逆転裁判エロパロスレ@Wiki内検索 / 「27(キリメイ)」で検索した結果

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  • 04/10/27(キリメイ)
    霧緒×冥 『お泊まり会』 どうしてこんな事になったのだろう。 冥はシャツのボタンを留める自分の姿を鏡で見ながら思った。 キチンと洗われたシャツは、揃いのパジャマのズボンと一緒にキレイにたたまれていたものだ。 冥がシャワーを浴びている間に置かれたのだろう。浴室に入った時にはなかったものだ。 それを大人しく身につけながら、やはり冥は釈然としない。 今日はただお茶をするだけのつもりだったのだ。 新しいアパートに引っ越したので遊びに来ないかと誘われ、じゃあ3時のお茶でもと、手土産のケーキを持って訪問した。 近状報告にもならないようなおしゃべりに花を咲かせているうちに日も落ち、せっかくだから夕食も、さらには食後に一杯などと誘われているうちに―― どうせなら泊まっていかれませんか?――と。 断るチャンスはなかった訳ではないだろう。しかし、小さな誘いを断...
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    ...リ) 04/10/27(キリメイ) ゼニトラ×うらみ 04/03/01/2 04/09/12 04/10/07(トラウラ) 04/10/07 04/10/27 04/12/30 春美×御剣 08/12/01 09/01/05 09/05/11 09/08/02 09/12/20 10/02/11 厳徒×巴 07/07/30 09/09/16 09/09/21 09/09/26 09/10/06 10/08/28 10/09/07 厳徒×ちなみ(凌辱) 10/07/17 10/07/19 10/07/22 冥×弓彦 11/02/20 信楽×水鏡 11/08/31 12/05/18 夕神×心音 16/01/01 16/01/03 百合 02/11/20(マヨチヒ) 03/??/??(マヨハル) 03/12...
  • 05/05/05(キリメイ)
    『K.Kの日記』 K.Kの日記(1ページ目) ==============================  *月**日 数ヶ月ぶりに冥さんから手紙が来た。 先週、私の手紙が受取人不在で戻ってきたので、嫌われてしまったかと思ったが違ったようだ。 今は日本で働いているらしい。早速、返事を書くことにしよう。 リターンアドレスが書いていない。 K.Kの日記(2ページ目) ==============================  *月**日 待ちに待った冥さんからの返事が来た。2か月待った。 住所が分からなかったから、消印から勤めてる検察庁を推測して送ってみたが、無事に届いていたようだ。 どうやら、検察庁の窓口で不審物扱いされて鑑定室に留め置かれていたらしい。 検察庁の住所と名前しか書いてなかったから、仕方な...
  • 03/07/08(メイ)
    冥輪姦 検事になって何回目の裁判だったのか。 被告人は見るからに下品な若い女だった。それはよくおぼえている。 退屈そうにあくびを繰り返しては、傍聴席にいる仲間にチラチラと合図を送っていた。 さすがの私も弁護人に同情したくらいだ……が、これはビジネス。 どんなに小さな裁判であろうと、常に狩魔の名がかかっているのだ。負けるわけにはいかない。 そもそも、この裁判で私の負けは存在しなかった。 陪審員の顔を見ていればそれは一目瞭然。 陪審員に限らず、傍聴席にいるほとんどの人間が有罪を確信するよう、下品な女を見つめていた。 案の定、被告人に有罪判決が下る。 下品な女はようやく事の重大さに気付いたのか、やがて顔面蒼白になった。 名のある会社社長の娘らしいが、学校にも通わずロクでもない男たちとつるんで 毎日毎日遊んでいたのだろう。立場と金に物を言わ...
  • 04/02/08(メイ)
    受け冥 「こんな薄っぺらい布団で熟睡できる人の気が知れないわ。」 冥は奥の院で見つけた薄っぺらい布団を見ながらいつもの呆れ口調で呟く。 「でも、やわらかい布団より、姿勢にはいいんだよ。」 「ふーん。どう見ても寝心地は良くなさそうね。」 言い終わって成歩堂を見ると、せっせと布団をひいている。 「ちょっと、なんのマネよ。」 「論より証拠だよ。ほら、寝てみなよ。」 布団をひき終わり、冥を見ながらせんべい布団をポンと叩いた。 「冗談じゃないわよ。何で私が…」 「いいからいいから。」 成歩堂は嫌がる冥を無理やりせんべい布団に寝かせる。 「どうだい、寝心地は。」 「カタいわね。」 「ふーん。じゃ、ぼくも。」 言うが早いか成歩堂は冥の寝ている布団に潜り込んだ。 冥は咄嗟にムチを揮おうとするが、布団の外のムチは成歩堂によって遠くへ払いのけ...
