ハルヒと親父 @ wiki内検索 / 「できちゃった 外伝ーお風呂の時間」で検索した結果

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  • できちゃった 外伝ーお風呂の時間
    (ハルナ、ハルキは、ハルキョンの間に産まれた、双子の姉弟です) ハルナ:パパー。パパー。 キョン:どうした? ん? ハルキ、どうしたんだ? ハルナ:ハルキ、お風呂にどうしても入りたくないって。 キョン:ふーん。今日に限ってどうしたんだ? ハルキ:……。 ハルナ:何度聞いても言わないの。 キョン:ハルナ、悪いが先に入ってくれるか? ハルナ:いいけど、ハルキは? キョン:ちょっとパパが話してみるよ。 ハルナ:はーい。 キョン:さて、ハルナは行ったぞ。どうしてお風呂に入らないか、教えてくれないか? ハルキ:……どうしても! キョン:もうそろそろ、おまえたちも一人ずつ入るのもいいかな、と思ってたんだ。でも、そういうことじゃないらしいな。 ハルキ:……。 キョン:わかった。話したくなったら言ってくれ。それより、ハルキ。すごく大事なお願いがあるんだが、聞いてく...
  • できちゃった 外伝ーミッドナイト・ミルク
    ...けだ。 できちゃったシリーズ できちゃった その1 できちゃった その2 できちゃった その3 できちゃった その4 できちゃった その5 できちゃった その6(最終回) できちゃった エピローグできちゃった 外伝ー教材仁義 できちゃった 外伝ーミッドナイト・ミルク
  • SS(二次創作)「ハルヒと親父」シリーズの物置
    ...ン・ストーリー2) できちゃった その1 できちゃった その2 できちゃった その3 できちゃった その4 できちゃった その5 できちゃった その6(最終回) できちゃった エピローグできちゃった 外伝ー教材仁義 できちゃった 外伝ーミッドナイト・ミルク できちゃった 外伝ーお風呂の時間 +ハルヒと親父(サイド・サイド・ストーリー) ハルヒと親父(サイド・サイド・ストーリー) ダンス・ダンス・ダンス +ハルヒと親父(ビター・ストーリー) ハルヒと親父(ビター・ストーリー) 一人旅に必要な事一人旅に必要な事 一人旅に必要な事 その後 一人旅に必要な事 その後の後エピローグ1 アキとハルヒ エピローグ2 アキと親父 エピソード「スキとキス」 エピソード2 幸せと笑顔 エピソード3 アキとキョン エピソード4 参観日 一人旅に必要な事 elself +ハルヒと...
  • できちゃった 外伝ー教材仁義
    ...あのね、その、また、できちゃったの。 ハル母 はいはい。そんなことじゃないかと、思ってました。じゃあ、しばらくご厄介になりに行くわね。 ハルヒ 厄介だなんて、いつも、すごく助かってるし。 オヤジ 俺はまた逆=単身赴任か。 ハル母 大丈夫。ハルキもハルナも、もう大きいんだから、お父さん、今度はskype先生になれるわよ。 オヤジ それで、おれが会いに行っても、俺の声がしたらパソコンの画面に声の主を探すようになっちまうんだろうなあ。
  • 閲覧回数上位SS
    ...1 (17040) できちゃった その6(最終回) (15946) ハルキョン家を探す その3 (15228) ハルキョン家を探す その2 (14788) ハルキョン家を探す その5 (14426) ハルヒと親父2 ー おとまり (14120) あるSS書きの七つ道具 (13762) 夏休みの工作 (13497) あるSS書きの個人的七つ道具の使い方ータロット篇 (12724) あるSS書きの個人的七つ道具の使い方(事例編) (12199) ハルヒと親父3−家族旅行プラス1 その6 (12192) ラブシーン (12074) 親父語録保管庫 (11946) 手錠 (11555) ハルヒと親父2その後 一周年 その3 (11415) ハルヒと親父3−家族旅行プラス1 その2 (11095) その男、文系につき (10967) あるSS書きの個人的七つ道具ー書物篇 (10850) 技術の...
  • そのとき親父書きは何を思ったか?
    ...について その6:「できちゃった」について その7:「一人旅に必要な事」について その8:親父シリーズ以外(二人は暮らし始めました、新落語シリーズ「出来心」他)について その9:親父シリーズ以外(みぞのの鏡、辞書シリーズ/英和辞典、他)について その10:親父シリーズ以外(その男文系につき、ツンデロイド、他)について その11:親父シリーズ以外(彼と彼女と彼女のメール、電波の日 Nowhere、他)について その12:親父シリーズ以外(「パソコンが砂糖と化してアリがたかる」カオス篇)について その13:親父シリーズ以外(手錠、ハカセくんの初恋、新落語シリーズ「松山鏡」、他)について その14:親父シリーズ以外(新落語シリーズ「二十四孝」、涼宮ハルヒの格闘1・2、他)について その15:二人暮らしシリーズ、カオス系2つ、同窓会の日に、他について その16:「二人は暮らし始めました」再考...
  • できちゃった その2
    できちゃった その1から ハル母 キョン君、いらっしゃい。ハルは部屋よ。「勝手にあがってきて」って言ってたわ。 キョン いつもすみません。お邪魔します。 キョン ……って、おい、ハルヒ? ハルヒ ん?……あ、キョン、おはよ。 キョン おはよって、もう昼だぞ。それと妊婦が床に寝るな。うつぶせで寝るな。腹出して寝るな。ったく、よいしょっと。 ハルヒ お、お姫様だっこ……って、もう終わり? キョン 終わりって、ベッドに運ぶだけだから、これで終わりだろ。 ハルヒ このまま町内を一周してみない? キョン しない。無駄に体を冷やすな。それより、なに散らかして寝てたんだ? ハルヒ あ、これ? 母さんの家事日記だって。もらったの。新妻と新米ママには参考になるだろうって。読みふけってるうちに寝ちゃったみたいね。 キョン ……おれには「ただの親父」...
