逆転裁判エロパロスレ@Wiki内検索 / 「27美雲×御剣」で検索した結果

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  • 09/06/27美雲×御剣
    550 :美雲×御剣[sage] :2009/06/26(金) 04 46 35 ID Tk2xH2ZE 考えてみたが… 「アハハッ!”ヌオオオオ”だって、おっかしい!」 …誰だ!人の努力を笑うは! 声のした方角を見上げると少女が窓際に立っていた。鳥のように舞い下りた。 「誰だ、誘拐犯か?」 「誘拐?やだなあ、わたしはそんなケチなシゴトしないよ、わたしが狙うものはもっと大きな”モノ”だよ」 少女は御剣を品定めするようにじろじろ見て、その視線の先に御剣はなぜか こんなか弱い少女相手に”危機”というのもを感じたのだった。 その上彼女はかつて世間を騒がせた「ヤタガラス」を名乗り御剣はさらに混乱する。 「あ、本名は一条美雲っていうんだけどね。ミクモちゃんです。よろしくね。」 いかん、状況がつかめなくなってきた。 「聞きたいことは山のようにあるのだが…まずはこのロープを解いてほしい。」 「ん...
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    ...×真宵 09/06/27美雲×御剣 09/06/28美雲×イトノコ 09/07/27狼×冥 10/02/13ショートコント 10/11/23神乃木×ちなみ 11/01/15藤見野×霧緒 11/04/23万才×水鏡 11/10/02天海×司 12/08/03狼×美雲 14/07/03亡霊×心音 14/10/29亡霊×心音 16/07/28オバチャン×御剣、冥×イトノコ 喫茶店シリーズ #1 #2 #3 #4 #5 ハミイトノコ物語
  • 09/06/28美雲×イトノコ
    ・ 美雲(17)、イトノコ(32) ・ エロ有り ・ 「燃え上がる逆転」の数日後 ・ 逆転検事のラスボス及びその他についてネタバレ ・ 作中で言及していない設定も含む 逆転検事をクリアした後、美雲が可愛すぎたために居ても立ってもいられなくなり、その勢いのままに書いたものです。 エロパロはおろか自作の小説を公衆の面前で晒すのすら(ほぼ)初めてなので、 色々と至らない点もあると思いますが、お楽しみいただければ幸いです。 所轄署から大通りに沿って南へ、徒歩20分。 まるで「ボロアパート」を絵に描いたようなその住宅地の一室に、彼は住んでいる。 糸鋸圭介・・・所轄署勤務、殺人事件・初動捜査担当。32歳の刑事だ。 「う~ん・・・」 窓から漏れ出る陽の光を受けて、彼は布団から這い出る。 右手で頭をバリバリと掻くと、枕元に置いていた時計を手に取り、時間を確認した。・・・11時30分。 彼にしては、やけ...
  • 08/12/01春美×御剣
     ふわふわと漂ってくるみその香り。とんとんとんという軽快なリズムを刻む包丁の音。「ばあやは毎朝トーストを焼いてくれるのに……」と、寝起きのぼんやりとした頭で考える。 ゆっくりとベッドから身を起こすと、部屋の扉をとんとんと叩く音と、かわいらしい少女の声がかけられた。 「みつるぎ検事さん。朝ごはんができたので起きてくださいね」 これは……だれの声だろうか……。 ばあやはどこへ……? 数十秒後、御剣怜侍は飛び起きた。 そうだ。今は綾里 春美と同居しているのではないか! *     * ことの起こりは、2か月ほど前だ。親友の成歩堂が、電話をよこした。 『なぁ御剣。お前の家の近くにさ、女子高あっただろ?』 「うむ? まぁ……確かに、近くと言えなくもないが。確か私立の名門女子高があったな」『そこにさ、春美ちゃんが通うことになったんだ』 「春美くんが?」 『そう。今年の春には高校生なんだよ、春...
  • 09/01/05春美×御剣
    【注意書き】 ・はみみつ ・ちょっとだけ成まよ+響みぬ+王茜 ・エロがない ・小ネタ 以上を御承知の上、お読みください。 かわいくて、幼い奥さんをもらった御剣怜侍の、はじめてのクリスマス。もっとも、妻・春美とクリスマスを一緒に過ごすのは初めてではない。 彼女が幼いころ、成歩堂法律事務所で何度もパーティーをしたものだ。けれど美しく成長した彼女と、あらためて二人きりで過ごすと思うと思わず緊張した。 その緊張は、クリスマスソングが街中に流れて久しい頃。12月に入ってからの彼女の言葉が発端となっていた。 幼い妻は、街中にきらめくネオンの光を見てこう言ったのだ。 「れいじさん。わたくしのところへも、サンンタさまは来られるでしょうか?」 わたくし、結婚して苗字が変わってしまいましたから、サンタさまも迷ってしまわれるのではないでしょうか。 その発言を聞いて、御剣は眉間にしわを寄せた。 「……あー…...
  • 12/08/03狼×美雲
    1 その夜、美雲は御剣怜侍のオフィスに向かっていた。糸鋸刑事から御剣がある事件の操作で行き詰まっていると聞いたのだ。 自分にできることはないだろうか?と考えた。いや、考える前に行動するのが一条美雲だ。ぬすみちゃんを持ってすぐに家を飛び出した。 暗い夜道を歩く。もう深夜だが御剣検事はまだ仕事中だろう。役に立てればいいけど… 「こんな時間に何してるのかな?」 振り返ると警官の姿。美雲は「しまった」と思った。 自分は検事と刑事の知り合いがいて、今から捜査協力に行くところだ……なんて、信じてもらえるわけない。しかし自分は急いでいるのだ。思わず地団駄を踏みたくなった。 「いやーわたしは、えっと…」 「見たところ未成年だよね。どこに行くのかな?もし家出なら…」 「待ちな!」 美雲が声のする方を見ると、見覚えのある男が立っていた。 「そこのお嬢ちゃんは俺の連れだ。わりぃな」 そう言って男は身分証...