  • 05/06/08(ヤハメイ)
    矢張×冥 来週にはアメリカへ帰国してしまう狩魔冥は、珍しく早い時間で仕事を切り上げようとしていた御剣怜侍を食事に誘った。 「そうだな…君さえよければ」 僅かに考え込む様子をしてから連れて行かれたのは、およそ御剣の趣味とは思えない「らーめん屋」だった。 あのレイジが…信じられないと目を丸くしていた冥はさらに信じがたい光景を目にすることになる。 「おっそ~い御剣検事!」 店の前で待っていたのは冥の宿敵、トンガリ頭の成歩堂龍一とその助手、綾里真宵だ。 「…どういうコトかしら?」 言葉は震え、鞭を持つ手に力が入る。この面子で楽しい夕餉など人をバカにするのもいい加減にしろと言いたげだ。 「こちらが先約だったのだ!…たまにはこういう所もイイものだぞ」 悪びれずに言う御剣が憎らしい。 「あ、あのちょっと…」 不穏な空気を察した成歩堂が二人の間に割って...
  • 04/10/13(ヤハメイ)
    矢張×冥 #01  「反逆の矢張」 「・・・んっ・・・」 「おっ、気がついたかい?メイちゃん」 「・・・!」 「そう、俺様だよ!オ・レ・サ・マ!気分はどうかなァ?」 「・・・誰よアナタッ!」 「!んなっ・・・!メイちゃん!!この俺サマを覚えて無いのかい!?」 「・・・フン、バカがバカのようにバカバカしくニヤけてバカげた顔ね」 「ヤハリだよ!ヤ・ハ・リ!この間法廷で会ったばっかりだろ!」 「・・・!矢張政志ッ・・・」 「そうだよオレだよ!へへ、やっと思い出してくれたかなァ?」 「何故ここにいるの!?ここは私の部屋・・・」 「フロントで聞いたのさ。宅配ピザの格好して行ったら、一発だったゼ!それに・・・」 「・・・それに、何よ・・・!」 「それに、少しは自分の心配をした方がいいと思うけどなァ・・・メイちゃん」 「・・・!なッ・...
  • 03/02/01(キリミツ)
    キリオ×御剣 室内に備え付けられているベッドがまるで自らの品質を現すかのように ギシギシと軽く、堅い音を部屋に響かせる。 決して居心地のいいとは思えないそのベッドの上で しきりに身体を縦横させているのは、ロープで両手を後ろ手に縛られ、 両足首をくくられて、ナプキンの猿轡に顔をしかめる下着姿の男だった。 正常な健康状態ならば美形と言えるその顔も、 今は極度の疲労からかかなり憔悴して見える。 彼の身体を気遣ってか部屋は暖房で適温に暖められており、 冬の訪れを感じさせるこの季節に寒さを感じずにいられることは 男にとって幸せなことだったに違いない。 カチャ…。 控えめにドアが開かれると同時に、小柄な女性が部屋に入ってくる。 女性は辺りを注意深く目視した後、ドアのカギをかけて 男のいるベッドルームへと足を踏み入れた。 「さすがに...
  • 04/09/12(ゴドメイ)
    ゴドー×冥 「・・・ハァッ・・・ハッ・・グッ・・・!」 「歯は立てるな。・・よし、よし・・いいぜ・・。」 あれからしばらくしてゴドーは神乃木荘龍として自由の身になった。 どんな裁判でも逆転させてしまうトンデモ弁護士の成歩堂や 検察から警察まで顔が効く検事の御剣やらが 成歩堂の呼びかけで神乃木をサポートした結果であった。 そんな中、神乃木は自由の身への葛藤と戦いながらも 生きなければならないということを自覚していった。 他人に幕を引いてもらうというのは初めは我慢しがたい真実だったが もうその真実を自覚しなければならないというところまで話は進み自由の身になったのである。 手を掛けてくれた人には物で礼をするという格好付けたやり方でありながらも感謝の気持ちを表した。 つまり、本人の葛藤はあったにしても結果的には順調だ...
  • 02/11/04(セーラーメイ)
    セーラーメイ 闇夜に浮かぶ蒼い月。 とある平和な街角に、事件とあらばやってくる。そう、その名も・・・ 「美少女検事セーラーメイ!法に代わっておしおきよッ!」 「フッ・・・やはり来たかセーラーメイ。待っていたぞ・・・」 「はっ、貴方は御剣怜侍!ここで会ったが百年目、今日こそ今までの恨みをはらしてやるわ!」 「くくく、強気だなセーラーメイ。だがそう簡単にいくかな?」 「何ですって・・・!?」 「今日はキミの部下は助けに来てくれないぞ」 「な、まさか貴方、糸鋸刑事に・・・!?」 「うム。昼間警察署の前で行き倒れていてな。ソーメンを奢ってやった」 「(くっ・・・あの年中金無し無能男め、後でムチ百叩きにしてるから・・・!)」 「そういうわけだ。さあ観念してもらおうか」 そう言うと御剣はセーラーメイを押し倒した。 「な、何するのよっ!無礼者、...