  • ハルヒと親父3−家族旅行プラス1 その4
    ハルヒと親父3−家族旅行プラス1 その3から  飛行機は快調に空を飛び、涼宮ハルヒは俺の二の腕に盛大に頭をぶつけて眠っている。 「おい、ハルヒ。起きろ、飯だ、機内食だぞ」 「ん……あ?」 「どっちにしろ寝ちまうんだな」 「"What would you like, beef or fish? 」 「ああ、うん。……キョン、あんた、魚とお肉、どっちがいい?」 「ああ、肉にするか」 「Can I have the fish meal ? He says he d like to have the beef.(わたしは魚料理をちょうだい、彼は肉料理を食べたいそうよ)」 「いまさら驚かんが、英語もできるのか?」 「親父の持論だと、ハロー、プリーズ、サンキュの3つとクレジット・カードがあれば、どこへ行ってもなんとかなるらしいけどね」  ハルヒがト...
  • 掲示板/足跡帳バックナンバー2
    ...うし! とりあえず「できちゃった その5」に取りかかります。 -- 親父書き (2009-07-01 18 04 07) なぜか気象が話題。適当なサイトからコピペしてみます。↑酸素は興奮のもと。酸素はリンパ球を下げる効果がある。 ↑高気圧のときは空気量も酸素の量も多いので、白血球内の顆粒球の割合が多くなり、逆にリンパ球が減少する。気圧が高いとたくさんの酸素を体内に取り入れるので交感神経が緊張状態になり、その結果、顆粒球が増大する。その状態だと顆粒球が死んで発生する活性酸素の量も増大し、組織破壊を起こし、重い虫垂炎が起こる。 ↓炭酸ガスはリンパ球を上げる。だからゆったりしたい時は炭酸飲料を飲む。酸素は危険。炭酸ガスはリラックス。 ↓気圧が低いということはそれだけ空気が薄い=酸素が少ないということ。低気圧は、薄い空気で酸素が少ないから徐脈が来て、活動性になっていない。 ○湿度に弱く...
  • スモール・トークス
    Small Talk 親しい間柄で、どうでもいい話題について行われる、フレンドリーな会話。要するに本題に入る前の雑談、世間話。これができないと「人間扱い」されず、人と人の会話にならない。(『ユキペディア』より) Talk 1 ハルヒ ねえ、キョン。 キョン ……なんだ、ハルヒ? ハルヒ 「どーでもいい話」だけど。 キョン ああ。 ハルヒ 「いい話」って、おおむね平凡よね。 キョン そうか? まあ、そんな気もしないでもないが。 ハルヒ たとえば、人に親切にすると3倍になって返ってくるとか。 キョン それは、どっちかっていうと「うまい話」じゃないか? ハルヒ そうね。じゃあ、正義は必ず勝つ、とか。 キョン それは、「そうあってほしい話」だろ。 ハルヒ んー、勇気を出して告白したら、相手も自分のことを好きだった、とか。 キョン それが「よ...
  • 二人は暮らし始めました-外伝-ハルキョン温泉旅行 その1
    「あー、やっとあんたも、ゼリーとプリンの日々にお別れできるわね」  とはいうものの、おれはゼリー生活に少しだけ未練があった。ゼリーだけであれだけの種類のものが作れるのも驚異だが、そのすべてが極ウマだったのだ。栄養なんかのことは、味付け以上に考えてあったんだろう。それ以外のものを口にしてないのに、2キロ太ったぐらいだからな。 「あんたのおなかの具合もよくなったことだし、買い出しに行くわよ!」  買い出し、は少々大げさでも、ハルヒはずっと付き添っていたせいで、おれが熱を出してからの買い物はすべてネットスーパーで済ませていた。数日ぶりに買い物に《出かける》ことになるな。 「おれも行こう。その勢いだと、おまえだけだと持ちきれんほど買っちまうだろう」 「あんたは病み上がりなんだし、……うーん、まあ、そこまでいうなら、お供に連れて行かないこともないわ」  いや、単なる買い物だ。それ以上のご...
  • そのとき親父書きは何を思ったか(その6)?
    できちゃった』について  ハルヒ、いきなり妊娠してます。で、生むと言ってます。周囲も反対する気配なしです。  難しい素材だ思うけどと、コメントをいただいてますが、確かに難しい。こんなに簡単に書き始めるんじゃなかった、実力が足りてないぞ、と後悔することしきり。  ただ、子が親になり、親が祖父母になる、という話は、いつか必ずやろうと思ってました。世代交替というか、世代の循環があってはじめて、お話に出てくる親たちが、書き割りや背景でなく、主人公世代と並び立てる全うな登場人物になるんじゃないか、と思っていたからです。  ただ人が読みたがるか、需要はあるかと言えば、とても微妙です。  いまのコメディものは、ジャンルで言うと「家庭喜劇」というのに分類されるのですが、異なる世代を徹底的に排除しクリーニングした上に成り立ってるものも多いです。  異なる世代のことなんて、理...
  • 新落語シリーズ「金明竹」
    ハルヒ ねえ、キョン。有希のことなんだけど。 キョン どうしたんだ、ハルヒ? ハルヒ 素直なのはよいことだけど、もう少し断るってことを覚えた方がいいと思うわ。昨日なんか、自分の持ってる傘を知らない人に貸しちゃって、自分はずぶぬれで帰ってきたのよ。 キョン 長門、ハルヒに聞いたんだがな。自分の持ってる傘を知らない人に貸して、自分はずぶぬれで帰ってきたってのは本当か? 長 門 事実。 キョン なあ、長門。時には断った方がいいと思うぞ。 長 門 どうやって? キョン そうだな。落語なんかだと、『貸し傘も何本かありましたが、この長雨でどれも使い過ぎまして、骨は骨、紙は紙、とばらばらになりましたから、使い物になりませんので、風呂の焚き付けにでもしようかと、物置に放り込んであります』とか言うんだが。ははは。 長 門 わかった。 キョン おいおい、今のは落語の...
