下柳剛

1968年5月16日生まれ 長崎県出身
1990年にドラフト4位で福岡ダイエーホークス(当時)に入団。

ダイエー時代は制球力に難があったが投げ込みなどで克服、
2年間で毎年50試合以上投げ、1994年には11勝をあげてオールスターにも選出。連日のように登板するところから
「アイアンホーク」のニックネームがつくほどであった。
翌年の春に交通事故で鼻骨骨折などのけがを負ってこのシーズンを棒に振る。シーズンオフには複数トレードでハムに移籍。

1997~99年まで3年連続60試合登板を達成、特に97年シーズンは216打席連続無三振を続けていたイチローを三振に打ち取るなどイチローキラーと話題に。
2000年シーズンより先発に転向、同年8月26日(vsダイエー)にはプロ入り初完封を達成。
翌年以降は勤続疲労の影響で故障がちになり戦線を離脱することが増えた。03年に複数トレードで阪神へ移籍。
08年シーズンまでは連続2桁勝利をあげたり、07年には38歳10ヶ月で開幕投手を務めるまでしたが11年シーズンに戦力外通告を受ける。
12年に楽天春季キャンプにて入団テストを受けて合格、オープン戦で好投していたことから開幕当初は1軍も思ったような成績を残せずに
4月下旬に登録抹消、その後も昇格できずに10月に戦力外通告を受けた。
13年2月にロサンゼルス・ドジャースの入団テストを受けて最終まで残っていたが合格ならずで、3月20日に現役引退を表明。

現在は関西(朝日放送)で解説者をしている。阪神よりもパリーグにいた期間が長いこともあり、オリックス戦や交流戦などでも解説の機会もある。
多少聞きづらいものの中立の立場で話をし、またその理論は分かりやすくて面白く、視聴者どころか野球関係者からも評判が良い。


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最終更新:2014年12月21日 13:24