  • 04/10/20(ナルマヨミツメイ)
    成歩堂×真宵 & 御剣×冥 #02 「繁盛の秘訣」 「オ~、ラ、ラ!あなた達、とってもよく似合ってるわァ!」  「えへへ~、狩魔検事もよく似合ってるよ!うん!」 「・・・何で・・・ッ」 「クワ?何かしら?」 「・・・何でこの私が・・・この狩魔冥が・・・こんな店でこんな格好しなきゃならないのッ!?」 「モン・デュッ!!そ、それは・・・きっとアナタの事、とっても気に入ってる人がいるのよぅ」 「・・・一体何の話よ」 そこには、フリルの施された可愛らしい衣装を纏った少女が二人。 一人は明るく、笑顔が絶えない元気一番な可愛い少女。 もう一方は整った顔つきに、細く引き絞られた目の美しい少女。 どちらもそれぞれの個性の違いはあるが・・・ その姿をよりいっそう可愛らしく見せる為には十分な素質の持ち主達だった。 「や・...
  • 05/06/16(メイキリ)
    冥×霧緒 残酷な神が支配する 久しぶりにメイさんからの呼び出しがあった。 今日はどんなコトをされるのか、嬉しい反面少し怖い。 メイさんが私に逢いたいと連絡してくるのは、だいたい成歩堂さんとの裁判に負けたときだ。 このあいだはノーパン、ノーブラで御剣さんと3人でお食事をした。 テーブルの下でもメイさんの視線を感じてしまい…椅子を汚してしまわないか心配でお料理の味なんか全然わからなかったっけ。 それでもこの数週間、私はメイさんからの連絡をずっと待っていた。 彼女の姿が見られるだけで私は幸せな気分になる…。 指定されたのは都内のホテル。今日はプールで泳ぎたいのだという。 水着はメイさんが用意してくれた。ホルタータイプのビキニでメイさんが黒、私が白だ。お揃いかぁ、ちょっと嬉しい。 まだ泳ぐには少し早い季節だけに人は多くない。 冥さん...
  • 09/06/27美雲×御剣
    550 :美雲×御剣[sage] :2009/06/26(金) 04 46 35 ID Tk2xH2ZE 考えてみたが… 「アハハッ!”ヌオオオオ”だって、おっかしい!」 …誰だ!人の努力を笑うは! 声のした方角を見上げると少女が窓際に立っていた。鳥のように舞い下りた。 「誰だ、誘拐犯か?」 「誘拐?やだなあ、わたしはそんなケチなシゴトしないよ、わたしが狙うものはもっと大きな”モノ”だよ」 少女は御剣を品定めするようにじろじろ見て、その視線の先に御剣はなぜか こんなか弱い少女相手に”危機”というのもを感じたのだった。 その上彼女はかつて世間を騒がせた「ヤタガラス」を名乗り御剣はさらに混乱する。 「あ、本名は一条美雲っていうんだけどね。ミクモちゃんです。よろしくね。」 いかん、状況がつかめなくなってきた。 「聞きたいことは山のようにあるのだが…まずはこのロープを解いてほしい。」 「ん...
  • 06/12/27(エロなしクリスマス)
    「メリークリスマース!」 真宵ちゃんがクラッカーをならした。 ここは僕の事務所。 今日はクリスマスなので、春美ちゃん、イトノコさん、御剣、狩魔冥、神乃木さんと クリスマスパーティーを開くことになった。 「いやあ、自分達まで誘ってくれるなんて、うれしいッス!」 「まあ、今日はクリスマスですから。パーっと盛り上がりましょうよ。 ほらほら、みんな飲んで飲んで!」 真宵ちゃんはもうすでに20歳になっているので、遠慮せずにお酒を飲んでいる。 …もう真宵ちゃんが事務所にきて4年か。早いなあ。 「ほら!なるほどくんも飲みなよ!」 「う、うん。」 僕もグラスにそそがれたお酒を飲んだ。 「神乃木さん、飲まないんですか?」 僕は神乃木さんに問い掛けた。 神乃木さんはコーヒーしか飲んでない。 「俺は酒は飲まない。 生まれてからコーヒー以外のものは飲んだことないからな。」 うそつけ!と心の中でつっこんだ。 「お...
  • 04/05/07(ナルキリ)
    成歩堂×キリオ② 何か損を与えた場合ために、それ同等のものを払わなければならないということ。 世界の常識でもあり、これによって世界が成り立っていると言っても過言ではない。  -代償- 「ほ、ホントにすみません!私・・・なんでもしますから・・・・」 華宮霧緒は、倉院の里秘宝展の展示物で綾里供子の魂が入っていると言われている 壺を盗まれてしまった。 「なんでもしますから・・・・」 彼女は、高菱屋の地下で成歩堂と真宵に謝っていた。 「まあ・・・後で事務所に来てください。」 成歩堂は、そう言い残してその場を去った。 「(壺のことなのでしょうか・・・)」 頭に疑問符を浮かべながらも、いずれは弁償しなければならない相手なので、霧緒は少ししてから成歩堂の事務所に向かった。 霧緒はタクシーを使って、成歩堂の事務所に行った。 「こんに...