  • ラベンダー・バス(二人は暮らし始めました)
     夏の間、部屋に帰ればすぐシャワー、汗をかいたら即シャワー、というパターンを繰り返していたせいか、思えば「ゆっくり湯船につかってくつろいだ」という記憶があまりない。  これは何もシャワーのせいとばかりは言えないだろう。  心・技・体ともに、「ゆっくり湯船につかる」のにまったく不向きな人物と、おれは暮らしているのだから。  まず心。風呂を肉体ばかりか精神をくつろがせ、リフレッシュする場所だとは、どうあっても思えないらしいあいつは、湯船にはられた液体が摂氏40度のお湯だろうが、15度の水だろうがおかまいなしに、真夏の動物園で氷柱をもらった北極クマのように、はしゃぎにはしゃいで、とにかく水をあたりにまき散らしてくれる。  つぎに技。稚戯から一転、あいつがその気になれば、魔法の杖のように指を一振りするだけで、今度はおれの理性が3段式ロケットに乗って宇宙速度で飛び去り、種馬だとかオットセイだ...
  • 二人は暮らし始めました 8日目
    ハルヒ あー、昨日の焼肉はおいしかったわね。ついつい食べ過ぎちゃったわ。 キョン 食い放題に底なしモードで挑めば当然だな。それにしても太らないな。 ハルヒ あんた、こないだから、そればっかりだけど、あたしに太って欲しいの? スレンダーと言えば聞こえは良いけれど、実は抱きしめると骨があたって痛いとか? キョン モデル体型の意外な盲点だな。いや、おまえの場合は、いろんな場合と場所で、それぞれに何かもかもが、ちょうどいい具合だと思うが。まあ、太っても痩せてても、ハルヒはハルヒだけどな。 ハルヒ そ、そんな、よく言うような頻出で月並みなこと言ってもダメだからね! キョン ダメって、何がダメなんだ? ハルヒ うっさい。と、とにかくダメ、ダメなの! キョン たとえダメと言われようが、ハルヒはハルヒだけどな。 ハルヒ あんた、重ね重ね、そういうことを。あたしを憤死させよ...
  • そのとき親父書きは何を思ったか(その18)?
    ...が必要だというのが「できちゃった」というシリーズなんだと思います。 追記  つづきで、キョンが説明する「不安の回避行動としての性依存」のメカニズムについては、 「一人旅に必要な事シリーズ」で何カ所か、 「不安を怒りに変えるのが習い性なら、子供相手は止めときなさい。あたしがいつでも相手になってあげる」(一人旅に必要な事 その後の後) 「あの人は不安だったの。自分の夫や家族が、いつどこの馬の骨ともわからない女にかっさらわれるか、と思うとね。不安を一時的に抑えるにはね、怒りでも性欲でも食欲でもいいの。でも一時的に抑えた不安は、また大きくなる。ますます怒りその他に頼りたくなる。一種の依存症よ。自分が作り上げた怒りの巣に、自分を不安に陥れる人たちを配して役付けしたくなる。そんな風に社会や世界を眺めたくなる。珍しい事じゃないのよ。人間がもっと闇と恐怖と近...
  • できちゃった エピローグ
    できちゃった その6(最終回)から  墜落事故から1年後、キョンに双子の娘、母さん、それにあたしは、カルフォルニア州バークレー市の地を踏んでいた。親父は仕事が忙しくて(ざまあみろ)日本に置いていかれることになった。 「なんて逆=単身赴任だ!」 「キョンをこき使って、サボってるから、こういう目に合うのよ」 「おまえなあ、どの口でいうんだ?」 「この口よ」 「アヒル口かよ。だいたいサボってないだろ。入院してただろ」 「その間もキョンはバイトしてたじゃないの!」 「そのかわりTOEFL&SAT対策にエッセイの添削、留学向け受験勉強をキョンとお前の二人分、見てやっただろ!」 「最後の方は、マサカドさんとアカザキさんに押しつけてたじゃない」 「直前には経験者の方がいいだろうと思ったんだ」 「お父さん、いい考えがあるわ」 「なんだ、母さん?」 「会社をやめて、アメリカ...
  • できちゃった その5
    できちゃった その4から 「両親教室? 何だ、それは?」 「実質は父親教室みたいなものらしいんですが。いままで妊婦さん向けの母親教室は、どこの産婦人科でもやってたんですが、それだと父親になる側が、母親になる側と、知識にしろモチベーションにしろギャップが広がってしまうんで、両方が参加する教室を導入しているところが増えているみたいなんです。両親教室への参加が、立ち合い出産の条件になっているところも多くて」 「まあ、何も知らんバカを出産に立ち合わせても、騒ぐだけで役には立たんしな」 「あんたの場合、役に立たないどころか、追いだされたんでしょ?」 「バカ娘、それは正確とは言えん。母さんから『もう大丈夫』サインが出たんで、おとなしく退散したんだ。な、母さん」 「ええ。さすがにわたしもハルヒを生むのに集中したくって」 「ほら、見なさい。キョン、あたしたちは二の轍は踏まないで行く...
  • 涼宮ハルヒのいちゃつき
    ハルヒスレに投下された無自覚夫婦に出てくる 酒の入った涼宮とキョンの想像を絶するいちゃつき具合 をやっぱり書いちまった。ので、投下してみる。 団員1 ハルヒ〜。前から一度言ってやらないといかんと思ってたんだ。今日こそ言ってやるから覚悟しろ。 団長 なによお〜、キョンのくせに生意気ねえ。あたしも常々あんたには言いたいことがあったのよ。今日こそはっきり言ってあげるわ。覚悟しなさい。 団員1 言っとくがな、愛の告白なんか受け付けんぞ。 団長 こっちこそ、願い下げよ。誰が、あんたなんか。 団員1 今日の俺は酔ってるからな、普段言えないようなことも言ってしまうぞ。 団長 お酒の力を借りないと言えないなんて、とんだヘタレね。あたしも酔ってるけど、いつも通り言いたいことを言うわ。 団員1 じゃあ、おまえ、先に言えよ。 団長 いやよ、あんた先に言い...