  • 08/12/01春美×御剣-2
    前 *    * 朝起きたら、なぜか春美が隣で眠っていた。整った顔が無邪気に寝息を立てていて、無防備この上ない。白い浴衣はややはだけられ、その輝く柔肌は独身男性には目の毒だ。 ま、またか……。 あの夜以来、春美はことあるごとに「さみしい」と言っては御剣の布団にもぐりこんでくる。最初のうちは彼女に請われるままに傍にいたが、 すぐにそれは不適切な対応だということを思い知らされた。 ありていに言って、彼女は発育が良かった。まだ少女の幼さを残してはいるものの、その身体は柔らかく、女性の匂いをまとっている。 そう度々床を共にして、変な気分にならないとは断言できなかった。自分だって30代を迎えて、男盛りの時期なのだ。女子高生と不適切な関係に陥ったら、 それこそ冥が言ったように淫行罪で逮捕。秋霜烈日章はく奪だ。それだけは避けなければならない。いや、本来なら春美がこうしてベッドにもぐりこむことさえ 誰...
  • 04/03/20(オバミツ)
    大場×御剣② 「証人! 証言台に戻りたまえ!」 御剣の切羽詰まった声が法廷に響いた。 だがオバちゃんは気にもかけず御剣に詰め寄る。 「やだねこの子ったら照れちゃって。 なんだい人前じゃ嫌なのかい?」 「そ、そういう問題ではない! 証人が本法廷に召喚されたのは事件の目撃証言を語るためであり、 このようなハレンチな真似をするためではない!」 「んもう、固いんだからミッちゃんってば」 うふん、と両手を口元に当ててぶりっこポーズ。 それを見て気分が悪くなる傍聴人続出。 「口で言ってもよくわからないだろうから 行動で証言しようってんじゃないのさ。 いいかい、犯人はこんな風に被害者の胸倉をつかんでだねえ」 言いながら御剣の喉元のフリルに手をかける。 「い、異議あり! フリルをほどく必要性はどこにもない!」 「気分だよ気分」 オ...
  • 03/05/12
    冥×御剣?③(エロ無し) 小さなメイタンが少年の国に遊びに来ました。 少年はメイタンをあちこち案内してあげました。 メイタンのパパは仕事が忙しいので、メイタンの世話を少年に任せっきりです。 そしてその夜、メイタンはワガママを言って少年を困らせます。 「レイジと一緒に眠るの!」 メイタンは一歩も引きませんでした。 根負けした少年は、メイタンが眠ってから別室へ行けばいいと考えて、一緒にベッドへ入りました。 暫くすると、メイタンの可愛らしい寝息が聞こえ始めました。 少年はその寝顔を愛しげに眺めます。 そうしているうち、少年は結局そのまま眠り込んでしまいました。 翌朝、少年が起きると、メイタンももうお目覚めでした。 メイタンは愛らしい声で少年に尋ねます。 「ねぇレイジ、毛布の下に何を入れているの?」 メイタンが示したのは、少年の身体...
  • 03/04/24
    冥×御剣②(エロ無し未完) 「ン・・・・。」 何か・・・誰かいる気配がする・・・。 「・・・レイジ・・・起きた?」 「まったく。アナタらしくないわね。体調崩すなんて。体調管理も仕事のうちよ?」 「め・・冥?!どうしてここに?!」 冥は御剣が風邪で倒れたと聞き、仕事を早めに終わらせて見舞いにきたのだった。 「呼び鈴は押したのよ?でもいつまでたっても出てくる様子がないから勝手に上がらせてもらったわ。」 「ン・・・もしかして・・・見舞いに来てくれたのか?」 「・・・まぁね。はい。おかゆ。作ってあげたわよ。どうせロクなもの食べてないんでしょ?」 「・・・すまない。」 「弱ってる人間を放って置けるほど冷たい人間じゃないわ。」 「じゃあ。ありがたくいただくとしよう」 食べようと口に含んだ瞬間 「熱っ!!」 「もうっ。そんな急いで食べるから。わ...
  • 16/07/28オバチャン×御剣、冥×イトノコ
    それじゃ、発情期オバチャン→御剣、女王様冥→イトノコのダブルセクロス投下 暑さで頭ボケながら書きなぐったんでいろいろひどい下品なドタバタ劇 男二人、特に御剣が情けなくて悲惨なのでそういうの嫌な人は注意で。 御剣検事に呼び出されて執務室に参上した糸鋸刑事は、普段よりさらにやつれて顔色も悪かった。 「……どうしたのだ、イトノコギリ刑事。顔が…茶紫色だが。」 「どうしたもなにも…ヒドい目にあったッス。ちょっと前に、違法ポルノ販売業者の大規模摘発があったんッスけど」 「あぁ…聞いたな、複数業者の一斉摘発だったか?だがキミは摘発には関わっていないだろう」 「そうッスけど、押収した証拠品の確認作業には駆り出されたッス。ものすごい数だったんで人手が足りなくて…こっちは大きな事件もなくてヒマだったッスから」 「証拠品の確認作業?」 「大量のエッチな映像を見て、内...
  • 03/04/25(オバミツ)
    オバちゃん×御剣 「ミッちゃぁん」 この声は・・・・・・・。しかもなんか重みを感じるような・・・。 「・・・・・・・・・・大場さん?」 どうやら寝てしまっていたようだ。・・起きようと動こうとした瞬間 「!?」 オバチャンが上にのっかっている。そして体が指一本動かせない。 しかも・・・オバチャンが脱いでるのはなぜだろうか。 「・・・これは一体どういうことですか?」 「怒らないでおくれヨォ。ミッちゃぁん」 「う・・・・・だからその茶色い声は・・・・・」 「ヒッヒッヒッヒッ・・・ちょっと薬を使わせてもらったのサ」 「く・・・薬!?」 「眠り薬としびれ薬。特注なんだヨ。わざわざ通販でとりよせたんだからネ。」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁっ!?」 あまりのことに言葉がでない。何を考えているんだ?!この人は。 「ミ...
  • 02/11/23
    冥×御剣①  ホテルの一室。  目を覚ました冥は全裸だった。  すぐ隣で、これも全裸で御剣が眠っている。  昨日は久しぶりのデートで……冥は自分の痴態を思い返してため息をついた。  御剣は久しぶりで張り切っていたのか、いつにもまして前戯が長く丁寧で、冥はそれ だけでいかされてしまった。  その後も指や舌で攻め、カチカチに堅くなったモノを冥の肌に押しつけ、あるいは握 らせながらも、全く挿入はせずにさんざん焦らして、ついには彼女自身に言わせた。 「挿れて」と。そして、御剣が二度果てるまで冥は何か吹っ切れたように滅茶苦茶に乱 れた── 「……」  言わされた数々の卑猥な言葉が次々と甦ってきて冥は頭を抱えた。  冥は今まで、あそこまで乱れるということはなかった。基本的に優しくされるのが好 きで、それで充分だったのに、あんな風に狂わ...