  • 05/04/27
    神乃木×千尋 294 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2005/04/08(金) 12 34 09 ID pksD9RXS 霊媒で何でもありなら体入れ替わりでエロもありなんじゃないかと思い始めた ゴドーになって初めての抱く側をノリノリで楽しむ千尋と、その逆で千尋と入れ替わって慌てまくるゴドーってどうだろう 295 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2005/04/08(金) 14 56 10 ID lbqFjtWi どっかのスレでそういう設定の小説を見たことがあるけどハァハァしたなぁ。 ということで言うだけじゃ何なので小説を書いたことすら無い俺が書いてみましたよ。 誰か続きを頼む・・・。俺にはこれが精一杯ですorz =========================== 窓から射し込む温かな朝陽を受...
  • 03/11/02(ミツメイ+)
    御剣×冥+矢張(エロ無し) 俺は偶然にも目撃してしまった。 見るつもりなんて、全くもってこれっぽっちもありはしなかった。 だが、ここ最近怪しいとは思ってたんだ。 あの天才検事と呼ばれている2人が、実は付き合ってるんじゃないかって・・・! 「メイ・・・」 「バカ・・こんな所で・・・」 だからって、よりによってオレの仕事場(公園)でいちゃついてんなよっ!! くそ、御剣のヤツ。親友だと思ってたのに。 オレなんかいつも忙しい彼女と、もう3ヶ月も会ってないんだぞ!? 顔良し、頭良し、しかも金持ち(たぶん)な上に彼女まで居るなんて、そんなことが許されてなるものかぁぁ!!!! ちくしょう!かくなる上は・・・ い  や  が  ら  せ  し  て  や  る  。 迅速なオレはさっそく行動に出た。 敵を知るにはまず正確なデータを集めなければならな...
  • 03/05/12
    冥×御剣?③(エロ無し) 小さなメイタンが少年の国に遊びに来ました。 少年はメイタンをあちこち案内してあげました。 メイタンのパパは仕事が忙しいので、メイタンの世話を少年に任せっきりです。 そしてその夜、メイタンはワガママを言って少年を困らせます。 「レイジと一緒に眠るの!」 メイタンは一歩も引きませんでした。 根負けした少年は、メイタンが眠ってから別室へ行けばいいと考えて、一緒にベッドへ入りました。 暫くすると、メイタンの可愛らしい寝息が聞こえ始めました。 少年はその寝顔を愛しげに眺めます。 そうしているうち、少年は結局そのまま眠り込んでしまいました。 翌朝、少年が起きると、メイタンももうお目覚めでした。 メイタンは愛らしい声で少年に尋ねます。 「ねぇレイジ、毛布の下に何を入れているの?」 メイタンが示したのは、少年の身体...
  • 04/03/06(ミツキリ)
    御剣×霧緒① 「御剣怜侍」 職務を終えて帰ろうとした御剣は呼び止める声に振り返った。 振り返った視線の先には冥が立っていた。 「メイ…どうした?」 「その…今夜、空いているかしら?」 普段は一方的に自分の都合に付き合わせる冥が自分に頼みごとをするとは珍しい。 何があるのだろうか、と思い冥の問いかけに答えた。 「特に用はないが、なんだろうか。」 「よかった。お願いがあるんだけど。」 「だから、なんだというのだ。」 急かす御剣をすまなそうに見ながら、冥は丁寧に包装された箱を御剣へ差し出した。 「何のつもりだ?」 差し出された箱を受け取りながら聞く。 「今日、誕生日だから。」 自分の誕生日ではないな、と思いながら、まったく意味の分からない御剣は少し苛立ちながら言い返す。 「私の誕生日ではない。」 「そんなことは分かっているわ。今...
  • 02/10/26(ナルキリ)
    成歩堂×キリオ(未完) 以前、霧緒の面会に行った時、成歩堂は『退所したらぼくの事務所でパーティーをしましょう』と霧緒に言った。 今日はその約束の日だ。 刑務所に現れた成歩堂は、中から出てきた霧緒と一通りの挨拶を交わし、そして事務所へと案内した。 成歩堂法律事務所が入居している薄汚い雑居ビルの階段を、二人は足音を高く響かせながら上る。 その途中で霧緒は成歩堂に話しかけた。 「本当に私の退所を祝っていただけるなんて……、私うれしいです」 「喜んで貰えると、ぼくも嬉しいですよ」 「今日、お世話になった皆さんに会うの、私ずっと楽しみにしてました」 「…………」 やがて二人は事務所の前に辿りついた。 「ここがぼくの事務所です。どうぞ、入ってください」 成歩堂はドアを開き、霧緒を先に通した。 「では……。お邪魔いたします」 薄暗い室内へ霧緒は足を...
  • 03/03/06(メイ3P)
    成歩堂×御剣×冥 どこなの、ここは……。 彼女は見慣れないコンクリートの天上をぼんやりと見上げた。 頭をひとつ振る。 自分の家ではない。行きつけのホテルのようでもない。 起き上がろうとして、手も足も動かない事を自覚した。 いや、正確には動かないのではなく何かに繋ぎとめられている。 自らがおかれた異常な状況に、狩魔冥はやっと昨夜自分に起こった事を思い出した。 くすりと傍らから笑う声が漏れた。 「やっとお目覚めですか。狩魔検事」 声の方向へ首を廻らせるとすぐ横に、昨夜自分を拉致し、乱暴狼藉の限りを尽くした男を見出した。 「成歩堂 龍一……」 冥は何とか気丈に振舞おうとする。 「こんな事をして、ただで済むと思っているの!!」 成歩堂は太い笑みを浮かべて答えた。 「そんな格好で言われても、何の説得力もありませんね」 その言葉に、自...