  • できちゃった その4
    できちゃった その3から ハルヒ母 どうしたの、ハル? 部屋の隅で膝なんか抱えて。アンニュイな雰囲気が出てるわ。 ハルヒ そんなの出したくない。 ハルヒ母 体育座りは、確かに妊婦さんにはお勧めではないわね。キョン君はどうしたの? ハルヒ オヤジにとられた。 ハルヒ母 あらあら。 ハルヒ 「進路指導」なんだって。何やって将来食って行くつもりなんだ、とか、なんとか。 ハルヒ母 そんなの『ハルヒの嫁、ハルヒの嫁、ハルヒの嫁』でいいのにね。 ハルヒ いや、いきなり、そこまでは私も割り切れてないというか、切り込めてないというか。 ハルヒ母 どんな風に働くかなんて、何のために働くかがはっきりしないと決められないでしょ? ハルヒ むー、オヤジも母さんも「出たとこ勝負400戦全勝」だからいいけど。 ハルヒ母 誰だって負けることはあるわ。でも大人は多少...
  • 9月23日 酒風呂の日
    ●9月23日 酒風呂の日 日本酒製造の責任者である杜氏と同じ読み方の冬至や、四季の節目である春分、夏至、秋分の日に「湯治」として酒風呂に入り、健康増進をはかろうと銘酒「松尾」の蔵元株式会社高橋助作酒造店勤務の高橋邦芳氏が制定。  「うるひゃい! あたしがなにしたっていうのよお!」  どうして、酒ぐせの悪い奴に限って、酒風呂になんて入ろうとするのだろうか。  それも、わざわざ一升瓶を持参して、人の家の風呂で酒風呂しようとするのか。だいたい、普通の家庭用風呂なら4合も入れれば十分だってのに。尺貫法になじみがないかもしれんが、一升ってのは10合ってことだぞ。 「ハルヒ、酒に弱いなら弱いで、最近は、お酒がだめな人用の入浴剤専用の日本酒も販売されてるんだ。わざわざ、そんな高い酒持って来なくてもな」 「入浴剤もどきの安い酒なんか飲んでも全然おいしくないわよお」 「おまえ、...
  • ハルヒと親父2その後 一周年 その2
    ハルヒと親父2その後 一周年 その1から ハル母 さて、明日も平日だし、そろそろ今日はお開きにしましょう。 親父 キョン、客間に客用布団と着替え一式、用意しといた。先に風呂を使ってくれ。あー、それからバカ娘。 ハルヒ 何よ? 親父 「湯加減見ようか」とか「背中流そうか」とか、ラブコメな振る舞いは慎むように。親父はもう体力の限界だ。 ハルヒ どんなラブコメよ! 親父 詳しいことは言えないが、男性用だ。少年誌とはいえ、侮れんぞ。 ハルヒ いい加減にしないと、殴るわよ。 親父 もう、いい奴を2、3発もらっちまっているが。それじゃ解散。 キョン 親父さん、風呂あがりました。先にすみません。 親父 今、風呂はバカ娘か? キョン はい。 親父 じゃあ、ちょっと座っていけ。 キョン はい……。 親父 といっても、話すネタは特にないんだけどな。 キョン はあ。 親父 二人に「共通の話題」...
  • Sweet Pain
     「ただいまぁ……」 「不機嫌な声で、バカ娘がご帰還だ。やれやれ。キョンの奴、へまやったかな?」 「そうかしら。たくさん笑った日ほど、帰り道はさびしいものよ」 「なるほど。……だったら送らせりゃいい」 「そして、その先は『泊まらせりゃいい』、『いっしょになればいい』ね」 「うーん。母さん、失言した」 「……何、バカなこと言ってんのよ?」 「おかえりさない、ハル」 「ただいま、母さん」 「息災か、バカ娘?」 「大きなお世話よ」 「どうだ、この違い?」 「仲のいい父と娘だって、ご近所でも評判よ」 「「どこが!?」」 「……そういうところも」 「「……」」 「ハル、お夕飯は?」 「あ、ごめん。食べてきたの。連絡忘れてたわ」 「そう。次は思いだしてくれるとうれしいわ」 「ごめんなさい」 「あら、お父さん、お風呂?」 「いや、上でラブプラスでもしてくる」 ...
  • 子犬の恋
    ハルヒ ねえ、母さん。初恋って実らないのかな? ハル母 そうでもないわ。 ハルヒ そう? ハル母 お父さん、母さんが初恋だったそうよ。 ハルヒ 悪いけど、あいつの言うことは信用できない。 ハル母 いつもふざけてるし、たちの悪い冗談も言うけど、基本的にはいい人よ。 ハルヒ たちが悪い、と分かってるなら、少しは止めて。 ハル母 母さんも嫌いじゃないもの、たちの悪い冗談。 ハルヒ 母さん! ハル母 そうそう、初恋の話だったわね。 ハルヒ うん。 ハル母 むかしむかし付き合った人にね、ぼくらの恋愛はpuppy loveだと言われたことがあったわ。 ハルヒ puppy love? 子犬(puppy)の恋(love)ってこと? ハル母 “intense but relatively short-lived love, typically associated withadolescents”、若い人た...
  • できちゃった その3
    できちゃった その2から  母子手帳がいつからもらえるか、ご存知だろうか。  正解は「妊娠がわかったら」すぐにでももらえる、である。 「そんなことも知らないで、父親になろうなんて、うかつすぎるわよ、バカキョン!」  うかつなことは認めるが、そういう「うっかり」ではないような気がするぞ、ハルヒ。 「どういうことよ?」  だいたい、母子手帳が妊娠がわかったらすぐにもらえる、なんてことを知ってる高校生なんていないと思うぞ。ハルヒ、お前は知ってたのか? 「あたりまえでしょ!」  うぐ。 「子供ができたらどうなるか、どんな準備をして何をしなきゃならないのか、知らないのはまだしも、知らないでも良いと思ってるのは許し難いわね。だったら、ちゃんと避妊しなさい!」  いや、それは、あれだろ、おまえが「生」の方が良いって言って……。 「あたしは知ってるからいいのよ」  ぐう。...
