと言っても、いつも時間が限られていたが、その日は時間を忘れ、のんびりと姉妹水入らずの時間を楽しんでいた。  互いに近況報告から始まり遊びの話、懐かしい思い出話と会話は弾み、落ち着いた心安らぐ時間の中、ふと千尋は真宵の霊媒師としての修行の事について聞いた。 「どう真宵、修行の方は進んでいる?」 「えっ?」  それまで、にこやかだった真宵の表情が千尋の何気ない質問と同時に一変した。 「真宵?……」  家を出た身としては、それまで、あまり口にする事の無い話題だったが、久々にのんびりと過ごせる時間に出た、その話題について真宵の表情を酷く曇らせた。 「どうしたの真宵、何かあったの...
  • 10/08/28
    横切り失礼。ガントモ投下します ※SL9号事件前後の巌徒×巴。全体的に薄ら寒い話 ※巌徒と巴が事件以前から合意の上での肉体関係があった、っていう妄想前提 ※巴さんの性格がごっさい歪んでいる ※エロは次ページくらいから ***** ――何を、しているの。 宝月巴は己れに問う。貴女/私は、なにを、しているの。 震える片手には、自身の首に巻いたマフラーの端。もう片手には、ハンカチで挟んだ 陶器のカケラ。床に散らばるツボのカケラの、ひとつ。 警察局副局長オフィスは暗い。まだ停電から復旧していないからで、咥えたペンライト と時折閃く雷だけが光源だ。そんななか、一心不乱にマフラーでツボのカケラを拭く女、 というのは、怪談じみていて。何処か滑稽でもあった。 ──私は、何を、しているの。 しかし当人にその諧謔を楽しむ余裕はない。ひたすらにカケラを拭い、終われば床に 戻し、次のカケラを手に取る。拭う。...
  • 07/07/15
    「自分の始末は、自分でつけたな。あいつ」 主席検事室で、『裁判員制度』テストの中継を見届けて、御剣は言った。 7年間、歯がゆい思いをさせられた親友を、責任者に起用するに当たってはこの男もかなりの権力を行使した。 「裁判における証拠の位置。この制度の導入で我々の今までの」 「その議論は、し尽くしたと思うけど」 中継の終わったモニターにリモコンを向けて電源を切り、狩魔冥は御剣の言葉をさえぎった。 「・・・そうだったな」 「成歩堂龍一に、おかえりを言わなくてはならないわね」 「あいつに、その気があれば、バッジを返還するかどうか、弁護士会が検討するだろう。おかえりを言うのはそれからだ」 御剣は、こみ上げる笑いをこらえるように表情をゆがめた。 「言葉のわりに、うれしそうだこと。主席検事」 「う・・・ム。そうだろうか。君こそ、晴れ晴れとした顔をしているように見えるが」 冥はピシッと鞭で空を切った。 法...
  • 03/03/01(Wチィチャン)
    ちなみ×千尋① 心に刻み込められた傷は、癒されはしない。 満たされる物など、何一つ無い。 だからこそ、傷つける事を決める…… -婬雨- (ながあめ) 二月のある寒い日。 寒空の下、一人の女性が風に当たりながら立っている。 綾里 千尋。 弁護士生活の第一歩を、癒えない心の傷によって、めちゃくちゃにされた女性。 千尋は辺りを見回した。 (確か、この辺りのはずなんだけど……) 冷えた手をもみほぐしながら、そう思った。 こんな日に、寒空の下に立っているのには、訳が在る。 千尋はポケットから紙を取り出す。 薄ピンク色の紙には丁寧な字が書かれていた。 『綾里 弁護士 様  ごきげんよう、弁護士さん、美柳 ちなみですわ  急なお手紙に、驚いていらっしゃいそうですわね  実はわたくし、あなたに、お話し...
  • 04/04/27-2
    前  真宵はせいいっぱい頑張っているらしく、できるだけ胸を張って立とうと努力しているようだった。  たまに、不安げに腕で前を隠しては、気がついてそれをどけるのを繰り返していた。 「御剣検事。あの、なんか、なんともいえない顔してるんだけど、何考えてるの?」 「このまま回れ右してうちに帰って布団かぶって眠りに落ちて、何もかも忘れてしまいたいなあというようなことを考えている」 「やだ、何それ」 「だから、そのぅ」御剣は文字通りに頭を抱えた。「君は、その、なんだ。もともとそのー、は、生えない体なんだろうか」 「あっ……そっか。これ」と真宵は恥じたように、股の一本筋を指で隠した。 「あの、きのうの夜、お風呂でお手入れしようと思って、でも、どんな水着かわからなかったから、どれくらい剃ればいいのかわかんなくて。  剃ってるうちに、なんかすごいへんになっちゃったから、えーいって思...
  • 10/09/07
    横切り失礼してガントモ投下。 ※SL9号事件以前の巌徒×巴。割と真剣にイチャイチャしてる ※事件以前から二人が愛人関係にあった、っていう妄想前提 ***** 『 To 宝月巴 2014/10/XX    21 04 From 宝月茜 Sub 修学旅行一日目! お姉ちゃんへ。今日は修学旅行一日目です!家を出るときに雨だったから心配だった けど、晴れました!お寺とかいろいろ回ったよ。なんだか空気がちょっと違う感じが して面白かったです。紅葉はまだ半分くらいらしくて(ガイドさんが教えてくれたよ )ちょっと残念。キレイだったけどね 明日は自由行動でいろんなところに行く予定。なので明日も晴れるといいな。あとで レポートを発表しなくちゃならないからちょっと大変だけど、すっごく楽しみ! お姉ちゃんは何もなかった?仕事、あんまり無理しないでね じゃあおやすみなさい! PS.奈良公園のシカ、すっご...
  • @wiki全体から「17巌徒とちなみで真宵を凌辱」で調べる

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