  • 05/12/14(ミツメイノコ)
    御剣×冥×糸鋸 ある夜中のこと “はい、御剣だが” 「どうも、糸鋸ッス。例の件の報告書、あがったんで今から持って来てもいいッスか?」 “例の・・ああそうだな、頼む” 「了解ッス!ていうか、もう検事の執務室の前まで来てるッス」 “な、何だとッ?!刑事キサマ、それでは事前に連絡する意味がないではないか!!” 「むぐ、すみませんッス。でもせっかく持ってきたんで、コレは今置いていくッス」 “ム、ま、待て、今だと?!” 「そッス」 “いや、そのアレだ。あと十分程遅” 「ありゃ、電池ぎれッス」 「失礼しまーす」 脳天気な挨拶と共に、執務室の扉を開ける糸鋸。 「な、もう来たのか?!」 正面のデスクに座っている御剣が、何故かうろたえた様子で、彼を凝視した。 「?どうしたッスか、御剣検事。はい報告書」 「ウム、確かに。・・しかし...
  • 04/10/07(トラウラ)
    ゼニトラ×うらみ 旅行代理店。 こんなトコには二度と来ないと思っていた。旅行とは言いにくいが、一度、旅行に出たフリをして逃亡した客を追って国内を一周しかけた事があって以来、遠出は苦手だ。 でも、今回はどうしても行かねばならなかった。 社員旅行…ですか…? うらみちゃんはスゴく驚いている。無理もない。両手いっぱいにパンフレットを持って帰ってきたんだから。 う、うらみちゃん、ずっと事務所籠もりっぱなしやから、たまには外に出て気分転換や。うらみちゃんはドコ行ってみたい? 「遠慮せんと、好きなトコ言っていいんやで」 「…トラさまは、ドコがよろしいんですか?」 「そうやなぁ…」 ちらりとパンフを見る。 二つの地名が目に飛び込んできた。『グアム』と『熱海』。 「…!」 頭の中に、何かがよぎった。 グアムのビーチで、白いビキニを着たうらみちゃんと、...
  • 03/02/17(マクミリ)
    マックス×ミリカ+α 偶然とはいえ、その光景を見かけたボクは呆然となった。 (あ、あれは……ミリカと……マックスか!?) 誰もいないテントの中で、ミリカは派手に飾りつけされた跳び箱に 上体を倒し、その背後からマックスに……激しく衝かれていた。 いつも着ている衣装は床に散らばり、着けているものといえば 肘まである手袋とストッキングくらいだ。 そのストッキングも、わざとなのか成り行きなのかビリビリに引き裂かれている。 だが、それがまた扇情的に見えて、十六歳のミリカに艶っぽさが増していた。 引き裂かれた部分からはみ出ている白いふとももが、触れてもいないのに柔らかだとわかる。 『アイツ……オレのミリカになんてことを!』 ボクの胸元にいるリロくんが、怒りをあらわにして叫んだ。 ボクはとっさに人差し指を口に当てる。 「リロくん、そんな大きな声出し...
  • 04/09/17(ハミノコ)
    春美×糸鋸(1) 「いたいた!イトノコ刑事さん!」 (このかわいい声は、たしか、ヤッパリくんの…) 「ど、どうしたッスか!事件ッスか!」 「あのね、お願いがあるんです!」 「…。事件の情報なら、教えないッス」(また痛い目に合うのは勘弁して欲しいッスよ…) 「あのね、一日だけお父さんになって欲しいッス!」 しぃぃん…。 「真宵どの!そ、そそそそその、援助交際は良くないッス!というよりダメッス!」(課長やら同僚の視線が冷たいッス…) 「?」 (援助交際の意味を知らないッスね…) 「お金で自分の体売るのはダメッス!ましてやソーメンばっか食ってる自分を狙うとは、ワザととしか思えんッス!!」 (そこまでお金に困ってるように見えるのかなぁ…) 「い、イトノコ刑事さん?違うよ!」 「?」 「ハミちゃんの一日お父さんになって欲しいの」...
  • 07/03/27
    絆―きずな―   1  葉桜院の事件から約1年―。綾里舞子の件は再び世間を騒がせたが、 最近になってようやく落ち着きを取り戻している。 そんな中、マスコミのごく一部は19年前のDL6号事件を引っ張り出し、 倉院流霊媒道はインチキだのペテンだのと煽っていたようだが、 真宵はさほど気にしていなかったようだった。  季節は桜も満開なる春、4月上旬。季節が変わっても成歩堂法律事務所は いつもと変わらぬ風景である。事務所の主成歩堂龍一と倉院霊媒道の家元で 自称カゲの所長綾里真宵、そしてたまに事務所に顔を出しては真宵とともに 仕事を手伝ってくれる小さな霊媒師(のたまご)綾里春美。 相変わらずの顔ぶれである。 「そういえば、彼女とはどうなったの?」 「彼女って?」 「やだなぁ、あやめさんだよ。去年出所してきたんだよね?あれからどうなったの?」  真宵はその後の成歩堂とあやめの関係を毎日のように興味津々で...