  • 掲示板/足跡帳バックナンバー4
    ...」じゃないですか。「できちゃった」だったと思うのですが「折角、打ちやすいロブを上げてやったのに~」キョンと親父(作品全般に通じている気もしますが、この二人のシーンは特に)の会話はこの台詞に集約されていますよね。常々思うのですが、「親父」はSSというよりも映画脚本に近い気がします。余りに会話が上手過ぎるせいかな。不自然でないギリギリの自然な会話とでも言うべき? まぁ、そのハイセンスさが好きなのですけれどもww 有り得ないレベルの知識量に関して褒める人が多いと思うので、あえて外し、そこ以外で褒めてみました。ですが「親父」の真価は「切れ味の良い会話」だと本気で思いますね。多方面に渡る豊富な知識を持っていても、それだけでは百科事典と変わらないかと。食材は調理する腕によって幾らでもゲテモノに変われます。実際、突如始まる(あるいはそれが常態)言葉のボクシングが一番書きたい部分だと見ているのですが...
  • ハルヒと親父2その後 一周年 その後ー腕の腫れ、氷の癒し
     最初は一通のメールだった。 「あれ、ハルヒの母さんだ」 『技量の不足を努力と根性で埋めようとする娘ですがよろしくね』 なんだ、これは。判じ物にしては分かりやすいし、心当たりもありまくりだが、なんでハルヒの母さんからこの文面なんだ?  その答えは、次の日の教室でわかった。  ブン、という音がしそうな勢いで、ハルヒが両腕を突き出してきた。 「なんのまねだ?」 「揉んで」 は?いま、ここ教室でか?おまえ、何言ってる? 「揉みほぐして、って言ってるの。いいから触ってみなさい! 聞くより見るより、よおく分かるから」 おれは何故か恐る恐るといった手つきになって、ハルヒの指先、手の甲、二の腕、と触っていく。ハルヒはどちらかといえば着痩せするタイプだが(何故こういうコメントができるかは、ストーリーの進行に何の関係もないから割愛するぞ)、それでもその馬鹿力から想定されるほど...
  • そのとき親父-書きは何を思ったか(その24)?
     ひさびさに言い訳コーナーです。 終電車  ハルヒスレに、ハルキョンが生き別れて……という話を書いている人が居たので、書いてみました。  テイストとしては夏の自転車に似てます。  普段バカップルものとかバカ親父ものを書いてるんですが、それだけに、「こいつら、離れたらどうなってしまうんだろう?」という疑問は常に有ったりします。  「離れたら、どうなるか」については、「その後」を書いてみたことがあるのですが(『一人旅に必要な事』シリーズ)、今回は「その前」を書くことで、この疑問に自分なりに答えられないか、と思って書きました。  間接的には、こいつら、なんでこんなにバカップルなんだ?とか、こんなにバカップルで大丈夫か?といった疑念に答えるバックステージ(舞台裏)ものでもあり、  直接的には、実は日常の中に無数にあるバッドエンドへの分岐を、こいつらはどうや...
  • 捨て猫と会った日のこと
    ハルヒ あ、猫だ。 オヤジ うむ。捨て猫らしいな。 ハルヒ ほんと、捨ててあるの?……ここは人道的配慮から、あたしが拾ってて、うちで飼うわ! オヤジ ハルヒ、猫が死ぬところを見たことがあるか? ハルヒ え? ううん、ない。 オヤジ 質問を変えよう。猫が死ぬとこが見たいか? ハルヒ そんなの見たくないわ。 オヤジ だったら、そいつに手を出すな。 ハルヒ な! なんで? どうしてよ! オヤジ 言って欲しいか? そいつはもうすぐ死ぬからだ。 ハルヒ え……。 オヤジ 随分弱ってる。もうミルクどころか水も飲めないだろう。 ハルヒ そ、そんな! 親父、なんとかして! たまには役に立ちなさい! オヤジ じゃあ、死ぬときまで、おれが責任持って見ててやる。それでいいか? ハルヒ そうじゃない! 助けなさいっていってんの! あんた、それでも人間? 血も涙もないの!? オヤジ 涙ぐらいいくらでも流せる。血も誰...
  • 掲示板/足跡帳バックナンバー3
    ...み返したのですが、「できちゃった」シリーズを読んだ後だと、違った魅力が見えたように思います。2つの世界を俯瞰してみると、世界が違っても困難があっても繋がる二人に、1つの世界では見えなかったものを見ることができて、どちらもよりしっかりしっとりと感じられました。 -- nov (2009-08-01 01 31 07) >novさん:コメントありがとうございます。時系列の異なるシリーズ同士が、それぞれ別の光を投げかけて、何かを浮かび上がらせることがあったなら、望外の喜びです。当方、書いた者ですが、それでも読み返すと新たな発見だとか、結構あります。SSだけをランダムに表示する「今日のおすすめ」ボタンはほとんど自分のためにつけたようなものですが、思わぬ作品を引き当てるのにおすすめです。先日、親父書きはハルヒ母の遍歴時代を引き当てて、不覚にもホロリとしてしまったことは秘密ですw -- ...
  • 同じ夢の中
     親父とケンカした。  ケンカ自体はいつものことだったけど、テーマが最悪だった。  親父は、大抵のことは適当にやってしまうくせに、ケンカだけは手を抜かない。  相手が子供だろうが、自分の娘だろうが、とことんやる。  今日のケンカは、あたしが今一番触れて欲しくないと思っていることを巡って行われた。もちろん手加減なしで。  あたしは自分としては最悪の選択を、敵前逃亡を選び、自分の部屋に駆け上がった。  そして、あたしは最悪な気分でとにかく眠ろうとした。  いつもとどこか違う目覚め。  夜中に目が覚めてしまうのは、よくあることだ。  時には、夜中の街を誰にも邪魔されずに、闊歩する。今のあたしに、心安らぐ時があるとしたら、このときだった。  でも、『今夜』は違っていた。  今夜? 確かに窓から光は入ってこない。外は暗い。  あたしはただならぬ予感がして、カーテンを一気...