  • 11/03/21
    御剣30 美雲21 最近検察庁で話題になっている夫婦がいる。 主席検事の御剣怜侍と、その妻で秘書の美雲である。 まだ結婚して半年しか経っていないが、その熱々ぶりは庁内でも一際注目が高い。 「怜侍さん、今日の公判は第二法廷で10時からと第一法廷で15時からです。」 「うむ。」 「それと、18時から警視庁内の資料室でノk…糸鋸刑事と捜査資料の整理を行います。」 「うむ、分かった。美雲君、そこの棚から例の書類をとってくれないだろうか?」 「はい!」 とある事件で知り合った2人は美雲がリードする形で仲が良くなっていったのだが、告白やプロポーズについては御剣からである。 といっても、それらは御剣の父、御剣信弁護士の一番弟子の信楽盾之の入れ知恵によるものである。 御剣はもともと信楽には敵わなかったが、この件でますます頭が上がらなくなってしまった。 「…。」 御剣は美雲をじっと見つめていた。...
  • 09/06/28
    ミツミク投下 「検事」から一年後という設定。 ではどうぞ その日の夜、御剣はひどく酔っていた。 成歩堂から急に呼ばれて行った彼の事務所でさんざ酒を飲まされたのだ。 「ぬぅ・・・、頭が・・・。」 元来酒はあまり強くない御剣は重い足を引きずるように帰路に着いていた。 「ミーツールーギーすぁーんっ!」 ふと後ろから少女の声がした。 聞き覚えのある声に御剣は振り向く。 「あー、やっぱりミツルギすぁん(さん)だぁ。」 「ミクモ君ではないか・・・。どうしたのだ、こんな時間に。」 「そういうミツルギすぁんこそぉ、今帰りですかぁ。」 美雲はふらふらと御剣に近づいていく。 そこで御剣はやっと気づいた、彼女が普通ではないと。 顔も真っ赤だし、息がひどくアルコール臭い。 「ミクモ君、まさか君は酒を飲んだのではあるまいな?」 「えぇだってぇ、私ももう大学生ですよぉぉ。」 あの一連の事件から約一年が経ち、...
  • 10/02/15
    ・「検事」数ヵ月後設定 「ミッツルギさーん!!」 街中で突然、甲高い大声で名前を叫ばれて、御剣怜侍は眉間に深いヒビを入れながら振り返った。 一言文句を言おうと口を開きかけて、こちらに大きく手を振ってくる女子高生の姿に小首を傾げる。 「……どちら様だろうか」 「ひっどーい!! しばらくぶりだからって、相棒の顔を忘れちゃう!?」 その物怖じしない強い口調と瞳を見て、御剣はああ! と声を上げた。 「ミクモくん、か?」 「そうだよ! なにそれ、冗談じゃなくホンキでわかんなかったの?」 「いや、だって髪が……」 数ヶ月前の事件で知り合った(本当に知り合ったのは7年前だが)少女、一条美雲。 いつもはポニーテールにでかいカギをさしているという奇怪な格好なのだが、 今はブレザーの制服を着込み、髪をおろしている。まるで普通の女子高生の格好に、 本当に誰だかわからなかったのだ。 驚いた様子の御剣を見て、美雲...
  • 05/06/10
    冥×御剣 男が一人、後ろ手に縛られて、椅子に座らされている。 部屋の反対側には、机がある。どっしりとした頑丈なつくりで、いかにも高価そうだ。 女は、その机に腰掛け、薄い笑みを浮かべていた。 「無様な格好ね…」 男はただ縛られて椅子に座らされているわけではない。 ズボンのチャックがあけられ、そこからだらんとしたイチモツが見えている。 羞恥に薄く顔を赤らめた男は、思わず女の視線から逃れるように、つと目をそむけた。 「だめよ。こっちを見なさい」 命令というには甘い声で、女はささやくように言った。 「とりあえず、その役にたたなさそうなモノをどうにかしなくちゃね」 言うと、机に座ったまま、スカートをたくしあげる。 濃い色のストッキングを見せ付けるようにゆっくりと右足をあげた。 腰を動かしてするするとストッキングをおろし始める。 不必要なほどに...
  • 03/03/06(メイ3P)
    成歩堂×御剣×冥 どこなの、ここは……。 彼女は見慣れないコンクリートの天上をぼんやりと見上げた。 頭をひとつ振る。 自分の家ではない。行きつけのホテルのようでもない。 起き上がろうとして、手も足も動かない事を自覚した。 いや、正確には動かないのではなく何かに繋ぎとめられている。 自らがおかれた異常な状況に、狩魔冥はやっと昨夜自分に起こった事を思い出した。 くすりと傍らから笑う声が漏れた。 「やっとお目覚めですか。狩魔検事」 声の方向へ首を廻らせるとすぐ横に、昨夜自分を拉致し、乱暴狼藉の限りを尽くした男を見出した。 「成歩堂 龍一……」 冥は何とか気丈に振舞おうとする。 「こんな事をして、ただで済むと思っているの!!」 成歩堂は太い笑みを浮かべて答えた。 「そんな格好で言われても、何の説得力もありませんね」 その言葉に、自...
  • 06/12/10
    御剣×真宵(真宵×御剣寄り) 「君にはずいぶん……ひどいことをしたと思っている」 背後に彼女の気配を感じながら、御剣は独り言のようにつぶやいた。 「姉殺しの犯人に仕立てあげて追い詰めた次は、母親の所在を知りながら教える事もしなかった」 口から紡がれる懺悔の言葉。彼女は相槌も打たずにそれを聞いている。ただ黙って、御剣の次の言葉を待っていた。 「許して欲しいとは言わない。これは私の罪だ。だから君には私を断罪する資格がある。 ……そうだろう、真宵くん」 永遠のような一瞬が二人の間に流れた。 一秒、あるいは一時間。揺らぐ時間感覚はやけに明るく発せられた真宵の声で正常に収束した。 「難しい話はよく分からないなぁ」 「シンプルな問題だよ。私を罰すればいいのさ。君の好きなやり方で」 「好きにしていいの?本当に?」 「誓約書でも書くか?」 ...