  • 04/04/27
    Catcher in the mine field (地雷畑でつかまえて)  御剣怜侍の深いため息が紫煙と共に吐き出される。  もはや昔の話だが、証拠の偽造も証言の操作もお手のもので、悪徳検事とすら呼ばれた自分が、たかが人ひとりを騙すことに暗澹たる気分になっている。  それは、その騙す相手が自分の知り合いだから、という理由だけでもないことを、成歩堂に言われるまでもなく彼は自覚していた。 「あ、こんにちは! ここに顔出すなんてめずらしいですね」  成歩堂法律事務所の自称「副所長」は、前もって訪問を知っていたため、手際よくお茶を出してくれた。  応接間で御剣が腰掛けたソファの向かいに、成歩堂も大仰に腰を下ろした。  アイコンタクトをよこした彼の顔つきは、すでにいっぱいいっぱいだったが、それは御剣も似たようなものだったろう。 「何か用件があるんじゃないのか、御剣」 「まあ...
  • 10/09/27
    『囚われた烏』 シーナはテーブルの上に置かれたシャンパングラスをそっと手に取った。 見ただけでわかる。フランスのある会社が作っている高級品だ。 その隣にあるシャンパンのボトルにはこれまた、品質と権威を示す良く知られたラベルが貼られている。 テーブルの上には他にみずみずしい果物が盛られたボールがあった。 珠のような露に濡れる果実も、多分滅多に見ることが出来ない上等なものなのだろう。 そもそも、今いるこの部屋自体もかなり豪華な、しかし落ち着いた場所だった。 定員は二名のはずだが、どう考えてもその十倍の人数で会議が出来そうな広さだ。しかもそれが二間。つまりスイートルームになっている。 うるさくない程度に主張する瀟洒な調度品。 そして、レースのカーテン越しに広がる夜景の大パノラマ。 まさにどこを切り取っても非の打ち所が無かった。 ここは国内一を誇るホテルの一室なのだから、この程度の風格がある...
  • 04/10/27
    ゼニトラ×うらみ 『イトシイカラダ』 「もうええわ!」 キャバクラをあとにした。 今日こそ、あの女をオトして、ヤれると思ったのに。 「ワイを誰やと思ってんのや。闇金のプリンスやで…」 足元がおぼつかない。あの女のためにガンガン酒を頼んでたからなぁ…。 「ワイの息子、どうしたらええんや…」 ズボンの股間の辺りがやや張ってきていた。風俗にでも行くか…いや、プロはなぁ…。 「!」 いるじゃないか、女が。もう日付が変わりそうな時間だが、あいつなら待っているかもしれない。いや、待っている。ふらつきながらも、事務所へ足早に戻った。やっぱり明かりはついている。 「うらみちゃぁん!戻ったでぇ!遅なってごめんなぁ!」 誰もいない。自分の机の上に、ラップのかかった料理が載っている。 「…もう、おらんか」 給湯室で、水が流れる音がした。 「……...
  • 06/11/27
    ナルマヨ 「やったあ!またストライク!」 ……今、僕はボーリング場にきている。 依頼もないし事務所でゆっくりしていると 「ボーリング場に行きたい!」 と真宵ちゃんが言ってきた。 まあ最近法廷でピリピリ…と言うか、ムチで打たれたりコーヒーご馳走されたり と、キツイのが続いてるから、たまには気晴らしもいいかな~っと、来てみたのだが 急に真宵ちゃんが「負けたほうが勝ったほうの言うこと聞くルールね!」 といきなり賭け事をはじめてしまった。 もちろん止めようとしたが、いつのまにか登録もすましていた。 しかし、僕も学生時代友達のなかでは一番ボーリングが上手かった。 さっさと勝って今日のところはお帰りいただこうと思っていたのだが…… 予想以上に真宵ちゃんの腕は上手かった。 立て続けにストライクを取りまくり、いきなり大差が広がっていた……。 数十分後...
  • 06/10/15
    ミツメイエロナシ 「御剣怜侍です」 そう言って、少し身を屈めたのが気にくわなかった。 「そう」 無理矢理笑って見せようと、笑顔をつくろうとしたのも腹がたった。 確かに私より歳は上かもしれないけど、子供扱いされる筋合いはない。 それに全然笑えてないじゃない。 名前なんて、どうでもいいわ。 そう言って、父の横ですこし困った顔をした男を無視して部屋へ戻った。 怜侍は私を「冥」と呼んだ。 父の弟子として検事の勉強をしているのかなんだかしらないけど、気安く名前で呼ばれたくなんかない。 怜侍に呼ばれても私は返事をしないか、「気安く話し掛けないで」と鼻で笑うかのどちらかだった。 学校は退屈だった。 何がそんなに楽しいのかしら? …くだらない。 ゲラゲラ笑いながら下校する同級生達を...