  • 親父抜きの大晦日その後
    親父抜きの大晦日から   「……ハルヒ」 「何よ?」 「……風呂のおかげで、生き返った」 「たいがいにしなさいよね。本当に死んだらどうすんの!?」 「ああ、すまん」 「あんたは助けに駆けつけたつもりだろうけど、そうなったのは全部あのバカ親父のせいだけど、力つきたあんたを発見するあたしの身にもなりなさい!」 「すまん。あやまる」 「わかったら、さっさと着替えなさい! 風邪引くわよ!」 「ハル、パジャマ、出してあげた?」 「出したわよ」 「サイズはどうかしら?」 「一寸の狂いも無く、ぴったりよ」 「これ、親父さんのじゃないよな?」 「ぜんっぜん違うわ」 「よかったわ。キョン君がいつ泊まりに来てもいいようにと買っておいたの。さすが、ハルの採寸ね。本当にぴったり」 「採寸って、おまえ、そんなことしたか?」 「覚えてないなら、忘れてよし! いいえ、ぜひ忘れな...
  • できちゃった その6(最終回)
    できちゃった その5から 1:  「嫁が臨月だってのに、ダンナを海外に引っ張ってくバカがどこにいんのよ!」 「しかも、それが妊婦の親父だった日には、笑うしかないな」 「笑い事じゃない!! あんた、初孫のことどう思ってんの?」 「目に入れるほど可愛い。だが、おまえのデカ腹ごとじゃどうせ入らん。頑張れ、ハルヒ」 「このクソ親父! そんなにデカくないんだからね!」 「前にも言ったが、いい男は待つってことを知ってるんだ」 「で、肝心のキョンはどこ?」 「あいつ、残業。いい奴だよな」 「母さん、こいつ、やっちゃっていい? 2プラス、1マイナスでおつりがくるわ」 「お父さん……」 「といってもな。何故だか先方がキョンを気に入ってる。キョンもやる気になってる。なんだかサラリーマンみたいだろ、高校生バイトなのに。少々うますぎる話なんでな、俺もついてくつもりなんだが」 「当...
  • 二人は暮らし始めました-外伝-ハルキョン温泉旅行 その3
    その2から  一泊二日の宿の予約を済ませ、互いにたっぷりと睡眠をむさぼった数日後、俺たちはその、やたらと交通の不便なところにある温泉旅館に向けて出発した。  乗り継ぎの面倒さにも関わらず、ハルヒは終始上機嫌で、 「やっぱり人間寝ないとダメねえ、キョン!」 などと勝ち誇ったように語ってみせる。 「見なさい、いいえ、触れてみなさい、このみずみずしい張りとつやの肌!」 「どれどれ」 「ど、どこさわってんのよ!! 時と場所をわきまえなさい!」 「グーで殴るな。ほっぺただろ!」 「あたしが無抵抗なのをいい事に、人のほっぺを『たこやき』にしたわね」 「抵抗どころか、おもいっきり反撃してるだろ! あと知らない奴には絵でもないと伝えにくいぞ、このいたずら」 「あんたがやったんでしょうが!」  長い旅のはずだったが、くだらない話をする時間というのは、なんでこうも短く感じ...
  • 二人は暮らし始めました-外伝-二人はひきこもりました その1
    ハルヒ なにベンツのマーク(スリーポインテッドスター)描いて欲情してるの? キョン してない。これは俺たちの生活時間を示した円グラフだ。 ハルヒ ふんふん。こっちが睡眠ね。たっぷり8時間、ちょうど一日の三分の一眠っている訳ね。 キョン 生活習慣を改めた結果だ。ちょっと眠りすぎてる気もするがな。 ハルヒ 睡眠は大事だわ。睡眠時間が7時間を切ると・・・ キョン そのネタは前にやった。で、こっちが学校へ行ったり、買い物に出たり、外に出かけてる社会生活の時間だ。これも合わせると、全部でおよそ8時間になる。 ハルヒ 残りの三分の一は何? キョン あー、うっほん。ハルヒ、こっちへ来い。 ハルヒ 何よ?別にいいけど。……えへへへ。 キョン 何故しがみつく? ハルヒ だきついてんのよ! キョン そうか。で、俺に触るとデレ・スイッチが入るんだな。ツン回路が切れるというか。 ハルヒ 条件反射みたいなものね。く...
  • できちゃった その1
    ...った。 できちゃった その2へつづく
  • 二人でドライブ
     居間でごろごろしながら携帯でネットを見ていると、母さんが声をかけて来た。 「ハル、午後、3時間くらい時間ある?」 「いいわよ。車でしょ? 買い出し?」 「悪いわね。キョン君はいいの?」 「それくらい離れて暮らした方が愛も深まるってもんよ!」 「あの……3時間だけでいいのよ」  最近、車の免許を取った。キョンと一緒にだけどね。  母さんも免許は持っているけれど、運転は得意でないらしい(大抵の事は何でもこなすのに、めずらしいこともあるもんだ)。  親父は、居れば居るでうっとうしいくらい構ってくるけど、普段は滅多に家にいることがないから、あたしが小さい頃を除けば、うちには車は無い期間が長かった。  で、免許取得と同時に、新車がやってきた訳。 「どうせ3分も経たないうちに、ぶつけてぺしゃんこになるんだから、紙製でいいぞ、紙で」 と親父はまた馬鹿な事を言ってたけれど、も...
  • ラブシーン
    「ハルヒと親父2ーおとまり」からカットされたシーン 「はじめてなのに、不安とかないのか?」 「ないわ。というか、なくなっちゃった」 「そうか」 「そうよ。大船に乗った気でいるわ」 「どこに着くか、わからんぞ」 「あんたといっしょなら、それもいいわね」 「ハルヒ、先にシャワー浴びないか?」 「いいわ。でも、いっしょによ。今日はこれから1秒だって、あんたから離れないからね」 「おいおい。トイレもか?」 「バカ。ヘンタイ」 そういうこと言う口はね、つねってあげるわ。 「さあ、さっさと脱ぎなさい。ううん、あたしが脱がしたげる。うれしいでしょ?」 「どっちがヘンタイだ? おまえ今、メチャクチャうれしそうな顔してるぞ」 「だってうれしいもの。あんたは、うれしくないの?」 「@@」 「へえ、そういうこと言うんだ? いいわ、たっぷり後悔させてあげる」 あたし...