  • 09/07/22
    ・逆転検事5話後 ・ネタバレ ・長い割にエロ少ない 気づけば、窓の外に見える狭い空は、うっすらと白み始めていた。 つまりは、カーネイジ・オンレッドの罪を暴くのに、まるまる一晩かかってしまったということだ。 相手は一国の全権大使たる男だ。その後の処理にもかなりの時間を要したのは言うまでもない。 ロウ捜査官の優秀な部下たちの迅速な対応をもってしても,こればかりはどうしようもないことだろう。 しかしそれも、やっと終わった。 「ホテルに戻るわ」 そう言う狩魔冥の声は、いくぶんか疲れているように聞こえた。 表情には見せずにいる疲労が声に出るのも、無理からぬことだ。 彼女は恐らく、ここ数日はろくに睡眠もとらず調査に当たってきたのだろうから。 しかし、処理を最後まで見届けるといった10分後にはソファで寝息を立て始めていた一条美雲と、たいして年が離れていない女性とは思えないタフさだ。 その体力と気力...
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  • 07/08/05御剣×茜
    刑事課を尋ねて、廊下の向こうに彼女の姿を見つけたときは、心臓が跳ねた。 時間が、急速に巻き戻されたかのような錯覚。 懐かしさと、悔しさ。言いようのない、胸の痛み。 彼女が不審そうに足を止めたのを見て、御剣怜侍は反対側に歩き出す。 ちがう。 あれは、彼女ではない。 彼女と入れ替わりにこの国に帰ってきた、彼女の妹だ・・・。 翌日、検事局の廊下を足早に歩いていると、目の前で執務室のドアが開いた。 目立つ白衣を着た女性が飛び出してくる。 ぶつかりそうな距離で御剣に気づいた彼女は、あわてたようすで閉めたドアに張り付いた。 「きゃっ」 牙琉響也の執務室だった。 検事が検事局の中を歩いて、これほど驚かれるとは。 「ど、どうも、御剣検事」 数年ぶりではあったが、彼女は御剣を覚えていた。 「忘れられたのかと思っていた。宝月刑事」 やっぱり、昨日の人はそうだったんだ・・・と茜がつぶやく。 「いえ、あの。その節...
  • 03/02/01(キリミツ)
    キリオ×御剣 室内に備え付けられているベッドがまるで自らの品質を現すかのように ギシギシと軽く、堅い音を部屋に響かせる。 決して居心地のいいとは思えないそのベッドの上で しきりに身体を縦横させているのは、ロープで両手を後ろ手に縛られ、 両足首をくくられて、ナプキンの猿轡に顔をしかめる下着姿の男だった。 正常な健康状態ならば美形と言えるその顔も、 今は極度の疲労からかかなり憔悴して見える。 彼の身体を気遣ってか部屋は暖房で適温に暖められており、 冬の訪れを感じさせるこの季節に寒さを感じずにいられることは 男にとって幸せなことだったに違いない。 カチャ…。 控えめにドアが開かれると同時に、小柄な女性が部屋に入ってくる。 女性は辺りを注意深く目視した後、ドアのカギをかけて 男のいるベッドルームへと足を踏み入れた。 「さすがに...
  • 09/06/10
    ・ロリ冥×御剣 ・逆転検事4話後の話 ・ゴムネタ ・御剣ちょいプレイボーイ 「アナタってほんと細かい性格してるわよね、こんなゴミくずだって事件の手がかりにしちゃうんだから」 9月某日。 狩魔邸内・御剣の部屋に押しかけた冥は、ベッドに腰掛けて御剣と(一方的に)話をしていた。 「人の部屋で、何をしているのだキミは」 「パパは仕事行っちゃって、ヒマなんだもの」 デスクでノートパソコンをいじる御剣が、ぶつくさ漏らす冥の方を振り返ると、彼女の手の中になにか小さなものが見えた。 ピンク色の、びよびよしたものである。 「どんな些細なことも見落とさないのが、操作の基本だろう。というか、まだそんなものを持っていたのかキミは?」 冥が持っていたのは、先日事件が起こった裁判所で拾った、割れた風船だった。 ゴミ同然であるが、これも事件の立派な手がかりになるのだから、世の中何が起こるかわからないものである。 「...
  • 07/08/28御剣×霧緒
    喫茶店シリーズ#2 -#1 -#3 -#4 -#5 『喫茶店の人々』 #2 その日の夕方、住宅街の奥にある喫茶店は、ドアが開け放されていた。 ドアの前に立つと、ムッとした熱気があふれてくる。 「よう、悪いな。今、豆を焙煎してるんでな」 客に気づいたマスターは、マスクに流れ落ちそうになる額の汗をぬぐった。 旧型のエアコンがフル回転しても、残暑と焙煎の熱には歯が立たないようだ。 「ご機嫌ではないか」 客は熱気を避けるように、焙煎機から遠いテーブルに腰を下ろした。 「そりゃ、いい生豆が手に入ったからだろうさ」 「お手軽で良いことだ」 「まったくだ。ところで、あと30分待てるなら挽き立てで飲めるぜ」 御剣怜侍は手にしていた一般紙の夕刊を広げた。 「どのみち、焙煎が終わるまでは手が離せまい。私は急がない」 「すまねえな」 10分ほどで焙煎が終わったらしく、冷却が始まる。 「法廷だったのかい?」 「...
  • 09/06/18御剣×いちる
    御剣はある事件をキッカケに、CAの木之路いちると知り合った。 彼女はなかなかの美人なのだが、仕事一筋のため恋人はいないらしい。 互いに休日が重なり、御剣はいちるを誘って行きつけのフレンチをご馳走した。 「とっても美味しゅうございました!さすが、御剣さまのご贔屓にされてるお店ですわね」 ニコリと無邪気な笑みを見せるいちる。 「…喜んで頂けて何よりだ。あなたは仕事柄、舌が肥えているようだ」 御剣は彼女の笑顔に内心ドキッとしながらも、冷静な表情を努めて言った。 腕時計を見ると、午後十時前。 思いのほか話が弾んで、こんな遅くまで彼女を付き合わせてしまった。 御剣は助手席にいちるを乗せて、愛車を運転していた。 「今日はその……楽しかった。お付き合い頂けたことに感謝する」 信号待ちの際、御剣はハンドルを指先でトントン軽く叩きながら、照れながらも心の内を素直に口にした。 いちるが熱い眼差しで、御剣の横顔...