  • 04/04/27-2
    前  真宵はせいいっぱい頑張っているらしく、できるだけ胸を張って立とうと努力しているようだった。  たまに、不安げに腕で前を隠しては、気がついてそれをどけるのを繰り返していた。 「御剣検事。あの、なんか、なんともいえない顔してるんだけど、何考えてるの?」 「このまま回れ右してうちに帰って布団かぶって眠りに落ちて、何もかも忘れてしまいたいなあというようなことを考えている」 「やだ、何それ」 「だから、そのぅ」御剣は文字通りに頭を抱えた。「君は、その、なんだ。もともとそのー、は、生えない体なんだろうか」 「あっ……そっか。これ」と真宵は恥じたように、股の一本筋を指で隠した。 「あの、きのうの夜、お風呂でお手入れしようと思って、でも、どんな水着かわからなかったから、どれくらい剃ればいいのかわかんなくて。  剃ってるうちに、なんかすごいへんになっちゃったから、えーいって思...
  • 06/02/06
    ナルメイSMもの(リレー) 524 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/06(月) 23 23 08 ID HQJumh16 ぼくは、なるほどくんと、めいちゃんの、えすえむもの(成歩堂イヤイヤながらも後半はやけくそで挿入、挿入後、冥すぐ逝っちゃう。)が、 よみたいと、おもいます。 526 名前: ナルメイSMもの 2006/02/07(火) 01 19 50 ID WcRY7dfQ 「何ですか、僕に話って…」 成歩堂はあからさまに面倒臭そうな表情で、冥に問い掛けた。 それも無理は無い。 事務所を閉めて帰り支度をしていた頃、急に冥に検事局へ来るよう言い付けられたからだ。 最初は断ろうと思ったが、冥がわざわざ自分を呼ぶなんて、 よほど何か訳があっての事だと思い、成歩堂は検事局へ駆け付けたのだった。 だが呼び出した張本人で...
  • 09/07/27狼×冥
    逆転検事5話後。少々ネタバレ。 「終わったな。」 共に追い続けていた事件に終止符に終止符が打たれた。その晩、狼が冥のホテルへ訪ねてきてそう言った。 「ええ、終わったわ。」 頷いて冥はソファに足を組んで座り、狼を見上げる。 「それで。あなたがここに来た用向きは?」 冥が問いかけると狼が肩にかけていた鞄を床に置いた。その中1本の瓶を取り出してテーブルの上に置き、続いて部屋に備えられたグラスを三脚並べる。 何のことかわからず冥が首をかしげていると、続いて写真立てをその横に並べた。 「あいつ、好きだったんだよな。これ。」 ようやく意味を理解した冥は少し切なそうに写真に視線を投げた。 「志半ばにして倒れたのは、本当に無念だったでしょうね。」 「そうだな…だがヤツの死をムダにしたわけじゃねえ。あいつも納得してくれるはずさ。」 狼がワイングラスにジュースを注ぎ、冥にグラスを手渡した。 「だから今日は、...
  • 過去ログ一覧
    初代スレ http //www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1035018015/ 2スレ http //www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1049383172/ 3スレ http //www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1064908551/ 4スレ http //pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1079606189/ 5スレ http //idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085756965/ 6スレ http //sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098197401...
  • 08/09/18-2
     前 限界が近付いて来たのを感じた成歩堂は、上半身を起こし、 脚を斜めに流し正座を崩した格好の真宵の脚の間に、 自らの左脚を滑り込ませ、真宵を左膝に跨がらせた。 成歩堂の左膝が、真宵のそこが愛撫を中断した今も蜜を滴らせている事を伝える。 膝に感じる真宵の熱さと、それに比例した蜜が、更に成歩堂の欲情を煽った。 尚も股間で頭を動かしている真宵の乳房に手を伸ばし、乳首を擦る。 突然の刺激に驚いた真宵は、背中を弓なりに反らせて跳ね起きた。 「はぅぅ…っ!!」 それは成歩堂に胸を突き出し、柔らかな乳房を見せ付けているかのような姿だった。 攻守交代とばかりに乳房を揉みしだき、ツンと勃起した乳首にイタズラを加える。 「ああっ!あっあ…あっっあんっ!」 一度絶頂を経験したからか、真宵の反応は明らかに敏感になっていた。 そして乳首を良いようにされながら、微かに腰を前後に動かし 成歩堂の膝に自身の...
  • コメント/作品感想
    テストです。 - テスト 2007-07-26 17 59 28 返信 - テスト 2007-07-26 18 02 12 06/01/23の成歩堂×真宵に萌えた。真宵も可愛かったし、"ちょっとヘタレだけど、誠実で真面目で心優しい"というナルホドの描写も凄く上手いなあと思った - 新参者 2007-07-26 21 51 39 あーキャラがらしくて世界観もしっかりしてる感があって俺も結構好き - 名無しさん 2007-07-30 15 57 54 07 03 15 の真宵の台詞「どんとこい」がもう、激しくGJ!ですた! - 通りすがり 2007-07-28 12 43 39 ミツマヨ好きです! - 名無しさん 2007-07-28 22 53 19 通りすがりの人、ナルマヨ書いた奴です。ありがとう。次も頑張ろうって思えるよ! - 3/15 2007-08...