  • かつてなく積極的な
    女 さあ、お風呂に入るわよ! 男 何故俺の手首をつかむ? 女 あたしがそうしたいからよ。これからは1秒だって、あんたから離れるつもりはないからね! 男 おいおい。トイレもか? 女 バカ。ヘンタイ。 男 なんだ、この手は。っていうか、どこ触ってる! 女 うっさいわね。あんたのものはあたしのもの。あたしのものはあたしのものよ。 男 微妙に、というか大幅に、使い方が間違ってる! 女 あたしが直々に脱がしてあげようっていうの。感謝しなさい! 男 いや、自分で脱げるから。のあああ!脱がすか触るかどっちかにしろ! 女 じゃ触る。 男 いや、脱がす方に専念してくれ。 女 ほんと素直じゃないんだから。あら、こっちは素直ね。 男 あー、もう話すな。この板に入れなくなっちまう。 女 ぱふぱふがふがふが。 男 口にものを入れてしゃべらない! 男 ...
  • 親父の臨終
    母  お父さん、あと何か言いたいことはありますか? 親父 プロポーズのこと覚えてるか? 母  ええ、もちろん。 親父 俺と同じくらい長生きしてくれ、って言ったっけな。 母  こんなおばあちゃんになるまで生きられるなんて誰も思わなかったわ。お父さんのおかげよ。 親父 俺が死んでも、合わせなくていいぞ。2倍ぐらい長生きしてもいい。 母  一人でさびしくないんですか? 親父 娑婆がにぎやか過ぎた。さびしいってやつを思いだすのに時間が必要だ。 ハルヒ にぎやかさの半分は、親父のせいでしょ! 親父 あとの半分はおまえだ。なあ、キョン、おまえもそう思うだろ? キョン はい。 親父 あとは頼むぞ。といっても、こいつら勝手になんとかするからなあ。 キョン ええ。 親父 ああ。最後にかっこいいこと言って死のうと思ってたんだがな。 ハルヒ いいわよ、最...
  • そのとき親父書きは何を思ったか(その12)?
    「パソコンが砂糖と化してアリがたかる」カオス篇の言い訳を書かないと(笑)。 くっついていたものが離れるのが悲劇、離れていたものがくっつくのが喜劇ですが、くっついていたものがさらにくっつくのが《バカップルもの》で、動きが無いので、基本的にはすべて同じ話です(笑)。へんなシチュエーションとか言葉の勢いでひっぱらないと、どうしようもない、というか。 涼宮ハルヒの禁欲  キョンがおもいっきり釣れてる(笑)。こんなんでいいのか? 涼宮ハルヒのいちゃつき  酔ってるのが、唯一の言い訳か。ハルキョンがお互いに好きなところを100個言い合うんですが、削りましたけど、ほんとに100個書きました。自分で何やってんだろうと思ったけれど。ここで100個出しとけば、先回りしてあらゆる「バカップルもの」を同工異曲にできるのではないか、という野望が。まあ、先回りしなくても、「バカップルもの」はみな同じ...
  • 夏仕舞い
    「なにしてるの、母さん?」 「ん。夏物をまとめて洗っちゃったから、そうね、乾かしながら、一緒にひなたぼっこかしら?」 「紫外線、まだきついよ」 「ハルはみごとに真っ黒ね」 「そんなに日焼けしたかな?」 「ええ。いっぱい夏を満喫したってことね」 「そうかもね」 「でかけるの?」 「えー、あー、うん。ちょっとキョンと」 「そう、楽しんでらっしゃい」 「そういうんじゃないわよ」 「今年は宿題、もう終わってるんでしょ?」 「去年の二の舞はおことわり。前半からきりきりネジ巻いたからね」 「まだまだ暑いけれど、夏もおしまいね」 「そうだね」 「夏仕舞い、っていうのよ」 「え?」 「蚊帳だとか、夏しか使わないものに、秋のはじめの風を通して、片付けて次の夏までしまっておくこと」 「そうなんだ」 「季節の移り変わりに本当は境(さかい)なんてないはずなんだけど、こうして過...
  • 電波の日 Nowhere
    「おかけになった電話は、電波の届かないところにおられるか、電源が入っていないため、かかりません」 「南極だって、月面だってケータイが使える時代に、『電波の届かない』ところって、いったいどこよ!?」  あたしの怒声が、電話が壁にぶつかる音より、長く響いた気がした。  あたしは、さっきの問いの答えを知っている。Nowhere。どこでもない場所。  あたしたちの時間で2年前、乗客を乗せた商用TPDD(Time Plane Destroyed Device)では世界で初めての事故に、あいつは巻き込まれた。  結果は、怪我や命を失うことよりも残酷だった。めちゃくちゃになったのはあいつの身体ではなく、あいつが存在する時間平面の方だった。  以来、あいつは、ひとつの時間平面の上に安定して存在する事ができず、数えきれないほど多くの時間平面の上にばらまかれることになった。どの時簡平面にどれ...
  • 掲示板/足跡帳バックナンバー1
    ...せん、昨日投下した「できちゃった その4」ですが、まだ書くべきことがあることに気付きましたので、昨日の投下を「もとい」させてください。今日中に加筆の上、アップし直します。 -- 親父書き (2009-06-25 19 13 58) ぜえぜえ。今日はこれがせいいっぱい。なんかタイム・パラドクスが、先日放映された「笹の葉」に惹起されてか本スレで話題らしい。せっかくだし「Polchinskiのビリヤード」なんか持ち出して、ちびっとハードなやつをハルキョンに対話させようかと思いきや、キョンて(偏見だけど)理系ダメそうだし(笑)、じゃあハルオヤジでいこうか、これだと親父さんがあることないこと言いそうでOKだけど、多分、需要はないだろうなあ(笑)。興味を持たれた方のために、簡単に解説してあるページをリンクしときます。 http //homepage3.nifty.com/iromono/h...