  • 09/08/31
    御剣×美雲 =窃盗罪=   ねぇ、御剣さん 大切なものが無くなっちゃったの でもそれが何なのか、よく分からないんだ。 盗まれたのは。。。。。。。。何? ==窃盗罪== みくも「ふぅ。。。」 御剣「どうしたのだ、ミクモくん」 みくも「うん、なんか元気でなくて」 ふわっ 御剣さんのおっきな手が、わたしのおでこに触った。 御剣「ム、熱はないようだが?」 みくも「ひゃあっ///」 御剣「ど、どうしたのかね」 わたしだって分からないよ。 御剣さんが触っただけで、胸がどきどきしていて。。。。 もしかしてこれって 愛ってことなのかな? そうと分かれば、確かめてみるしかないよね。 御剣「みくも君?」 わたしは御剣さんのフリルを思いっきり引っ張って、 濃厚なちゅうをした。 べろを中に差しこんで、熱い長いキッス。 御剣「ムウ!?」 みくも「ぷはあ」 御剣「み、みく...
  • 09/06/18御剣×コノミチ
    西鳳民国の某ホテル、ラウンジ。 カーネイジの裁判も終わり、御剣は狼捜査官の招きもあってこの国へ降り立った。 深いソファに身を沈めて何とはなしに周囲を眺めていると、 斜め前の席にふと目が吸い寄せられた。 柱の陰に見え隠れする細い首、きっちり纏めた特徴的な長い黒髪。 もしやあの怒涛の日々で関わったCAではないだろうか。 (……まさかな) ゴーユーエアラインは西鳳民国への直通便もあったように記憶するが、そんな偶然もあるまい。 人違いだろうと御剣が結論付けかけた時、その人が何気なく振り向いた。 真っ直ぐ目が合う。 「やはり。コノミチさんだったか」 「え?あ、御剣さま!」 「あ、待ちたまえ」 制止も間に合わず、驚いて立ち上がった彼女の膝からばらばらと何かが散らばる。 「大丈夫ですか」 「も、申し訳ありません」 (鉛筆?……いや、色鉛筆か) 御剣は足元に転がってきたものを拾い上げ、手渡...
  • コメント/作品感想
    テストです。 - テスト 2007-07-26 17 59 28 返信 - テスト 2007-07-26 18 02 12 06/01/23の成歩堂×真宵に萌えた。真宵も可愛かったし、"ちょっとヘタレだけど、誠実で真面目で心優しい"というナルホドの描写も凄く上手いなあと思った - 新参者 2007-07-26 21 51 39 あーキャラがらしくて世界観もしっかりしてる感があって俺も結構好き - 名無しさん 2007-07-30 15 57 54 07 03 15 の真宵の台詞「どんとこい」がもう、激しくGJ!ですた! - 通りすがり 2007-07-28 12 43 39 ミツマヨ好きです! - 名無しさん 2007-07-28 22 53 19 通りすがりの人、ナルマヨ書いた奴です。ありがとう。次も頑張ろうって思えるよ! - 3/15 2007-08...
  • 07/03/27
    絆―きずな―   1  葉桜院の事件から約1年―。綾里舞子の件は再び世間を騒がせたが、 最近になってようやく落ち着きを取り戻している。 そんな中、マスコミのごく一部は19年前のDL6号事件を引っ張り出し、 倉院流霊媒道はインチキだのペテンだのと煽っていたようだが、 真宵はさほど気にしていなかったようだった。  季節は桜も満開なる春、4月上旬。季節が変わっても成歩堂法律事務所は いつもと変わらぬ風景である。事務所の主成歩堂龍一と倉院霊媒道の家元で 自称カゲの所長綾里真宵、そしてたまに事務所に顔を出しては真宵とともに 仕事を手伝ってくれる小さな霊媒師(のたまご)綾里春美。 相変わらずの顔ぶれである。 「そういえば、彼女とはどうなったの?」 「彼女って?」 「やだなぁ、あやめさんだよ。去年出所してきたんだよね?あれからどうなったの?」  真宵はその後の成歩堂とあやめの関係を毎日のように興味津々で...
  • 04/04/27
    Catcher in the mine field (地雷畑でつかまえて)  御剣怜侍の深いため息が紫煙と共に吐き出される。  もはや昔の話だが、証拠の偽造も証言の操作もお手のもので、悪徳検事とすら呼ばれた自分が、たかが人ひとりを騙すことに暗澹たる気分になっている。  それは、その騙す相手が自分の知り合いだから、という理由だけでもないことを、成歩堂に言われるまでもなく彼は自覚していた。 「あ、こんにちは! ここに顔出すなんてめずらしいですね」  成歩堂法律事務所の自称「副所長」は、前もって訪問を知っていたため、手際よくお茶を出してくれた。  応接間で御剣が腰掛けたソファの向かいに、成歩堂も大仰に腰を下ろした。  アイコンタクトをよこした彼の顔つきは、すでにいっぱいいっぱいだったが、それは御剣も似たようなものだったろう。 「何か用件があるんじゃないのか、御剣」 「まあ...
  • 04/04/27-2
    前  真宵はせいいっぱい頑張っているらしく、できるだけ胸を張って立とうと努力しているようだった。  たまに、不安げに腕で前を隠しては、気がついてそれをどけるのを繰り返していた。 「御剣検事。あの、なんか、なんともいえない顔してるんだけど、何考えてるの?」 「このまま回れ右してうちに帰って布団かぶって眠りに落ちて、何もかも忘れてしまいたいなあというようなことを考えている」 「やだ、何それ」 「だから、そのぅ」御剣は文字通りに頭を抱えた。「君は、その、なんだ。もともとそのー、は、生えない体なんだろうか」 「あっ……そっか。これ」と真宵は恥じたように、股の一本筋を指で隠した。 「あの、きのうの夜、お風呂でお手入れしようと思って、でも、どんな水着かわからなかったから、どれくらい剃ればいいのかわかんなくて。  剃ってるうちに、なんかすごいへんになっちゃったから、えーいって思...