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    逆転裁判エロパロスレ@Wiki ここは2ちゃんねる逆転裁判エロパロスレのログ保管庫です。 18歳未満の方は、エロ妄想を含まない範囲でどうぞ。 現在、管理人以外には新規ページの作成及び編集はできないようになっています。 当ページ下のコメント投稿は誰でも可能ですので、何か問題がある場合は投稿お願いいたします。 エロパロスレに関係のない書き込みは削除します。 荒らし行為が複数回にわたる場合は、書き込み禁止処置を行いますので御了承ください。 (ページ編集を行ったIPアドレスは、管理人のみ見ることが可能になっています) 編集拒否IPアドレスリスト 118.3.9.***(無断でページ内容の削除を行っています) 219.105.30.***(スレッドに関係のない投稿を複数回行っています) 219.102.48.***(pl135.nas948.p-...
  • 09/03/11-2
    前 「や…!」 何これ! 何よこれ…! なんでこんな事になってるの? なるほどくんは、狼狽しきっているあたしを見上げて 汗を掻いた頬に張り付いている髪の毛を取り除きながら「可愛いなあ…」と呟いた。 「真宵ちゃんは敏感なんだね。」 「…敏感?」 「うん。凄くエッチだよ。」 「何それ…意味…わかんないよ…!」 彼は法廷で証言の穴を見つけた時みたいにニヤッと意地悪く笑うと、 あたしの秘所でわざと音を立てるように指を動かした。 なるほどくんを掴む手にギュッと力を入れるあたしの耳に、ぐちゅぐちゅと水音が響く。 「ああ…んっ」 「ほら…これが証拠だ。」 「や、やあ…!なに…?なにこれ…!なんでえ…?」 必死にもがくあたしに、顔を上げたなるほどくんがキョトンとした顔で言った。 「…え。もしかして本当に知らないの…?」 「何が…?」 「何がって…え、あれ、だってさっき自分で言...
  • 08/09/18
    ■ 空の色 ■ 春の陽射しが優しい3月下旬のある日曜日。 ほんの僅かに開いた窓から流れ込む、 まだ少し冷たい風を頬に受けながら、 真宵は長閑な倉院の山里の風景を眺めていた。 「あたし、とうとう…」 ポツリ、呟く。 いつも見慣れているはずの風景が、少し違って見える気がする。 自分だけの秘密を持った甘酸っぱさ。 大人の女になったという誇らしさ。 いけないことをしちゃったという背徳感。 …もう子供には戻れないという少しの寂しさ。 そして、大好きな人と結ばれたという嬉しさ。 なんとも形容しがたい感情を真宵は感じていた。 夢か現かすら分からない昨日の出来事を、ぼんやり思い出す。 真宵は少女時代と決別したのであった。 **************************************** 「なるほど君!」 突然耳元で炸裂した元気の良い声に、思わず成歩堂は飛び起きた...
  • 07/01/17nm
    「真宵ちゃんが最近大人っぽくなってきてさ、 恋愛ドラマ観てませた事言ったりするんだよね」 某月某日、検事局・上級検事執務室。 御剣に用事があったついでに、などと言って、最近、 成歩堂龍一は事有るごとに狩魔冥の部屋を訪れる。 冥が先日手がけた裁判をたまたま傍聴しての感想だとか、 やーぼくもそろそろ車の免許取ろうと思ってるんだけど 27にして今更教習所で若者に混じるのも何だか 気恥ずかしいね、だとか、どうでもいい話をして帰るのだ。 冥は、恋をしていた。 目の回るような仕事の合間に一息つく時に、 無意識に考えるのは決まって成歩堂の事ばかり。 顔を見たい。話がしたい。 …次はいつ会えるのだろう? 笑う時の声が好きだ。意外に男らしい、 骨ばった手に気付いた時にはどきどきした。 熱い性格と思いきや、たまに驚く程ものごとや人に 対して執着を感じさせないドライな一面を見せたり。 この男の何もかもが、今まで...
  • 08/10/25
    「はみちゃんの覗き」 今日の裁判もギリギリでしたけれど、なんとか無事に 無罪を勝ち取ることができました。さすがなるほどくん! 嬉しそうな真宵さま、なるほどくんとのラブラブをお邪魔してはいけないと 私、二人っきりにしなくてはと思い、 「お買物があるから、お先に帰っていてくださいね。」 時間差攻撃で事務所に向かうことにしたんです。 でも、でも…私が事務所に着いたとき、 お二人があんなことをなさっていたなんて… あーっ愛って素敵ですね! 「なるほどくん…ダメだよ。はみちゃんが帰って来ちゃうよ。」 「ちょっとだけだから」 なるほどくんは、真宵さまに軽く口付けた後、首筋に顔をうずめ 真宵さまの装束の隙間から手を差し込むところでした。 きゃーーっなるほどくんっ真宵さまに何をっ 「なるほどくんっ、やだぁ……誰かに……っ、見つかっちゃうよ……!」 「そう言うんなら、あんまり声出さない方がいいと...
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