  • あるSS書きの個人的七つ道具(アイデア篇)
    1. ジェームス W.ヤング『アイデアのつくり方』 2.高橋 誠『問題解決手法の知識』 3.(動物行動学(エソロジー)の本) 4.(民俗学の本) 5.(歴史の本) 6.(いわゆる豆知識、トリビアもの) 7.(物語のあらすじ集) ∞ 紙と筆記具 1. ジェームス W.ヤング『アイデアのつくり方』  アイデアの作り方について知るべきことは、この小さな本にみんな書いてある。  ぶっちゃけていえば、(1)仕込む (2)忘れて待つ (3)浮かんだのをつかまえる。 (1)「仕込む」 出したいアイデアに関する事項を、なんでもかんでもアタマにインプットすること。アタマが「もう、おなかいっぱい」というまでやる。読むだけでなく、素材を整理したり、分類したり、要約したり、することもインプットのうち。個人的には、この整理作業を終わらせず未完のまま、に置いておく方が、「心が残る」せいか、アイデア...
  • ハルヒと親父3−家族旅行プラス1 その2
    ハルヒと親父3−家族旅行プラス1 その2から  パスポートを受け取った日、ハルヒはいきなり俺からそれを横取りし、どこかの悪の党首へか、その写メを送っていた。 「親父の携帯へよ。旅行会社に教えとかないといけないんだって」  ハルヒは、俺にパスポートを返しながらそう言った。 「それにしても変な顔ね。もう少しマシなの、なかったの?」  返しながらも、ハルヒは妙に固まってるポスポート添付の俺の写真にケチをつける。 「いきなり連れてこられて、そこのコイン写真機で撮ったんだろ。マシとか、そういう問題か」  するとハルヒは「ちょっと待ってなさい」と言い捨て、そのコイン写真機の中へ飛び込むように消えて行った。  数分後、コイン写真機の横で、ハルヒと俺は写真が出てくるのを待っていた。 「ほら、どう?」  ハルヒが引っ掴み、俺の顔の前に突き出した写真には、100ワットの笑顔で笑う...
  • ハルヒ母の遍歴時代
     そうねえ。  15歳とか、それくらいまでしか生きられないって、小さい頃からお医者さまにも家族にも言われていた話は前にしたわね。  実際、すぐに熱出して、学校も欠席の方が多かったくらい。そのうち、行かなくなっちゃったけど。  だって時間がもったいないって思ったの。15歳までしか時間がないなら、やりたいこと全部やるのに、余計なことをする暇なんてないと思ったのね。  学校抜き、勉強抜きで、ピアノとバレエだけの毎日だったわ。もっとも、どちらも、体力がなかったから、そんなに練習できたわけじゃないけど。  だから、あんなに好きだったけれど、バレエは一度も舞台を踏んだことはなかったの。ピアノは座っていられるから、まだましね。実際は、ものすごく体力勝負だけど。ついた先生がね、朝から昼までの3時間以上練習しちゃいけない、って方針の人だったの。日本の先生は、8時間でも10時間でも弾けるだけ弾け、と...
  • ハルヒ先輩8
    ハルヒ先輩7から  こんな晴れ上がった日に、何だってんだ!?   《ハルヒちゃん、事故、○○総合病院》  3時限目の真っ最中、窓からさし込む日航の明るさと暖かさに、目覚めてはまどろみ、夢と現実の間を行ったり来たりしていた俺に、携帯が震えてメールがあったことを伝えた。家からだった。  電報みたいな文面を読み終える前に、おれはカバンを引っ掴み廊下に飛び出していた。  「ハルヒ!!」  病院の受付に、つかみかかるような勢いで尋ねて、教えてもらった病室に飛びこんだ。 「はいはい、手も足も首もついてるわ。お願いだから、泣かないで」  いつもの顔、やれやれといった声。……気付かなかった。手の甲で目をこすると、確かに濡れていた。 「ハルヒ、無事?」 「無事じゃないわね。足は捻挫ですんだけど、利き腕が折れたみたい。ほら、できたてのギブス。ああ、なんでこうなっ...
  • 歴史改変阻止シリーズ
    ミッション1:男女混浴の禁止を阻止せよ ミッション2:「2ちゃんねる」開設を阻止せよ ミッション3:スーパーマンの登場を阻止せよ ミッション1:男女混浴の禁止を阻止せよ ハルヒ:キョン!ねえ、キョン! キョン:なんだ、ハルヒ。朝っぱらから。 ハルヒ:歴史を変えにいくわよ。さっさとタイム・マシンを用意して。 キョン:お、おまえ、本編の設定および俺たちの見せられない苦労を足蹴にして、なんて ことを。だいたい、歴史のどこをどう変えようってんだ? ハルヒ:これよ、これ! まったくもって許しがたいわ。  1900年5月24日 銭湯などでの12歳以上の男女混浴を禁止。 キョン:待て。お前、よく読んだのか?  ハルヒ:何がよ。混浴が禁止なのよ。そんなの容認できないわ。だってあたしたちはとっくに12歳以上なのよ! キョン:いや、だから、待てって。ちゃんと銭湯な...
  • ハルヒと親父2 ー おとまり
    「あのね、母さん。明日、映画見に行ってくるから」 「そうなの。じゃあ、シャンペン抜きましょう」 「な、なに言ってんの!?」 「あら、和風がよかった?お赤飯にする?」 「そんなんじゃないわよ!」 「そんなのじゃないって何が?」 「あう」 「ただ映画行くだけなら、わざわざ前日に言って行かないでしょ」 「それはその、5本立てオールナイトだから、帰るの次の日の朝になるし……」 「ゆっくりでいいわよ。朝帰りはかえって『お泊りしてきました』って言ってるようなものだし」 「……////」 「合宿のときは、平気で泊まってきたじゃない」 「あの時とは、ちょっと、事情が違うというか……」 「それだけ聞けば十分。あまり聞いても話したくなるだけだから聞かないわ」 「……うん。そ、それとね」 「お父さんでしょ? 明日、明後日と珍しく家にいるから」 「う、うん」 「心配いらないわ。母...
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