  • 06/12/27(エロなしクリスマス)
    「メリークリスマース!」 真宵ちゃんがクラッカーをならした。 ここは僕の事務所。 今日はクリスマスなので、春美ちゃん、イトノコさん、御剣、狩魔冥、神乃木さんと クリスマスパーティーを開くことになった。 「いやあ、自分達まで誘ってくれるなんて、うれしいッス!」 「まあ、今日はクリスマスですから。パーっと盛り上がりましょうよ。 ほらほら、みんな飲んで飲んで!」 真宵ちゃんはもうすでに20歳になっているので、遠慮せずにお酒を飲んでいる。 …もう真宵ちゃんが事務所にきて4年か。早いなあ。 「ほら!なるほどくんも飲みなよ!」 「う、うん。」 僕もグラスにそそがれたお酒を飲んだ。 「神乃木さん、飲まないんですか?」 僕は神乃木さんに問い掛けた。 神乃木さんはコーヒーしか飲んでない。 「俺は酒は飲まない。 生まれてからコーヒー以外のものは飲んだことないからな。」 うそつけ!と心の中でつっこんだ。 「お...
  • 04/05/24b
    御剣は何故かきょろきょろとしている。 「どうしたのよ、レイジ」 「いや、何と言うか……今から考えてみると、とんでもない事を頼んでしまったような気がしてならないのだが」 「実際そうでしょう」 「ムぅ……」 「まさかソファで寝るつもりじゃないでしょうね」 「そうでなければ、キミも嫌だろう?」 「誰が嫌って言ったのよ」 「ム……良いのか、メイ?」 「良くなかったら引っぱたいてるわ」 布団の中で冥が答えた。それを聞いて、御剣もためらいがちに入って来る。 端で向こう側を向いて眠ろうとする御剣に、「こっちくらい向きなさいよ」と冥は言った。 言ってから、しまった、とも思ったが、別に気にする事も無いか、と冥は思った。 一方の御剣は、そう言う風に言われて断ることも出来ず、言う通りに冥の方を向いた。 二人は見詰め合う形になる。 「……」 「……」...
  • 08/05/24
    「レイちゃん、昨夜は楽しかったわ。またチューしようね」 狩魔冥が真顔で言ったので、御剣怜侍は飲みかけていた紅茶をひっくり返しそうになった。 「これは、なにかしら。御剣怜侍」 冥が顔の高さに掲げたのは、御剣のケータイだった。 「いや、それは、なにをしているのだ君は」 取り返そうと手を伸ばした御剣をジロリとにらみつけ、冥はメールチェックを続けた。 「今夜もレイちゃんのお胸にスリスリしちゃいたいな♪アタシのお胸にもチュッチュしてね。……御剣怜侍?」 「う、むぅ、それは違うのだ、その」 冥はパタンとケータイを閉じ、御剣に向かって放り投げた。 「つきあう女は選んだほうがいいわよ」 「ち、ちがう!これは、店の女なのだ!」 「あら、マジメそうな顔してずいぶん夜はご盛んなのね?」 「そうではない、これはつきあいの席なのだ!断りきれない上司の誘いで…!」 受け取ったケータイのメールを慌てて削除しながら言い訳...
  • 07/01/15
    思い付きミツマヨ 御剣が珍しく非番の休日を満喫していた。 明け方に目が覚め、ドライブがてら港を訪れた際に獲れたてのサザエが入手出来た。 御剣はサザエの壷焼きが大好物であった。 今夜は壷焼きに、冷蔵庫で眠ったままだった大吟醸で一杯…と想像すると、 不意に唾液が出て来た。 帰宅してサザエを冷蔵庫のチルド室に入れ、一息着いた所でインターフォンが鳴った。 数日前に特注で頼んでいた抱き枕二つが宅配で届いた。 一つはトノサマン柄、もう一つはそれより一回り大きなヒメサマン柄であった。 無論トノサマン柄は真宵にプレゼントする予定で、その旨も伝えてある。 御剣は真宵の携帯に連絡を取った。 「はい、もしもし。」 「真宵くんか?例のアレが届いた。多少大きい品物故、届けようと思うのだが…。」 「いえいえ、夕方にでもみつるぎ検事のお宅に伺います。久し振りにコレクションも見たいし。」 「うム。今日は一日自宅にいる。新...
  • 04/03/06(ミツキリ)
    御剣×霧緒① 「御剣怜侍」 職務を終えて帰ろうとした御剣は呼び止める声に振り返った。 振り返った視線の先には冥が立っていた。 「メイ…どうした?」 「その…今夜、空いているかしら?」 普段は一方的に自分の都合に付き合わせる冥が自分に頼みごとをするとは珍しい。 何があるのだろうか、と思い冥の問いかけに答えた。 「特に用はないが、なんだろうか。」 「よかった。お願いがあるんだけど。」 「だから、なんだというのだ。」 急かす御剣をすまなそうに見ながら、冥は丁寧に包装された箱を御剣へ差し出した。 「何のつもりだ?」 差し出された箱を受け取りながら聞く。 「今日、誕生日だから。」 自分の誕生日ではないな、と思いながら、まったく意味の分からない御剣は少し苛立ちながら言い返す。 「私の誕生日ではない。」 「そんなことは分かっているわ。今...
  • 09/09/09
    ・若ミツ×ロリ冥  ・短い 夜、 自室で法律書を読んでいた冥は、ほんの数秒だが、確かに揺れを感じた。 おそらく震度3、マグニチュードは4程度。 物が倒れたり落ちてきたりすることはなく、この程度なら例え余震があっても危険ではないだろう。 一瞬でそう判断すると、冥は隣室の弟弟子の元に走った。 「レイジ!」 同じく机で読書でもしていたのだろう。 床には本が放り出され、椅子はひっくり返っていた。 もちろん揺れのせいではなく、この部屋の主人がパニックでおこしたものだった。 しかし、当の本人の姿は見えない。 「レイジ?」 優しい声で呼ぶと、机の下からガタリと音がした。 どうやら意識はあるらしい。 身体を屈めて覗き込むと、大きな身体を丸めて、小さくなって震える御剣を見つけた。 端正な顔は、涙でぐしゃぐしゃに濡れていた。 「あ、あ、」 御剣は、冥を認めると無我夢中でしがみついた。 腰にまとわり...
  • 07/01/21
    開花 御剣はこの数日間苦悩していた。 お互い初体験であったとは言え、避妊もせずに真宵と交わりを持ち、妊娠の恐怖を後に味わう事になってしまったのだ。 当の真宵は 「だいじょぶだいじょぶ♪」 等とあっけらかんとしていたが、この先の行為でクリティカルヒットしてしまうかも知れない。 しかし御剣は避妊具の正しい装着法が判らなかった。 一度薬局で購入し、説明書をじっくりと読みながら装着を試みたが、どうやっても入らない。 生来の不器用さで装着出来ないのでは無かった。御剣が普通サイズのモノの持ち主ならば、幾ら不器用でも装着が可能であっただろう。 問題は、御剣の持ち物であった。 よくもまあ処女の真宵に挿入が出来たな、と謂わんばかりの代物である。恐らく外国人が勃起時の御剣を見れば「OH!UTAMARO!!」等と叫んでしまうかも知れない。 しかし御剣はこれが一般男性の普通サイズと勘違いしていた。更に薬局で購...
  • 03/09/19
    御剣×冥④ もう、何年こんな孤独な生活を続けているだろう… 御剣は、冷静な表の顔とは裏腹に、御剣は父親が亡くなってからずっと、孤独と不安を抱え続けていた。 そんな彼が温もりを感じた人間が、かつて一人だけいた。 彼の師匠・狩魔豪の娘である狩魔冥。 彼も孤独だったが、彼女もまた孤独だった。 幼い頃から検事になるための英才教育を受けてきた彼女の周りには年上の人間しかいない。 冷ややかな目で見られることもしばしばで、同年代の友人は勿論いない。 厳格な父親は、彼女を弟子として扱っていたので、親の愛情というものは感じられなかった。 そういう共通点があり、御剣と冥はいつしか仲が良くなっていった。 彼女が日本でかつての友人・成歩堂龍一に敗訴した後、旅立って1年になる。 が、連絡の1つもない。 メイと一緒にいられたら… そんな想いが御剣の頭に浮かぶが...
  • 09/05/04
    「冥、なんだこれは」 「なっ、なによ突然…」 「これは何かと聞いている」 午後の検事室、御剣が席を外したほんの数分の間に事件は起きた。 詰め寄る御剣の手に握られたそれは、先ほどくずかごから拾われたものだ。 楽しみにとっておいたトノサマンジュウの、最後のひとつの包み紙。 「君にしてはわざとらしさにも程があるが…」 「そうよ。何故私があなたのまんじゅうごときに手を出さなくてはならないの?」 そう言いながらも眼を泳がせる彼女を見ながら、御剣は呆れてため息をつく。 「なによそのため息は!私が食べたという証拠でもあるの? まさか指紋鑑定をするだなどと言う気じゃないでしょうね?」 ハッ、と嘲るように吐き捨てる。いつにも増して高飛車な態度に、御剣はついに心を決めた。 「だいたい検事たるものまんじゅうのひとつやふたつでムキになるなんて、 貴方は本当に昔から細かい男よね、レイジ。そんなことだからあのトゲトゲ...
  • 07/10/21
    御剣怜侍がアメリカの狩魔邸に来るのは、久しぶりだった。 少年のときに狩魔豪に師事してから、早く学業を修めるために数年ここで暮らした。 多忙で日本を出ることがない狩魔豪はなぜか、末娘が2歳のときに妻と末娘を移住させたのだ。 それが、あの事件の直後だったと御剣怜侍が知るのは、まだ数年先。 かつて私室として与えられていた部屋がそのままで、御剣はデスクの前に座って冥を眺めていた。 娘しか持たない狩魔豪が、跡取り候補として御剣をアメリカに送ったとき、まだ小学校に上がったばかりの冥は顔を真っ赤にして怒ったものだ。 「私が検事になるわよ!」 自分と母を放り出して会いにも来ない父親への抗議と、息子のように扱われる御剣への子供らしい嫉妬だと思った。 そして本当に猛勉強し、御剣が日本へ帰った後、彼が初法廷に立った去年、同時にアメリカで検事になった。 御剣は二十歳、冥は13歳だった。 初法廷で、いまだに忘れられ...
  • 04/12/19b
    「……上手ね、レイ」 「む……そ、そうなのか?」 「え? た、多分」  思わず返事をして、後悔する。レイが初めての相手だってばれるかしら。  御剣の顔を窺ってみるが、本人は一人で難しそうな顔をしている。 「恥ずかしいんだが、その……君が始めてなのだ、こういう事をさせて貰うのは……」 「ええ!?」  冥は心底驚いた。この美貌、この年齢で、今のがファーストキス。 前から堅物な男だとは思っていたけれど、まさか本当に見た目通りだったなんて。 意外と言うより他になく、思わず御剣の顔をまじまじと見つめてしまう。 「へ、変だろうか、やはり」 「あ、いえ、変ってほどでもないと思うわ。レイの年齢になっても未経験って人は たくさんいると……思うし……、わ、私も……初めてだったし」 「何だと!?」  今度は御剣が驚愕する番だった。 「な、何よその驚き様は! ...
  • 09/06/08
    御剣(20歳)×冥(13歳)投下します。 ・逆転検事4話後の話 ・生理話アリ注意 夏休みを利用して、アメリカから戻ってきた冥。 初めて捜査に加わった事件から数日経ち、あの日の興奮も徐々に落ち着いてきたのか、狩魔邸でのんびりするだけでは飽きてきたようだった。 「買い物に付き合って!」 ある日、冥は有無を言わさぬ口調で御剣を街へ連れ出した。彼女の機嫌を損ねるリスクをよく知っている御剣は、大人しくそれに従う。 成人男性が休日に特に予定もなく、小娘に連れ回されるというのも、情けない話だとは思ったが。 買い物とは言っても、財布の紐を握っているのは彼女ではなく御剣である。そのため、アレが欲しいコレが欲しいと言われても、何でもかんでも買ってやるわけではなく、「無駄遣いだ」と一蹴しては、ムチで叩かれそうになることもしばしばだった。 三軒お店を回り、ようやく一つ買ってもらった大きなクマのぬいぐるみ...
  • 08/02/10
    御剣怜侍が午前中に狩魔冥の執務室を訪ねた時、部屋の隅にある有名デパートの紙袋が目に入った。 そっと見ると、その中には派手な包装紙に包まれた小さな包みが、いくつも入っている。 御剣はそしらぬふりで用件だけを述べ、必要な書類を受け取った。 そのままつっ立っていると、早くも別の仕事に取りかかろうとした冥が、御剣を見上げる。 「まだ、なにかあるかしら」 御剣は首を横に振り、そのまま執務室を出た。 …もらえなかった。 あいかわらず忙しい、2月14日の検事局である。 予定の時間に検事局を出てくる御剣の肩が寂しげに見えたのは、糸鋸刑事の気のせいだっただろうか。 その日、夕方まで事件の捜査を指揮した御剣は、糸鋸のオンボロ車で検事局まで戻ることにした。 出発したとたん、冬の短い日が沈んだばかりだというのに、糸鋸の腹が驚くほどでかい音で鳴る。 じろりと横目で見ると、困ったように肩をすくめる。 相変わらず、ろ...
  • 09/07/25
    *逆転検事4話の後。 *御剣20歳、冥13歳。 初法廷にはいずれ新しい舞台を用意する、と狩魔豪に言われて、御剣は改めて狩魔邸の自室で六法を開いた。 検事局では上階にある上級検事の執務室とは違い、新人の御剣は下の階の奥まったところに並ぶ狭い執務室のひとつを割り当てられていた。 歴代の新人検事たちの血と汗と涙が染みこんだデスクや本棚には感慨深いものもあるが、まだ検事になって日も浅く、なじんでいるのはやはりこの部屋だった。 デスクの前で、まだまだ多くある学ぶべきことに取り組むために、御剣は背筋を伸ばした。 幻に終わったデビュー戦には苦い思い出が残るものの、そんなことにいつまでもこだわっていてはいけない、狩魔の教えを受けたものとして今度こそ恥ずかしくない戦いをしなくては。 意気込んで眉間に皺を刻んだその時、ノックもなしにドアが開いた。 「あら、熱心ね」 顔を上げるまでもない。 招かれざる来訪...
  • 09/03/15
    「たまには、どうだ、その、食事でも」 できるだけ偶然を装って、できるかぎりさりげなく。 御剣怜侍が検事局の資料室で、忙しく判例を探している狩魔冥にそう言った。 「いやなんだその、今日の裁判について、話もあるしな」 「今日は約束があるの」 資料から目も上げずに、冥が答える。 朝からこの一言を言うために、何度も何度もシュミレーションして口の中をカラカラにしていた御剣は、瞬殺されてその場に座り込みたいほどがっくりした。 かろうじて矜持で身体を支え、表情を取り繕いはしたものの、疑問が口を付いて出るのは押さえられなかった。 「誰とだ?」 目指すものを見つけたのか、資料をパタンと閉じて小脇に抱えた冥がふんと鼻で笑った。 「デートよ」 今度こそ、御剣は意識が遠のく気がした。 御剣が、建物の影に身を潜めていると、仕事を終えた冥が検事局を出てくる。 コートの襟を立てて、距離を置きながら、御剣はヒール...
  • 09/07/18
    逆転検事4話の後の話のつもりです ちょっと冥が積極的すぎるかもしれません 今日は色々なことがあった。 殺人事件、実現しなかった法廷デビュー、ヤタガラス、失踪した葛……。 さすがの御剣にとっても刺激の強い日だった。 夕食後、御剣は風呂に入ってようやく一息つこうとしていた。 頭を洗い終わったあと、ふと脱衣所から物音がする事に気付く。 振り返ると、扉の向こうにうっすら人影が見える。 誰だろうと思っていると、いきなり扉が開き、そこに立つ人物を見て御剣は目を疑った。 なんと、そこには冥が全裸で立っていたのだ。 一応タオルで前を隠してはいるが、発育途中の美しい裸体が殆ど見えてしまっている。 突然の出来事に絶句する御剣に、冥は恥ずかしげにポツリと呟いた。 「……一緒に入ってもいい?」 「な、な、何を言っているのだ!」 我に返った御剣は赤面しながら目を逸らし、自らの下半身を隠して叫んだ。 「ダメな...
  • 07/09/11
    指定された時間に、御剣怜侍は姿勢を正して上司の執務室を訪ねた。 中へ通されデスクの前に立つと、上司は不機嫌な顔を上げた。 叱責されるようなことをした覚えはないものの、とっさに覚悟をする。 「御剣検事」 「はっ」 上司は手にしていた万年筆の先を御剣に向けた。 「狩魔検事は、どこかね?」 「・・・は?」 一瞬、意味がわからない。 そういえば、この2、3日は狩魔冥の姿を見ていない。 しかし、多忙を極める職務でそれはよくあることだ。 「狩魔検事が、なにか?」 「昨日から携帯電話が通じないのだ。緊急に必要な資料があるのだが、それが過去に狩魔検事が扱ったものなのでな」 なにかあったのだろうか、と不安になる。 「では、検事局にも出勤していないと?」 「いや、狩魔検事は有給休暇中でな」 「・・・・・・は」 「だが、資料は必要だ。キミが連絡先を知っているなら、保管場所なりパスワードなりを聞き出してもらえない...
  • 07/07/15
    「自分の始末は、自分でつけたな。あいつ」 主席検事室で、『裁判員制度』テストの中継を見届けて、御剣は言った。 7年間、歯がゆい思いをさせられた親友を、責任者に起用するに当たってはこの男もかなりの権力を行使した。 「裁判における証拠の位置。この制度の導入で我々の今までの」 「その議論は、し尽くしたと思うけど」 中継の終わったモニターにリモコンを向けて電源を切り、狩魔冥は御剣の言葉をさえぎった。 「・・・そうだったな」 「成歩堂龍一に、おかえりを言わなくてはならないわね」 「あいつに、その気があれば、バッジを返還するかどうか、弁護士会が検討するだろう。おかえりを言うのはそれからだ」 御剣は、こみ上げる笑いをこらえるように表情をゆがめた。 「言葉のわりに、うれしそうだこと。主席検事」 「う・・・ム。そうだろうか。君こそ、晴れ晴れとした顔をしているように見えるが」 冥はピシッと鞭で空を切った。 法...
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